1947-12-03 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第31号
一應讀んでみますと、「建造物の營繕」が「建物の營繕」となり、その次の「及び土木建築工事請負業に關する事務」の次に(別に法律の定めあるものを除く。)とはいります。それから「竝びに國費の不當支出を防止するためにする連合國最高司令官の要求に係るすべての建設工事の技術的監督及び監視に關する事務を掌る。」となつて第一條は終りになります。
一應讀んでみますと、「建造物の營繕」が「建物の營繕」となり、その次の「及び土木建築工事請負業に關する事務」の次に(別に法律の定めあるものを除く。)とはいります。それから「竝びに國費の不當支出を防止するためにする連合國最高司令官の要求に係るすべての建設工事の技術的監督及び監視に關する事務を掌る。」となつて第一條は終りになります。
ところが先ほども申しましたように、こういう統制に從わないとか、數量を事實と違つたものを出すとかいうことは、これは實費精算契約を前提にすれば、なるほど不正ということは考えられるけれども、請負契約で出てきた以上は、そういうものは不正という觀念にははいらないものだと思う。
○石原政府委員 架設物をつくりまして、それがものができ上りますと、當然撤去されると思いますが、その架設物をつくります材料とか勞務というものは、當然請負契約の材料及び勞務の中にはいると思います。
しかしうんと安くしようというのであれば、どうしても請負契約でやらざるを得ない。請負事業というものは、どれだけの仕事をするのに、どれだけ人間を使い、どれだけ材料を使うか。それはもちろん教科書などには大體の歩掛り、資材の所要量などというものほあるにはあるのですが、必ずしも實際の仕事の運營の上には、そういうことはない。たとえば歩掛り十人かかるものを五人ぐらいにあげるということも場合によつてはある。
たとえば請負制度で局長が局長の使用人のような形で人を雇つて、パブリックにサービスをしておる郵便局を、何か局長の個人的使用人みたにな形にしておくことは、やはり弊害もあつて、そういう郵便局に從業しておる人は、國の直轄の形にした方が、やはりよいのじやないか、そういうようなその中に含まれておる新しい時代に即さないものは、改革していく必要があるという點で申したのでありまして、全體として特定局制度というものが、
これに關連いたしまして、簡單に伺いたいのでありますが、先ほど逓信大臣から、特定局の制度について請負制度あるいは特別任用制度というものは非常に弊害が多い。しかも民主的でないという見解の表示があつたのであります。特定郵便局を從來の形のままで存置するということは、確かいこれはあるいは一部には弊害があるかもしれません。
と申しますのは、一體特定局制度というものは何であるかという問題でありますが、結局特定局制度というものの内容は、これを大きくわけますと、一つは地方の郵便局がこういう制度になつておるのでありまして、請負制度になつておる。從つて局長が、一つのある請負つた金額で自分の局舎を提供する。あるいは人も雇う。いろいろ局舎の設備もする。
でございますので、この法律につきましても、第八條でございましたか、要するに請負契約によりまして全額がきまりましたら、一應それをどこまでも押し通して、一應政府側で支拂を認めていただく、それで査定ということ竝びにマル公、こういう問題も、——よんどころないいろいろな法律技術的なお立場もございましようから、やられるといたしましたら、それを一旦支拂われた後において、この追徴金なり何なりでもつて査定の結果、減額
同時に大體においていわゆる特建工事は、いわゆる請負契約によるものでありますが、今囘の法案に盛られておる思想の一種の實費清算的な觀念と、その請負契約という觀念とが、どういうふうに調和していくか。そこにいろいろ問題があろうかと存じますし、かれこれ勘案いたしましても、政府の不當支出をこの際極力防止するということは、これは何人も反對のできない事柄であろうと考えるのであります。
又部分的には請負制度なんかの関係で、惡いところも確かにあつたと思われる点もありますので、そういう点は、労働條件が、特定局なるが故に非常に惡い労働條件にならないような改善をして行かなければならんと思います。
だから特定局というこの名前が問題でなくして、この特定局制度という、この制度を形作つておるこういうふうな請負制度とか、自由任用制度とかいうことに特定局の制度の問題があるわけであります。ところがこの請負制度につきましては、まだ切手の割引、賣捌の方法、即ち切手とか葉書とかいうものを先に局長に買つて貰つて、それを賣つたら四分の手数料をつけておる。
併し特定局制度が今言つたような請負制度でありますとか、或いは請負制度に伴うておるいろいろな局舎提供の義務とか、或いはその他局長が請負によつて人を傭うというような人事権を持つたりするようなことは、いわゆる私経済的なことは、これは公経済的に切換えておる。又自由任用制もこれは公務員法の規定によつてその基準によつてやつて行くようになる。
御承知のように、土建工事においては請負の方式と實費清算の方式と二通りあつて、請負の方式というものは、やる者がいろいろ技術とか努力とか、そういうものによつて骨を折つて費用を少くして、その中から利益を生んでいくという形、これによつて非常に能率を上げるということが、仕事をする者に課せられている義務であり、また最も能率を上げた者が最も利益を得るという形に請負の形式ができているのであります。
そうして「この支配には、前首相たち、海軍及び陸軍の将官たち、旧及び新の財閥たちから、神風特攻隊員たち、農夫、漁夫、政治家、藝者、請負師、判事、ギヤング、殺人犯などが参加しており、死ぬまで主從の関係を結ぶ誓いをしている。
ところがその船は昭和二十年の七月に注文いたしまして、小型輸送船二十隻でありますが、それがまだ少しもできておりませんのに、八月十三日に全部できたと称しまして、八月三十一日に請負代金を全額支拂つたという事実があります。後で調査いたして見ますると、その著工したのは僅か六隻でありまして、而も完成品に換算いたしましても二隻四分という程度であります。
又第三の點は、渡し切り費制度の運用につきましても、從來は特定郵便局長個人の、いわば請負的性格を持つておるような恰好であつたのでございますけれども、これも只今新らしい情勢から見まして適當でないと考えまして、これを公經濟化することにいたしまして、これ亦先般すでに改正濟みでございます。
或いは又惡どい方々は、特定局長になることによつて、請負制度であるが故に利潤がそこに見込まれて來る。そういう立場から實際の仕事に對する熱意とか、或いは通信事業のサービスなんということを念頭に考えるよりも、自分のそういう立場を先ずお考えになつて、局長になつておられる方が多かつた。
特定局制度は、明治五年事業開始に際し、國家財政の都合により局長の地位の代償として、局舍の提供を求め、一定額の渡切經費支給し、請負式商業的經營により、今日に至つたものである。
本干拓事業は昭和二十一年六月農林省の委託により、霞ヶ浦干拓耕地整理組合が施行者となり、工事請負人として株木組を指定したのであります。新利根川河口の本新島村地先を埋立するものでありまして、耕地面積四百六十町歩、工費四千八百萬圓、期間三箇年を豫定しています。サンドポンプ船一臺により、高さ十五尺、幅百八十尺、延長五キロ餘の堤塘を築造し、内水を排除せんとするのであります。
また炭鑛とかその他土木請負關係においては、多少幽霊人口というものがありまして、そのために米が餘るということはございますが、少くともまじめに正直な登録人口においては配給を受けておる現状においては、その所要カロリーの上から考えて現在の配給量で餘るということはどうにかしない限りにおいては絶對にないと考えます。そういう特別な例をもつてきて、全體を押えつけるというやり方は正しい政治のやり方とは考えません。
先般私は九州の方の炭鉱を少し廻つたことがありますが、その時に坑内の採炭夫は、これは殆んど全部請負給に昔からなつておりますが、税金が高いために、月收五千円以上になると、後は殆んど大部分税金で取られるので働かない。二十日働いて五千円になれば後は遊んでおる、こういう氣風が相当に漲つておる、こういう話を至るところで聞くのであります。
その他第二分科會の所管の中の批難事項といたしまして、特に目立ちますることは、内務省におきましても、厚生省におきましても、運輸省におきましても、いろいろ土木事業建築費といつたような請負建築費につきまして、未だ工事が十分にできておりませんのにその全額を支拂をいたし、或いは會計年度を紊りまして支出いたしましたような事項がございます。
次に大阪陸軍造兵廠關係で、昭和二十年七月、香川造船機株式會社に請負わせた小型輸送船二十隻に對する支拂金の問題でありますが、實際は契約數量二十隻に對しまして、終戰當時著手していたのは僅かに六隻に止まつており、これも完成品に換算いたしまして、僅に二隻四分であつたのを、昭和二十年八月十三日に全部納入したものとして、請負代金金額を支拂つたものい、その過拂金が百三十九萬餘圓となるのであります。
そのときにおきましては、實に具體的に工事には著手をいたしておりませんでしたので、これが打切りと同時に、請負の際に前拂いしてございました工事費の三分の一は、ただちにこれを引上げなければならないのでございますが、檢査を受けました當時におきましては、納入告知書は發行しておつたけれども、まだ返納が完了していなかつたというのでございます。
さような場合には、たとえば特定郵便局の局舎については、その局舎の報償として郵便局長に支給すベき金額の中に、税金の額に相當するものを見、また郵便物の運送にもつぱら從事している赤自動車に課税されるという場合は、もちろんその税金に相當するものが、その請負料の中に包含されるベき筋合ということになるわけであります。
それから第六條の四、これは擬装自作と申しますか、實質的内容は小作關係でありましても、それを請負その他の名目をもつて自作地としている。かようなものは當然小作地とみなして買收の對象になることは、この法律に規定してございますが、そういう場合に請負者をしておつたような人を小作者とみなし、そうして遡及規定が適用になる、こういうことであります。
鉄道公安強化に必要な経費一千六百万円、食糧増産に必要な経費三千万円、防疫に必要な経費二千二百万円、公債及び借入金の利子及び債務取扱に必要な経費一億一千二百万円、予備費の増加四億円、以上の合計額二百五億四千血百万円を追加し、予算定員の節減等(一六、六六九人減員)に伴う既定経費の減少二億一千七百万円、地方輸送行政の移管、観光行政機構の拡充、鉄道公安強化に伴い一般既定経費の節減一千三百万円、自動車事業の請負作業量
○島村軍次君 畜産の振興についても只今大体の説明を承わりましたが、この予算の内容を見ますると、畜産改良及び増殖費として、寄贈種牡牛受領及輸送に要する請負費二十二万六千円という経費が計上されておりますが、これがいわゆる乳牛の緊急増殖の経費であります。それからこれは只今御説明によりますと「アメリカからの種牡牛輸入というような経費のように思いますが、それでありますか。
それと同時にこの請負等については、入札制度をとつておるのであります。監査制度などによりまして、この都道府縣とか、あるいは戰災復興院等が、一度相当監査をされておるのであります。それに更に支拂につきましては、大藏省自身が監査をいたしましで、更にそのうち相当額を削るというようなことで、最後の支拂までをいたしておるのであります。本朝も受けたのは、あまりにもひどい。
鐵道公安強化に必要な經費一千六百萬圓、食糧増産に必要な經費三千萬圓、防疫に必要な經費二千三百萬圓、公債及び借入金の利子及び債務取扱いに必要な經費一億一千二百萬圓、豫備費の増加四億圓、以上の合計額二百五億四千四百萬圓を追加し、豫算定員の節減等、一萬六千六百六十九人減員に伴う既定經費の減少二億一千七百萬圓、地方輸送行政の移管、觀光行政機構の擴充、鐵道公安強化に伴い一般既定經費の節減一千三百萬圓、自動車事業の請負作業量