1958-10-28 第30回国会 衆議院 本会議 第13号
そうして、どこの地でも三百五十ミリ以上降れば本年のような災害を繰り返すとすれば、防災のためにも本格的な治山治水の計画を推進しなければ、さいの川原の石ころ積みになると思うのであります。さきに、昭和二十八年の災害直後、治山治水五カ年計画というものをきめて、政府はこれをやっておるはずでありますが、はずでございまして、その進捗度を見れば、三年たった今日、まだ五〇%の進捗しかしていないのであります。
そうして、どこの地でも三百五十ミリ以上降れば本年のような災害を繰り返すとすれば、防災のためにも本格的な治山治水の計画を推進しなければ、さいの川原の石ころ積みになると思うのであります。さきに、昭和二十八年の災害直後、治山治水五カ年計画というものをきめて、政府はこれをやっておるはずでありますが、はずでございまして、その進捗度を見れば、三年たった今日、まだ五〇%の進捗しかしていないのであります。
とにらみ合わせまして、一般予算の面においてこの点で救われないので、たとえば公共土木費あるいは土地改良費、そういう面において今年は相当がんばらなくちゃならないと思いますが、ある程度、昨年のような、あるいは従来言われておるような大蔵省の強硬なる反抗にあって、減額されることのないようなことを私は要望いたしますが、特に私はこの際お伺いをしておきたいのは、このうち旱害に要しましたのは、いろいろないわゆる旱害の防災
もちろん河川計画は、治水とともに防災を第一の目的といたしますので、この点は、非常に困難な問題と存じますが、十分に検討をいたしまして、万遺憾なきを期していただきたいと考えるのであります。 以上二点の希望を付しまして、本案に賛成の意を表する次第でございます。(拍手)
○国務大臣(山口喜久一郎君) 伊豆地方の問題につきましては、やはり将来は、防災ダムとか、多目的ダムとかというものが、これはもうぜひ必要だと思っておりますから、ダムというものは、あくまでも山林砂防あるいは水源涵養林といった問題と、これはもう不可分の問題だと思っております。
○委員長(田中啓一君) 本件に対してなお質疑がございましたならば、御発言を願いたいと思いますが、ただいま御出席の方は、山口国務大臣のほか、林野庁長官、農林省災害復旧課長、建設省防災課長、同じく都市建設課長、同じく住宅総務課長、運輸省海運局次長、同じく海務課長、自治庁政務局長でございます。
夜は雫石町を代表して副議長あるいは総務課長等が見え、冠水四百五十町歩、農作物被害三千万円、土木被害四千万円という同町の被害の実情を述べ、小規模多数の被害個所の早期復旧と防災ため池事業の早期完成、永久橋への改良復旧等について強く要望されました。 翌日は県北久慈市におもむき、市役所で近隣町村の代表の方々と会い、この地方の被害の実情を承わりました。
○久保田(豊)委員 それから、もう一点は、これは防災課長にお聞きすることになると思いますが、農地関係から言いますと、どうしても来年度の植付期にはせめて食糧ぐらいは植付をさしたいということなんです。全部というわけにはとうていいかないと思う。ところが、予算措置が果してそういくかどうかということが大体において問題です。
農地局建設部 長) 清野 保君 農林事務官 (振興局長) 増田 盛君 農 林 技 官 (食糧庁業務第 一部長) 諌山 忠幸君 建 設 技 官 (河川局砂防課 長) 戸田福三郎君 建 設 技 官 (河川局防災課
○戸田説明員 先ほど申し上げましたように、従来の計画は約四、五億でございましたが、今次二十二号台風により、さらに調査中ではございますが、ただいまの結果では約二十億くらいということになっておりますので、来年度におきましても十分なる予算をつけて早急に防災の目的を完遂いたしたいと思っております。
この二点について、これは大臣おわかりであれば、大臣にお願いしたいのですが、おわかりでなければ、河川局長あるいは防災課長でけっこうであります。御説明願いたいと思います。
建設政務次官 徳安 實藏君 建設事務官 (大臣官房長) 柴田 達夫君 建設事務官 (計画局長) 美馬 郁夫君 建 設 技 官 (河川局長) 山本 三郎君 建 設 技 官 (道路局長) 佐藤 寛政君 委員外の出席者 建 設 技 官 (河川局防災課
そこで、さっきごく概括的な問題がありましたからお伺いいたしますが、伊豆の場合、これはどこでもそうだろうと思いますが、大体において、主務大臣の指定の防災地域といいますか、そういう地域がどのくらい設定されて、今まで農林省としてはどれだけの金を入れているのか、地すべり防止等についてはどの程度の治山を実際にやっていのか、そういう点。
恒久対策としましては、河川改良事業の大幅促進と、道路防災工事の推進につきまして要望がありました。特に、利根川流域一帯は、化土層地帯なるため、容易に破堤、決壊を惹起するため、河川改修、築堤にあたりましては、特別の考慮を要するものと考えて参りました。
今回の水害において、加賀市、山中町では市街地の九割を水浸しにし、大部分の道路が冠水したのでありますが、大聖寺川上流部において目下実施調査中の我谷ダム建設は、防災上最も重要な懸案事項であり、早期実現は、地元住民の特に強い要望であったのであります。 五、緊急砂防、地すべり対策等について。
山村の地帯でありましたら、防災関係でもって国が一〇〇%やる。河川局のあの防災課ですか、そこで認定をされますと、一〇〇%国費ということになります。都市のまん中のがけくずれが九百何十個所ある。こういうものを全部自己負担でやれと言われたって、現実には非常に困るし、そういう自己負担でやっておるから、次の暴風なんか来ると、また災害を受ける。
○中井(徳)委員 そこのところですが、農林省系統のものは非常に親切ていねいに山の中まで、田が一町や二町つぶれても大問題だというので、その奥にあります河川について改修をやり、あるいはまた防災施設を徹底的にやるという習慣ができておるわけです。これは国土を守るということで、私はいいことだと思うのですが、都市につきましては、これまで案外やりっぱなしじゃないか。
この復旧対策でございますが、あるいは砂防の施設をし、あるいは治水工事を行い、さらに防災ダムの建設等の問題を取り上げるべきかどうか、というような技術的な問題の検討に入って参ると思うのであります。そういう問題を、道路が通ずることによって技術者を派遣いたしまして詳細な調査をさせまして、計画を進めるつもりでございます。
で、ただいまやっておりますのはいわば防災的な工事、まあ危険のある所、それからその後小雨等によってくずれたような所、そういう応急的な工事を実施いたしておるはずでございます。昨年の災害につきましては応急工事、さらに引き続いて復旧工事をやったはずでございます。そういうふうに道路公団にやるように指導しておるつもりでございます。
金額にして二千百万円くらいの俵、カマス等を使って防災をやったんです。これに対する補助に対して特別の何か御考慮を願えないですか。建設省関係において。御見解をお伺いしたいと思います。
○清澤俊英君 防災課長、一つあなたにお願いしますが、ただ河川という概念を捨てて——普通の河川の破堤その他の水防じゃない、常に切れたことのない潟一面があふれて、十何万俵防災の俵を積んだなどということは、おそらく前代未聞で、例はないと思うのです。
なお、政府からの出席は、ただいまのところ、農地局建設部長清野保君、農林省農地局長伊東正義君、災害復旧課長櫻井史郎君、振興局長増田盛君、農林経済局農政課長小林誠一君、食糧庁業務第一部長諫山忠幸君、林野庁指導部治山課長若江則忠君、建設省河川局防災課長山内一郎君。
それからもう一つは、同時にまたそれが非常に日本の文化財の特質といたしまして、災害にかかりやすいというような点からも、たとえば各地に、重要な文化財の集まっておりまするところには、収蔵庫を設けるとか、あるいはその防災の設備をするとか、いうようなことをいたしましてこれまた予算の文化財保存、修理に次ぐところの巨額の金を使って、そうしてそれの仕事を進めておる。
これに対しましては、平素常に私ども管理意識の高揚をはかるように注意いたしておりますが、一昨年でございましたか、防災方面を中心にいたしまして管理の心得というものを作成いたしまして、これを全所有者、管理者にもこのパンフレットを配付させた。平常管理人を必ず置きまして、そうして毎日文化財に事故があったかどうか必ず点検させる。
最後に、恒久対策の問題でございますが、これは先ほどの災害復旧の問題と防災事業という問題でも若干触れた問題でございますけれども、今回の特に山間部等に集中した災害状況から申しまして、治山治水というものが十分従来から施策がせられておらぬところに災害が集中をした。
○角屋委員 災害のときに常に問題になりますことは、災害の現地を原状に復帰せしめる程度の仕事をもって足れりとするか、あるいは、こういう災害を機会に禍を転じて福となすというような基本的な考え方に基いて根本的な防災事業をあわせ行うかということについては、当然後者の見解に立たなければならぬと思うのでありますが、そういう観点から言って、過般の災害に対する委員会においても、災害復旧事業というものは、単に原形復旧
○角屋委員 次に、これも関係県の知事から陳情にあったところでございますが、山間部における林道あるいは砂防、地すべり防災ダム等の山地施設の問題でございますけれども、これは御承知の、紀伊山脈に面したあの辺の豊富な山林資源あるいは山村部落等に相当な被害の状態が現われておるわけでございますから、特に今回の災害においてはこういう施策については十分措置しなければならぬかと思うのでございますが、林野庁関係の関係者
武雄君 山中 吾郎君 山中日露史君 委員外の出席者 建設政務次官 徳安 實藏君 建設事務官 (大臣官房長) 柴田 達夫君 建設事務官 (計画局長) 美馬 郁夫君 建 設 技 官 (河川局長) 山本 三郎君 建 設 技 官 (河川局防災課
そこで、質問の一点、この緊急査定に対しまして、予備費から支出されておるわけでありますが、この予備費について限度があって、今後の災害に果して完全に対処できるだけの財源があるかどうかということが一つと、もう一つは、このように各県に一緒に災害が起きては、防災課の方の査定官の人員が間に合うのかどうか、この二つが心配なんですが、この点について、約得のできるような御答弁をお願いしたいと思います。
査定官は防災課に正式の査定官が十名おりまして、それに補助員がおるわけでございます。防災課につきましては、査定官のほかに、課長補佐等もおります。またそれ以上の人を要する場合におきましては河川局のほかの課、あるいは道路局、あるいは地方建設局の人を動員いたしまして、査定に当るわけでございます。
而して今回の被災地は、積雪寒冷地帯であるので、災害復旧工作の施行、罹災民の救済等の諸措置については特に緊急を要するのみならず、その多くは、三十一年災害に引続いて累年災害を蒙っているいわゆる風水害常襲地帯である点にかんがみ、政府は、この際、これらの地帯に対し、過年度災害復旧事業の早期完了を行うとともに、土地改良事業の再検討、河川改修、防災ダムの建設、造林、治山、治水事業等を中心とした綜合かつ恒久的な風水害防止対策
当管内は災害多く、当局の意見としては防災事業を重視したく、また農業水利としては筑後川等大河川の総合利水計画を樹立し、二面早期栽培を可能ならしめるよう計画を立てたいとのことでありました。
また会社側におきましては、防災施設を今やっているのでありまして、沈澱池はすでにできたという報告を受けておるのでありますが、その他の施設は二億ばかりの金を使って今やっておる、こういうふうに聞いておるのでございますが、またその完成を見ました上で実態調査をしまして、さらに不完全な場合には改善を求めるという決意でおる次第でございます。