1951-05-25 第10回国会 参議院 労働委員会 第14号
これをどういうふうにして分けるかと申しますと、高齢者、又子持ち、子供を持つている労務者を安い賃金で使う計画があるということであります。職安当局ではこういうことを言明しているようでありますが、まだ東京では前申しましたように実施されていない。ところが川崎ではもうすでにこういう方法が行われているということを聞くわけであります。
これをどういうふうにして分けるかと申しますと、高齢者、又子持ち、子供を持つている労務者を安い賃金で使う計画があるということであります。職安当局ではこういうことを言明しているようでありますが、まだ東京では前申しましたように実施されていない。ところが川崎ではもうすでにこういう方法が行われているということを聞くわけであります。
しかしこれはさらに内容的に調べてみますと、都道府県職員の方が比較的高齢者が多いということ、すなわち勤続年数が長いということが推察できるのではないか。それだけ給與決定の職員の資格が優位にあるというようなことが、一つの原因になつておるものと考えられます。独身者が少く、比較的高齢者、かつ勤続年数が長いというような点から申しますと、都道府県の職員の給與が不当に高いということは言えないのではないか。
辞を低くして――決して一国の総理大臣、七十二歳になる高齢者をつかまえて、失礼なことを申し上げるわけでも何でもないが、ぜひとも一ぺん会つて聞いていただきたい。巷間よく行われまするつるし上げ等のごときことは絶対しないから、ぜひともお聞き願いたいということを辞を低くして申し出たにかかわりませず、今日まで会つていただけない。
だから一人当りの実收が少い、併し或る官庁が相当の高齢者ばかりで組織されておる場合、平均俸給が一万二、三千円になるその官庁を見て、税務官吏の待遇が非常に惡い、三分の一だ、こういう論拠も成り立たんと思います。
○青柳委員 本請願の要旨は、台湾及び朝鮮総督府の医師試験に合格し、総督府の医師免許状の所有者であつて、外地で長く開業していた引揚医師に対する試験には五ケ年の年限の制限と受験回数の制限があるが、これら医師には高齢者が多く、臨床経験はあつても学術試験には再準備が相当に必要なため受験回数の制限を廃止されたいというのであります。
かかる点から見ましても、ここ一、二年間新規の採用を見合わすだけでも、今回の首切り十七万人は、急がなくても病氣や或いは高齢者等の退職者で、放つて置いても自然となくなると思うのであります。