1948-12-09 第4回国会 参議院 予算委員会 第5号
石炭國管案と言いますか、石炭の管理法案が通過してから、一應政府としては、この石炭に対しては責任を持つておる筈でありますが、どうしてこんなようないろいろの、おのおの倍くらいずつ違うような数字が出て來るのか。一体政府として、炭鉱のこういう経理に対して正確な監督をしておるのかどうか。先ずそれを聽きたいと思うのです。
石炭國管案と言いますか、石炭の管理法案が通過してから、一應政府としては、この石炭に対しては責任を持つておる筈でありますが、どうしてこんなようないろいろの、おのおの倍くらいずつ違うような数字が出て來るのか。一体政府として、炭鉱のこういう経理に対して正確な監督をしておるのかどうか。先ずそれを聽きたいと思うのです。
○岩木哲夫君 え、一、二お尋ねしたいのですが、船舶運営会の補助に関しましてちよつとお尋ねいたしたいのですが、元來私たちは船舶運営会の業務内容につきましては、多少檢討をする、檢討をすべき責任を持つておるのですが、政府は今回予算案によりましては、二十五億の歳出を計上されておるのであります。
そしてそのほかに個人の責任でできることがあれば、区画漁業権を免許して行こうというふうに考えます。 國が増殖事業をいたします場合に、その財源として料金をとつて行き、この料金を納めなければ魚をつつてはならぬというふうにしております。もちろんこれも全部の漁業について料金をとるわけではありません。國が金をとつて増殖をして行くというものに限つております。
○泉山國務大臣 ただいま私は抱負の一端を申し述べた次第でありまするが、なおさらにこれにつけ加えますなれば、とにかくこれまで復金機構におきまして思わしからざるものがありとすれば、その点を深く掘り下げて、何らか責任体制にこれを組みかえることができはしないか、さようの構想のもとに、今日せつかく立案中でございます。
それで向うにおけるところのものは、こちらに対しては責任はないものだと私ども心得ております。
こういう点について、簡單にああ誤記であつたかということで当局の責任は解除できないと思う。この点について、法務総裁はどういう処置をなさるか、所見を承つておきたいと思う。
○殖田國務大臣 これは責任を回避するように見えて何ですが、裁判所の書類であります。判事の書類でありますから、判事の方へ申し入れまして、ただちにほんとうの書面にいたしまして、もう一ぺん手続をし直しましよう。
とにかく政府の責任において出したものであります。併しながらマツカーサー・レターに則つて先だつて通過いたしました五法案及びこの法案が提出された次第でございまして、マツカーサー・レターの精神を遵守いたしまして、これを法文に現わした、即ち事業の経営は、公共企業体の事業の経営が公共の利益に影響のないように運営されなくてはならん、あの條項が法文化されますというと、こういうことに相成つた次第であります。
公共性の強いという点が強調されまして、國家の企業即ち公共企業体の性格いうものが完全國有法人であることによつて、その経営は國民代表の國会及び政府に対する全面的な責任を有するものによつて経営される、この論拠が明らかにされることによつて我々は判断をしなければならんと思う。
ただマツカーサー元帥の書簡に基くからであるということだけでは、日本全体の労働行政を担任される責任の位置にある労働大臣のお言葉としては不十分ではないか。非常にむずかしいことであるということは私は承知していながら、敢えてこれを御質問申上げることは、日本の労働運動に取つて重大なる影響がありますからであります。できますならば重ねて御説明を願いたいと思います。
過去のあらゆる法案の審議の過程を通観してみて、少くともこうした原案をおつくりになつた責任者は、増田労働大臣ではなかつた。あるいはまたかつての芦田内閣当時の加藤さんでもなかつたであろう。
この企業体の運営を正常ならしめるために、公共企業体労働関係法の運用に関しましては、やはり強い監督的な立場にあり、責任がある運輸大臣が、同時的に労働大臣と同じように、この請求権を持つということにつきましての所管省の強い意見も出まして、最後的にこの法案のように、意見を一致さして提出した次第であります。
と書いておりますけれども、労働行政の最後的責任は私は労働大臣にあると思うのでありまして、また本法施行の責任は労働省にあると思つているのでありますから、その統一性を確保することによつて、行政の一貫性を持ち得るのであつて、運輸大臣や大藏大臣が労働行政に直接的行為をなされるということは、不適当ではないかと私は思うのであります。
同時に生糸が國際商品であるという見地からいたしまして、そこにまた非常な困難な問題が生じるわけですが、農林省といたしましては、養蚕の責任を持ちます以上は、繭價がほかのものに較べて割安であるということでは増産の奬励もできませんので、養蚕奬励の立場から繭價の問題を考えまして、物價廳その他の方面と強力に協議をいたしたいと、かように考えておる次第でございます。
マツカーサー元帥の意見、あるいは今度の國家公務員法の第一條にわれわれが規定せぬでも、当然政府は二百五十万の官公吏に対して親心を示す責任がある。それにもかかわらず、今の言葉は何だ。今の大藏大臣の言葉によれば、大して重要な問題でないという。大して重要な問題でないということは、もう一度あなたは言つてごらんなさい。これは重大な問題だ。
当然政府といたしまして、あるいは大藏大臣といたしまして、そういう場合にはそれにかわる具体的な対策なり、あるいは用意というものをお示しになるということは、当然の責任であると私は思いまするので、重ねて大藏大臣の所信をお伺いしたいと思うのであります。
從いましてわれわれも責任がございますが、政府といたしましては重大な責任がある。ただいま大藏大臣は自分の主観的な希望を述べられたのでございますが、客観的に申しましてそういう事態が発生した場合には、たとえばこれをいわゆる議会の解散により総選挙を断行する限り、予算は成立せずにそういう形になるのでございますが、その際全國の二百五十万人の官公吏というものは、そのために非常な苦境に陷るのでございます。
全國に跨がる繊維業者の経済違反事件と、資材割当に絡む係官の贈賄は、大は一流の紡績会社から、小は五台、十台の織布工場に至り、尚且つ全國の大小指定販賣業者等殆んど挙げてこれに関連なき者なしという状況を呈しておりまして、業界のため、否、國家のため誠に遺憾千万の次第と存じまするが、かくのごとく業者盡くこれ違反者というがごときは、これはひとり業者の不徳行爲としてその責任に帰するものと軽々しく論断することができまするかどうか
特に多年問題になつておりますところの各省各廳に亘る共管事務を徹底して、責任を持つた一つの省で扱い得るように態勢を整えたいと存じます。更には又これは実際的の問題でありますが。許可認可の問題について、なかなか一遍願いを出しても、半年経つても許可が來ないというこの実情を修正いたしまして、極めて短期間に一定期間に許可とか、認可とかの線をはつきりする。
しかるに、その要求した國会に提案を公約したところの取引高税廃止法案は、遂にその姿を見せず、政府も與党も恬然として顧みざるは、はたして民主政治の責任ある態度というべきでありましようか。 今や、日本の民主化は世界監視のもとにあつて、その成長に対しては各國の関心事であることは、想像に難くないのであります。
しかし、いやしくも責任のある政治家が、一党の総裁として在野時代に天下に発表し、いよいよ朝に立たれて、これを実行に移し得る権力の裏づけを得られた一國の総理大臣が、政策のことを語らずして、いたずらに口を開けば解散のことを叫ぶのは、あたかも往年、話せばわかると言つた犬養首相に対して、問答無用、撃てと命令した青年將校の態度をさえも連想させるものがあるのであります。
申すまでもなく、生産増強の要諦は、各企業の積極的なる創意と責任とにまつべきものでございまして、限られたる領域における統制方策が明瞭にいたされまするならば、すなわち明るい統制のもとに自由なる活動が認められますれば、各企業は、必ずや自己の責任におきましてその向うべきところを自覚し、活発なる企業活動がこれによつて初めて期待できるものと、固く信じておる次第であります。
言いかえれば十二月以降において実際に收入を上げなければならない予定額、責任額が負担が重いということになるのでありまして、これからの増收には一層馬力をかけなければならぬかと思います。
そのためには当の責任者であるところの逓信省が第一線に立つて、積立金の運営を再びすることの方が妥当であるという意味であつたのでありまして、この点は私どもも深く耳を傾けざるを得なかつたのであります。
從つて政府としてはそれに責任を負うことは当然なことでありまして、敢えて逓信大臣と大藏大臣とが云云する必要はない、かように存じております。 ただこの際申上げたいことは、先程も申上げましたように、昭和二十一年一月二十九日附の司令部の指令が來ております。
○政府委員(塚田十一郎君) 先程ちよつと事柄の経過について御報告申上げました、お話申上げましたのでありまして、但しそういうことには絶対に私共はこだわつておるということではなしに、考え方は、勿論御指摘のように閣議を通つて法案ができておりまする以上は、内閣としては十分責任を持つて考えなければならん問題ですから、最終のその点を重視いたしまして、大きな見地に立つて今日の情勢上適当な判断をいたしたい。
○政府委員(佐藤榮作君) 人事院の答申案が政府で採用されなかつた、かような場合に人事院総裁の責任問題というものが起るというお話が只今出たようでありますが、政府自体で考えますれば、人事院は立派にその職能を今日まで果しておる、かように実は考えておる次第であります。いずれは國会等で御批判を頂くことは別でありますけれども、只今直ちに人事院総裁の責任問題が起る、かようには私共は考えておらないのであります。
○益谷國務大臣 私は國会に責任を轉嫁したという意味は毛頭ございません。建設省の官制案が審議せられた際に、いろいろ建設行政に対しては一元化ということが問題になつたというように聞いておるのであります。從つて國会のお考えはどこまでも尊重いたして参らなければならぬのであります。
○井出委員 砂防一元化の問題に対しまして、大臣は國会へ責任轉嫁をされたと言いましようか、たくみにお逃げになつたように思うのであります。私はこの際、大臣御自身の御意見というものを伺つておきたいのであります。
ところがこれは政府委員のいろんな御説明、あるいは学術体制刷新委員会の代表者のいろんな御希望もありまして、とにかくこのまま通してくれということでありますので、それぞれ責任を持たれる方々のお言葉でありますから、私どももあえてここで反対はいたしません。
緊急やむを得ざるものとして約五十億を要求したのに対して、三十八億しかとれぬ状態では、建設当局は責任ある処置はとれぬと思うのであります。二十四年度よりはむしろこの緊急事態を何とか別途の方法を見出して処置して行かねばならぬと思います。委員長としては個人の意見でなく、委員会の総意をもつて行けるようにいたしたいと思います。
その聞き取りました範囲内のことを占今より申上げたいと存ずるのでありますが、この話は何月何日誰から聞いたか、いろいろそう細かいことを聞かれましても、これは総括的のことを申上げるのでありまして、一々責任を通らされるというようなことは困りますから、この点は予め御了承を願いたいと考えます。
これは想像とか言つて、責任を取られても困るという言葉で言つておられるから、そう深く入つて話す材料としては足りないと思う。それで私も幾つかの点を質問したいと思いますが、これは止めましよう。例えば食糧品はどの程度にあるのか、それは去年の場合と今年の場合と比較してどうなるのか、この細かいことは聞かなければ確定しません。
現実にあなたは相当の目に接していらつしやるか知れませんけれども、私はより沢山の人に接して見聞しているんですが、お帰りになつておなたが信ずることをおつしやつたんだろうと思いますけれども、責任をお感じになりませんか。
○政府委員(賀來才二郎君) この法案全体は、御承知の通りに組合の活動というものが自主性を持ち、民主性の高いものであり、且つ組合内部といたしましても、又組合が対外的な立場におきましても、その責任性が明確でなければならない。從つて組合自身が組合に対しまして信頼を持たなければならない。
そこでわれわれが申しますのは、ようやく事前責任生産をやつて、責任割当をやつて、その農民の努力によつて残つた跡片づけくらいのものは、農民の自由にして、そこで緩和をつける方法をやらなければならぬ。
そうしませんと、私ども國会議員としまして、こういう問題の法律案の審議をしまして、後の結果に私ども責任を負わなければならぬことになるので、この前の値上げはいたし方ないといたしましても、今後におきましてはやはりあやまちを犯した、失敗したことを認めたならば、それをただ單に時間的にごまかして切拔けるというのでなくて、根本的に考え直す必要があるんじやないかと思います。
○島田委員 塚田次官のお答えはまことにお察しするのでありますが、私どもも事実におきまして、ともかくも値上げ案にはこの前賛成したのでありますから、私ども國民に対しては責任を感ずるのです。しかしながら賛成しました理由は、先ほど申しましたが、他のいろいろな予算との総合的なにらみ合せから実は賛成したのであると同時に、事務当局の賣れるという自信に対して私らは信頼したのであります。
そこでどういう責任をとるかというお話でありますが、今後そういう事態の絶対に起らぬようにいたしまして、ひとつこの場だけは……。
少くとも内閣全体の責任として、身をもつて綱紀粛正の先頭を行くだけの威信と政治力を示さなければならぬと存じますが、綱紀粛正の具体的方策と政府の信念決意のほどを、つつこんで承つておきたいと存じます。 第二は、行政整理の問題であります。これも、歴代内閣にして行政整理を唱えざるはなく、しかも断固として行政整理を行つた内閣あるを聞きません。いずれも一片の掛声に終つている。
ただしかしながら、労働省設置法においても規定されておりまするように、労働省の啓蒙宣傳ということは政府の責任になつております。この見地から、労働組合の役職員の選出方法であるとか、あるいは労働組合の團体行動が民主的であらねばならぬ、すなわち幹部の專制にまかされておつたのでは、ほんとうの民主的の労働組合は発達いたしませんから、そういう方面には大いに力を入れて参りたい、こう存じております。
(笑声、拍手) 次は、取扱い主任の責任制を強化いたしまして、ただいまの持ちまわりの判こ主義を、きわめて整理をいたしたい、こう考えておるのであります。さらに事務の標準化、機械化——一つの形をつくりまして、交代してもそれが簡明にわかるような行き方、さらに機械化によつて、人の減つたところをこれによつて捕つて行くという行き方を考えるのであります。