1998-04-07 第142回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
ですから、新しい施策を出すと同時に、農林予算の全体の再検討、私はそれをやってしかるべきだと思うんです。
ですから、新しい施策を出すと同時に、農林予算の全体の再検討、私はそれをやってしかるべきだと思うんです。
○谷本巍君 次に、農林予算における直接所得政策の現状について伺いたいと存じます。 御存じのように、ウルグアイ・ラウンドが取り決めました緑の政策とは、貿易歪曲効果と生産への影響がゼロまたは最小限度のもので公的資金で行われるものというふうにされております。これを大きく分けますと、一つは政府が提供するサービス、二つ目は生産者への直接支払いというふうに分けることができるだろうと思います。
○政府委員(堤英隆君) 今御指摘のように、全体的に財政が非常に厳しいものですから、キャップ制という中で農林予算につきましても非常に厳しい事態になっているというふうに私ども認識をいたしております。そういう中でございますので、従来以上に重点化、効率化ということにこれからも努めていきたいということをまず申し上げたいと思います。
次に、農林予算関係について伺いたいと思います。 行財政改革に伴って農林予算の総額における枠が設定をされました。それだけにやっぱり農林に対する一つのバッシングが非常に続いています。農林予算がふえることについてのバッシングが続いておりますが、私自身は特にウルグアイ・ラウンドの予算等々については不要不急の予算ではないかなんということも言われたりしたことがあります。
特に最終段階において、これは農林予算の枠ではどうにもできなかったものが三項目、八百億余りあったわけでありますが、これは大蔵大臣との折衝という形の中で、よくあの大蔵大臣を説得されてこれを物にした。したがって、生産者の要請というものにほぼこたえることができたのかな。これは特筆すべき事項であると思います。 そこで、この大綱を打ち出すに当たって、大臣は談話を出されました。
○藤田(ス)委員 お聞きのように、農林予算に占める価格・所得関係費の割合は世界で最も低く、しかも一方で公共事業予算が半分以上を占めているという、この世界に例のない農業予算のあり方を抜本的に見直して、食糧の自給率向上と日本農業の発展につながる農業政策、すなわち価格支持、所得補償を手厚くする農業予算に転換することが財政構造改革の重要な課題であることは言うまでもないわけであります。
私は、農林予算を組むならそのあり方を考え直せということをこれまでずうっと主張してきました。あなたは東京の人として、そして消費者として、将来の子供たちの未来を考えて、真剣にもう一度答えてください。
最後に、ラウンド対策はみんな補正予算で処理してきて、私も実は予算委員会で、もう決まっているものを補正でやるのはおかしいよという議論をさせていただきましたけれども、やはりここへ来て、どうしても補正でやらないと農林予算が目立ってしまうとか、そういうことを言われているわけであります。
したがいまして、この財政構造改革会議でも、最後の懸案事項、ODAとか防衛費とか、その他いろいろな懸案、農林予算もありました、そういうものと並んでこの教職員定数の問題も最後まで政治的な課題として議論の対象に残ったと、こういうことであります。
今年度の農林予算、ウルグアイ・ラウンド対策費の着実な前進というのが極めて大きな項目として挙げられているわけでありますが、見直し論議があちらこちらで行われていますし、大臣も各所で触れられているわけでありますが、なぜ見直しなのか。
よもや農林予算配分に当たってそういうことはないだろうというふうに思いますが、せっかく政権与党の自民党内のそういう議論があるということでありますから、この予算配分に対する次官のこの報道と絡めた考え方を二言お聞かせをいただきたいと思います。
○阿曽田清君 突然の提案で、大臣お考えがなかったのは当然だと思いますが、ひとつ農林予算がふえていく方向で何かお考えいただければというふうに思います。 だんだん農村の疲弊が強まってまいりまして、農村に残る人たちが少なくなってきている現実の中では、もう村が崩壊しているというところもあります。
これは、やはりもう少し担当というか、農林予算、今公共事業という話が出ましたけれども、その公共事業は本当に経済効果があるのかどうか、シビアに見ていきますと必ずしもそうじゃないんじゃないか、もう少し公共事業の経済性というのに絞っていかないと、国の財政はたちまちパンクしますよと。そこに一番の問題点があると思います。
もっともっともう一度、何が本当に農家のためになるのか、しかも今度の要するに金融問題も、私は、一方において何兆というのをどんどん出していると、これはもう一遍、小池さんが言っていましたけれども、全然それに対して違いますという話だけれども、もう一度農林予算も考えなきゃいかぬと思います。
例えば、九五年度農林予算に計上されているおよそ一兆円に上る関連予算の見直しについてのお考えはどうでしょうか。ウルグアイ・ラウンド関連対策費と銘打ってはいるものの、内容的には我が国農業を抜本的に改善するものとなっていないことは、農業関係者自身がだれよりも知るところでございます。もっと腰を据えた形で、日本の農業の未来を確実なものにする必要があります。 次いで、公共事業の見直しがあります。
ただ、御指摘のように満額確保というお気持ちはわかりますが、政府全体の財政状況のらち外に農林予算があるわけではありません。財政環境全体が尋常ならざる事態を迎えておりますことはぜひ御理解を賜りたいし、そういう中で農林予算も精査をさせていただきます。
農林予算だけを特別にという気持ちはありません。
実は、政府の責任で決めたんだから予算できちんと対処する、従来の農林予算に支障がないようにするという前段がありまして、本音の部分としまして、この対策事業費の財源をひねり出すために従来予算を削ったり抑えたりはいたしませんよ、そして一面では、他の予算と同じように年々の予算編成過程で総合的に検討するということになっております。脈絡があるようでありますが、ないようでもこれはあるわけですね。
いやしくも農林予算だけはほかの省庁よりもひときわ厳しくというか理不尽なことをするような、そういう考えは全く持っておりませんということを重ねて申し上げているわけでございまして、もう間もなく結果が出るわけでございますから、私どもも責任を感じながらこの編成に当たらせていただく決意でございますので、ぜひ御理解をいただきたいと存じます。
財源捻出のために既存の農林予算が削られるということはないですね、これは。うなずくだけで結構ですよ。よろしゅうございますか。大蔵大臣、殊によろしゅうございますか。うなずいてください。——はい、わかりました。六兆百億円が確実に措置されなければ、国民に対してうそを言っていることになりますので、これは重要な政治問題になるということを承知しておいてください。
また、今回の対策はウルグアイ・ラウンドに伴う新しい事業であり、従来の農林予算に支障を来さないよう配慮することが政府と与党の間で合意されておる旨聞き及んでおります。このことをこの合意に沿って確実に実施してくださるよう強く求めるものであります。 関連対策の事業には、我々が繰り返し今まで求めてまいりました農家の負債、農地流動化、新規就農、中山間地域等々の対策が盛り込まれております。
あとの従来予算の問題でございますが、いみじくも委員もおっしゃられましたように、これは従来の予算の編成過程におけるいろいろな査定その他復活、そういう形で最終的に従来予算は決まるわけでございますし、特に我々が、私ども農政の立場から心配しているのは、農林関係の新しい事業、この国内対策事業、それの財源を生み出すために既定予算に対する削減を加える、今三兆四千億ぐらいですか、従来の農林予算、それに対して査定を加
総枠が大変厳しい中でございますから、ここは農林予算だけで申し上げているわけじゃありませんが、全体の予算として、そういう大枠の中で最後の仕上げを図っていかなければならないということであります。
そういう大きな制約の中に既存の農林予算も立つことは、これは避けられません。
それから、従来の農林予算に対して支障を及ぼさないようにするということは、新しい事業は必ずやるけれども、その財源を従来の農林予算から削減、抑制をすることによって生み出すことを避ける、避けるというか、そういうことについては配慮する、財源を生み出すような抑制、削減は配慮するということでございます。
また、今回の対策はウルグアイ・ラウンドに伴う新しい事業でおり、従来の農林予算に支障を来さないよう配慮することが政府と与党間で合意されている旨聞き及んでおり、これをたがえることがないように強く求めるものであります。
あの六兆百億円、さらには一兆二千億円の国内対策が的確に、しかも従来の農林予算にめり込まない、支障を来さない、こういう合意が政府・与党の中でされた、このように伺っておりますから、そのとおりに実施をされることをまずお願いを申し上げたいと思っております。 畜産の対策、これも、畜産は今、養豚にいたしましても、酪農にいたしましても、驚くべき農家の減少という状況にあります。
既存の予算が削減されるとすれば、国内対策はもう文字どおり雲散霧消してしまうわけでありますが、現に二十一日の当委員会でも、総理は、今までの農林予算に六兆百億円を上乗せするのではなくというふうに答えられましたし、また大蔵大臣も、別枠とは言えないと答えておられるわけです。私は、こんないいかげんな国内対策予算はないというふうに思うわけですが、この点はいかがですか。