○吉田(豊)
委員 日本維新の会、吉田
豊史です。きょうもどうぞよろしくお願いいたします。
法案に即しながらですけれども、きょうは、特にサイバーセキュリティーのこと、それから弾道ミサイル
関係のところについて、ミサイル迎撃について、絞ってお聞きしたいと思います。
きょうも午前中からこの
委員会をずっと拝聴しておりますけれども、今一番本当に大事なことは、やはりこの
委員会の議論を通して
国民の
皆様に、どういう厳しい
状況になっているかということとあわせて、
我が国として最大限できる対応、
体制、準備は整えている、このことを明らかにしていくということが重要であり、ある意味での
一つの安心と言えばいいか、そこのところにたどり着くということが本来は重要ではないかというふうに思うわけです。
そのためには、できていること、できていないこと、これをきちっと、うやむやにするわけではなくて、物事というのは、常に、
現時点に来て、やはりもう少しこうしておけばよかったなとか、それからこの
部分が足りないというのは、当たり前のことだと思うわけですね。それが、常に全てが備わっている、そういうことというのは逆にあり得なくて、そういう話になってしまうと、いや、それは本当に大丈夫なのかなということにやはり人として感じるんじゃないかなと思います。
きょう、済みません、
最初からこれがいいかわかりませんけれども、きょうの
質問の中で、私はいつも、この
委員会のやりとりもそうなんですけれども、終わったらすぐ自分のホームページにアップしまして、そして、私の支持者の方々を含めいろいろな方に見ていただいて、その議論がどういうことだったのかということがわかるようにというふうにしているものですから、ちょっとわかりにくかったです。
対処能力を有しているということと撃ち落とせるということが同じなのか違うのかという、このことがどれぐらい今の
国民として知らなくてはいけないことなのか、あるいはその区別がそんなに重要なことなのかということ自身、今のこの問題の喫緊というか緊迫度とかそういうことからすると、よくわからないんです。
これは、私自身は、
日本語の問題として、
対処能力を有しているということと撃ち落とせるということの意味が、例えば、ここが
対処能力じゃなくて、掛け算の
能力を有しているということと掛け算ができるということ、これは同じだろうと思うわけですね。でも、実際に掛け算ができるという人がテストをやったときに百点をとれるかどうかとなると、それはまた別の話だろうというところじゃないかなと私は
理解するんです。
こういうこと
一つをとっても、もう少し、升田
委員がおっしゃいましたけれども、やはり安心したいわけです、いろいろなことを。だから、このやりとり
一つをとっても、それこそ、きょうはきちっと通告しているんだからという話がありましたが、やはりそこのところについてもうちょっと丁寧に備えていただいて、そして、
一つ一つ明確にばすっばすっと答えていただく、そのことが私は本当に大事なことじゃないかなと思いますので、大変生意気ながら、
最初の方でお伝えさせていただきたいと思います。
それでは、
サイバー攻撃とは何かというところから入ります。
サイバー攻撃という言葉も新しい言葉かなと思いますけれども、これは具体的には、今までやっている具体的な、物理的なミサイルあるいは弾が飛び交う戦争じゃなくて、こういう
攻撃があるということ、これは何のことをそう言っているのかということを簡単に御
説明いただきたいと思います。