1947-09-18 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第15号
從來こうした大きな被害のあつた場合には、出先におりまする警察官のみでとうてい治安の維持、それからそれを豫防することが非常に困難だつたために、相當軍隊が活動しておつたと思いますが、軍隊のない今日、そういう方面に對してどういうふうな不便があつたかというようなことを、これは近いうちに日本の警察の再整備の問題と關連いたしまして、相當参考になると考えますので、一應もしお氣づきの點がありましたら、この際御報告のでき
從來こうした大きな被害のあつた場合には、出先におりまする警察官のみでとうてい治安の維持、それからそれを豫防することが非常に困難だつたために、相當軍隊が活動しておつたと思いますが、軍隊のない今日、そういう方面に對してどういうふうな不便があつたかというようなことを、これは近いうちに日本の警察の再整備の問題と關連いたしまして、相當参考になると考えますので、一應もしお氣づきの點がありましたら、この際御報告のでき
○門司委員 なおもう少しつつこんでお聽きしておきたいと思いますが、地元、當該の被害を受けておりまする地區は、そこに多少の消防團あるいは警察等がありましても、やはり自分の身のまわり、それからさらに家族等というようなことを考えてみますと、直接なかなか活動は困難であると言えると思ひます。
○久山政府委員 私どもも、もちろんそういう事情を十分承知いたしておりますので、關係の縣、殊に埼玉縣に對しましては、もう遠慮なく警察官なりその他あらゆる面につきまして應援の要求を申し出てもらえば、でき得る限りそれに應ずるというふうに、早速手配をいたしまして、警視廳及び千葉縣に對しましては、相當數の警察力をただちに應援のために派遣できるような準備も、併せて命じておつたのでありますけれども、埼玉縣といたしましては
かような大切な時期に、弁護人との接見を禁じておるというようなことは、非常に被告側から言わせれば、どうして日本が人権の尊重ができようかと、これはやはり以前と同じだと、警察という所、檢事局という所は同じであると、そういうように考えておるのであります。
正午頃愛知縣警察部に参りまして、愛知縣警察部長の新井茂司氏に面会いたしまして、同席上に刑事課長竝びに経済課長その他関係者立会の上、同所において経済事犯或いは司法警察その他愛知縣におけるところの防犯、その他、不正事項について質疑應答、研究いたしました。次に中警察署に参りまして、又千種警察署に参りまして、これ又司法警察の現状と、勾留状態というものに対しまして視察すると共に、いろいろ研究いたしました。
信行君 八並 達雄君 山下 春江君 吉田 安君 岡井藤志郎君 佐瀬 昌三君 大島 多藏君 小西 寅松君 出席政府委員 司法事務官 奧野 健一君 ————————————— 八月三十日 罹災都市借地借家臨時處理法有効期限延長その 他に關する請願(船田享二君紹介)(第四〇五 號) 九月十三日 伊東警察署警官
この一万千五百人というものは除いて、現在大阪の拘置所にあります者が一・七倍、京都もこれも一部は刑務所に入れ、尚且つ警察にも置いて貰う。全く話は逆なんでありますが、刑務所に入れ切れないで、警察に入れて貰うという状況まで呈しておるのでありますが、これも現在入つておる者にありましては約二倍の者が入つておるという状況になつておるのであります。
午前三時頃巡警の看守が非常門が明いていることを発見いたしまして、直ちにこれが逮捕の手配等につきまして、檢事局、警察その他にも連絡いたしますとともに、戒護職員を所内に立ち廻らしたのでありますが、時既に遲く、漸く十二日になりまして、その中の三名だけが逮捕されました。他の六名につきましては、既に靜岡縣を去りまして東京都内に入つて騒がしているということを仄聞いたしておるのであります。
これは時節柄誠に止むを得ないことでございますが、この根本的問題を別といたしまして、警察力の消長、又檢察裁判の運び方、運營如何にかかる点が非常に多いのであります。私は当面の問題に関連いたしましてこの点には触れません。この点についても遺憾な点が多々あらうと思いますが、これらのいろいろの力の最後を締め括るもの、最後の締め括りをなしておるものは私は刑務所の問題、監獄の問題であろうと考えるのであります。
特にこの一般會計の中でも警察職員或いは學校の職員であるとか、又は特別會計の中にも遞信、鐵道その他非常に複雜な内容を持つているのであります。これらの職城におきまして平等な支給が常に公正であるということも、職務の本質上から見て言い兼ねる場合もあるやに思うのであります。
一般會計が二十七萬七千四百名、特別會計が百十一萬九千四百名、警察職員が十二萬五百名、教員が三十四萬四千九百人、その他——このその他と申しますのは府縣竝びに市町村吏員であります。この數字はやや正確を缺きますが、これが七十五萬一千三百名、從いまして合計二百六十一萬三千七百名、かような數字になつております。
まず最初に職員の人員の調べは、昭和二十二年の六月一日現在を逆算をれすば大體人員が出るだろうと思ひますが、この參考資料には人員の的確のものが出ておりませんので、この機會にお調べになつたものがあると思いますから、この六月一日現在において中央竝びに地方の警察、學校、これに關連した人員をお示し願いたいと思います。
第三、地方の實情に疎い出先官憲が資材の配給をなすことは、縣全體の産業から見て不都合が多いこと、第四、警察行政の上から見ても、都道府縣と關連のない事務所のやる仕事は弊害が多いこと。第五、住民からすれば、都道府縣廳と事務所との南方に連絡をとらねばなちず、不便が多いこと。第六、この制度は鐵道餘剩官吏の姥捨山との非難が多く、またタイヤ、ガソリン等、やみの本源地であるという疑惑が深いこと。
このような点から考えますると、私共は民主憲法の伴奏の下に、厖大なる官僚警察國家を作りつつあるのではなかろうかという不安の念にすら襲われる現状でございます。(拍手)ドイツにおけるワイマール憲法の悲劇が、異なる形態において我が國において成熟しつつあるのではあるまいかというような氣さえするのであります。
尚手続樣式がなかなか面倒であり、例えば戸籍届とか、或いは警察への届、或いは税務署等への申告書等も、もう少し民主的な簡單な方法を採るべきだと思います。
警察権の問題であります。これは内務省と地方との関係、而して更にこれは司法警察権の関係に及ぶと思うのでありますが、これは従前度々唱えられて、計画もせられたことで、尚実行に移り得ないところでありますが、この機会を利用いたしまして根本的な解決の途を見出したいと、かように考える次第であります。
これを初めから司法警察であるからといつて、檢察當局の手に委ねることにいたしますれば、いかにも首尾一貫ありますが、實際の便宜はこれを許さないと思うのでありまして、經濟安定本部が諸種の生産と輸送と配給との監督に當る過程においていたしますることが、より能率的であると考えまして、愼重審議の結果、この案に落ち着いたのであります。さよう御承知を願います。
また隱退藏物質の摘發と申しますか、調査の推進をはかりますためには、やはりいろいろ妨害を受けたり、その他の危險もあります關係から、警察當局、殊に一般司法警察官との連絡を十分とりまして、事務を遂行することになつているのであります。この査察官に司法警察官の職務を行うものという權限を與えますことは、監査の結果といたしまして、經濟行政に關する犯罪が發見されることがございます。
今までにも官廳方面と、あるいは内務省の經濟警察方面との争いが起つて、非常に困つておる事例がたくさんあるのであります。經濟警察方面の關係者とこの本案とで、やはりいろいろな問題が起る。この點についてはさようなことがないと考えられますか。
ところが今囘内務省が解體され、そうして日本の警察機構が根本的に民主化されるときに、これは一體どうなるのでしよう。去年内務省の解體ということは確定しておつたでしようか。おそらく確定しておらなかつたと私は思います。にわかに内務省を解體するということが、今議會に提案されたようなわけであります。
○坂東委員長 ただいま大澤君から警察制度の大改正に伴つて、各種の事情を調査する必要上、本委員におきましても、適當な人數で各方面に調査に行つたらどうか。この調査をするにつきましては、決議をもちましてこれを議長に通告して、運營委員會できめるのでありますが、ただいまの大澤君の動議に贊成でありますか。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大澤委員 戰後の警察制度の調査、竝びに近く制定されるところの警察法等につきまして、本委員會の委員が、今度休會になります期間等を割きまして、全國の各警察に對しまして、調査竝びに監査をする權限を國會において賦與してもらうべく、提案をいたすものであります。これに對しましての、皆様の御同意と、御贊成をお願いいたしたいと思います。
それから二十七日に京都におきまして、午後二時からこれは確か五時半まで、もつとかかつたかも知れませんが、府市当局の方々の外に、無論こちらの委員の外に、大部分の社会事業家の方その外に少年審判所、それから民生委員の方、それから警察少年防犯課の課長さん、及び少年保護学生連盟の方々、そういう各方面からの少年を中にしたそれぞれの立場の方々がお集まりになりまして、そうして墾談をいたしたのであります。
昭和二十二年八月三十日(土曜日) 午後二時三十一分開議 ————————————— 議事日程 第三十一号 昭和二十二年八月三十日(土曜日) 午後一時開議 第一 大正十二年勅令第五百二十八号司法警察官吏及び司法警察官吏の職務を行うべき者の指定等に関する勅令の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付) 第二 大学等への死体交付に関する法律案(内閣提出、参議院送付)
————◇————— 第一 大正十二年勅令第五百二十八号司法警察官吏および司法警察官吏の職務を行うべき者の指定等に関する勅令の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付) 第二 大学等への死体交付に関する法律案(内閣提出、参議院送付)
日程第一、大正十二年勅令第五百二十八号司法警察官吏及び司法警察官吏の職務を行うべき者の指定等に関する勅令の一部を改正する法律案、日程第二、大学等への死体交付に関する法律案、右両案は同一の委員会に付託された議案でありますから、一括して議題といたします。委員長の報告を求めます。厚生委員長小野孝君。 〔小野孝君登壇〕
○花村委員 そうすると、これは刑事訴訟法の二百四十八條で、「司法警察官の職務を行う者は、府縣における警察關と憲兵のようなもながはいると思うのですが、今六法全書をみませんけれども……。そうして巡査のごときは司法警察官吏と呼ばれておるのですね。そういう資格をすでに得ておるのですか。
その場合に經濟統制の總合官廳である經濟安定本部に、經濟警察の権能をもたせて、しかしそれはどこまでも司法省の方と十分な連絡をとり、また人的にも司法省の方から人をいただき、また内務省の方とも十分連絡をとつてやつていくという建前で、經濟行政警察の権能を經濟安定本部の方にもたせたのだろうと考えておるのでありまして、各行政について、警察というものはすべて内務省にもつのが通常であるという議論も、從來のシステムそのものを
そこで安本廳が經濟警察を握るということがはたしていいか、悪いか、これは大きな問題だと思います。經濟警察というものは、すでに警察廳内にある。あるいは地方へ参りますれば縣廳にある。ある機構を大きくすればいいと私は思う。それを殊に切離すというと語弊がありますが、安本廳にまた一つそういうものを設けることは、私はどうしても納得がいかない。
ただこれに關しては、石田君がそれに代えると言つて資料を出しておるが、石田君は目白署の警察署長ではないのだからというお話がありましたが、私は絶對にそれに代えると言つてこの資料を提出した覺えはございません。
この中一萬一千八着というものは、道廳の官吏、各支廳長、警察、食糧檢査所、市町村の役場、農業會、驚くべきことには檢事局まではいつておる。檢事局、鐵道、食糧事務所、それからはたして事實かどうかわからぬが、新聞記者諸君にもはいつておる。これはわずか二十着であります。全部で合わせますと、一萬一千八着であります。警察のごときは二千五百着ももらつておる。
安本長官がそういう不明瞭な状態でありますから、だから指令書をもつていつても、警察署がこれに協力するかどうか、これを正しいものとして行政權を執行するかどうかということに對して、いろいろの疑惑が生じたり、また警察がこれを妨害しても當り前だという氣になる。
それから車輛檢査と申しますか、車輛の免許のことを現在は警察でやつておるのでありますが、今囘この法案をつくりまするのと竝行いたしまして、運輸省の方で道路運送法案という法律をつくつて、同じく本國會に提出をいたしておるのでありますが、これは主として事業の發達と申しまするか、輸送の強力なる發展をはかる重要な見地からできておる法律であるのでありまして、その際いろいろ協議をいたしたのでありますが、車體の大きさとか
○大澤委員 警保局長の今のお話で伺いますと、地方の各府縣に駐屯しておる連合國の司政官からの命令で、警察署長なり、あるいは地方長官なりの命令で、右側通行をやらしておるというお話でありますが、實際問題といたしまして、各府縣ごとに交通取締がそういうふうに違う場合は、まつたく交通事故の發生は、當然起ることになるのでありまして、かりに本縣においては左側通行である。
○久山政府委員 自動車事故の場合に、被害者の方に重大な過失があつて事故が起きた、もちろん事故がありました場合には、警察におきまして事故の現場に臨みまして、當時のいきさつについて關係者の證言なり、その他實際の状況につきまして、詳細に檢討をいたすわけでありまして、その結果被害者に完全に過失があつた、交通違反がむしろ被害者側にあつて、いかなる注意をもつていたした場合におきましても、またそれが規定の速度の範圍
從いまして臨機の措置といたしまして、地方の海運局、あるいは海運局の支局、あるいは管海官廰、市町村、警察というような方面におきまして、これが保管をやり、それを組合とかそういうものに多少の利用をさしておる。いわゆる管理保全行為をやつておる状態でありまして、これが處分と言いますか、買却と言いますか、さようなことは法律がありません關係上、まだ措置ができない。
そういう時には何か警察的の取締をそれにダブらして行けばいいので、平和的な民主的な、人民が愉快に感ずるような平素の取締と、そういう政治的に異常な問題があつて、場合によつては爆彈の一つでも落ちるかも知れないというような場合の警察的なやり方と、平和的な衞視的なやり方と二重にそれを併用するようなことを考えられませんか。この二つをちよつとお尋ねいたします。
○參事(青木茂君) 今御指摘になりましたので調べましたところ、二百十九條には「衞視又は警察官吏」というふうな言葉がありますので、「又は」と直して頂いて……。
患者側の主張するところでは、園内には警察權をもつ分監長がいて、園内の規則に反したとの理由で公判の後患者を投獄し、収容者には入浴、治療を停止し、食事のお菜も梅干一箇だけという虐待のため死亡するものが讀出、患者瀬村幸一は園内の民主化を叫んで上申したとの理由で六箇月間も投獄され、遂に獄死、同印南八郎は同房の患者が死亡した際、その食事欲しさに三日間届け出なかつたとの理由で長期監禁され死亡、同飯村英雄は冬期間零下十六度
○説明員(原文兵衞君) 只今大臣のお話に、若干附加えさせて頂きたいと思いますが、先程のお説もありましたし、只今のお説もありまして、運輸、輸送行政並びに自動車の車輛檢査、構造装置の點が運輸省の系統の、末端におきましては自動車事務所で所管し、交通取締を内務省の系統、即ち警察において取締るということが、從來その取締も府縣におきましては警察部でやつておりました關係上、非常に工合の悪い點が出て來るのではないか
○鈴木直人君 この交通につきましては、從來は府縣においては警察部が一元的にこれを執行しておつたが、今の御説明によりますと、この法律は内務省系統で以て警察がやると、それから道路運送法案は運輸省が直轄してやる。
○鈴木直人君 警察から、從來警察が雑多のことをやつておいて、そういう方面から除外する、こういう方面はこれも私はよいと思います。