1948-01-28 第2回国会 衆議院 水産委員会 第1号
○小澤(專)委員 この際大臣にお尋ねをし、またお願いをしたいことは、ただいま宇都宮君からもお話の通り、きわめて水産事業は貧困の立場にあるのでありまして、これを解決する途はいろいろな方法——もちろん資材の不足もございましようけれども、まず大局的にこれを論ずるならば、あまりに政府は消費という面にとらわれすぎて、生産に積極性を欠いておる。
○小澤(專)委員 この際大臣にお尋ねをし、またお願いをしたいことは、ただいま宇都宮君からもお話の通り、きわめて水産事業は貧困の立場にあるのでありまして、これを解決する途はいろいろな方法——もちろん資材の不足もございましようけれども、まず大局的にこれを論ずるならば、あまりに政府は消費という面にとらわれすぎて、生産に積極性を欠いておる。
それからさつきの労働專門檢事、これが実際行つて現場に当つて見ますというと、非常に労働知識の貧困を感じたこういう事実が指摘されると思うのです。これについては、できましたら又調査官なり何なり派遣されて、実情を必要でしたら労働委員会として把握すればよいと思いますが、これはプライベートの話でありますけれども、暇がない。それから労働関係の專門書を読む経済的余裕もないということを檢事が告白しておる。
今日現在政治の貧困のために、全國民は希望もなく苦しみ抜いているのである。政党の公約の実行こそ言うまでもなく民主主義の基礎ではありませんか。片山君は又しても、やれ、理想と現実とはどうとか、連立内閣だからどうとか、社会党が絶対多数党にならなかつたから仕方がない。こう抗弁なさるつもりか。これはこの際一切御無用にお願いしたい。
これは戰爭の惨禍が漸くにして経済の危機となり、政治の貧困となり、社会の不安を起し、各人の懷ろに深い巣をかけ始めたからであつて、時々刻々に凄まじい結果を招き始めたことによるのでありまするが、この國民を苦悶の世界から平和日本建設への熱情をたぎらせるまでに元氣づける、方向づけることこそ、政治家の一大関心事でなければならないと思うのであります。如何に國民に自主性がなくなつたか。
かくのごとき貧困なる教育経済の計画におきまして、はたして、われわれの所期するごとき興國の教育の実をあげることができるでありましようか。 隣國中華民國の憲法草案と傳えらるるものによりますれば、中華民國におきましては、文教の費用をば、中央においては、一五%、地方においては三〇%を下ることを得ずと規定してあるのであります。
これは税制政策の貧困の結果を物語るほかの何ものでもないといわなければなりません。これら税收その他を財源といたしまして、不幸なる人々の生活を援護し、更生を援助してやるのも社会政策。
今日のごとき教育の貧困さをもつては、とうていわれわれが世界に誓つた責任を果たすことはできないのであります。 諸君、あの疲弊困憊の底から起ち上がりましたるデンマーク、グルンドウイツヒ翁が、かような希望を立てたことから始まつたのであります。デンマークは土地が小さく、生産が稀少であり、そうして、國防力をももたなかつたのであります。それがために… 〔発言する者あり〕
若し政治が誤まつたならば、又若し政治が貧困であつたならば、そこに國家の発展も、國家の維持存続もないのであります。政治の当面の局に当る者は政府であります。政府は常に國会の開会劈頭におきまして、施政方針と称して政府の持ついわゆる政治理想を示すのであります。常にそれは立派なものであります。現に昨日片山総理がお述べになつた施政方針演説も誠に結構なものであります。
すなわち、海外引揚者、戰災者、戰死者の遺族、貧困者等は、冬を迎えて寒さに震えておるではありませんか。たとえば、警察官の着ておるあのりつぱな服は、一体どこから手に入れたものか。軍の服は人民の救済にだけ用いることができて、官吏がこれを用いることは許されぬはずであることは、先ほども申し上げましたる一九四五年の達しにもある通りであります。
しかして、かかる社会的不安と治安の紊乱とは、畢竟するに、現内閣の経済施策の失敗による國民生活の窮乏と、思想的混乱に基因する自暴自棄的な利己主義によるもので、その禍根は、もつぱら現内閣の政治的貧困に由來する以外の何ものでもございません。されば、かかる一連の社会現象は、一面現政府の無責任極まる欺瞞政策に対する無言の反抗の現われであると断ずるも、あえて過言でないと存ずるのであります。
加うるに昨今の對象者の極度の貧困は、施設自體の負擔の過重を來し、反面インフレによる物價の驚くべき騰貴、物資の入手難、その他諸經費の増嵩等により、私設社會事業施設は、深刻な經營難に陷りつつあるのであります。しかるに社會事業法に基く國庫扶助を受けることも困難な状態となり、現状のまま放置せば、重大なる事態に立ち至るやもはかりがたい實情でございます。
さきに文部省竝びに日本學術振興會におきまして、この目的のために窯爐竝びに爐材委員會が設けられ、委員として權威者三十二名竝びに多數の研究囑託が無報酬で努力いたしてまいりましたが、經費三萬四千圓にすぎず、十分にその目的を逹することができず、貧困な燃料資源の現在及び將來を考えるとき、窯爐の能率を高め、燃料の節約、製品の良好、竝びに經濟的生産を目指す意味におきまして研究に精進するとともに、あまねく中小工業者
(拍手)敗戰の結果荒廃に帰したる我が國重要産業の中にあつて(「分つておる」と呼ぶ者あり) ただ一つ戰災を免れた重要産業は石炭、(「そうだ」と呼ぶ者あり)更に又極めて貧困なる國内資源の中にあつて、最も恵まれたる、最も豊富なる石炭、我々はこの石炭の増産によつて、拡大再生産への血路を切り開き、惡性インフレ克服と、経済復興の端緒をはつきり掴まなければならないのであります。
その點におきまして、私は政府の今後の善處を期待しまして、この豫算に封しましては止むを得ず、政府の施策の貧困であり失敗であつたための止むを得ざる政府職員に對する處置として、賛成をいたす次第であります。
だから十圓の人と十一圓の人との一圓の差ですけれども、特にその力において相違があつて、なかなかこの税金はむずかしい、一番貧困な階級でも相當取られておる、住民税という意味から行きまして。こんなことは餘計なことでありますけれども、この住民税が高くてびつくりして首を吊つた人があります。
全國から參りまする業者に對する應接等につきましても、きわめてこの政府陣容が貧困でありまして、門前市をなすような盛況をきわめておるのであります。
それを今あなたのお仰しやるように基礎科学の、小学校を卒業して中等学校を出て、その上で四年やることになりますと、目の見えない、而もそれによつて生活の資材を得ようというような貧困の子弟の盲唖というような人に向つては、少し課程を課することが重くなることになる。
ところが驅蟲劑というものは非常に貧困な状態でありまして、その驅蟲劑のうちでも最もよくきくと稱せられますところのサントニンに關しましては、國内のストツク品もすでに使い果したというような現状であるそうでありまして、このサントニンを何らかの方法によつて國内に増加するということは、最も必要な状態ではないかと思うのであります。
○川井專門調査員 現在兒童生活の貧困を保護する法令はあるが、その内容は消極的で、かつ總合的施策がないため、その効果はあがらない。現下の情勢は兒童保護問題の解決が最も急を要するときであり、これに對して積極的に福祉を増進する法令の制定が望ましいというのであります。
○川村説明員 ただいまおしかりを受けましたごとく、まことに申譯ないと思つておりますが、現在のかような輸送力の貧困は、國營自動車といわず、民營自動車といわず、戰時中の車輛の酷使、あるいは車輛用資材の配給不足、その他燃料の不足等の事情によりまして、民營の自動車においては免許線の約半數は休業状態でございますし、省營自動車においても、本路線に限らず、全般的に今申し上げましたような事情で非常に運行囘數は減少しておりますし
それから貧困者の訴訟救助、刑事の方で申しますれば、貧しいために弁護人を附することのできない者には國選弁護人を附して、そうして冤罪等に陥ることのないように、擁護してやる。民事上の事件で、費用がないために正当な権利を獲得することができない虞れのある者には、訴訟救助の手を貸す。
漁港、船溜關係の補助率がわずかに五割乃至六割を國庫で補助し、四割乃至五割は縣または地元負擔ということになつておるのでありますが、現在の漁村の財政の現状から見ると、漁港、船溜の修築を非常に要望しておりながら、地方財政の貧困のためにこれをなし得ない。そのことが漁業生産に大きな支障を與えておるというのが全國に見られる實情でございます。
関する事項の外、これまで内務省の所管に属していた國籍及び外國人の登録に関する事項、昭和二十一年勅令第百一号の規定による、政党の登録ならびに政党、協会その他の團体の財産の接収及び処理等に関する事項並びに民事に関する事項で他の所管に属しない事項を掌るものであり、人権擁護局は新憲法によつてみとめられた基本的人権の確保のために、人権侵犯事件の調査及び情報の収集、民間における人権擁護運動の助長、人身保護及び貧困者
貧困で自己の権利を擁護することのできない者は、刑事上の場合には國選弁護人というものを付しまして無料で弁護してやるのであります。その弁護料は國家が拂つてやる。それから訴訟救助と申しまして、民事訴訟で爭いにおいて貧困なるために自己の権利を主張することができないという者に対しましては、やはり國家が弁護人、代理人を付けてやつて、そうしてそれに必要な費用は國家が負担してやる。
その次は、今度の法務廳では、特に人権の擁護をなさつて下さるそうで、これも極めて結構と存じますが、それにつきまして貧困者の訴訟であります。
地元には炭があくびしていて、われわれの方では困つているということは、政治の貧困だと指摘されてもしかたがないと考えるのでございます。 なお炭の生産價格と配給價格とに非常に差があるのでございます。その間何段階もの關所を通らなければならぬというような點については何とかここに方法があるのではないかと思いますが、どういうお考えでございましようか。
第二に、訴訟提起者あるいは裁判を受ける者等の費用負担増加に伴い、貧困者に対する訴訟費用救助制度あるいは少額の債権者に対する権判救済に関する政府の考慮いかんとの問に対し、貧困者に対する訴訟費用救助法においては、勝訴の見込みというような疏明を要するので、容易に救助を受け得ない憾みはあるが近き將來最高法務廳人権擁護局ができれば、訴訟の救助あるいは官選弁護を主管することになつているから、何らかの効果をあげ得