2013-11-20 第185回国会 参議院 本会議 第8号
いわゆる教育再生が必要となる教育の危機自体、財政優先の論理で教育政策をゆがめてきた政府自らの産物ではありませんか。 所得制限の導入が教育再生の取組の中でどのような意義を持ち得るのか、下村大臣の見解を求めます。 手前みそではありますが、民主党政権では、子供たちの夢を打ち砕いてきた経済的格差や希望格差の解消に向けて全力で取り組み、教育予算の拡充を果たしました。
いわゆる教育再生が必要となる教育の危機自体、財政優先の論理で教育政策をゆがめてきた政府自らの産物ではありませんか。 所得制限の導入が教育再生の取組の中でどのような意義を持ち得るのか、下村大臣の見解を求めます。 手前みそではありますが、民主党政権では、子供たちの夢を打ち砕いてきた経済的格差や希望格差の解消に向けて全力で取り組み、教育予算の拡充を果たしました。
ところが、本委員会で審議の対象となりますこの平成二十年度決算というものは、前政権で編成された予算に基づいてでありますけれども、やはり財政優先主義に毒された小泉流改革路線の逆風をもろに受ける形で、教育への公財政支出はどんどん減少してきているわけであります。
自治体が財政優先により、詰め込みによる待機児童対策に流れることは、子供たち、すなわち日本の将来に禍根を残すことになります。これ、親の思いでもあると思うんですね。 だから、是非、原口大臣から長妻大臣に対して、この基準の緩和は心配があるよ、安易にやるべきじゃないよということを強く申していただきたいと、おっしゃっていただきたいということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。
今までせっかく教育に対する非常に真摯な大臣の態度が見えましたが、最後になってやはり財政優先の態度が出てこられたのかなと思って、大変残念に思います。(発言する者あり)馳議員、大変恐縮ですが、教育者ですから、やじはほどほどにしていただくようにお願いをしたいと思います。 もう一つ、教育委員会についても、時間が限られていますから、お聞きをしたいというふうに思います。
それだけに、今のOECDの先進七カ国、この中ではイギリスと並んで最下位の医療費ということでは、現在進められています医療制度改革というのは、どうしても財政優先の改革という感じでありますし、医療費適正化という名前のもとで医療費の抑制政策が中心になっているのかなというふうに思います。医療の質と安全を確保するために医療はいかにあるべきか、そういう視点から考えていく必要があるのかなというふうに思います。
介護保険制度は、医療保険制度から分立したことの残滓を引きずり、厚生労働省において年金や医療を含めた社会保障制度改革への腰が定まらないことや、経済財政諮問会議に代表される財政優先論への有効な反撃がなされていないこともあって、多くの課題を内在させています。介護保険制度はいまだ発展途上にあると言えます。
○山口(富)委員 大臣、財源、財政優先的にやったというのは、政府自身が、提案者自身が繰り返し述べていることなんですよ。しかも、私は、この上限なるものが、障害者年金の二級の方でいうと収入の二割、一級の方でいうと三割まで納めていいというわけだから、そうなっちゃったら、これは障害者の生存権のぎりぎりのところまで踏み込んでいってしまう、人権問題になるということを言ったんです。
これは、決して経済、財政優先ということではございませんで、諮問会議での議論も、社会保障制度が国民の安全、安心の基礎であり、極めて重要である、その点についての非常に強い認識の一致があるというふうに心得ております。 ただ、同時に、社会保障給付費を考えますと、特に今後、二〇〇〇年代の後半から急激に伸びがふえて、二〇一〇年代の前半ぐらいに非常に高い伸びになるということが懸念される。
大蔵省が財政、金融双方を所管してきたこれまでの行政が、財政優先で行われ、金融政策がゆがめられたのではないですか。バブル経済、証券市場の空洞化は、財政優先の結果そのものではないかとの指摘であります。
ところで、簡易郵便局の末端における経済、財政優先主義とでもいいますか財政主導型といいますか、そういったことで一部統廃合が行われていることも事実でございまして、それに関連して、それぞれ統廃合すれば、当然残った土地は何に使うかということもあるわけですね。
こういう状況であるからこそ地方の財源は地方が優先的に使えるよう、国の財政優先ではなく自治体の立場に立った地方財政の運営を行うべきであることを申し添えて、討論を終わります。
三つの文章を今読ませていただきましたけれども、一言で申しますと、最初は、経済成長というものと社会保障というものは切り離さなければならない、どちらが先かなんということは議論できる筋のものではないという、そういう論調が、次第に経済成長優先、財政優先という方向に動いてきているということが読み取れるわけでございますが、この国としての社会保障に対する姿勢の変化というものを私どもはどのように解釈すればよろしいのでございましょうか
それから、二つ目の高齢者の問題でございますが、私どもは常に福祉社会というものが、これは当然裏に財源があることは百も承知しておりまして、まさにそれがなければできないわけでありますが、常に財政優先といいますか、そういうことが強過ぎるんではないかと。
そういう中で財政優先とは考えておりません。提案理由の説明にも申し上げましたし、またいろいろの機会にお答えいたしておりますような趣旨でやっておるわけでございます。 要は農産物の内外価格差の問題が大変大きな関心を呼んでおる。そしてまた、そういう中におきまして現に進展しつつある生産性向上を価格に反映させていくという必要性があります。
財政優先ならば、アメリカでは有害だからコマーシャルをやってはいかぬとまで言っているのを、日本では多少有害であっても財政のためには仕方がないというふうにしか理解できませんよ。そんな理解でいいのですか。
私は、現行五〇%の加入者按分率による財政調整そのものを否定いたしませんが、今回の措置は、取りやすいところから取り、国庫負担を削減しようとする、まさに財政優先、財政至上主義のあらわれであります。加入者按分率が八〇%に引き上げられますと、組合健保で七百八十億円、政管健保で四百六十億円の負担増となりますから、一〇〇%になればさらにふえます。
こういうことで、いわゆる何か政府の財政優先主義的な考え方によってそういった六九%という数字がただひとり歩きしている。本当に今後の高齢化社会を考えた場合に、年金財政の長期安定ということ、これも非常に大事でありますが、やはり第一に老後の生活というものを考えたものでなければならぬ、こう思っています。 ところが、一方において公的年金制度以外に最近ますます個人年金が発展をしている。
減税をしていただければそれにこしたことはないわけでありますが、こういった国庫負担、公的負担の減額は財政優先の考え方である。お年寄りの生活の安定ということより、あるいは保険者のそうした掛金の引き下げということよりも、そういった点に今回のこの年金改革のウエートというものは置かれている、私はこういう点を一点指摘をしたい。
そういったことを見ておりますと、老人福祉を含めてのいわゆる政府の福祉の考え方というのは、あくまでも財政優先、財政対策を中心とした考え方であって、お年寄りなりそういった社会的弱者の生活を本当に守っていくという立場からではないということを今私は率直に痛感をいたしているわけであります。特に、高齢化社会を展望して、年金と医療を今後どのように位置づけられ、そしてまたどうした方向へ持っていかれるのか。
要するに、行政改革という大義名分のもとに、財源不足というものを理由にいたしまして経費を機械的に一律削減をしようという、いわゆる財政優先の考え方にすぎず、福祉の哲学、こういうものがあるとは私は考えない。もし総理にそういった哲学というものがあるとすれば、やはり国民の理解を得るようなものを示していただきたい、こう思うわけでありますが、いかがでありましょうか。
だから私が申し上げたいのは、財政優先主義的な今回の改正ですよ、こういうことであって、今回の改正案のねらいが一つは国庫負担を減らしていくということ、それから二つ目には、後から申しますが、国民年金の救済措置ではなかったか。三つ目には、国鉄共済の救済へのワンステップじゃないか。この三つが、私は今回の年金改革の真のねらいであったと考えます。
ここら辺が、先ほど来私が指摘しておりますように、国の財政難、いわゆる財政優先主義的な今回の年金改正であるということです。 〔平林委員長代理退席、委員長着席〕 あと昭和百年までのあなたの方の収支計画を見させていただいたのです。そうしたら、驚くなかれ昭和百年におきましては積立金が一年の支出の三倍以上あるわけですよ。四十九兆一千六百九十五億。昭和百年の支出が一年間十五兆六千六百六十億。
財政優先による生存権侵害は許されないのであります。このほか児童保護費六百六十八億円、老人福祉費三百二十一億円、精神衛生費七十三億円、身体障害者保護費七十一億円、特別児童扶養手当等給付諸費五十四億円、結核医療費四十三億円等々を削ろうとするのが政府案でありますが、これは財政赤字のツケを地方自治体からさらに子供、年寄り、病人に押しつけるもので、到底認めるわけにはまいらないのであります。
そういった中で、財政優先ということでこの制度の趣旨がゆがめられて児童手当が改悪されることに対しましてはあくまでも反対していかなくてはならないと、こう思っておりますし、総理におきましても、逆に長期展望に立って制度を充実をしていく、こういう方向で考えていただきたいと思うのですが、その点どうでしょうか。