1947-10-25 第1回国会 衆議院 農林委員会 第41号
今次の戰災は、被害がほとんど全國にまたがり、都市、村落を通じてその燒失面積は防空上の必要により建物疎開をいたした面積をも含めて、ほぼ一億七千萬坪に達しております。このきわめて廣範圍にわたる羅災地域及び疎開跡地を急速に清掃、整地し、復興計畫に基いて、ここに文化國家にふさわしい近代都市の再建をはかりますことは、われわれの深く念願するところでありまして、この目標を達成するため鋭意努力をいたしております。
今次の戰災は、被害がほとんど全國にまたがり、都市、村落を通じてその燒失面積は防空上の必要により建物疎開をいたした面積をも含めて、ほぼ一億七千萬坪に達しております。このきわめて廣範圍にわたる羅災地域及び疎開跡地を急速に清掃、整地し、復興計畫に基いて、ここに文化國家にふさわしい近代都市の再建をはかりますことは、われわれの深く念願するところでありまして、この目標を達成するため鋭意努力をいたしております。
掛金率は一定年間の被害統計を基礎として算定することに變りはありませんが、これを米麥については、各都道府縣ごとに通常、異常及び超異常の三段階に分析して、全國に共通する最低の掛金部分はこれほ農家負擔とし、これを超える通常及び異常部分は二分の一を國家が負擔し、超異常の部分については、全部を國家負擔といたしたのでありますが、平均してみますると、農家と國家の負擔は約半々となつております。
そう言えるわれでございますが、これは生産が上つて、從つて賃金の千八百圓、四千圓になるというような場合を想定いたしますると、兩方の相の間の購買力に不均衡を生じまして、結局總體的には一方が被害を受けるということになりますので、非常に上つたような場合は、その面から檢討する必要があると存じますが、ただそれがどの程度に上つた場合、從つて時期的に見ていつごろかということは、生産實相と勘案して考えるべき問題と存ずる
政府は先ほど三木逓信大臣が言われた通り、こういう行為が行われている限り、すなわち公共の福祉に反する行為が行われている限り、重大なる通信事務というものが停滞したときに社會に與える被害が非常に大きいのであるから、爭議の平和的解決、産業の平和を唱えているわれわれとしては、今までの點は不問に附する。
その一點と、農作物の關係で昨年旱魃があつたということは事實としても、戰爭によつて受けた被害のうちにコルホーズの被害が九萬八千、ソフホーズが一八七六ということを發表しておる、これらはさう簡單に復歸できない。旱魃ばかりではない。これに伴つて生産面におけるいろいろな設備、支出とか、勞働力とかで、今あげられにような數字はかなり對外宣傳の意味があるのではないかと思うのですが、そういう點どうでしようか。
○井上政府委員 水害應急對策につきましては、對策費につきましてはそれぞれ閣議の決定を經まして、必要な處置を講じてまいつておりますが、旱害地帶に對する應急施設費については、政府として具體的にいくら補助するとか、あるいはまたは將來の施設をどうするかというようなことについて、被害地の懸當局との間に具體案をつくりまして、そうして早く經濟安定本部の方へその要求を出してまいりましたところ、最近になりまして、旱害對策
從つてどうしても風浪を防ぐ設備がなければ被害甚大であります。一昨年のごときは一擧に四十二枚のわくを流した。價格にして數億圓に上るものであります。毎年ここで漁獲しつつ風浪のために流されて、せつかくの大事な實を捨てておる。これだけの金額を五年分溜めたら、どんな立派な港灣設備でもできる。そういうことを日ごろから私どもは主張しておりましたが、いろいろの關係で今までできなかつたのであります。
二年、三年ごとに非常な被害をこうむりまして、今日の食糧事情困難な折から、國家の一大損失であるのであります。從來も五行川、野元川につきましては再三請願がなされ、またこれの改修工事も著手いたされておるのでありますが、不十分でありまするので、なお一層速やかに、かつ十分にこの改修工事の實施いたされまするように、當委員會において御採擇のほどをお願いしたいのであります。
一面昨年降雨期においても溢れ、相當の被害がありました。
しかるにこの二つの樋門がないためにせつかく堤防ができておりましても、その樋門から逆流して、相當な被害が年々歳々繰返えされているというのが現下の實情でございます。そこでどうしてもこの二つの樋門を早くしていただきたい。
從つて洪水が出て來ると、四十三年に比較して各地に三千万人も多いのですから、どうしても被害が大きくなる。ですから四十三年の被害と今年の関東の被害とを比較して、今年は非常に多いように云つておりますが、四十三年には十八万町歩冠水し、今年は十二万町歩しか冠水していない。こういうことですけれども実は今度の被害が非常に大きい。
今度の関東水害におきまして被害を受けました現状を調査いたしましたが、最近漸く纒まりましたので、そのことを簡單に御報告申げます。これは東京農地事務局が調査したわけでありまして、調査圏は茨城、栃木、埼玉、千葉の四縣になつております。群馬縣は資料が纒まりませんので、これが來ましたならば追つて報告いたしたいと思いますが、そういうわけで大体今のところ四縣になつております。
資材の制約を受けますので、なるべく被害を受けた人に全般的に資材のまわるようにするためには、一軒の家の需用はできるだけ、とりあえずわずかなものにしていただいて、次に第二段階にまた増築していくというふうにしていただきたい。そういう希望をもつております。ほかのものはこの十五坪以上は全然許可をしない、こういう意味じやございません。
それに三千戸というのは、全體の被害からみますと少いわけであります。これはいろいろと折衝いたしましたけれども、どうもこれ以上財政その他の關係でむつかしいということで、こういうことになつているわけであります。さよう御承知願います。
これは一應實際の被害を明らかにしてからきめるべきものですが、一應の腹案としてこんなふうに割當てみたわけでありますが岩手が特に少いわけではないのであります。埼玉と東京がこの被害の關係からいいますと大きくなつておりますが、これはまた大都市の特殊事情がありまして、特に多く割當てることになつております。
要旨、吉井川下流改修工事は岡山縣和氣町より下流延長四十六キロに及ぶ堤防の大改修でありまして、昭和二十一年度より工事に着手していたのでありますが、その後の物價の高騰により工事進捗せず、このままで放置したならば、出水期には九千町歩の耕地に被害を及ぼすことは明らかであります。この際工事費一千万円を増額し急速なる工事の進捗を図られたい。 これに対する政府のお考えいかがですか。
○説明員(三島利美君) 最上川につきましては、改修工事を一緒にやりまして、それに対しまする停水施設とかいろいろな関係で十分歩調を合わせることができませず、若干遅れましたような関係で、出水毎に相当程度の被害があつて非常に遺憾に思つておりますが、これにつきましては改修工事の方で十分一つ今後停水関係の施設をも促進したい、かように思つております。
○説明員(三島利美君) 最上川は最近数年間引続きまして出水の被害を受けております。今年度におきましても、三月から四月に掛けましての春水の、雪融水の被害、去る七月の被害、引続きましての九月の水害、再々の被害を受けておるのであります。
さらにまたお話のごとく、輸送に密接な關係のある水害の對策でありますが、御存じの通り林道が破壊をいたしまして、満足に輸送が行い得ないような實情にありますので、これらの林道囘復について、また水害によるかまどのはかいの囘復、復興等についての對策を併ぜて考え、また必要な地帶に對しましては、水害對策費の一部から、これらの復舊費を、すぐ各被害縣に割當てましてやつておるようなわけでありまして、それに對しましては、
それからもう一つの方法は、私少し乱暴のようですが、御承知のように、イギリスなどの刑事訴訟では、何も檢事というものが間になければ刑事訴訟ができないというのではないので、つまり被害者が原告になつて刑事訴訟が起るというのがむしろイギリスでは根本の建前である。英米の刑事訴訟というのはそういうものです。
能率、能力主義というものを盛んに官廳で唱えられてそうして巻添を食うのは農民数千万同胞でありまして、このメリツト・システムというものは、巻添を食う被害者があるところの能率主義を建前としてやられたら非常に國民が困るのでありまして、数千万の農民を苦しめて、そうして苦しめたいわゆる公務員に対して、その退職の場合は恩給をくれる、國民は苦しめられて、退職する場合は又恩給をぶつたくられるというような建前に、この能率主義
而して本漁港に繋留する漁船は大小合わせて六百隻の外、各種運搬船の 出入多く、暴風雨等の際は港湾に收容できず、港外島影に避難するため被害も多く、昭和二十一年度だけでも漁船の被害大小百三十五隻にも及ぶという現状で、速かに修築の要がある。 右理由により参議院は願意の大体を妥当なりと思う。よつて内閣は鋭意これが実現に努力せられたい。ここに國会法第八十一條により別册を送付する。
この新たに発生いたしました廣大な被害に対應いたしまして、本委員会を去る三日に改組いたし、目下全國の被害地に対する対策の促進にあたつておるのであります。水害地の対策は、御承知のごとく應急対策と恒久対策とに二分せられるのでありますが、本委会におきましては、應急対策に主眼をおき、その対策の樹立と促進を期しておる次第であります。
それからもう一つ、これは水害について感じたのでありますが、私も調査團の一員として参つて、早速労働関係のことについて調査したいと思つたところが、すべてそうした仕事が、私共が調査したいと思つたときは、仕事は労働基準局の方に移つてしまつたというようなことで、実際はいろいろ外の被害についても、ただ莫然といくら家が浸水したということだけでなくしてその水害によつて、労働者が自分は水害に見舞われないが、且つ亦工場
しかも鳥海山脈の麓に属するところでございまして、この砂防が一たび決壞いたしますと、人家に對する被害というものはきわめて甚大でありますし、さらに南の方に破れますと、千四百餘町歩という庄内平野の一環でありますが、そこが冠水するわけであります。
御承知のごとく中國地方の森林は、非常に密生しておりせんで、少し雨が降ると直ちに洪水となり、大正八年に大洪水がありまして、福山全市浸水、流失その附近数十箇町村が被害を受けたのです。
さらにまた本年七月の災害におきましても、やはり工事の未完成部分が相當の被害を受けているような實情であります。政府におきましては、これらの災害に對しましては、迅速にその復舊をはかつているのでありまして、改修工事の済んでいない區域に對しては、國庫財政の許す限り、でき得る限りこれを短期間に完成いたしたいとすう方針でおります。
制限は一家族を通じて一カ月五百円以下、その次は租税の支拂いに充てる場合、それから三番目は昨年十一月の南海の地震によつて被害者が生活に困つたという場合は一人につき五百円、一家族を通じ二千円以下、これを認める。
又府縣に対しましても、今後における災害の査定というものは、從來のような膏藥貼ではなくて、相当積極性を以て内務省としては査定をするから、その意味において設計しろという通知をしておりますから、被害の甚大な箇所については計画を持つて來るし、又お話になつたような群馬縣の溪谷のように、全部荒れておるものに対しては、相当大きな砂防計画が出て來るだろうと考えております。
○政府委員(岩沢忠恭君) 大体破損した所を復旧するというのが原則でありますけれども、今年のように非常な出水のために、一つの河川でも相当大被害を受けたというような箇所は膏藥張りでは殆んど用をなさない、こういうような河川に対しましては、今度からは内務省で査定する場合においては、積極的に根本対策を立てる意味において、計画的に調査いたしまして改修を促進するというような面まで乘り出そう、こういうように考えておるのです
○政府委員(岩沢忠恭君) その点につきましては、お話の通りにいずれの河川でも一旦破堤をいたしますれば、相当沿岸に大被害を蒙るということは爭われない事実であります。その意味において今後國民一般に対して、我々といたしましては、水防組合の強化、結成又堤防の愛護運動というようなことまでして、できるだけ河川を愛するというような観念を一般國民に浸透させたいというようなことを考えております。
十月十一日 生活保護法による生活困窮者救濟に關する陳情書(第三九六號) 海外引揚者對策に關する陳情書(第四〇五號) 恩給扶助料増額に關する陳情書(第四一〇號) 國民健康保險組合制度改正に關する陳情書(第四二三號) 丸山隧道爆發による被害者救助に關する陳情書(第四二六號) を本委員會に送付された。
政府と別個にやみ問題についての一番の被害者である勞働組合が立つて、一つ君らの生活防衞のためにやるべきではないかということを提唱しておるわけであります。これについては目下勞働組合がそれぞれ具體對策を研究中である、こういうぐあいに考えております。
それから先は勞働組合が——G・H・Qのヰレン氏の言葉を借りて言えば、勞働階級がやみ被害者である。やみによつて一番被害を受けておるのは勞働階級、しかも五百五十萬という組織力をもつておるところの勞働組合が、自分等の生活防衞のために、やはりやみの撲滅運動を起さなけれでならぬという點については、どの勞働組合の代表者も一致した意見でございます。