1954-04-23 第19回国会 参議院 本会議 第38号
これらの不当事項の殆んど全部が災害復旧その他の土木建築工事に関するものでありますが、先ず補助申請に当つて甚だしい水増しがなされておつたり、調査不十分であつたり、事実に反する設計をしておるものが多い。これらの書類は府県知事を経由することになつておりますが、実際は単に素通りであり、実態に立入つて調査をしていないのが通常であります。主務省の査定も又おおむね机上査定であつて現地調査が励行されておりません。
これらの不当事項の殆んど全部が災害復旧その他の土木建築工事に関するものでありますが、先ず補助申請に当つて甚だしい水増しがなされておつたり、調査不十分であつたり、事実に反する設計をしておるものが多い。これらの書類は府県知事を経由することになつておりますが、実際は単に素通りであり、実態に立入つて調査をしていないのが通常であります。主務省の査定も又おおむね机上査定であつて現地調査が励行されておりません。
4 工事の設計及び施行 駅の公共性を確保するために設計については国鉄がみずから行うことを原則とするが、出願者に設計を行わせる部分についても、国鉄がその内容を審査の上決定するものとする。 工事の施行については国鉄の専用部分及び共同使用部分のほか、少くとも基礎並びに躯体及び外装部分を国鉄が行うことを原則とする。 出願者負担の工事費は、工事の施行に支障のないように前納させることとする。
併しながら、昭和二十七年度決算検査報告によれば、不当事項として千三日余件が指摘され、そのうち約八割五分を占める千百余件は、補助金等に関するものであり、その内容は、事業費ついて過大に積算したり、不実の積算をしたものや、設計通りの工事を施行しなかつたり、甚しいのは、架空の工事や二重の申請をして国庫補助金等の交付を受けているもの等があります。
この営農試験地というのは、数戸の農家の協力を得て、おのおの一、二反の田畑を営農試験地として提供させ、ここで現在までの試験研究の結果判明している技術を現地の営農の実態に応じて、受入れやすい形で総合的に組合わせて応用し、農家と共に研究にも役立たせ、又普及にも役立たせ、それによつてその地帯の農業の改良を図ろうという狙いのもので、設計するときには試験場等の専門技術も大いに参加するが、そのあと現地では普及員と
○下川委員 そうするとこの建設関係に関するいわゆる設計でありますが、これは建設省に当然建築を委託してある以上は、もちろんこれは建設省でできることなんです。それがどういうわけで民間側に委託されたのでございましようか。
今委託工事、すなわち建設省の方へ委託をいたしました方の数字につきましては、ちよつと調べて申し上げますが、こちら側の設計自身がどうなつておるかということを申し上げますと、これは工事費の大体一%ということを見まして四百九十九万八千円、これが設計を担当いたしました山田守という建築事務所がありますが、そこに委託しておりますので、そこに対する委託費になつております。これは設計だけでございます。
これは、設計の方を保安庁の責任にいたしまして、工事の方は建設省でやつております。そこで保安庁の方として設計の金が行つているわけであります。これは工事の事務費に相なりますので、差上げてありますものには事務費が入つておりませんから、従いまして、差上げたものの中に入つていないわけであります。
私が申しておりますのは、ただいま建築中のものとか今後建築に着手するもの、計画はできておりまして、建築の設計もできておりますが、まだ現実に建築に着手していないというふうなものが相当ございます。もし移るのであれば、そうしたものの建築をとりやめるということもできるわけでございます。あるいは保安隊の拡充に伴いまして、米軍施設の一部返還を今交渉いたしております。
これは設計の問題になるでしようけれども、それとも、あるものはあつて、ただ蛇口程度の、蛇口というか地中から立上りの部分だけを自由にやつて行くということであるのか。例えば上水の水道の問題ですね、上水道の問題……。下水の問題にしましても幹線になる下水道というものは、恐らくその道路に、相当な道路に地下埋没して新らしく作ると思うのです。
で、各施設に共通する一つの設計の基準と申しますか、特別の考慮を払うべき基準というものは、私はこれは区画整理の常識上から考えましても、一本にして考えるということはむずかしいであろう、で、お話のように、送水管或いは排水管につきましては、これは道路上につくるという原則に当然立つべきだと思います。
○田中一君 若しそのような設計を以て許可をした場合には、政府としては、予算上の制約を受けて原形主義で区画整理をする場合には、どういう態度をとりますか。
しかしながら昭和二十七年度決算検査報告によれば、不当事項として千三百余件が指摘され、そのうち約八割五分を占める千百余件は補助金等に関するものであり、その内容は、事業費について過大に積算したり、不実の積算をしたものや、設計通りの工事を施行しなかつたり、はなはだしいのは架空の工事や二重の申請をして国庫補助金等の交付を受けているもの等があります。
ただそういう形式をとりまして、そして正規のいわゆる設計に載つておる計画以外にいろいろなことをしたいというときに、それをこれによつて若干浮かしました金でやるということが行われておりまして、これは明らかに不当なことでございますので、現在ではかようなことは厳重に取締つております。実質上におきましては、大部分がその事業に使われておるということは、この数字であわかりくださると思います。
それからただいま御質問にありました農地等の問題につきましては、農地事務局あるいは県の耕地課等の指導を受けまして、設計の正しいものを取上げておる。こういうことになつておりますので、御質問のようなことは、検査の面からはちよつと受取れないのであります。
併しまあ一代に一軒くらいしか建たない現在でありますから、大概は建築屋に頼んだり或いは設計技師に頼んだりして、或いは土地を探すのに非常に骨が折れる。そういう手数を省いてくれというような趣旨のいわゆる建売りが欲しいというような国民の声も随分あると思うのです。
営繕局における保安庁その他の省の委託設計工事の内容という資料を頂いたのです。それで保安庁関係で昭和二十九年度に建設する建設内容ですね。一応我々頂いたのには委託設計工事の内容になつていますが、大体八十五億が予定されている。それでこれは委託設計工事の内容ということは大体保安庁関係の建設の費用はこれは八十五億全部含まれているのかどうか。
○木村国務大臣 これも詳細については事務当局から説明いたしますが、おそらく建設省あたりで設計しておると時期的関係において非常に遅れて間に合わぬというような関係があつたことと私は推察いたします。必ずそこに正当な理由があるものと私は考えております。詳しいことは事務当局から答弁いたさせます。
しかしこの契約済みになつた東京病院の工事に対して、この資料の中には調査費も、あるいはまた設計費も全然載つておらない。だんだんこれを調べてみると、この三千五百万円の東京病院の設計は、建設省に委託するのが当然なんです。しかし建設省に委託せずして、この設計が全然民間に委託されておる。しか弔建設省にこれを委託する場合は、一切の諸経費を合算して民間の半額に当る。
設計を見ますと、この設計がそのまま契約になつたのでありますが、その内訳を見ますと手掘りの量が非常に多い。ここにございますが二万一千五百九十九立米の手掘りを見込んでいるが、サンドポンプを効果的に使えばそんなに必要はなかつた。現に請負人も二方一千なんか手掘りをやつていない。請負人がやりましたのは、今の二万一千立米のうち六千八百立米はサンドポンプで掘つてしまつた。
あそこはりつぱな技術者をたくさん持つておりまして、たとえば私どもがルルギーの低温乾溜装置を買いましたときにも、ドイツにはどこにもなかつたのでありまして、ただ設計だけ買つたのであります。そうして向うからいろいろデータをとりまして、それで私どもが研究した結果によつて改良したものが売り出されておるような状態でありまして、その私どもの炉が向うのカタログに載つたのでございます。
それ以来いろいろの基本となるべき設計の作成その他の準備をいたしましたが、これが遅れまして、実際の経費としては八百二十七万四千円を使用したにすぎません。その他の金額はまだ使わずに残つておるわけであります。いろいろ財政整理等の関係もございまして、現在七千三百三十万円ばかりは二十九年度の工事費に繰越すこととし、大蔵省の承認を得ております。
林道につきましては、預託金融機関の方で、その設計のようなものは県の技師の方の御意見を聞きましても、これなら大丈夫というものに限つて書類を進めております。一応書類につきましても妥当である、信用方面から見ても妥当であるというところまで行きました書類が主として上つて参りますが、公庫の方ではその上つて来ましたいろいろの書類によりまして、融資をするかしないかを審議しております。
こういうようなものは当初の設計を監督するのじやなくして、これは浜松市がやつておる仕事であつても、その当初決定された、市民に提示された案から二転、三転、四転して変つた案が出て来るのです。そして建設省で聞いてみますと、建設省はどうも地元がそういうのならこれは止むを得んのじやないかということを、行つておるのです。従つてそういうように当初計画された事業計画というものが途中で歪曲される。
これは組合等でやります場合に、一定の土地を学校に寄付するというような場合もあるわけでありましてそういつたものを規定しておるのでありますが、そのように一定の目的のために保留地を取る場合は、これはあらかじめ設計において当初からきまつておるかと思います。
○説明員(中路誠三君) 只今御指摘がございましたが、一般の重大な国鉄構造物に影響しまするものにつきましては、又地盤その他相当むずかしい場所におきましては、先ほど大沢さんからお話がございましたように、ただ堅固なものであるということで、あとは少少計算或いは設計図等は参考的なアドヴアイスを受けるだけということでは、この重大なる構造物のための仮設物とは書いてございまするが、これは実際はそういう単なる仮設物ではないのでございまして
考えられるべきものじやないか、飽くまでも請負人としては若しもそれで国鉄がよかろうと言つても、それで若し請負人として心配があれば、なお強固なものを作つて、そして国鉄のほうに引渡すというような義務があるのではなかろうか、こういうふうに検査院としては考えておる次第でございまして、本件の場合も、若しも国鉄側の御説明のようであるとしますれば、入札の示方書その他には鋼矢板にこういうものを用いて、もつと具体的な設計
これは御承知のように、入札当初から応力計算書或いは設計とか施工法とかいうことを入札事前に取つて、そのものだけにつきまして、更に入札したというようなことでございます。もとより公開入札ではございますが、やはりそういうような設計書或いは計算書というようなものを提出せしめましてやつております。一般的なものではございません。
で、事業計画の中には、この施行地区の範囲、それから工区に分ける場合の工区の諸設計、資金計画、それだけのものが内容として提出されるわけであります。
○政府委員(渋江操一君) ここに九条の一項四号に書かれております「必要な経済的基礎」という趣意は、施行主体の考えている資金計画或いは事業計画遂行のための、今申しました資金計画の中には資金調達計画も入ると思いますが、それらにつきましての必要な合理的な基礎がないということを言つているわけでありまして、従つて例えて申しますれば、この設計の下におけるこれだけの事業費というような場合におきまして、その設計に見合
○政府委員(渋江操一君) その点は区画整理事業の換地計画その他におきまして、或いは設計の上におきまして特に今までも注意はしておつたのでありますが、この法律の運用として、技術的基準もそうでございますが、設計の内容のむしろ監督認可と申しますか、そういう部面でこれは考慮さるべき問題だと思います。
林道協会というものがございまして、これは主として林道の必要性の宣伝であるとか、あるいは技術の普及であるとか、指導であるとかというようなことを主体的に実行いたしておりますか、私どもといたしましては、特に結成を要望したものでもございませんし、これを機関として活用するという筋のものでもなく、地方の任意団体がメンバーとなられて、中央に林道協会というものを結成されまして、林道の必要性の宣伝普及なり、あるいは林道設計
現在といたしましては、先ほど申上げましたように、単年度事業として補助している以上単年度以内に仕事を片づけて行く、そうして設計変更その他を認める必要がある場合でも当該年度内に設計変更の申請を受取つて、その当該年度内に固めて行く、それ以外のものは補助の対象として認めない方針でやられることが望ましいではないか、こういうふうに考えておるわけであります。
これにつきましては特に検査院からただいま御指摘がありましたように、単年度補助であるところのものが在来の慣習と申しますか、そう申しましても別に弁解にはならないのでございますが、そういう過去の慣習みたいなものから継続事業的に扱つておることのために、設計変更等の問題におきましても、早く年度内に申請をすべきものが遅れておつた、あるいは当局におきましても、年度を過ぎてからでも認可をしたということがこの問題を生