1948-12-10 第4回国会 参議院 本会議 第8号
法務総裁は過般の衆議院の壇上におきまして、先般はまだ田中政務次官は容疑の段階に達しておらないから責任を云々というふうに言われたと聞いておりまするが、今日は容疑の疑いは十分であると私は思うのであります。
法務総裁は過般の衆議院の壇上におきまして、先般はまだ田中政務次官は容疑の段階に達しておらないから責任を云々というふうに言われたと聞いておりまするが、今日は容疑の疑いは十分であると私は思うのであります。
ただ災害復旧地の荒廃したる現状を見まして、國家の財政に思いをいたしますると、建設行政を担当いたしまするところの責任の極めて重大なるを痛感いたしておるのであります。でき得る限り、國家の財政の許す限りこの金額を速かに予算化いたして、復旧を一日も早く完成いたしたいと念願しておる次第であります。(拍手) 〔國務大臣吉田茂君登壇、拍手〕
田中政務次官は、私の実は法務総裁の就任前にすでに政務次官に就いておられたのでありまするが、現在田中次官に関する容疑と申しますものは、同君の政務次官就任前の問題であることは誠に明白なことでありまして、同君の過去の行動につきまして、私が責任の問題を考える必要はないと考えております。(拍手)(「そんな責任の取り方があるか」と呼ぶ者あり) 〔國務大臣増田甲子七君登壇、拍手〕
○上野政府委員 その御質問はたびたび受ける質問でございますが、人事院といたしましては、人事院の最も正しいと認める給與、現在の公務員を正しく保護し、これに正当なる最小限度の給與を保障するという責任を持つておりますので、この案を政府に提出する。
○赤松(勇)委員 これはたいへんなことになつて來たのですが、再度勧告して、その勧告を入れない場合は、勧告を入れない方が惡いのであつて、われわれの方には責任はないのだ、こういうお話でございますが、もしそういうような無責任なことであるならば、ただ勧告のしつぱなしで、政府の方がそれを受入れない場合は、受入れない方が惡いのであつて、それはわれわれの方は知らないのだという、そういうことでいやしくも現在の物價体系
○上野政府委員 人事官としては責任はないと思います。これは人事院として正しいと認めた合理的な給與を、いかなる事情があるともそれを成立せしめ得なかつた方に責任があるのであつて、人事院としては法律上勧告をもつてその責任が終つたものと私は考えております。
それから貸出しの方法といたしましては、農林中金の理事長に、この融資については一元的に責任をお持ち願いまして、農林中金の理事長としてではなく、この復興金融の融資の決定者として、別個の責任に立つて担当していただいておるわけでございます。
これも御指摘の通りでありまして、これは昨日銀行局長から申し上げました復金の改組の案の中においてもやはり取上げまして、むしろ復金の理事者自体に責任を持つていただいて、國家は大わくをきめるということだけをやる。
また復金の立場としてもそこまで各銀行に全部代理貸しをまかせ、ことに審査をまかせるということになりますと、やはり復金の責任当局として、十分責任がとりきれないというような考え方も、当然お持ちになると思うのでありまして、その辺いずれがよろしいか。
同時に、特に総理大臣にお伺いして念を押しておきたい問題は、ただいまの行政整理に関する岩本國務大臣の本壇上における説明に対して、総理大臣は、いかなる閣内統一者として責任を持たれるか、この際総理大臣からも明確に御答弁を得て置きたいのであります。 〔國務大臣吉田茂君登壇〕
この点に関して、かかるうわさが事実無根であるかどうか、総理大臣は、この本会議の席上において、また法務総裁もこの席上で、はつきりと責任のある答弁をなされんことを要求するものであります。(拍手) 〔國務大臣吉田茂君登壇〕
私からの要求を待つて総理大臣がここで発言せられるということではなく、断罪が下ると同時に、少くとも日本の國民を代表して、総理はこの断罪に対する日本の國民的信念を吐露することは当然の責任であるという立場において、私は総理の答弁を要求いたしたのであります。
從つて大藏大臣に対しましては一應予算の責任上聞いたのでありますが、先ほど竹谷委員からも申し上げました通り、地方の公務員の給與について非常に大きな関係をもつておりますので、なおあらためて念を押したいと思います。問題の給與の関係は一應の答弁で大臣で明確になりましたが、配付税の自然増收をこういうふうに見積つて、それを財源とするということになつて参りますと、地方の運営はほとんどできないと思うのであります。
むしろそちらが大きいのかもしれませんが、あなたといえども、これは当然、この責任者の中のお一人でありますからお伺いをしますが、地域給があります。ただいま大藏大臣の言葉の中にも地域給ということがあつたのでございまするが、この地域給は今度の公務員改正法案におきましては、大藏大臣がその等級を定めるということで議決になつております。
今度の賃金ベースの改正による給與の改革に対しては、地方の実情としては、これを政府の貸付金か、あるいは給與金の形で政府に責任をもつてもらいたいというのが、大体の地方の声であると思います。その場合に前に貸付けてあるのを繰上げて返してしまえというようなことになつて参りますと、地方の財政とのギヤツプは非常に大きなものになつて來る、こういう点をどういうふうにお考えになつておるかということ。
○政府委員(上野陽一君) その点は私は法律屋でありませんので、よく分りませんが、人事官としてはそういう政治的の責任を取る必要はないのであると解釈しております。
○岡田宗司君 私はこういう問題は單に法律的な問題だけではなくて、政治的の問題が多く含まれておる、少くとも國家の機関であり、而も責任ある地位にある者がみずからのその機関の仕事が何ら行えない。こういう場合に政治的責任を取らない。それで留まつておられるものではないと思うのです。
○中西功君 労働問題を、これは大きな労働問題だと思うのですが、それを組合側との折衝において佐藤官房長官が当つておるというように聞いておるのでありますが、以前の内閣は大体労働大臣が責任を以てこの解決に当つたと思うのであります。我々の質問にも責任を以て答弁したと思うのでありますが、併し今度の労働大臣がそれ程権限がないというならしようがない。
しかるに安本長官は今にもやりたい、実に無責任きわまる暴言であり、政府としての施策の眞摯性も欠いているし、また委員会を愚弄するもはなはだしいと言わざるを得ないのであります。かような政府の答弁の食い違いについて委員長はどうお考えなのか、この処理をつけられた上で、私どもは委員会の議事を進行いたしたいと思うのであります。
この問題に対しましてしばしば質疑が行われ、しばしば答弁を伺つておるのでありますが、しかしいずれも時期と方法という抽象的な御答弁で、当局は責任のある御回答をなさつておいでにならないのであります。そこで私は今日鮮度をたつとびますところの青果が、何といたしましても公定價格を附随するということは、原則的に申せばむりなのであります。
委員長は委員会の委員長でありますので、政府側の答弁の食い違いに対しては責任ありません。但し適当な機会に、食い違いを速記録を見て発見いたしましたならば、両大臣の答弁をさらに要求したいと思います。そういう意味合いにおきまして御協力願いたいと思います。
だからその被害者を調べ、証人としてこちらに出て貰つて、又そのときの乘船者の実見者、その中から公平に事実を述べられる人達を呼んで事情を聞き、それから更にその当時の復員船に乘つていた復員官、或いは援護局におい復員者を扱つておつた責任者、それらの人についても聞く、そういうふうにしてこの眞相は一体どうであつたかということをこの委員会で調査して、はつきりした爭うことのできない事実を得たいものである、それでどうか
それから農林省の資材調整出張所長、それと共にそれの水産課長、それから追加して、縣の水産課長、それから庶民金庫のその土地における出張所長、それから復金の責任者、それからその縣における引揚者團体の責任者、その主要なる役員、それから無理には申しませんが、冀くはその地方の新聞社、それだけの御連絡を大体願いたいと思います。
併しそういうことは成るべく起きないように、言換えれば追起訴することがなくて済みますように十分搜査を遂げ、そうして成るべく一本の起訴で行かれるように、檢察当局は努力すると私共は確信いたしておりますけれども、その点につきましては檢務当局の責任ある答弁をいたしたいと思いますので、或いは今宮下課長が出席しておりますので、宮下課長の御説明でよろしければ説明をお許し願いたいと思います。
只今の御意見のごとくに、現業の檢察廳の方の意見として、後に責任ある御答弁を頂きなすならばそれで結構であります。私の質問は、この点は非常に重要な点でありまするから、むしろそうした責任ある人の御答弁を伺うことがいいと思いますから、或いは資料提出後において重ねてお伺いしてもよろしうございます。どうぞよろしいようにお取計らい願います。
ただこの場合には、檢察当局においてどしどし本年中に起訴して新法を適用しないようにするという心配があるので、そんなことのないように責任を持つてもらいたいということであつた。われわれもこの旨を檢察廳及び裁判所に対してしかと申し上げた次第である。ただ政府としては、毎年年未には少し起訴が多くなるのが常例であるということであつた。
國家公務員たる者につきましては、國家公務員法の規定がありまするが、これを全面的にそのまま学校教員に対して適用することにつきましては、その職務と責任の特殊性に鑑みまして、必ずしも適当ではなかつたのみならず不十分と思われる点もあるのであります。これにつきましては、國家公務員法自体におきましても、かようなものについて特例を設け得べきことを附則の第十三條に規定しているわけであります。
それから次に教員はその職務と責任の特殊性から考えまして、研究修養ということは常になさなければならないし、又それが單に義務的になされるということでなくして、権利的にもそういうことができるような仕組をしておかなければなりませんので、そういうふうな研修に関する規定を特に明記いたしまして、一般の公務員については極めて簡單な規定しかありませなのでありますが、本法案におきましては相当詳しい規定を設けまして、教育者
國家公務員たる者については、國家公務員法の規定がありますが、これを全面的にそのまま学校教員に対して適用することにつきましては、その職務と責任の特殊性にかんがみるとき、必ずしも適当ではなく、かつ、不十分と思われる点も存するのであります。これについては國家公務員法自体におきましても、かかるものについて特例を設け得べきことを規定しているのであります。
ただ先ほど述べましたような職務の内容、責任の重要等の特殊性に基きまして、必要な限度に特別な規定を設ければいいという考え方をもちまして、特例法を立案した次第であります。第三の学問の自由とともに研究の自由もあることは、私も承知しておりまして、この点は私もお考えと違つておらないと思つております。
○松本(七)委員 第一点は黒岩議員が指摘された点ですが、先ほどの提案理由の説明でも大臣からお話がありましたように、特に教員の職務と責任の特殊性にかんがみて、こういう特例を設ける必要があるというお話ですが、やはり黒岩委員の御指摘のようにどうしても國家公務員、それから地方公務員と教育公務員という三つを三本建にして、單独法をつくる必要があるのぢやないかと思います。
そういうようなはめに陷つた場合に、それに対して経営者側が責任をとらない、またとらなくとも済むというような形に、つまり両者の自由なる意思によつて決定すべきだというような取扱い方をするということは、この法律が労働階級に対して十分の考慮を拂つていないということを、みずから私は暴露するものであると考えるのであります。
從つてその責任者は相当その責任を追究されてしかるべきものと考えるのであります。殊に第五條のごとき違反をあえていたしました場合に、しかもそれが違法であるということが確定いたしました場合に、ただ單に元に復せしめればそれで終りであるというような無責任な関係において、はたして妥当適切なる業務上の行為が行われるかどうか。
公共企業体労働組合の性格並びに公共企業体の性格ということも考えましたし、また労働大臣の立場におきましては、やはり労働者の経済的福祉の向上ということを考える責任があるわけであります。さような意味におきまして、この仲裁委員というものはあくまで中立的な立場をとらなければならない。
そこでわれわれ人事院は、今年八月初めから約一箇月半にわたりまして、官廳と民間とに同じような職務内容と責任を持つておるところの職種、いわゆるこれをキー・ジヨツブ、あるいは手がかり職、かように申しておるのでありますが、この職種について、民間と官廳とに、それぞれ最も訓練されました数十人の專門の調査員を動員いたしまして、今日これが最も確実な、信頼し得る方法であると言われておりますところの、面談式方式によりまして
○小川友三君 只今百億で何とかやれるというお話でありますが、それは貸さなければ、一銭もなくてもやつて行けるのでありますから、産業復興という大きな重点的な責任を以てやつたときに、百億では足りない、これは復金へ行つて調べましても、復金の御当局の方々は、とにかく百億という僅少な額じやどうにも仕事にならないという悲鳴を挙げております。
をしてはいけないとか、あるいは融資の対象をどこへ持つて行くとかいう、先ほどの銀行局長のお話になつた点は、私の方からもお願いした点でございまして、重点産業、それに関連したものに限りたいというようなことも、金融としてやりやすくしたいという一つの希望なのでございまして、その大きな方針のきまつた前提のもとに、個々の融資につきまして、相手の信用あるいは資金の回收状況を見まして、復金としては個々の融資を決定する、責任
まず第一は融資決定の責任についてでございます。復金の融資決定の責任の帰属を明瞭にいたしますためには、もつぱら復金の理事長の責任において個々の融資の決定を行うように改める。これが第一点でございます。御承知のように、現在復興金融金庫の監督機関は復興金融委員会でございまして、從來の日本にありきたりの制度とは非常に違つておりまして、委員会自体が監督機関ということになつておるわけであります。
これらはいずれまた他の機会に私は総理大臣なりそういうような責任者に、あらためてお聞きしたいと思うのであります。ところで復興金融金庫の問題に返つて参りますと、大体復興金融金庫の最高の責任者というものは理事長にあるべきはずである。
作付から供出、價格に至るまで、殆んど政府の統制にかかる現状において、再生産の保証は正に政府のみずからの責任であることを先ず強調したいのであります。米價について見ますれば、歴代政府はパリテイ計算によつて年々幾分ずつ引上げてはおるのでありまするが、米價がパリテイ計算で決定されましたときには、次の米の生産資材の値段はすでにそれ以上に高くなつて再生産に支障を來しておるのであります。
即ち害あつて益なき統制は勿論、今日もはや不必要と相成りました統制若しくはその手続において余りに繁雜なるもののごときは、この際思い切つてこれを廃し、他方、経済の安定と復興に欠くことのできない基本的なる統制はその縮小された領域を対象として以て強力に推進する、さように方針であるのでありまして、これによりまして企業の自主性を取戻し、その創意と責任とによつて活溌なる企業活動を促す一助といたしたいと思うのであります
我が國が民主主義國家になるには、形式や制度だけでは佛を作つて魂を忘れたも同樣でありまして、何よりも先に民主主義國家の國民にふさわしい自主独立の精神を持し、何人をも恐れず、明朗闊達にして、義務と責任を重んじ、その日その日を暮して行けるようになるのでなければ、その実現は困難であろうかと思う者であります。
さらにまた、今回問題となつておりますところの田中角榮君の逮捕の件につきまして、首相は法務政務次官という重要な立場に指名をしているわけでありますが、これに対して、はたして首相はいかなる責任を感じておられるかということを、お尋ねしたいものであります。
そこでこの間衆議院の本会議では、現在の行政管理廳長官としての構想を述べろということでありましたから、今の裏づけの未完成のままに御報告申し上げたのでありますが、十分の責任を感じまして、目下あらゆる方面に御意見を聞いたり、また自分自身も構想したりして、対策を立てておるのであります。いずれ具体案ができましてから、皆さんの御批判をいただき、同時にまたお教えも願いたいと考えております。
しかして今一番地方で問題になつておりますのは、農林省関係の資材調整事務所、要するに生産増強の責任を府縣が帶びておりながら、それに要するところの資材の割当ということは、本省関係の事務所でやつておる。この点が農林省関係としては一番大きな問題でありますので、それは都道府縣に委讓する方へはめておるのであります。
我々は、政府の少くとも統制下にあり、政府の責任において國会へ上程せらるべきところの賃金の基準においては、政府は五千三百三十円を主張し、而も政府の機関でありまするところの人事委員会におきましては六千三百七円を主張しておるというようなことは、全く本案を國会へ上程する際における政府の基本的な統制の態勢が、矛盾をしておるということを表明しておるものと思うのであります。
公務員に対してはその地位及び責任に対して相当な報酬を與えなければならんということは申すまでもないことであると思うのであります。併しそれには常に制約があると思うのであります。一つは民間の給與が経営を離れて考えることができないように、公務員につきましても國家財政を離れて考えるということはできないと思うのであります。給與だけを單独に考え出すということはできないと思うのであります。