1953-08-06 第16回国会 参議院 農林委員会 第31号
なものを出して来るかということに対する御疑念と、又一面お叱りを受けるじやないかということは重々考えておつたのでありますが、実はこの畑地の農業の改良ということは、従来の地域立法とは幾分性格を異にしておりまして、この畑地改良の法律の内容が、地域指定ということから計画を立てることになつておりますので、地域ということは書いてはありますけれども、実際上畑地の問題は、その地域の利益ということよりも、日本農業の一つの革新的
なものを出して来るかということに対する御疑念と、又一面お叱りを受けるじやないかということは重々考えておつたのでありますが、実はこの畑地の農業の改良ということは、従来の地域立法とは幾分性格を異にしておりまして、この畑地改良の法律の内容が、地域指定ということから計画を立てることになつておりますので、地域ということは書いてはありますけれども、実際上畑地の問題は、その地域の利益ということよりも、日本農業の一つの革新的
今日ここにおられる緒方副総理並びにこちらにおられる木村長官にいたしましても、みずからそういう善意著たることを信じ、その政策を遂行するためには、日本の古い資本主義的政策をもつてしては、とうていこれを行うことができないという革新的な態度を表明されていたはずである。
各方面ともに思い切つた革新を必要としておる。しかしいろいろと思い悩んで、最後には今の政治の行き詰まりを打開しなければどうにもならぬというところに舞いもどつて来る。これがその結論でしよう。今日ほど国民がよき政治、力強き政治指導を待望しておるときはないと思う。私は吉田総理が心を平らかにして、野人の言に耳を傾けられんことを要望いたしまして私の質問を終ります。ありがとうございました。(拍手)
ところが今度の場合は、どうしても今後の日本農業の革新的な一つの行き方として、畑地と水の連繋というものをもつと強度に持ちたい、いわゆる畑地かんがいというものは、いろいろの形において、今後の畑作農業に確信を持たしたいという点から、今年度修正予算におきまして、十億の食糧増産費を増加いたしまして、そのうち二億三千万円を既定予算に加えまして、約三億円の金をこの畑地かんがいに使えるように仕組んだのであります。
ことに日本の貯蓄の問題は、資本蓄積の上にとりましても、重大な政策として、たといそれが保守政策であろうと革新政策であろうと、このことは何人も異論をさしはさむことのできない重大な問題で、特に日本の置かれております実情からいたしまするならば、あらゆる熱意、あらゆる犠牲を払つてそのことのために努力をせなければならない時期であると思うのであります。
特にわが国においては、申し上げるまでもなく、独禁法は終戦後の革新的立法の一つであつて、平和条約によつて承認せられた法律であり、これを忠実に施行することは、わが国の国際的義務となつておるのであります。われわれはこの際、わずかの景気変動によつてこれを改正緩和することが、日本の国際的信用にも相当重大な影響を及ぼすことをあわせて考慮しなければならぬのであります。
政府は東南アジアに緒方副総理から始めて、たくさんの大臣あるいは民間の使節を送つたりして、盛んに親善外交をやろうとしておられますが、なかなかうまく行かない、うまく行かないのも、たとえばビルマの現在の政府は社会党の政権である、そのほか東南アジアの諸国におきましては、やはり日本の自由党なんかとは性格の違う非常に革新的な性格を持つた政権が多いのでありまして、そういうふうなものとうまくマツチする考え方をもつて
都合の悪いことは隠して——自由党であろうが社会党であろうが、そういうことは何も政党政派の政策の相違から来ることでもございません、革新だろうが保守だろうが、力関係の相違というものは物理的問題だ。片つ方だけ答える必要はない。そういう古い答弁をしてはいけません、もつとすなおに……。そうせぬと時間がたまりません。関連質問が出て来ます。せつかく私の与えられた貴重な時間が、こんなことで空費されるのは遺憾です。
そこでわれわれは、この基本的な精神の上に立つて労働行政を進めることは、たといそれが保守的な立場をとろうと、革新的な立場にあろうと、その点においては相違がないと思うのでございます。そこで、このスト規制法の中において、いつも大きな解釈上の相違を来して来ます公益福祉に対する考え方であります。公益福祉もしくは社会通念というものは、この基本的な立場を離れてはあり得ないと思うのであります。
しかし、その欠陥は労働組合の自主的な措置によつてなされるべきものであるということは、いやしくも労働行政が、保守的な立場であろうと、革新的な立場であろうと、この点に対する見解の相違があろうはずがないと思うのでありますが、もしありますならば、明らかにしていただきたい。ないものでありますならば、私の主張が承認されてしかるべきではないかと思うのであります。その点を一言明らかにしていただきたい。
それから後ずつとその反対闘争を続けて来たのですが、どうも革新政党或いは外廓団体に扇動されてこの陳情をやつておるんだというような、どこへ行つてもそういつたような工合に見られておることが、私村民として本当に情ないと思います。先ず私たちは政府の交渉機関でないために、村の言つたことを飽くまでも信じ、それが政府の言つたことだと私は信じて来たわけなのであります。
○小林(進)委員 当面の担当者は外務省でございまするから、外務省から聞くのが普通でございましようが、しかし日本の経済をこれから再建して行く上においては、この賠償問題は重大なる比率をもつて現われて来ると思うのでありまして、賠償に対する見通しやら、その心構えがなくては私は革新的な経済問題を討議することなんかできないと思うのであります。
共産党のごとく、社会不安を誘導し、その混乱の中に急速なる暴力革命を断行せんとするものは別といたしまして、少くとも民主主義をもつて社会の革新を志す労働組合がやむなく行う争議行為は、その責任のことごとくが反動資本家の無理解と圧迫にあるとわれわれは信ずるのでありまするが、副総理の所見はいかがでございましよう。
こうした事態に対して、国民は、ほんとうに日本を救うものは、保守か革新か、戦争か平和か、アメリカの属国か自主独立か、資本主義か社会主義か、二大勢力の対決を通じて、ほんとうの独立と平和、自立経済の建設と生活の安定した民主的な日本の建設を要求し期待して、国民は政局を、国会を見守つておるという現実を認識して、総理は私の質疑に答えられんことを望んで、私の質問を終ります。
これは革新系の私が申上げるのでなしに、その友達は保守派に属するのですが、なお何らかの措置をしてもらわなくちや銀行の正常な業務もできない、こういうことを申していますので、ぜひこの点は今後禍根を残さんように一つして頂きたいと思うわけでありますが、未だ私たちは逮捕されたりした以外には、この人事院規則なり、国家公務員法の違反者が処罰されたという話を聞きませんが、綱記粛清の意味においても、これはどういうふうにされるのでありましよう
特に、ニユー・デイール政策実施以来の米国経済を初め、英国あるいは西ドイツ等々、いずれも資本主義の内包する矛盾を克服して、思い切つた革新政策を断行し、いわゆるハイ・ウエージ、ロー・コストで世界経済に活躍しておるのに、日本の吉田内閣は旧態依然たる古典的資本主義を墨守している。(拍手)世界経済とその基礎理念を異にし、国際経済と波長が合つていないのであります。
アジア大陸にあつては、事の善悪の批判はしばらく別として……(発言する者多く、聴取不能)革新が行われているときに、日本列島におけるありさまはどうであつたか。今日の政治、経済、社会の弛緩の一切の責任は、かかつて最高責任者たる吉田茂翁に存することは明白であります。
以上をもちまして三法案の内容の概略に関する御説明を終つたのでありまするが、申すまでもなく、これら三法案は、わが国の有線電気通信行政及び公衆電気通信業務に関し、明治以降の伝統に画期的の革新をもたらす重要案件であります。
こういう大きな波の時代革新が行われているときですから、大いに一つ人材をいわゆる広い視野から求めまして、あえて私は民間とか官僚とかということは申しません、でありますから広い視野から求めまして、そうしてこの重責に当らせるということを一つお考えにならなければ困るのであります。
更にこの法律案が審議された当時の民主的な或いは革新的な教育団体の推薦するものを若干入れたほうがよろしいという希望条件が付いて、この法律案は通り、中央教育審議会というものは設置されているわけです。そういう点について大臣は如何なる意思を持たれているのか。それだけ承わつて、次に移ります。
更に当委員会におきましても義務制関係の場合、革新的な、民主的な教育団体の代表者というものを若干委員に入れる。そうすることによつて義務教育の今後のあり方を検討する、或いは国の教育予算を如何なる重点の下に編成するかというようなことも研究し、或いは諮問に応えて頂くということが、中央教育審議会の設置の趣旨に副うものだ。
しかしながら、ここに政府によりまして提案せられましたものは、周知のごとく、あらゆる方面より峻烈なる批判を受けておるのでありまして、すでに本院におきましても、予算総会におきまして暴露せられましたことく、吉田内閣の施政方針におきます革新的要素を占めておつたところの重要政策といたしましては、あまりにもずさんであり、また準備不足であつたのであります。