1947-10-23 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第22号
勞働能率の低下、職場規律の質問が常に論議されておる。終戰後のこの急激なる民主主義國家への轉換にあたりまして、現實には國民にはまだ十分なる反省訓練ができていないのであります。先般も申し上げますように、民主主義はまだ履き違えられておるのであります。
勞働能率の低下、職場規律の質問が常に論議されておる。終戰後のこの急激なる民主主義國家への轉換にあたりまして、現實には國民にはまだ十分なる反省訓練ができていないのであります。先般も申し上げますように、民主主義はまだ履き違えられておるのであります。
あるいはもう一つは、缺勤常習者に解雇權を認めなければ規律が確立しないというようなことが書いてあるのであります。國家のために働くのだという意識をもたせ、炭鑛の雰囲氣を改善させ、そうして増産に寄與せしめようという道徳的の要望では、もう増産にならない。物でいかなければならぬぞという論説が出ておつたのであります。
第三に、裁判官に関する心身の故障のために職務をとることができるかどうかの裁判及び懲戒の裁判については、この種裁判が裁判所の内部規律に関するものでありますので、組織、管轄及び手続についての重要事項のみを規定し、その他は原則的に最高裁判所の定める規則に委ね、なるべく裁判所の自律に任せております。
從つて國家の統制力いかんとか、あるいはその限界いかんということは、私らの立場から申しますならば、國民に現在の日本の經濟危機を深く認識していただいて、國民が自分の手で、現在の統制をどのように規律しなくてはならないかというところに問題があるのではないか、このように私らは解釋しております。
○吉田政府委員 ただいまもお尋ねがありましたように、職場における規律というものが、今日必ずしも十分でございませんので、就業規則の準則をつくりまして、それによつて各炭鑛につきまして勞働協約をつくつていただきまして、規律の嚴正をはかる。これはただいま勞働省の方で一案をつくつておられますが、そういうものができましたならば、各炭鑛でそれを採用することにして、協議會等を開いてもらいたいと考えております。
我が國には曾て世界の水準にまで達した炭鉱技術がまだ残つておりまして、それぞれの人によつて、或いは炭鉱それぞれの施設、設備によりまして、或いは又文献によつて今尚立派に残されておりますから、そういうものを本当によく使い分けをして、そうしてこの戰後の混乱した山の状況がよく立直り、又炭鉱の職場規律が確立されて、それがますますよくなつて行く傾向になつておりまするから、本当に徹底した重点政策を遂行されるならば、
つまり政府においてはほんとうに腰をすえて、労務体制を改善し、石炭に関する特別労働委員会をつくるそれには政府は非常な覚悟をもつてやらなければいかぬと思いますが、これができたならば、経営者の責任において設備の復旧、殊に炭車の新造、修理を急いで、切羽から積込場までの運搬が円滑にいくならば、また電力の確保ができたならば、労資双方の総意によつて、労働者の坑内外の規律と能率給の確立ができたならば、配炭公團と運輸省
これは憲法の第七十七條に「最高裁判所は、訴訟に関する手続、弁護士裁判所の内部規律及び司法事務処理に関する事項について、規則を定める権限を有する。」と、ここから來た言葉であろうと察するのでありますが、この條文から見まして、訴訟に関する手続というようなことが書いてあるところから見まして、何か從前の法律、命令、規則というものとはいささか違つたような感じがいたす。
それから從前の服務規律を、これを檢討いたしまして、従前の官吏制度においてあつたが、今日においては不適当なものはこれを落します。又その適当な事柄は拾つております。今回の制度には採入れました。更に公務員が一般の勤労者とは特別なものであるというような角度から、倫理的な規定をここに入れておりましたが、そういうものはなるべくこれは落しました。
第二は増産要望のみに止まらず、経営管理者に欠勤常習者の解雇権を認め、規律を確立すること。こう申しております。またロスアンゼルス・タイムスの記者はジョーンズ氏は—これは十月九日号に出ておりますが、炭鉱國有の運営機関たる全國石炭委員会ができて以來、厖大な官僚主義が確立され、中央の要請が坑夫のつるはしにまで達するには幾月もかかる実情である。
從業員に経営の参画権を與えながら、職務上の義務規定を制定せずして、從業員の現場規律が保てるでありましようか。現場の指導者のみの不当の責任を強いて、本法案の主目的である政府、労務者、経営者の三位一体の増産体制を実現できるだろうかと、疑問をもつものであります。
しかしながらこの點については、私どもでもきるだけの努力をして、なお連合軍司令部の好意ある御援助もいろいろ得たいと考えておりますが、この困難な事態のもとにおいて、新しい法律のもとに今後の道路運營のあるべき行き方を規律して、これによつて今後の發展に備えていくということが、必要であろうかと考えます。
先ほど西田委員から質問が出たのでありますが、この石炭非常増産對策要綱を先般御發表になりましたが、これによりますと、「出炭能力を最高度に發揮せしめる為坑内設備及勞働力充實の、勞働規律の確立竝びに二十四時間制の完全實施を強力に推進する。」まことに結構なことで、さようなければならぬと思うのであります。
これは、この種の裁判は裁判所の内部規律に関するものでありますので、成るべく裁判所の自律に委ねることが適当と考えたからであります。
併しながら国民行為の規律として一般的に尊重せられておるならば、法の目的は達せられておるのであります。性の問題は刑法で取扱わざるのが適当であるという説もあります。併しながらすべての姦淫罪を刑法から除くことはできないでありましよう。猥褻の罪はいかがでありますか。この刑法の改正案でも、従来の罰金科料の刑を二年以下の懲役に改めておる程に重きを於いておるのであります。
又これが今あなたからお尋ねになり、私の答えておる程度であるならばこれは相当の処置をとりこの基準局長に反省を求めるばかりでなく、いわゆる官吏服務規律その他の官吏に対する諸法規の範囲において処置をとる。又こういうことは福井縣ばかりでなく全國にあると思いますから、これは全國の労働基準局長に至急嚴重なる戒告を労働大臣の名において発しようと思います。
併しごの國家公務員法としては一應の資格を規律して行つて、あと任用権者がああせいこうせいと、そう手取り足取り規定はできないのでありますが、あまり乱脈になつても因るというので、大体退職後の年限を切りたい。十年も前に法制局参事官をやつておつたからと言つて、又務まるものでない。又在職当時或いは勤務成績が好かつた。
それから性道徳については、刑法の規定が勵行されない憾みがあるから、却つて刑法の尊嚴を害するという議論がある、折角書いた以上は勵行されなければならんじやないかということを申しますけれども、國民行爲の規律として一般的に遵守されれば、法の目的は達せられるのであります。それは先程來申しましたごとく、罪ということの認識を深刻にすることが要點であります。それでなければ國民は反省しない。
併しながら本當のこのやまの職場規律というものが、下から燃え上つた民主主義的な方法で作らなければ本筋の職場規律はできないと思うのです。だから私が申しましたのは、その本筋のことを考えて言つたのでありまして、今あなたが御指摘のようなことがないとは言つておりません。
○國務大臣(水谷長三郎君) 玉置さんの御質問でございますが、ちようど今は戰爭時分の強制勞働の下における規律と民主的な職場の規律との過渡期になつておりまして、それは除々に終戰當時に比べれば囘復いたしておりますけれども、やはり現在の生産増強の上から申しまして、職場規律の確立ということが必要であるということは、やまにおきましてもそれぞれの責任ある立場の人も十分に確認しておるような状態であります。
○玉置吉之丞君 この際現場の規律ということについて商工大臣のお考えを伺つて置きたいと思います。石炭の掘れない原因には幾多問題があると思うのでありますが、私は現場の規律が紊れておつて、そのために勞働意欲が伸びないということに大きな原因があるのではないかしらん。この規律の立て直しと思しますか、これをどうするかということは一番大きい問題であると思います。
規律が尊ばれるという意味は、とにかく取扱い方というものが、罪本位な取扱い方になつて情本位でない。彼等に對してはもう社會の罪が彼等に被ぶさつているのである、という觀點からその子供を見ていないというところに缺くるところがある。
寧ろそういう角度は從なんで、主は國の規律が出て行くのだというので、多少民間の從業員規則を作るという使用者の立場とは、やや違つた立場があろうと考えておる次第であります。
教員身分法というものによつて官公私を通じて一定の規律を作るべきだという意見が相當ございました。併しこれは身分法の全部なのか、今のような服務とか或いはそういう刑罰關係とか、そういうものだけを通じてそうなるか。或いは身分全體が特殊なものになるかというようなことになりますと、恐らく今のような連立でなければならない。
即ち米國におきましては、各洲獨立の法制の下に立つことを原則といたしておりまするので、各洲は各自洲内における自動車運送を規律する權限を有しております。併しながら洲際又は國際の自動車運送に關しましては、各洲におきましては監督の權限を持つておりません。洲際又は國際自動車運送につきましては、聯邦の法律であります洲際交通法即ちインターステート・コンマース・アクトが制定せられておるのであります。
從いまして同じ自動車運送事業という定義の中に全部を追い込んで、一律にこれを規律して行くということは、果して事業の實態から考えまして妥當であるかどうか、この法律案を起案されました場合に、これらの點についていかなるお考えを以て對處されましたか、この邊の事情を伺いたいと思います。
第三は「生炭能力を最高度に発揮せしめる爲坑内設備及労働力の充実、労働規律の確立並びに廿四時間制の完全実施を強力に推進する。」