1972-06-07 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第32号
そういうものから考えましても、現在の社会経済体制のもとで、利用者の選択にゆだね、市場原理を基礎としながらも、一つの調整された輸送機能というものを国民に提供するというような立場からもっと検討をすべきではないかということで、この問題をこの二、三年間検討をして、そしていわば一つの序論といいますか、総論といいますか、そういうものがここにでき上がったわけでございます。
そういうものから考えましても、現在の社会経済体制のもとで、利用者の選択にゆだね、市場原理を基礎としながらも、一つの調整された輸送機能というものを国民に提供するというような立場からもっと検討をすべきではないかということで、この問題をこの二、三年間検討をして、そしていわば一つの序論といいますか、総論といいますか、そういうものがここにでき上がったわけでございます。
これは、およそ輸送機能を発揮するためには、非常に全般的な広範な関係が深いと私は思うのです。しかも輸送する相手は人であり物である。そうしますると、産業開発の面からも、国を開発するという点からいたしましても、いずれにしましても物と人ですから、これほど重大な、しかもこれほど広範な関係性の深いものはないと思います。したがって、十分調整、総合した上で計画を立てるべきである。
そこで、この際、国鉄当局から出席してもらっていますからして、一体国鉄の輸送機能をもって、すでにもう実験段階を終わったわけですけれども、いわゆる専用のコンテナ方式で、たとえば北海道なら北海道の生産地帯で飲用乳をちゃんと処理して、そうして短時間で東京あるいは大阪の大消費地に輸送供給する。
(二)といたしまして、高速道路等における大量輸送機能確保のため、バス関係施設の整備方針の確立をはかる。(三)が道路の掘り返し防止等適正な供用の確保をはかるために、共同溝の整備を推進するということにしております。 六ページ、七ページは予算の総括表でございますが、八ページ、九ページに各道路の区分ごとの事業の事業費と対前年度の伸び率が書いてございます。
冒頭に事故について御発言がありましたが、安全のもとに迅速に正確に輸送機能を発揮する、そういう意味の方法はどうしたらいいかという、その意味の財政再建推進会議の答申でもある、かように思いますので、その方向において私どもは努力したい、かように思います。
本年度は特に人当研究庁費が六十六万円というふうに単価増がございまして、前年度に引き続いて当省所管行政の土木技術の基本的研究としての災害の防止、水資源の有効利用、海峡連絡道路、道路輸送機能の高度化、土木工事の合理化並びに雪害防止対策及び土木構造物の耐震性に関する研究を行なうことにしております。
と同時に、わが国においては御承知のとおりに高速自動車道なんていうのは、今日いわゆる緒についたという段階でありまして、これに応ずるトラック輸送機能というものがまだできておらないのであります。御承知のとおり、アメリカその他のように高速輸送道路網というのが整備されてそれを土台にして自動車輸送というものが非常に発達したところにおいては、いわゆる高速輸送用の自動車というのが発達いたしております。
ただいまお話のありました一昨年、すなわち昭和三十一年度に先ほど述べました両年度百万円を使用いたしまして大勢観察を行いまして、中間報告的な調査結果を発表したわけでありますが、その内容は、こういった高速自動車道の建設は、大体新しい交通機関であって、中長距離用のものである以上、中央道にしろ、建設省の策定しております東海道案にしろ、その輸送量はもちろん東海道案の方が多いけれども、その輸送機能の果す使命から考
従つてその資金の回収ということを予想していなければ、結局言葉をかえて申しますれば、いつの日かやはり国家からの投資というものをしていただかない限り、現在の施設を維持し、また輸送機能を保持していくことができない、こういう結果になるであろうということを申し上げたわけであります。
次に鉄道につきましては、東北海道一帯に被害があるのでありますが、根室本線、日高線の被害が特に多く、橋梁の破壊したもの、路盤の陷没したもの等随所に起りまして、輸送機能は一時停止するのやむなきに至りました。列車事故は五つありましたが、乗客に被害がなかつたのが不幸中の仕合せであります。被害の総額は七億円と見積られております。
従つて、物資流通過程の最も重要な一環をなす輸送機能が一旦停屯いたしますと、影響するところは広範囲にわたり、産業経済は、ために麻痺状態に陥り、自立経済も、日米経済協力も、紙上計画に終ることなきを保しがたいのであります。 はたしてしからば、何ゆえにかかる深刻な貨車不足の情勢に立ち至つたか。
政府におかれましては、すでにこの点に深く意をとめられ、先年宇多津より仮出市内西新開までの区間は改修工事を出成しているのでありますが、市内西新開と江尻町までの区間釣二・八キロが今なお未完成のために、全交通量が旧國道の幅員わずかに五・四メートルにすぎない最も殿賑をきわむる市街地を通過し、当座の輸送を敢行しているのでありますが、一日平均トラツク二百五十台ないし三百台の往復する交通路としては、輸送機能の低下