1976-05-21 第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
そして、それに基づいて農林省として降雨量と降灰量というものを同じに見るというか、読みかえるというか、そういうことで制度をつくってもらったことを感謝しておるわけです。ただ、現在は三センチということになっておりますが、この基準の三センチを一センチ以上というふうにひとつ採択基準の検討というのをお願いしたいと思うのですが、いかがですか。
そして、それに基づいて農林省として降雨量と降灰量というものを同じに見るというか、読みかえるというか、そういうことで制度をつくってもらったことを感謝しておるわけです。ただ、現在は三センチということになっておりますが、この基準の三センチを一センチ以上というふうにひとつ採択基準の検討というのをお願いしたいと思うのですが、いかがですか。
私の試算では、昭和四十七年以降現在までの桜島島内だけに堆積している降灰量は一千万トンに近いと推定しております。噴火の直接災害ではありませんが、集中豪雨等によります山体の自然崩壊がはなはだしい勢いで進行しております。南岳周辺の土石流もさることながら、北岳の山腹は縦侵食が進行中、横侵食に発展すれば、一挙に土石流となって人家に押し寄せるような事態も考えられます。
それともう一つは、農作物はほとんど全滅しておる、まだ降灰量も相当多い、こういうふうになっていて、作業している人たちも下痢や頭痛を訴えている、そうして全員がもう避難しておる、こういうような状態だ。