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2017-03-07 第193回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十九年三月七日(火曜日) 午前十一時三十九分開会 ─────────────
委員
の異動 二月八日
辞任
補欠選任
松川
るい
君
武見
敬三
君 二月九日
辞任
補欠選任
武見
敬三
君
松川
るい
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
藤川
政人
君 理 事 大家 敏志君 中西 健治君
長峯
誠君 三宅
伸吾
君
大塚
耕平
君 委 員 愛知 治郎君 石田 昌宏君
徳茂
雅之君 中山 恭子君
松川
るい
君 三木 亨君 宮沢 洋一君
山谷えり子
君 古賀 之士君 白
眞勲
君 藤末 健三君 杉
久武
君
平木
大作君 小池 晃君
大門実紀史
君
藤巻
健史君 渡辺 喜美君
国務大臣
財務大臣
国務大臣
(
内閣
府
特命担
当
大臣
(
金融
) )
麻生
太郎
君 副
大臣
内閣
府副
大臣
越智 隆雄君
財務
副
大臣
大塚
拓君
大臣政務官
内閣
府
大臣政務
官 武村
展英
君
事務局側
常任委員会専門
員 小野 伸一君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
財政
及び
金融等
に関する
調査
(
財政政策等
の
基本施策
及び
金融行政
に関する 件) (
派遣委員
の
報告
) ─────────────
藤川政人
1
○
委員長
(
藤川政人
君) ただいまから
財政金融委員会
を開会いたします。
財政
及び
金融等
に関する
調査
を議題といたします。
財政政策等
の
基本施策
及び
金融行政
について、
麻生財務大臣
兼
内閣
府
特命担当大臣
から
所信
を聴取いたします。
麻生財務大臣
兼
内閣
府
特命担当大臣
。
麻生太郎
2
○
国務大臣
(
麻生太郎
君) 本
委員会
の開催に当たり、
財政政策
及び
金融行政等
の基本的な
考え方
について申し述べさせていただきます。
日本経済
につきましては、
安倍内閣
のこれまでの
取組
によって、雇用・
所得環境
が着実に改善するなど、
経済
の好
循環
が生まれてきております。この好
循環
を確かなものとするため、今後とも、
金融政策
、
財政政策
、
構造改革
を総動員してアベノミクスを一層加速してまいります。 一億総
活躍社会
の
実現
に向けては、未来への
投資
の
拡大
に向けた
成長戦略
を推進するとともに、子育て、
介護
の
環境整備等
の
取組
を進め、
少子高齢化
を乗り越えるための
潜在成長率
を
向上
させてまいります。 また、厳しい
状況
にある
財政
につきましても、その
持続可能性
を維持するため、二〇二〇年度の
基礎的財政収支
の
黒字化目標
の達成に向け、
経済
・
財政再生計画
及び
改革工程表
に沿って、これまでの
歳出歳入改革
の
取組
を
強化
してまいります。 次に、
平成
二十九年度
予算
及び
税制改正
の大要を御
説明
申し上げます。
平成
二十九年度
予算
は、
経済
・
財政再生計画
の二年目に当たる年であり、
現下
の重要な
課題
に的確に対応しつつ、
経済再生
と
財政健全化
の
両立
を
実現
するものといたしております。 具体的には、一億総
活躍社会
の
実現
に向け、
保育士
及び
介護人材等
の
処遇改善
や
給付型奨学金
の創設などの主要な
取組
を確実に行ってまいります。
科学技術振興費
を伸ばすとともに、
公共事業関係費
の
成長分野
への
重点化
など
経済成長
に直結する
取組
を推進しております。また、
国民生活
の安全、安心を
確保
する
観点
から、
海上保安体制
の
強化
やテロに備えた
情報収集
・
対処能力
の
強化
などを行ってまいります。
平成
二十九年度
税制改正
におきましては、
日本経済
の
成長力
の底上げのため、
就業調整
を意識しなくて済むよう
配偶者控除等
の
見直し
を行うとともに、
経済
の好
循環
を促す
観点
から
研究開発税制
や
所得拡大促進税制
の
見直し等
を行うことといたしております。 あわせて、酒類間の
税負担
の
公平性
を回復する等の
観点
から
酒税改革
を行います。また、
日本企業
の
海外展開
を阻害することなく、国際的な
租税回避
に効果的に対応するため、
外国子会社合算税制
を見直すことといたしております。 このほか、災害に関する特例の
整備等
を行うこととしております。 続いて、
現下
の
金融行政
について申し述べます。
経済
の好
循環
を確かなものとするため、
金融面
でも
取組
を進めてまいります。
金融仲介機能
を更に
強化
するとの
観点
から、
金融機関
に対する
検査監督
の
在り方
を見直すなど、いわゆる
金融処分庁
の印象から
金融育成庁
への転換を一層進めてまいります。 また、
金融仲介
の質の
向上
に向けて、
企業
の
生産性向上
や
地域経済
の発展に資する
取組
について、
金融機関
と深度ある対話を行ってまいります。 さらに、
国民
の安定的な
資産形成
を
実現
するため、少額からの長期、積立て、
分散投資
を政策的に後押しするとともに、
金融機関等
における
顧客本位
の
業務運営
の確立、定着に向けた
取組
を行ってまいります。 加えて、
情報通信技術
の
進展等
に対応し、
市場
の
信頼確保
や
利用者保護
、
日本
の
金融サービス
の
国際競争力
の
確保
を図るため、
金融関連制度
の
整備
を行ってまいります。 このほか、国際的な
金融規制改革
の議論が、
経済
の
持続的成長
と
金融システム
の安定の
両立
といった
考え方
を踏まえたものとなるよう努めてまいります。 現在、
日本
の
金融システム
は、総体として健全であり、安定いたしておりますが、内外の
経済
・
市場動向
や、それが
日本
の
金融システム
に与える
影響
につきましては、引き続き、高い関心を持って注視してまいります。 今後、御審議をお願いすることを予定いたしております
財務省関連
の
法律案
は、
所得税法等
の一部を改正する等の
法律案
、
関税定率法等
の一部を改正する
法律案
及び
国際開発協会
への加盟に伴う措置に関する
法律
の一部を改正する
法律案
であります。 また、
金融庁関係
の
法律案
は、
金融商品取引法
の一部を改正する
法律案
及び
銀行法等
の一部を改正する
法律案
であります。
法律案
の詳しい内容につきましては、今後改めて御
説明
を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 以上、
財政政策
及び
金融行政等
の基本的な考えについて申し述べさせていただきました。今後とも、
皆様方
のお力添えをいただいて、
政策運営
に最善を尽くしてまいる所存であります。
藤川委員長
を始め
委員各位
の御理解と御協力を切にお願いを申し上げます。 以上でございます。
藤川政人
3
○
委員長
(
藤川政人
君) 以上で
所信
の聴取は終わりました。 本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
麻生大臣
は御退席いただいて結構でございます。 ─────────────
藤川政人
4
○
委員長
(
藤川政人
君) 次に、先般本
委員会
が行いました
委員派遣
につきまして、
派遣委員
の
報告
を聴取いたします。
大塚耕平
君。
大塚耕平
5
○
大塚耕平
君
委員派遣
について御
報告
申し上げます。 去る二月二十日及び二十一日、地方における
経済
・
財政
・
金融情勢等
に関する実情を
調査
し、もって本
委員会
に付託を予定される
所得税法等
の一部を改正する等の
法律案
の審査に資するため、
鹿児島
県に
委員派遣
を行いました。
派遣委員
は、
藤川委員長
、
長峯理事
、
平木委員
、
大門委員
、
藤巻委員
及び私、
大塚
の六名でございます。
派遣地
においては、まず、
九州財務局
、
熊本国税局
及び
日本銀行鹿児島支店
から、それぞれ管内の
概況説明
を聴取しました。
熊本
、大分、宮崎、
鹿児島
の四県から成る
南九州地域
の
経済
を見ると、総
生産額
における第一次
産業
の
構成比
や
農業就業者
の割合が
全国
に比べて高く、
農業産出額
は
全国
の約一四%を占めています。 最近の
経済情勢
については、
平成
二十八年
熊本地震
の
影響
がなお残るものの、緩やかに回復しつつあります。ただし、
住宅建設
については、
熊本
県で
地震
の
影響
による
着工遅延
が続いています。先行きについては、
復旧復興
の動きが進み、
地震
の
影響
からの回復が着実に進んでいくことが期待されるものの、一部に弱さの残る観光や
海外経済
の不
確実性
などに留意する必要があります。 次に、
奄美大島
を訪問し、
奄美大島信用金庫
の築
理事長
、同
商工会議所
の
谷会頭
及び同
酒造協同組合
の
川崎理事長
にお越しいただき、
奄美群島
の
経済
、
金融
の
現状
や
地域振興
に向けた
取組
などについて
意見交換
を行いました。 具体的には、
金融情勢
に関して、
島嶼部
における融資の特色や
金融行政方針
を画一的に適用することの是非、昨今の地方銀行の合併が
島嶼部
の
信用金庫経営
に及ぼす
影響
などについて
意見交換
を行うとともに、
少子高齢化
が進展する中での
産業構造
の
在り方
に関連して、
中小企業
の
後継者不足
の解決や
介護施設
を充実させる
必要性
、
リゾート施設
の
建設
による
地域振興
の
可能性
などについて
意見交換
を行いました。 なお、先方からは、
奄美群島
の
国立公園指定
や
世界自然遺産登録
による
地域振興
への期待についても表明がありました。 さらに、
奄美大島
の
主要産品
である
黒糖焼酎
に関して、
品質
を担保する
取組
の
必要性
や、今般の
税制改正法案
が
中小
の
酒造事業者
に及ぼす
影響
などについて、活発な
やり取り
が行われました。 最後に、
視察
を行いました
企業
について申し上げます。
富国製糖株式会社奄美事業所
は、
奄美大島
産の
サトウキビ
から
黒糖
などを
生産
している
事業所
であり、一月から三月までが
製糖期間
となっています。各
工程
を
視察
するとともに、
勢事業所長
から同社で
黒糖
を
生産
するに至った経緯などについて
説明
を受け、
原料
となる
サトウキビ
の
必要量
を
確保
するための
課題
や、
製糖効率
、
品質
を
向上
させる方策などについて
意見交換
を行いました。
奄美大島酒造株式会社
及び
町田酒造株式会社
は、
黒糖焼酎
を
生産
しています。
奄美大島酒造
が
奄美大島
産の
黒糖
のみを
原料
としているのに対し、
町田酒造
を含め、一般的には、
原料
を量的に
確保
するため、
沖縄
産や
海外
産の
黒糖
も使用しているとのことでした。
奄美大島酒造
においては
有村社長
から、
町田酒造
においては
中村社長
から
説明
を受け、
製造工程
を
視察
するとともに、
沖縄
産や
海外
産の
黒糖
と
奄美大島
産
黒糖
との
価格差
が
経営
に及ぼす
影響
、
商品
に関する
情報発信
の
在り方
などについて、活発な
やり取り
が行われました。また、海運による
物流コスト
の増大が
経営
の
負担
となっているとの
指摘
や、
海外販路開拓
に対する
公的支援
が不十分であるとの
指摘
があり、
支援
の充実を求める要望が寄せられました。
株式会社大島紬
村は
伝統工芸品
である
大島つむぎ
を
生産
しています。
泥染め
、
締め機
、手織りなどの伝統的な
生産工程
を
視察
するとともに、
越間会長
から
現状
と
課題
について
説明
を受けました。
大島つむぎ
は、フランスのゴブラン織、
ペルシャじゅうたん
と並んで
世界
三大織物の一つに挙げられ、約千三百年の歴史を有する
伝統工芸品
であるものの、近年は、
生産
反数が大幅に減少し、
販路
、
商品
の
多様化
や技能の伝承など様々な
課題
を抱え、厳しい
状況
の中で
経営
を行っているとの
説明
がありました。 以上、概略を申し述べましたが、おかげさまをもちまして、今回、多くの
方々
と接し、極めて有意義な
意見交換
及び
視察
を行うことができました。
調査
に御協力いただきました
関係行政機関
、
金融機関
、
中小企業団体
・
組合
及び
視察先企業
の
方々
に対し、この席をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げ、
派遣報告
を終わらせていただきます。 以上です。
藤川政人
6
○
委員長
(
藤川政人
君) 以上で
派遣委員
の
報告
は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時五十分散会