1984-07-20 第101回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
こういう降灰量を見ましても、例えば五十八年で、鹿児島市の黒神地区ですけれども、一平米当たりおよそ七十キログラムですね。高さにいたしますと一メーター四万で何と七〇メートルも降り積もったというような状況であります。ですから特別な対策大事だ、そういう認識に立ちます。
こういう降灰量を見ましても、例えば五十八年で、鹿児島市の黒神地区ですけれども、一平米当たりおよそ七十キログラムですね。高さにいたしますと一メーター四万で何と七〇メートルも降り積もったというような状況であります。ですから特別な対策大事だ、そういう認識に立ちます。
前回御答弁いたしたとおり、従来の状況から申しますと、必ずしもそう言えないん.じゃないかというふうなことを考えておりまして、現行法の枠内ではなかなか雑損控除の適用を認めるのは難しいというふうに部内で検討しているわけでございますが、ただ最近、非常に噴火が異常な噴火と言われるほど相当な降灰量ということも聞いておりますので、よく実態を見さしていただきまして、実態に即して適切に対処してまいりたい、こういうふうに
市町村道に係る降灰除去事業に対する補助率は、年間総降灰量が一平方メートル当たり千グラム以上につきましては二分の一、二千五百グラム以上につきましては三分の二となっているわけでございまして、活火山法が制定されて以来、二市一町――鹿児島市、垂水市、桜島町に対する実績の補助率でございますが、五十四年並びに五十五年におきまして、鹿児島市の市街地を除きましていずれも三分の二の補助となっております。
それから、路面清掃車等の機械の補助率の問題でございますが、降灰除去事業の施行に必要な機械器具の購入につきましては、先生御指摘のように、現在はその取得価格の四分の一または三分の一——三分の一と申しますのは、年間の降灰量が二千五百グラム以上になりまして一般の補助率が三分の二となった場合に三分の一となるわけでございますが、この補助率は他の補助事業、例えば建設機械整備費における補助事業の補助率四分の一ということと
ただ、相当の降灰量もあるというふうに伺っておりますので、さらによく実態を踏まえた上で適正に対処させていただきたい、こう思っております。
あるいは鹿児島市の保護率というのは保護人員にして大体千分の二十、二%程度ということでございますので、この二%程度の保護世帯に全員クーラーがついて、ほかの一般の世帯の方につかないという形にもしなりますといろいろな問題も出てくると思いますので、なかなか難しい問題だと思っておりますが、ただ七〇%という目安の判断につきましては、必ずしも市町村単位というふうなことを画一的に言っているわけではございませんで、降灰量自体
六月四日がピークであったわけでありますが、鹿児島地方気象台構内におきます一日の降灰量、これは朝の九時現在で前日の九時からの降灰量を測定するということになっておりますけれども、これが観測開始以来最高の数値、平米当たり千八十グラムということになったわけでございます。
六月四日がそのピークでございましたが、鹿児島地方気象台構内におきます一日の降灰量、これは朝の九時で前日の九時からの降灰量を測定しておるわけでございますが、これが観測開始以来最高の数字、平米当たり千八十グラムということになったわけでございます。その後、七日、八日、九日、十日と降灰がなかったわけでございますが、十一日から再び降灰が始まっております。
最初に降灰の問題についてでありますが、降灰に限ってみましても、五十八年一年間に、鹿児島市を中心といたします自治体が観測いたしました観測地点十一カ所の平均降灰量は、年間平米当たり十キログラムに達しております。つまり百坪の敷地に対して一年間に三・三トンの灰が降るということでございます。県庁で平米当たり五十八年に四キロ余りの灰が降っております。
○上西委員 正直申し上げて、せっかく出先をおつくりになった、その努力は私たちも評価するのでありますが、今お答えになったように降灰量に追いつかない処理能力ということは歴然たる事実でございますので、より一層の早急な改善、このことを重ねて強くお願い申し上げておきたいと思います。 次に、軽石対策であります。大変な量の軽石が錦江湾に浮遊するのであります。
○和田説明員 桜島付近の問題でございますけれども、従来から降灰量が大変多いわけでございまして、他の地区と比べまして清掃回数をふやして定期的に路面清掃を行っておるわけでございます。さらに、桜島の爆発によります降灰の状況に応じまして、他の出張所から機械の応援を求めるなどいたしまして、適時適切な清掃を行っておるわけでございます。 五十八年度でございますが、大変爆発の回数も多かったわけでございます。
そしてそこに、いわゆる降灰対策の特殊な作業車等も配置されているのでありますが、降灰量がここ十年間激増しているわけですね。ところが、人員なり機材なりの増強が行われていないものですから、私の手元にありますデータによりますと、ことしの正月などは、極端に言うと五十メートルずっと灰を吸い上げていくと満タンになって灰捨て場に行かなければならぬ。五十メートルで満タンになるほどの降灰量が国道であるわけです。
第五は、テレビ等々では溶岩に埋もれて焼失した阿古地域が非常に映し出されておりますけれども、先ほど報告にもありましたように、坪田地域の降灰量というものは想像以上のものであります。
特に言われておりますのは既設の公民館、ここはかつて火山活動が活発でなかったころは十分に使えたところでありますけれども、火山活動が活発になるにつれて降灰量がふえてくる。そうすると、私もよく知っておりますけれども、灰というのは畳の間からでも入ってくるわけでございますから、これを除去するというのは大変なことであります。
この基準の中に「連続して二ケ月以上の月において降灰があり、且つ、建設大臣が定めるところにより測定した降灰量が一m2当り年間一〇〇〇g以上に達し、更に、下水道容積の一定量(災害基準では三〇%)以上に達した場合に適用する。」
○横手委員 これは、災害対策委員会でいま議論をしておる最中でございまして、特にこういった地域において降灰量が年間一平方メートル当たり千グラム以上に達した場合には、地元としては大変困っておりますということなんです。道路にも積もっておる、あるいは当然のこととして下水道の中にも入ってくる。大変な作業です。だから、灰が一定量以上降ったら下水道も掃除しなければならない。
昨年中の爆発、噴煙、地震回数はそれぞれ二百七十七回、四百七十二回、三万七千三百三十八回となっており、降灰量は一平方メートル当たり千三百五十六グラムとなっております。 この桜島火山の防災対策といたしましては、治山事業、砂防事業、防災営農等農林漁業対策、避難施設整備事業、学校・社会福祉施設の降灰防除事業、降灰除去事業及び住民の健康調査、降灰。
土壌等の矯正事業を私どもは実施しているわけでございますが、この場合、降灰量が著しく多い等の理由によりまして、酸性の矯正だけでは農作物の生育阻害を防止し得ないと認められるような農地について、石灰質資材をあわせて施用を必要とする有機質資材についても、助成の対象としてもうすでに認めているところでございます。
ただいまおっしゃいました御岳山の降灰によります泥流災害の発生の懸念に対しましては、まず今年度緊急対策といたしまして、降灰量が非常に大きかった白川流域のところに、たまたま既設の高さ十五メートルの五万立米を貯砂する砂防ダムがございますので、そのダムの堆砂を三万立米除去しまして、とりあえずそれによりまして融雪期の泥流流出に備えることとしております。
○新盛委員 いまそういう体制のもとで、降灰量ですね、指定地域内に広範に降っているわけでありますが、その観測などもできているんですか。もう百回もの爆発をしているのですが、現実に降灰量が幾らになっているとか、あるいは一ヘクタール当たりにどれくらい降っているんだということが、農作物との関連もあるんで、そういうのが把握できないのでしょう。
私ども建設省の方としましては、やはり降灰量の多うございました白川流域、この流域につきまして対応を考えておりまして、とりあえず緊急性を要しますので、現在、白川流域には高さ十五メーターの既設の砂防ダムがございますので、その砂防ダムの堆砂を人工的に除去しまして、それで出てきた泥流を受けとめようという対応を考えております。
この降灰除去作業の基準になるのはすべて降灰量なんですから、あるいは予算措置についてもそうなんですから、そうした面について御検討されているのか、あるいは関係各行政庁間で相談をおやりになっているのか、その辺のところもお聞かせをいただきたいと思います。
現在、鹿児島、垂水、桜島町の二市一町がこの降灰防除地域として指定をされておるわけでありますけれども、これらの地域以外でも最近降灰量が多くなってきており、あるいは降灰防除事業を実施しなければならないような自治体も出てきているわけであります。
○説明員(四柳修君) 補正という形ではございませんで、やはりその団体の特殊事情というものを考慮する特別交付税の中で見られる、ただそういうことでございますから、年々の降灰量とか災害の量によりましても動きはございます。
○説明員(四柳修君) 降灰防除地域の拡大につきましては、先ほどの調査団の御報告にもございましたように、確かにことしは非常に降灰量が多うございまして、御案内のように鹿児島、垂水、桜島町の二市一町を指定いたしましたときは、まあいままでの平均的な降灰量をベースにして、基準に該当するという形でやったわけでございますが、とりわけことしが多くて、まあそういった関係上、錦江湾沿いの他の市町村におきましても追加の希望
○池端委員 どうもお答えが納得できないわけでありますが、確かに正確な降灰量の調査等もなかなか困難であるということはわかります。しかし、少なくとも昨年の十二月までは曲がりなりにも調査が行われている。これは事実でしょう。
先ほどの二〇%の数字につきましては、五十二年の激特算定の際に一応根拠とした数字でございまして、当時西山川、通称木の実団地の沢でございますが、総降灰量八十七万四千五百立米というふうに推定いたしまして、そのうち危険土砂量といたしましては、二十四万三千三百ということで算定したわけでございます。
現在、有珠山はたび重なる噴火と、特に地殻変動による山容の変貌が継続しておりまして、正確な降灰量の把握は非常に困難をきわめております。
こういう状況でありますし、一平米当たりのこの地域における四万九千八百九十一グラムの降灰量という状況ですから、きわめてその被害度というのは高くなっているという面からも、一段のひとつ御努力をいただきたいと思います。 そこで、時間がどんどんたちますので、砂防、治山事業の関係についてお聞きしますが、林野庁や建設省、それぞれに関係があると思います。
このために現在有珠山周辺の渓流につきまして、火山活動による地形変化、降灰量、土砂流出の実態等の諸調査を実施中でございまして、その結果を踏まえまして早急に砂防ダム等の施設計画の見直しを検討いたしまして、流出のおそれのある火山灰につきまして排土工等の応急対策を実施するとともに、再度災害の防止を図るべく重点的に整備を進めてまいりたいと考えております。
まず、火山活動による降灰量の観測を今後どのようにしていくかという関係であります。 大規模な、また大変多量に降る灰の観測が、現在のところ鹿児島の中央測候所を中心にして行われているわけでありますが、この観測体制の整備ということがきわめて重要になってきているわけであります。
もちろん私ども鹿児島地方気象台でも、昭和三十年火山活動が活発になりまして以来、火山現象観測の一部として降灰量の観測は続けております。
実情はもう十分御承知のとおりでございますけれども、この桜島の問題については午前中も同僚議員からいろいろ指摘がございましたが、桜島火山活動による降灰量の観測強化ということについて、ぜひひとつ気象庁も今年度予算に調査費を織り込むなり、十分考えていただきたいということを要望申し上げたいわけです。
○齋藤説明員 文部省からは鹿児島大学に桜島の噴火災害に関する基礎的研究という特定研究経費を出しておりますが、いま関連の点につきましては、気管支ぜんそくの有症率は降灰量の極度に多い桜島から二十キロメートルのところに非常に多かった、それから気管支ぜんそくの有症率というものは火山灰量との間には相関関係がある、こういうような報告をいただいております。
降灰量は一平方キロ当たり四十三・四七キロ、市内で約三千トン、四トントラックで七百五十台分と、十月に入ってから降灰が鹿児島市内よりは垂水方面に激しく降っております。そして群発地震の回数は八千二百四十一回と、このように衰えを見せていないという、そういう特徴がございます。
しかし、同じ降灰量でも薄くしか積もっていないところもあるというんですね。だから、そういう点で、やっぱり県に申告するときに非常に迷うというようなことも言っておりましたし、それから県が調べに来て地域指定をしてから工事にかかるということで、そのうちに雨でも降ればまた固まってしまうというような状態もあって、もっとやっぱり手続を簡単にして迅速に対処できるようにできないだろうかということなんです。
このことは先ほどの調査報告にもまとめられておったわけでございますが、事実、鹿児島地方気象台の観測によりますれば、ことしの九月末までの年間の降灰量は一平方キロ当たり二千六百六十七トン、したがいまして、六トントラックで実に四百五十台分も五月までの間に除去するところの量が降っておる。
法務省といたしましては、降灰量が一平方キロメートルにつき月間四十トンを超える地域につきまして重点的に対策を講じておるわけでございますが、その地域といたしましては、鹿児島市を含めまして二市五町ございます。その二市五町に当初法務省所管の庁舎が合計で十八庁ございますが、まず冷房関係では、その十八庁のうち十一庁につきまして冷房化の整備を完了しておる、あるいは本年度中に完了するという段取りで進めております。
ちなみに申しますと、御存じのようにこの適用範囲が避難施設や防災、営農施設等の設備、避難港の整備等に限定されておりますので、その整備拡充というものはだんだんになされてはきたものの、実は鹿児島の場合なんかにおいては、桜島周辺地域では、過去三年間の降灰量は一平方キロメートル当たり約五千トンの降灰が起こっているということで大変市民は困惑をいたしております。