○本多市郎君 片山首相の御答弁を聽いたのでありますが、片山首相に対して私が質問したのは、計画経済は、人為をもつてその計画に完璧を期することができない。ここから崩れて弊害を生ずるのである。私がるるその弊害、できない原因を指摘したにかかわらず、これには一点も答弁がなかつたのであります。しかして、計画経済でなけおば増産ができないということを言われるのであるが、私は… 〔発言する者多し〕
それに対して片山首相は再三その理由を連立性と四党政策協定に歸せしめ、それを以て言い逃れとされておりまするが、四党政策協定は過般の石炭國管案によつて実質的には破棄されたものであると私は思うのであります。 この四党政策協定も数日前の社会党大会において破棄を決定しております。
政府もこれに対しましては、昨日の首相の演説において、外資の輸入を企てておるという考えを申されましたが、それはいかなる形式で、いかなる範囲において、これをもくろんでおられまするか、その点を伺いたいのでございます。
昨日の首相の演説は、あまりにも抽象的に失しております。よつてここに、首相に対して具体的所見を質すゆえんであります。 われわれの見るところをもつてすれば、財政インフレの様相いよいよはなはだしく、通貨價値の加速度的下落を來さんとしておる現状に対処し、これが防止のためには、まづ第一に、強力に産業復興、生産増強の線に向つてあらゆる政策を集中すべきであると思います。
然るにここに片山首相が第一囘國会の劈頭において約束をし、その後閣議を決定し、いろいろな経緯を経ましたところの、例の新制中学の建設費問題というようなものについては、財源がないというようなことにおいて、追加予算として出すというお約束を頂いておりながら、未だにその措置が講ぜられないのであります。そういたしますると教員諸君は黙々として、教壇に立つておる。
○千田正君 この引揚同胞の問題に關しては、今年當初の第一囘國會におきまして、片山首相の施政方針演説に對處しまして、緑風會を代表しては穗積、無所属懇談會を代表しましては不肖千田が、當時の問題を取上げて片山首相に、國家として如何にしてこうした立場におかれる人達を救うかという問題に對して相當論議した問題であつて、片山首相もこの一千萬以上になんなんとするところの戰争の犠牲者を如何にするかということが、今後の
なお、安定本部の長官はおいでになりませんから、安定本部総裁の片山首相からも、この点について説明を願いたいと思います。以上、再質問をいたす次第であります。 〔政府委員瀧川末一君登壇〕
けだし片山首相は、爾來その提唱してきたところの精神革命といい、道義の高揚といい、未だこれに関する何らの具体的処置もとりたる事実を見ないのであります。されば片山首相は、その言うところを知つて、これを実現する、実践する方途を知らざるものであると申しても、決して過言ではないと信ずるものでございます。もし片山首相にして、これに関し術中の秘策あれば、承りたいと思うのでございます。
まだ外に私はこの法案の全般を見まして甚だ不十分の點が多いのでありまするから、現在の石炭増産の實績から考えて、而も先般マツカーサー元帥から首相に寄せられた書簡によつて、政府がこれを強力に實行するという氣構えさえおありになるならば、必ずしもこの増産法案を考えなくても實行できる。
すなわち西尾官房長官の隱謀と軽率なる言動に端を発して、閣内の醜い鬪爭を天下に暴露し、もみにもんだ平野前農相問題も、片山首相の罷免権の発動によつて一應の解決をみたのでありますが、その補充については、すでに一箇月にもなる今日、未だに決定し得ないで、與党間の大臣爭奪戰のために荏苒日を過しておるのであります。
その結果私は現内閣に対して初めから片山首相を私共は信任いたして投票いたしておる。この内閣に反対する考えはない。故に百六十件か知らん出ておる法案に対しても、その通過したる半数に対して我々は絶対賛成をいたしておるのだ。ただこの重大なる問題が占領下にあつて最高司令部はどう言うておるか。これこそ國会の総意に映して、そうしてその考え方に任ずるがよいと言うておる。それだけ事が重大である。
この法案を我々の委員会におきまして審議いたしまするに際しまして、我々委員が最も有力なる参考資料といたしましたものの一つでありまする日本警察制度改革に対して、マツカーサー元帥が去る九月十六日に片山首相に宛てられたる書幹の中に、このような言があるのを見受けるのであります。
○兼岩傳一君 私は眞に國土の復興と建設を擔當すべきものは、あくまで綜合的建設省でなければならないと強調して、昨日來この點に關する片山首相の所信を徹底的に質しました。同僚委員各位も、その點を十分に追求されました。その結果、首相より内務省解體に伴う應急措置として、建設院という形で提案された旨の言明もあり、我々もその點を了としたのであります。
十一月初旬におきまして、商工大臣が首相官邸において何百人の事業主或いは労組の何百人の人を呼んで、而も数日間に亘つて協議を逐けられた。今すでに特別調査團もできて相当にこの問題については進んでおるというような話を私は聞いておつたのであります。併し現場の事情の分つた人たちに、私共が聽いて見ますと必ずしもそうではない。
しかしながら片山首相も今日の本委員會において、議會の多数の意見であれば、その意見を尊重するという議會中心の考え方を明確にいたしました。私どもは次の議會において、きわめて、近い将來において、本委員會が主體となり、公聴會のようなものを開いて、あらためて天下の輿論をすなおに聴き、議員提出法案としてこの根本問題を解決するの責任を痛感するのであります。
總理は政府の原案としては建設省の設置案を出さないといたしましても、近い将來においてわれわれが議員提出法案として議會の大勢を制したるような場合でも、首相一個の自説を固持なさるかどうか。この點だけを特に承つておきたいのであります。
參議院の電氣委員會におきましては、石炭に次いで優先的に扱うという言葉につきまして、それは第二番目にという意味であるかどうかという質問に對しまして、片山首相は石炭と同時に扱うという答辯をされておるのです。それを資材面について考えてみますと、たとえば作業衣に例をとりますと、石炭の方が一・五著分になつておるのに、電力關係の方は〇・六著にしかなつていない。
片山首相先に立つて雨乞い祭りでもやらなければ、とても電力危機は直りそうもないというような話をした。それだけこのいわゆる電力危機は一般の産業に及んでおつて、これらのことはいわゆる生産が低下しておる。これは隱すことのできない事実になつて現われておる。
○寺尾豊君 最後にもう一つ首相に申上げます。私は最近の青年思想、こういつたものを考えますときに、非常に憂うべきものがあるように考えるのであります。
○寺尾豊君 昨日総理大臣に御質問をしかけておりましたが、丁度首相が急用でお出掛けのことになりましたから、一應留保をいたした次第でありますが、そのときの質問と片山首相の御答弁とに多少の食い違いと申しますか、私の質問に対する総理の御答弁が質問のそれと合つていないというような感じがありましたから、改めて申上げてみたいと思いますが、昨日も申上げましたように、今度の臨時石炭鉱業管理法案、本法案を参議院において
然るが故に、私どもはさる内閣更迭の場合におきましても、我が自由党といたしましても挙つて片山首相を御指名を申上げたようなわけで、又当時マッカーサー元帥からはクリスチャン・ゼントルマンとして絶賛を受けられたというようなことに鑑みましても、深く首相に対して敬意と尊敬を持つておるものではあります。
この趣旨には政府も賛成でありまして、片山首相、一松厚相、苫米地運輸相、和田安定本部長官らも、近くこれを設置することを言明いたしたのであります。
午前も鉱工業委員会において片山首相に炭鉱管理の問題で、そういう点について御質問をしたのでありますが、併し一向その要領を得た、実際を把握したような御答弁がなかつたのであります。
○姫井伊介君 新日本國民運動推進助成についてでありますが、私はかねて片山首相も精神革命といい、精神運動といつておられましたが、それに関聯したのでございましようが、若しそうだとするならば、今までそういう運動にすでに着手されておりますかどうか。今から新しくそういうことにおかかりになりますかどうか。尚今河野さんもお話になりましたが、この運動の主体は誰がなり、目標は何処に置くか。
○寺尾豊君 私は只今議せられておりまするところの臨時石炭鉱業管理法案、この審議に関聯いたしまする問題について、片山首相に二三の御質問を申上げて見たいと思うのであります。
○寺尾豊君 これは又首相の御答弁が甚だ私の質問に対して的が外れておるかに考えるのでありまするが、私が総理大臣に御質問を申上げたことは、片山内閣の各閣僚が手分けをして個人的に……。
この点につきまして、私深く感じておつたのでありますが、幸いに、片山内閣が成立すると同時に、首相は、議会の初の御演説において、どうしても精神革命が行われなければならない。かようなことを絶叫されましたので、私非常に共鳴を感じて、一日も早くそういう施策が政府として行われることを待つておつたのであります。
私は本委員会に、予備審査におきましても、片山首相、その他関連の米窪大臣に、一回御出席を願つたばかりで、首相には、まだ一回も御出席を願つておりません。且つ又安本長官、栗栖大藏大臣、或いは苫米地運輸大臣その他の方々に対しても。かずかずの関連の質問を持つておるのであります。然るにこの辺で総括的質問をお打ち切りとは何事でございますか。私は委員長に愼重なるお計らいを願いたいと存ずる次第であります。