1947-09-26 第1回国会 参議院 水産委員会 第9号
それからこの機会に、幸い商工省の繊維局長もお見えになつておりますので、いささかお尋ねを申上げたいと思いますが、今まで無い中から重大なる水産業を開発するために、漁網その他いろいろの纎維類を、恐らく國家としてできるだけのマキシマムまでいろいろ配給をして頂いておることに対して敬意を表するのでありますが、いよいよ水産廳ができるような場合に、主管せられておる纎維局の、或いは漁網或いは麻繩、その他一切の資材関係
それからこの機会に、幸い商工省の繊維局長もお見えになつておりますので、いささかお尋ねを申上げたいと思いますが、今まで無い中から重大なる水産業を開発するために、漁網その他いろいろの纎維類を、恐らく國家としてできるだけのマキシマムまでいろいろ配給をして頂いておることに対して敬意を表するのでありますが、いよいよ水産廳ができるような場合に、主管せられておる纎維局の、或いは漁網或いは麻繩、その他一切の資材関係
それから又鉄道との連絡上止むを得んとか、或いは又奥地開発の上において止むを得んということであるならば、これは別問題でありまするけれども、若し民営がいかないならば、いわゆる監督権があるから、或いはその車体を殖やせとか、或いはできるだけ改良したらいいじやないかということは、あなたの方に監督権を持つている。
これをいわゆる天の災とせずして、何とか人力によつてこれを防がなければならぬと思いますが、それには、どうあつても國土開発でありますとか、國土建設の面を強化していく必要があるのではないかと思うのであります。
緊急開拓事業は、發足以來すでに二ヶ年を經、相當の成績を收めて參つたのでありますが、今日國土資源の合理的開發の立場に立ちまして、眞に恒久的な政策として開発事業を見るときは、大規模な開拓事業は、その性質上やはり政府の責任において實施するの體制を徹底せしめることが妥當であると考えるのであります。
その次は、多分に戰時体制を取入れておりまするところの、かの日本発送電を民営に移しまして、而してその運営を円滑ならしめ、各地方の電力を十分開発するということにしなければならんと存ずるのであります。
この地域が開発せられますならば、どれだけの生産物があがるかということにつきまして概略を申し上げます。 本村の山林地域に加えますのに畑山村、東川村の地域の山林地帯を加えますと、およそ三萬町歩にわたるところの山林地帯でございます。そして現在は樞要な場所は水源を涵養いたしますための保安林に指定されているわけでありまして、これは五十年程度の輸伐によつて伐採をしております。
これは科学の発達により、原子核内に包藏されておる巨大なエネルギーの開発法は日進月歩し、若し世界に再び戰爭が起り、これを破壞的武器として用いたならば、その惨禍は測り知り得ず、実に人類滅亡も免れ難いという冷嚴な事実に世界は直面せしめられておるからであります。故に世界の有職者の何とかして戰爭を避け、平和を保ちたいという切望は、以前とは違つて眞に迫つたものになつておる。
そうして將來ブレトン・ウツズ協定における國際通貸基金制度への加入、復興開発銀行よりの融資を仰ぐ等、世界経済の一環として世界貿易の環内へ参加しなければ、眞の日本経済の回復はできないのであります。政府はあらゆる努力を拂つてこれが準備をなし、目的実現に邁進せられんことを望むものであります。
過般決定いたしました電力復興及び開発状況実地調査のための派遣議員中、橋本萬右衞門君は取消し、西川昌夫君は黒部方面を九州方面に変更の旨電氣委員長より申出がございました。右の申出を許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長は調査することの承認を與えましたが、これに伴いまして、商業委員長より蔬菜及び青果物の生産地を実施調査のため、関東班として東京都、神奈川縣、靜岡縣、千葉縣、埼玉縣、福島縣、宮城縣に一松政二君、中平常太郎君、油井賢太郎君、関西班として愛知縣、京都府、大阪府、兵庫縣、岡山縣、廣島縣に黒川武雄君、佐伯卯四郎君、廣瀬與兵衞君、いずれも十日間、又電氣委員長より電力の復興及び開発状況実施調査のため、九州方面に
生鮮食料品になる作物の栽培は、私はこのような地帯に開発して行くべきものである。こう考えております。そうしてその供給力を地理的に拡大する必要がある。而もこのような地帯に大量生産、商品的生産を刺戟する。或いは促進する方策を取るべきものである。その絶対的條件となるものは輸送力の配置にかかつておると、私はこう考えております。
國立公園計画及び事業については、樹立の方法、決定の方法、執行者また事業會社に対する特許國立公園地域においてそれぞれ觀光事業を行うものに対する特許の機構及び費用、施設の管理、占用料及び使用料というふうなものについて一應規定を設け、また國立公園地域内の公用制限と申しますか、その保護、利用のためには、一定の行爲を禁止し、もしくは制限するとか、また事業上の開発をする觀点から、ある程度の必要な借地を命ずるとか
これは僅々數里の間に落差が千三百八十四メートルありまして、開發に有効なるのみならず、この睡眠包藏の天然の大資源開発こそは、現下の文化國民の重責であることを痛感いたしました。
○米窪國務大臣 従来委員会で私たびたび説明申し上げたのでありますが、電源開発は一つの例ですが、その他公共事業を新たに起す、あるいは輸出産業を振興するということは、単なる政府の一人二人の閣僚の考え方でなく、これはまだ閣議に出しておりませんが、政府が当然近い閣議において正式に議題として取上げ、これの具體的対策をきめたいと思つております。
○倉石委員 昨日本委員会におきまして、同僚松本君から、企業再建整備のことについて御発言があつたようでありますけれども、あのときの大臣のご答辯によりますと、整理された失業者は他の電源開発とか、あるいはその他の國家的事業に吸収していくというのも一つの方法であるというように御説明になりました。
ただいまの國務大臣のお話によりますると、企業再建整備等によつて現われてくる失業者を、特に電源開発とか、そういう事業を起してそれに吸収するということは一つのお考えであつて、まだ具體的に電源開発事業というようなことを御計画になつておらないものであると了承してよろしいかどうかということが一つ、もう一つは、再建整備によつて現われるであろう失業者に対する対策を、今具體的にお考えになつている面はありませんですかどうですか
それから今坂東委員長からお話の衆参両院議員を加えました大きな北海道開発に関する委員會と申しますか、協議會と申しますか、そういうものを設置する御要望は十分われわれは承つておるわけであります。政府といたしましては一応今研究中で、今結論を申し上げる時期に至つておりません。
○坂東委員長 この点でちよつと申し上げますが、この北海道開発に関する今の点は本委員會の調査事項になつておりますし、一回討議しました。
○門司委員 内務省の解体についての問題でありますが、この問題について、先ほどの説明によりますと、北海道の開拓は各省に分割するというようなお話でございましたが、日本の現状の北海道はきわめて重要な地位になりつつあることは御承知の通りでありますし、これの開発は、大体北海道全体の総面積が非常に広い、いわゆる九萬平方キロメーター以上といわれますが、そういう大きな土地で、その開発はまだ半ばまでも達していないのが
もちろん、石炭増産用ダイナマイトの生産に必要なグリセリンをとるために、一定量の油脂が工業用に必要であるということは、私もよく承知いたしておるのでありますが、これらは、政府が責任を持つて國内油脂資源の開発にあたるべきである。いやしくも食用油として割当てられたものを、しかも最低需要量をも充たし得ない現状において、これを工業用に振りかえるがごときは重大問題であります。
今一つ治安及び地方制度の坂東委員長からの要求事項は、警察制度、公選知事の権限、北海道総合開発機構及び五大都市特別市制に関する事項、この事項を調査したい。それから文教委員会の松本淳造さんの方から調査事項として六・三制完全実施に関する事項の調査をしたい、こういう三委員会からの要求事項がありますので、これを承認することにお差支えないかどうか、御檢討をいただきたいと思います。
○米窪滿亮君 北海道開発に関する、佐々木さんのただいま述べられた御意見は、政府といたしましても、まことに同感でございます。
私は、この機会におきましては、今國民が最も関心をもつておりまするところの國家再建のために、われわれ北海道に住む者といたしましては、北海道の開発問題といものが重大なる問題とされておるのでございます。この問題につきまして、私は農林大臣の御答弁をいただきたいのでございまするが、見渡しますると、農林大臣がおられません。
この際われわれは、この重ね重ねの御厚志に甘えることなく、あくまでも勤労を通じ、高度の技術を発揮いたしまして、食糧の增産に精進するとともに、残されてありますところの未利用のあらゆる資源を開発することはもとよりでありまするが、一面確固たる食料政策の改善と、公平なる配給計画等の問題を速やかに解決いたし、食糧の自給体制を樹立いたし、民生の安定をはかり、もつて平和國家建設に向つて、國民一致協力、邁進せねばならぬのであります
経済復興会議は雄大なる再建プランを持つて立ち上らねばならんことを指摘し、そうして電源開発二千万キロの案を安定本部に提示いたしました。これらと並んで石炭の増産、農地の開墾等につきまして雄大なる祖國再建の計画を提示し、國民に希望と夢とを與え、この難局を突破して戴きたいと存じます。(拍手) 敗戰の日本は既に数十年の立ち遅れをいたしました。アジアは数百年の立ち遅れをしております。
大体その内訳を極く大きなものを申上げますというと、河川関係、河川の修理関係が十二億七千万円、それから農業に関する即ち農地の開発、開拓、そういうものに対する予算が四十億円、それから道路の改築、新築等が五億六千万円、港湾の修理が三億五千万円、都市計画が七億三千万円、住宅計画が七億八千万円、官廳、学校、裁判所、刑務所、こういつた営繕関係におきまして合計七億四千万円、他に厚生省管轄の失業應急事業、職業補導施設