1947-10-03 第1回国会 衆議院 労働委員会 第17号
ただ問題は、おれたち千八百圓に縛られて腹がへつておるのに、そんなことができないということでありますが、勞働渦中にあつて一番の被害者は勞働者であるから、その勞働者が自衞手段としてやるべきではないか。政府のためにやるのではない。あるいは社會のためにやるのではない。自分らの生活を自衞していくために必要ではないかということを言つておるわけであります。
ただ問題は、おれたち千八百圓に縛られて腹がへつておるのに、そんなことができないということでありますが、勞働渦中にあつて一番の被害者は勞働者であるから、その勞働者が自衞手段としてやるべきではないか。政府のためにやるのではない。あるいは社會のためにやるのではない。自分らの生活を自衞していくために必要ではないかということを言つておるわけであります。
そして無效であるという問題は、その被害者がこれを訴えて、法律上の問題として爭うのでなければ、これまた問題にはならぬわけであります。懲戒の問題があるだけであります。
○岩澤政府委員 圓山川はすでに下流を内務省の直轄工事として改修したのでありますが、今御請願の區域は、下流を改修した後は上流が目立つて悪くなつたというようなことで、またその被害の影響するところは相當大である關係上、政府においても、これはやはり直轄工事として引續きやるという必要を感じまして、數年前から調査を了えて、すでに改修計畫を立てておるのでありますけれども、國庫財政の都合上、今日まで工事に著手するまでに
たとえば利根川水系にしましても、吾妻川の小野上村とか、あるいは利根川の奥の深澤川、澁川とか、あるいは古巻、また赤谷川水系の新治とか、あるいは烏川というようなものは、相當砂防工事があつたために今回の群馬縣下における水災においては、ほとんど被害がないというようなことは、不幸中の幸だと私は考えております。
○生方委員 あまり一どきに多数の請願を出して恐縮でありまするが、わが群馬縣は從來砂防工事を他府縣より比較的多く施行せられておると私は思うのであります、その結果、この請願は關東大水害のない前に出した請願でありまするが、昨年あたりも小水害はありましたが、砂防工事が完成しておるところは斷然被害がなく、砂防工事がない小河川が、非常にわずかな水でも兩方の耕地へこぼれるというような、被害の多い状態を目のあたり見
○日高政府委員 熊本藥學專門學校の戰災の被害率は、大體三七%ということになつております。この復舊に關しましては、三菱所有の元の航空機の製作工場の建物を轉用する豫定でございましたのですが、その處理が徹底いたしませんので、本年度の復舊豫算に計上することがはなはだ困難でありまして、ただいま應急的処置として燒残殘りの校舎に増築費五十萬圓を計上して當分の處置をいたしておる次第であります。
○久保委員 大體前の閣議決定の時のそれが、全然まだ變つておらないで、その線に沿うて、今、内閣は豫算の編成に努力されておるという大臣の御答辯によつて、私は一應安心をしたようなものでありますが、今度の水害地の復舊に關しまして、學校關係の被害の復舊については、新たな水害の追加豫算の中に含まれておるものと思うのでありますが、その點いかがでありますか。
○森戸國務大臣 ただいまの御質問については、學校の被害については、その復舊のための費用は、別に安本竝びに大蔵省に請求することになつて手續中であります。
○國務大臣(苫米地義三君) 今次の水害につきまして、去る二十日とりあえず御報告申し上げておきました、運輸関係の被害及びその復旧状況につきまして、その後の経過を御報告申し上げたいと存じます。 まず、國鉄の受けました被害でありますが、先日の御報告では、当時判明したもの総計八百七十八件と申し上げましたが、最近の数字によりますと、総計千四百三十八件に及んでおります。
ご指摘になりましたように、面積と被害は、先ほど私が申し上げましたように、面積がすぐゼロにはならないのだけれども、それがうまく合わないではないかというような感じはたれしもおもちになるので、今日新聞に出ておりました前の割當と今度の割當の差の百五萬石、これが水害だろう、小さなものだというような感じを、おそらくおもちになるだろうと思いますけれども、被害そのものの差額についての最後的な、決定的な数字は、まだ私
○平野国務大臣 もとより段別、段當収量、その他被害状況というようなものを、相當に現在の統計調査局及び農林省の所管諸機關において確められるだけつかんで、それを基礎としてやつている。
ただこの道路交通に關しまして、過去において種々なる事故が發生し、これがために被害をこうむつた人も多いのでありますが、私ども常々考えておりましたのは、こうした被害者の救済は、単に法案の整理だけで目的を達するものでないし、また被害者の發生の減少も、法案の整理によつてこれをきたすというものじやないと思います。
○岡田(信)政府委員 先般の本委員會におきまして、今囘の水害に伴います國有鐵道の被害竝びに復舊状況等を概略御報告申し上げたのでありますが、その後の經過につきまして今囘御報告を申し上げます。
○山本(猛)委員 資材の面、豫算の面でも非常に窮屈になつておりますことは知り過ぎるほど知つておりますが、さいぜん河川課長から御説明になりました岩手の土木關係の被害だけでも十二億に達するというような被害、そうしてまた幾多の被害物資の被害を計上いたしますと、岩手一縣だけでも百億になんなんとする、おそらく個人損害を入れたら百億でも勘定し切れないほどの損害であると思うのであります。
○平川政府委員 今囘の颱風によりまして被害をこうむりました地方に對しましては、全部これを含めて對策を考えております。山梨縣も相當の被害をこうむつておりますが、これに對しましても同樣に取扱いたいと考えております。
一行は二十六日から三日間、具さに表通りから裏町に、又裏町から狭い倒壊家屋と家屋の間を縫いまして、或いは丸太の一本橋など渡りまして、でき得る限り直接町の被害者、村の被害者に接しまして、共に泣き、共に祈り、共に励まし合つて参つたのでございます。数字上の調査報告はこのように分厚なものになりましたが、これは後刻本院に提出申上げます。
今回の水害が非常に廣範囲に亘り、その被害も大きく、罹災者の多くの方々に対しましては、心からなる同情と深き見舞をいたしたいと考えておつたのであります。早速政府といたしましては、各関係大臣及びその他の関係者が現場に出張いたしまして、それぞれ直ちに処置を採る外、更に政府におきましては、救援緊急対策の委員会を設置いたしまして、救援事業に従事いたしました。
○國務大臣(苫米地義三君) 今次の水害につきまして、去る二十日取敢えず御報告を申上げて置きました運輸関係の被害及びその復旧状況につきまして、その後の経過を御報告申上げたいと存じます。 先ず國鉄の受けました被害でありまするが、先日の御報告では、当時判明したもの総計八百七十八件と申上げましたが、最近の数字によりますると総計九百十三件に及んでおります。
一方政府のほうに意見を聽くと、國民の血税を搾り、さらにはまた國民のなき資材をはたいて、この石炭事業に思い切つて資材なり資金なりを投下したいのだが、遺憾ながら石炭事業家は一体これをどういうものに使つているかわからないから、彼らの言う通り十分これを導入することができないのだと言う、まことに責任のなすり合いで、これによつて最も被害をこうむるのは、八千万國民、民族全体であるということを、われわれは言わざるを
(拍手) 今日、敗戰後の日本において、戰時五千万トン以上の出炭記録をもつておりますところの日本の炭鉱、しかも、さいわいにして戰災の被害を免れ、これをもつて日本産業再建の基礎といたしますためには、もとより資金、資材その他多くの解決すべき難問題をもつておることを認めるのであります。しかしながら、資金といい、資材といい、おのずから今日の現状においては限度の存することを認めなければならないのである。
○三島説明員 山口縣におきましては、昭和十六年以來文字通り年々災害を繰返しまして、その被害は年とともに増大するばかりでありますが、その原因は戰時中におきまする水源林地の過伐によることももちろんでありましようが、また從來各河川の水源に對しまする砂防工事が不十分であつたということを、私ども十分認識いたしておるのであります。
従つて一朝降雨の際には莫大な土砂が流出しまして、昭和二十年の水害のごときはまつたく山津波となりまして、市街地一般に非常なる——單なる土砂の流出だけでなしに大きい岩石等が想像もつかぬほど被害を與えておるのであります。
○木下榮君 天川の附近はほとんどはげ山に包まれました山村でありまして、旱魃、水害の惨状は昔から村民が非常に苦痛いたしておつたところでありますが、日清戰爭後砂防工事の實施によりまして一時非常によくなりましたが、このたびの大戰中より、過度の濫伐と、この地方特有の松食蟲の被害と相まつて林野の荒廢を來しまして、一雨ごとに洪水となりまして、天川の堤防が決壊いたしまして、田畑及び家屋の浸水が多く非常に被害をこうむつております
あるいは被害調査などについてもそうでありまして、被害の調査は今日非常に重要な關係があるわけでありますが、だれがやりましても、被害直後に見ますと、どうしても過大になりやすいのであります。意識的にも無意識的にも過大になりやすい。それをわれわれが雨が何日間降つた場合、温度であるとか、濁りぐあいであるとか、それが何日間上に滯溜しておればどれだけの損害が必ずある。
まずもつて中央にこの實情を報告し、さらに縣は縣としての緊急對策をとりつつあるわけでありますが、そこで一言申し上げておきたいことは、栃木縣といたしましては被害當時の状況が通信機關、あるいはその他の機關の故障によりまして、全然その連絡を絶たれまして、その結果非常に栃木縣の災害は僅少に報告されておりました關係上、私どもかけつけまして、意外なことに驚いた次第であります。
もし私の希望を申し上げますならば、關東地方の水害によつて非常な大きい被害がありまして、どこから手を出してよろしいかというような現状にあると思いますが、殊に降雪期になりますと、ただいま申し上げましたような足尾町の状況でありますので、この際、何らかの特別なる計畫をお立てになられまして、足尾線の復舊を少くも十一月初旬に何とか連絡がつきますような施策をお願いいたしたい、かように考える次第であります、これについて
○田中(源)政府委員 ちよつと颱風の被害状況からその後開通いたしましたもの、及び開通の豫定を御報告申し上げます。上越線におきましては澁川・敷島間が九月二十七日十五時に開通いたしました。敷島・津久田間は十月三十一日の豫定であります。津久田・岩本間も同日開通の豫定であります。岩本・沼田間は十一月十五日開通の豫定でございます。東北本線の久喜・栗橋間は十月十五日開通の豫定であります。
特に利根川筋栗橋上流地点の堤防決壊による東京、埼玉の被害は極めて大きいものであります。その他群馬、岩手、栃木、茨城、宮城、山梨等の諸縣におきましても、土木災害のみにてもそれぞれ四五億円乃至十四五億円に及ぶ大災害でありまして、その被害は極めて深刻であります。
次に被害の状況でございまするが、縣当局の説明を中心にいたしまして御説明申上げますると、茨城縣は本年六月中旬より約七十日の長期間に及びまするところの旱魃で、縣下農作物に甚大なる旱害を受けておりまして、その被害面積は約七万町歩に上りまして、これがため減收によります損害総額は実に六億六千万円に達しまして、この中、米の減收高は約四十七万石を見込まれていたのでございまするが、九月十五日夜半より台風の影響を受けまして
○國務大臣(三木武夫君) この機会に、先般の台風による通信機関の被害状態と、その後の復旧状態を御報告申上げたいと存じます。 通信機関のうち最も被害の多かったのは、電信電話の施設であります。我が國電気通信綱の根幹を成しておりますケーブルは、西は東京より大月、甲府、松本、名古屋を経て関西方面に通ずる國際ルート、これを俗に中仙道ルートと申しております。
それの答として只今お手許にある台風による電力関係被害報告というものが一應報告として参つておるわけですが、從つてこれは十八日だつたと思いますが、十八日に取敢えず水害の状況に対して、電力局の三井技官その他から口頭で説明を受けたわけですが、その後の集大成が一應報告になつておるわけです。
直接被害の甚大であつた他の府縣においての學校教職員の状況は、さこそと察することができるわけであります。なお今囘の水害によつて、教職員中から、いわば殉職等の者は出さなかつたかどうか。また學校それ事態が水禍に見舞われて、非常に危險な状態に陥らなかつたかどうか。
それは文部省から各被害地に人を派しまして、急速に調査をいたしたいと思つておりまして、現在派遣いたしておるのもあるのでありますが、歸つてきました者の話によりますと、現在、日々どういうふうに生活さしていくかということに府縣その他も忙殺されておりまして、學校その他の被害状況について、正確な推定をすることがむずかしいような状況であります。
ちよつと板野委員会にお伺いしたいのですが、ああいうような問題が起るには何かやはり些細な事柄が遂に双方の感情の行違いか何かを來たして、そうしてああいう事態に至らしめたというような、何か些細な原因が、氣附かない原因が若しありはしなかつたであろうか、例えば調査班が行かれた場合に、先ず以て同情の意を表し、いろいろな対策が適当に行われておるや否や、地方公共團体が如何なる処置を取つたであろうか、そういうことが又被害住民
そこで司法部でいくら區々たる罪人を罰しましたところで、しようがないのでありまして、ひとつ總理大臣におかれまして、國家最高の機關として、戦争の被害者たる一般國民に向つて、戦争中の無能なる政治家を代表いたしまして——無能なる政治家とは議會人、新聞人、さような人々を含むのでありまして、眠つておつた政治家を代表いたしまして、國會において一般國民に向つて詫びるとか大いに陳謝する。
水害の問題につきましても、その被害を最小限度に止め、氣の毒なる方々を救い、復舊を急がなければならないということにつきましては、全力を傾倒して、目下努力しつつあるような次第であります。
私は去る九月の十五日、福島縣の猪苗代の第一發電所を見てまいつたのでありまするが、ここはさきにも話がありましたように、落雷によつて發電所に被害を起したという箇所であります。この被害の状況をこの機會に簡單に申上げたいと思うのであります。
過般の水害は数千万円の被害をもたらしたといわれておるのでありますが、この数千万円の亞炭鉱山に対する被害額に対しまして、いかなる災害復旧の途を今日大藏大臣は講ぜられんといたしておるのであるか。
○政府委員(井上良次君) 今回の水害に対しまする應急処置といたしまして、第一番は食糧の問題でございますが、一番ひどい被害を受けました地域、即ち家が流失したとか、或いは又全部侵水をしたというこの二つの家屋の家族に対しましては、これは当然縣の申告に基きまして、差当り必要なる食糧を、厚生省とも連絡を取りまして應分の食糧を無償で補給することは当然であります。
○政府委員(井上良次君) この水害による被害民の救済は、主として厚生省所管においてやつておるのでありまして、今御指摘のようなことが仮にあるといたしますし、これは以ての外でありまして、ただああいう非常事態が生じますと、被害者でない者がただで物が貰えるということで、被害者を裝つてやる人がある関係上、そういう取扱いをする地域がなきにしもあらずと思いますが、これは次第に事態が落ち着くに從いまして、当然又拂戻