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河野(正)
委員 おおさか維新の会の
河野正美でございます。
まず冒頭、改めまして、今回の
地震によってとうとい命を失われた
方々の御
冥福をお祈り申し上げたいと思います。また、
被害に遭われた方にお
見舞いを申し上げたいと思います。また、今なお行方不明の方がいらっしゃいますので、ぜひとも一刻も早く救出されることを願っているところでございます。
私も、四月十四日の日に福岡の
自宅に戻りまして、戻った直後に
地震に遭いました。すぐ幹事長の方から電話がかかってきまして、十五日、すぐ
現地を見られるような
状況にしてくれということで、
現地に陸路で向かいまして、空路でやってきました下地代議士、我が党の室井参議院議員とともに三名で、お邪魔にならないように
現地に歩いて入っていきまして、
益城町の
現場を見て回りました。
消防団の方がおられましたので、どの辺が
被害が大きいのかをお聞きしまして、本当にずっと半日かけて歩いて回ってきました。
一昨日、福岡県内で東
九州道の開通式が予定されておりましたけれ
ども、これが中止ということになりましたので、また個人的にずっと車で湯布院あるいは
阿蘇の方を見て回ってまいりました。
本当に今、二次
災害を何とかしておかなければならない。先ほど来お話がありましたように、雨が激しい
状況が予想されておりますので、これから本当に、倒壊寸前の
家屋であるとか、緩んだ地盤がまたすべってしまうというようなこともあるんじゃないかなと思います。
家の中で下を向いたまま黙ってうつむいておられた
方々の表情であるとか、私、精神科医でありますので、そういった表情が忘れられませんし、また、
余震が怖いからということで家の中に入ることができないという
方々もたくさん見てまいりました。
そして、湯布院の方では、休日にもかかわらず、かつて平日でもこんなにすいているところは見たことがないというぐらい閑散とした町並みを見てきまして、
九州の
復旧復興というのはこれから大変な問題があるのかなというふうに思ったところでございます。
現地に行ってみなければわからないことがたくさんあると思います。先ほど
河野大臣の方からいろいろ
政府としての報告をいただきましたけれ
ども、
現地に行かれた
松本副
大臣に、
現地に行かれて受けた御感想というか、いろいろ印象、課題等についてお聞かせ願いたいと思います。