1947-11-28 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第27号
でありますから河川改修をいたします場合においては、そういつたような非常に影響の著しい堰堤というものはなるべく除去して、そうしてたくさん數のあるやつはこれを合同して、共同の集水口をつくるように、現在においてはすべての各町村に勸奬しておるのでありますが、しかしながら今後におきましても、農地部の方とも十分連絡をとつて、こういつた災害の原因となるような堰堤は、できるだけ是正していきたいというように考えております
でありますから河川改修をいたします場合においては、そういつたような非常に影響の著しい堰堤というものはなるべく除去して、そうしてたくさん數のあるやつはこれを合同して、共同の集水口をつくるように、現在においてはすべての各町村に勸奬しておるのでありますが、しかしながら今後におきましても、農地部の方とも十分連絡をとつて、こういつた災害の原因となるような堰堤は、できるだけ是正していきたいというように考えております
そういうような場合におきましては、即ち合意の解約と雖も、これは農地委員会において一應承認を受けなければ、この規定の採用によつて、農地委員会においてそれを眞正なる合意にあらずと認めれば、そのような状況に即して又判断をする機会がある。こういうわけであります。
我々といたしましては絶えず司法省とは、いわゆる掛合はいたしておるのでありまするが、しかし今の社会情勢からいたしまして、特に又農地改革の影響もありまして、未だに土地取上げという問題はなんら解決を見ておるような段階に行つておりません。そこで建前といたしましてはこの農地に関する紛爭の調停は、農地委員会で処理することを建前としておるのであります。
○細野委員 私は司法省に對しまして、農地改革の仕事は、單に農林省だけの仕事とするには、あまりに大事業でありますので、他の各省の使用者なども、この農地改革については當然協力されなければならぬ。しかるに實際においては司法省というふうな關係のものは、農地改革について非常に無關心である。
どうしてこういう結果になるかと申しますれば、申すまでもなく、地主の作意的な運動によりまして、自作農の農地委員を抱きこみまして、この農地改革を妨害しておるというのが事實なのであります。どうして地主の農地委員が農地改革を妨害するかと申しますれば、これはその立場から言つて當然そうなると思われるのであります。
國家総動員法第十八條第一項若しくは第三項の規定により設立せられた團体としては、重要産業團体令による統制会を初め、金融團体令による全國金融統制会等、港湾運送業統制令による地区別團体馬事團体令による日本馬事会、戦時海運管理令による船舶運営会、出版事業会による日本出版会等であり、営團としては、住宅営團、帝都高速度交通営團、農地開発営團、食糧営團、産業設備営團、交易営團、産業復興営團等があり、金庫としては、
在外同胞引揚促進に関する請願(二件)(委員長報告) 第十一 海外引揚者生存権確保証等の問題に関する請願(委員長報告) 第十二 海外引揚者の更生対策に関する請願(委員長報告) 第十三 海外引揚者の住宅問題に関する請願(委員長報告) 第十四 海外引揚者に対する庶民金庫生業資金貸出に関する請願(委員長報告) 第十五 中國東北地区における戦犯者救護に関する請願(委員長報告) 第十六 海外引揚者所有の農地
それから農地開廢營團の資産買收等に必要な經費、これは農地開廢營團が今回解散することになつたのでありまするが、解散するにつきましては、その資産のうちなかなか民間等におきましては引取りがたいようなものがあるのでありまして、これは一種の國策機關でありまするから、さようなものは國家においてこれを買收し、その解散を容易ならしめるという必要があるのでありますから、その必要なる經費を計上いたしたわけであります。
北海道所在官署に在勤する政府職員に對し、石炭手當支給に必要な經費六千四百三十餘萬圓、現行小額紙幣の囘收整理竝びに新小額紙幣の製造に必要な經費九千五百萬圓、國民貯蓄運動推進に必要な經費二千三百五十萬圓、大學副手の待遇改善に必要な經費千六百六十餘萬圓、東京及び北海道大學附屬演習林の官行斫伐に必要な經費二千三百十餘萬圓、花柳病豫防對策に必要な經費三千三百餘萬圓、農業災害補償法施行に伴う必要な經費七千九百六十餘萬圓、農地開發營團
○説明員(田辺勝正君) この前に、いろいろ御質問がありましたのでありますが、その中で物納関係の方と、それから買收した農地についての、いろいろの負担関係についての二つの御質問があつたと思いますが、その中で物納の方の農地関係になりますというと、それは大藏省の方の関係の方から御説明願つた方がよくないかと存じます。
○政府委員(山添利作君) これも農地委員会の斡旋によりまして、私が今申上げましたように、又農地部長が話しましたように、通牒の趣旨によつて、実質上の解決をつけて行くわけでありますが、北村さんのお問になるのは、これを法制上どうするかということであると思いますが、
地主が土地を買收されると、先程からお聽きのように、買收令状に農地証券というものが附いて地主に行きます。ところが政府の方が随分一生懸命やつておられるのですけれども農地証券がなかなか手に來ない期間がある。そうなつて來ると地主としては非常に困るわけですね。農地証券で貰えば、農地証券を財産税に取つて貰えばよいが、ところがそれもできない。そのために非常に地主としては困つておる。
もとより權利の保護というような規定を、すなわち農地と同じように簡單に從來の使用權を解消することはできないというような規定も、かようなことが典型的に適用されますのは、おあげになつたような農用林であろうと思います。
同時にこの使用權の設定等につきましては、農地委員會がまず一應その申入に對して承認をする。と言いますのは、所有者と申入をする人との間に協議が行われる前に、市町村農地委員會が承認をするわけでありますが、その場合に開拓者等の農地委員會の意見も聴くわけであります。それに對してさらに裁定が行われる。
○重富委員 先ほどからの御説明によりまして、また私の頭が多少混亂いたしてまいつたのでありますが、農地調整法に關連して、今の薪炭林問題が起つた。農地改革を促進するとか、あるいはこれに關連しての薪炭林の問題であるというふうに實は考えておつたのであります。
いわゆる七十五圓の金納小作料は現状の物價體制から見てたしかに安いという明快なる御所論を承つたのでありますが、しからばこれができがたき理由として分析的に申し上げますと、第一としてはいわゆる農地改革のプリンシブルに反するからできない。かような意味に聴きとれるのであります。
ところで御承知のように農地を政府は買上げたのでありますが、この買上げた價格は、實に現在の米價の約半値くらいで一段歩を買上げておるのであります。しかもこの決定は一昨年決定されたのでありますが、その後本年はいろいろな物價の騰貴で、六十五倍とか、あるいは六十何倍とかに物が非常に高くなつたので、マル公が引上げられた。
しかしこれは農地改革をやつていくので、農地改革上これを上げることは不合理だからやらないのだという消極的な考え方になるのですが、それはかくかくの理由によつてさような所論はなり立たないのではないか。これはやはり一般の物價體制に即應して上げるのが適當ではないかと私は考える。
たとえて申し上げますると勞力肥料の不足によりまする農地の荒廢、また都市から奔流のように流れてきました疎開者と、海外から引揚げてまいりました者の收容、このために農村は家屋または動産の三割程度を遙かに超える損害を受けているのであります。
而してその公安委員は有權者の三分の二以上の希望の場合におきましてはリコール制を採用しなければならない、このリコール制の問題につきましては、すでに我が國におきましては農地委員がこれを實行してその成果を認めております。 次に公安委員の權限についてでありますが、この公安委員がいわゆる警察署長を任命するという任免權を持つておりますが、この任免權は私は少し考える餘地があろうと思います。
完成の暁には農地調整法により處分されます。なおこのほか十五箇所を加え、總計約千三百町歩干拓を本湖水内に企圖しています。 これらの干拓事業に對する反對的意見を陳情されました。香澄村村長及び阿蘇町漁業組合長等の意見を總合しますと、次の二點に要約されます。 イ、海面上僅々一・二メートルの高さを有する霞ヶ浦にとつては、干拓工事はすでに飽和状態であるから、治水工事を先行させねば水害は増大する一方である。
第一一九七號) 京都府の旱害應急對策費國庫補助の請願(平島 良一君外二名紹介)(第一一九八號) 三重縣の旱害應急對策費國庫補助の請願(平島 良一君外一名紹介)(第一一九九號) 愛知縣の土地改良事業繼續施行の請願(河野金 昇君紹介)(第一二〇二號) 愛知縣の旱害應急對策費國庫補助の請願(河野 金昇君紹介)(第一二〇三號) 八名村地内御料林地拂下の請願(中野四郎君紹 介)(第一二一四號) 農地法
開拓關係と申しましても二億數千萬圓のうち一億五千萬圓ばかりは北海道、東京都各都道府縣に出しました補助金でございまして、その他の金額は農事振興會に補助いたしましたり、あるいは開拓協會に補助いたしましたり、農地開發營團に補助いたしましたりした金額なのでございます。
更に考うべきことは、農地調整法の実施によつて、極度に土地所有が細分されましたがために、農村は小家計の併立となり、経済力に彈力性がありません。そこで將來インフレーシヨンが安定し、自由貿易が復活せらるる時期が到來いたしますれば、農村は收入の減少と輸入食糧の圧迫のために、重大なる困難に逢着することと予想されます。かかる運命に対し善処するためには、今より地方農村工業の発達を助成する必要があります。
であるということを特徴としており、從つて又その弱点としているのでありますが、これに加えて自然の力の支配を受けることの最も大きなこの農業において、我が國は気象変化の激しい、いわゆるモンスーン地帶に属しております関係上、諸外國にも類例を見ない程災害が多く、一度災害を被つた場合の農家経済は、元來基礎の極めて脆弱なのに加えての被害でありまするから、忽ちにして再起不可能となり、或いは將來に大なる負債を残し、或いは又農地
第三に、戰爭と敗戰の惨害から起ち上るための復興費用が、公共事業費、義務教育費、住宅復興資材費、農地改革費、農業生産調整費、外國貿易業者來朝費、試驗研究所物件費及び地方分與税分與金等で、本予算と通算して一七%に及んでいること等であります。 このように、戰爭と敗戰の跡始末と、これから起ち上るための費用は、全体の五四%にも達しているのであります。
又農村婦人の立場に立ちます時、今日本の民主化の量も根本的な一環として、國民の大きな関心を持たれております農地改革についての費用が僅かに六億に過ぎぬということは、大きな不満でございます。而もそれらは農地委員会における給與の引上と登記に要する経費が主なものでございます。
その中の一つは農地法によりまして農地を買収せられたところの地主であります。地主は時價の数十分の一ににも当たらない非常な打撃を受けて如何なる課税よりも思い、再起のできない者すら多いのであります。これら概ね財産税を課せられており、更に今次非戰災税を課せられるに至りまするならば、地主は概ね大きな家を持つておるのでありますから、ここに三重の課税ということになるのであります。
生産農地改革費においても同樣であります。農地改革というものが、農地委員の給與の低劣ということから、農地委員自体の、而も全國における農地委員の大多数の者は、自作、地主、小作、名前こそ階級的に区別されておりますけれども、殆どが勤労農民であります。彼等が経営主たる重要な位置の、相当な時間を割いて、農地改革事業に携さわるには、それ相当の保障が必要であります。
丁度農地法のごときも今の理念と同じような結果において私は施行されておると思うのであります。片方は地主であり、片方は小作であるのだから、地主は持てる階級じやないか、小作は借りておるじやないか、実情はどうかといいますと、地主の方は自分で地租を出し公租公課を負担し、收入は、今日のインフレから見れば、收入では殆んど支出が、担税額が出かねるような形態だと思うのであります。
この意味におきましては農地調整法は相当大きな役割を演じたいと思います。農奴的な封建的重圧のもとから解放せられまして耕作権を確立し耕作者としての地位を十分に保障する、こういう意味において進行いたしておりまする農地調整法は、まず農民解放として、農村文化のために大いに働いておると思うのであります。
○永井委員 最後に、これらの各營林局における、經費操作の問題、こいうものはいろいろ論議がありますが、ここでは小さな問題でありますからあとにまわして、先ほど基本的な問題としてお聽きしたのでありますが、日本の民主化をはかるためには農地の開放が第一である。農地の開放が終つたら、次いで林野、宅地、漁業權、こいうものを總合一貫的に開放するのでなければ、日本民主化はできない。
そこで本質的な問題としてひとつお聞きしておきたいのですが、一體農地開放ということは、單に耕地にだけ關する問題であつて。放牧地及び林野一般に對しては何ら現在手を觸れてないのでありますが、これは日本の農村の民主化、あるいは日本全般にわたるあらゆる機構の民主化をはかるためには、第一段階としては農地の開放でありましよう。
においても、農業生産物の配給においても、妥當適當な統制を加えていくということは、決して反對ではないのでありまして、それに對する自由黨としての政策も準備はしているのでありますが、ただいま議會に提案されている臨時農産物生産統制法は、私ども自由黨の考え方といたしましては、まつたく根本的に反對であり、現在の日本全體の經濟統制とのつり合をはるかに行きすぎて、うつかりするとせつかく社會黨の諸君の努力によつて、農地改革