1949-04-23 第5回国会 衆議院 内閣委員会地方行政委員会連合審査会 第2号
そこで委員会も廳も大体同じものだということになると、今度の行政改革で妙なことには、今まで委員会と言つていたものが大部分廳とわかる傾向がございますが、大体今度の内閣は、廳という名前のつくものがお好きでおかえになるのかとうか、この点をお伺いしたいと思います。
そこで委員会も廳も大体同じものだということになると、今度の行政改革で妙なことには、今まで委員会と言つていたものが大部分廳とわかる傾向がございますが、大体今度の内閣は、廳という名前のつくものがお好きでおかえになるのかとうか、この点をお伺いしたいと思います。
○國務大臣(吉田茂君) 行政改革を思いついた考えのもとは、御承知の通り先ず第一に財政縮減のためであり、第二は行政の簡素化ということか狙いであり、第三には役人の道徳昂揚とでも言いますか、本來いろいろな問題がありますが、これを成るべくないようにしたい、この三つの点が主なる考え方なのであります。
○北條秀一君 只今建設大臣から建設省の再改革をやることには大して時間がかからないと信ずる、こういうお話がありまして誠に力強く思うのでありますが、それではこの建設大臣のお考え並びに現吉田内閣の考えは行政制度審議会の答申案が出れば、直ちに再度の行政改革をやる決心であるかどうか、その点について御意見を承わりたい。
こういうことで一致しておらぬために起きる弊害が考えられますので、行政改革に伴うて電源開発だけは建設省に移すべきでないかということが多年委員会に取上げられ、天龍川の発電ダムの被害はその大きな実例の一つであるし、これを十分に調査したい。 第三には天龍川の直轄改修の事業——現在大きなものを十直轄いたしておりますが、天龍川はその一つであります。
むしろ行政改革というのは分化する、複雑化するという面がありますが、それを統合しなければならんという面と、行政改革の上から二つの大きな職分がありますね、それをどう科学的に調整するかということが、アメリカでもイギリスでも行政改革委員会の主な議題になつております。私は素人ですからよく分りませんが、専門家にその基準をお尋ねしたい。
○鈴木政府委員 ただいま立花委員からのお話の地方自治廳の問題につきましては、荻田事務局長からお話があつたと思いますが、ただいま政府といたしましては、各般の行政機構の改革の問題の一つといたしまして、行政管理廳の方で取上げて研究をいたしており、近くほかの各般の行政改革の一環の問題といたしまして決定になるのではないかと思います。
この税法をまつたく無視して、そうしていつまでも昭和十五年以來の経緯はこうである、慣例はこうであるということで、國家財政を中心にものを考え、地方財政を極度に追い詰めて行つて、どこに一体行政改革をやつた趣旨があるかどうか。
その外新聞紙上等から考えまして、相当内閣においては、特に本多國務大臣を中心とされておる本部においては具体的の案が纒まつておられる筈と考えまして、今日伺えば、閣議をお聞きになつて尚具体案も決まつておらんというようなことでは、いつ一体行政改革を断行される御意思があるのが、この点も先ずお伺いしたい一つであります。
そこで政府では大体三月一ぱいに審議してもらいたいという法案が三十三あるそうですが、そのうち正式に政府が提出しておるのはまだ一つだけです、あとは先ほどこの運営委員会で事も問題になつたのですが、やはり予算あるいは政府の行政改革に対する一般的な方針を考えることなくしては、審議はできないわけで、政府側がその理由をもつてしてかどうか知りませんが、実はまだ正式に國会に提出していないわけです。
こういうふうないろいろな理由からしまして私ども反対でありますが、最後に申し上げたい点は、民主自由党は在野の時代におきましては、行政改革や行政整理というようなことを強く主張されたのであります。(「その通り」)おそらく降旗逓信大臣もそのお一人だつたと思うのであります。にわかに政権をとりますと、この極端に厖大な機構を持つた両省設置法案を國会に提出いたしまして、怙然として恥じないのであります。
○中西功君 それで私のお聞きしたいのは、行政調査部では行政改革といいますか、そういう面に今まで專心されておつたわけであります。それでそういうふうな行政機構の改革という見地から見てこの度のこういう行政整理が行われたのではないように見えるのであります。そういたしますと、我々としては、この予算定員の一割五分の削減によつて、実際に現に働いておる人々にどれだけの影響を與えるということがまあ知りたいのです。
その中に結果の分つたものもございますし、今結果の現われて來ないものもあるのでありますが、そういうものを基礎にいたしまして極めて具体的な行政改革案を出したい、かようなことで只今そういう審議を進めて頂いておるわけであります。これはやはり余り遠くないうちに、相当具体的な資料を以てお諮りいたすことができると思うのでありますが、さような実情にあることを一つ御了承願いたいと思います。
と、規定いたしてありますが、教育基本法は、教育憲法あるいは教育宣言とも申すべき性格を有する法律でありますので、教育行政改革の方針は、前述の規定に基きまして、その方向づけがなされたものと考えられます。
と規定いたしてありますが、教育基本法は、教育憲法或いは教育宣言とも申すべき性格を有する法でありますので、教育行政改革の方針は、前述の規定に基きまして、その方向付けがなされたものと考えられます。
その他一般的な行政改革、行政総理につきましても、すでに政府においては閣議においてその根本方針を決定いたしております。それに伴う具体的の整理に必要な各省の案を、すでにとりまとめております。まだ全部は手もとに集まつておりませんが、これも遠からず各省の案が出てくるはずでありますから、これに從つて、できるだけ速やかに実行いたしたい、かように考えている次第であります。
果してこの内閣におきまして如何なる行政改革をなさろうとお考えになつてありまするのか、その御方針を承わりたい。いや御方針ではないのでありまして、すでに具体的に実行の段階に入つておりまする今日、どういう改革をなさるのであるか、それを明らかにして頂きたいと思うのであります。即ち今日御提出になりましたこの國家行政組織法が、これが芦田内閣のなさろうとする行政改革のこれが根本でありまするか。
それから私が伺いますのは、例えば公團というものをこの國家行政組織の一部にお加えになつた、これも何もこの内閣のお考えではないと承知してよろしうございまするか、又例えば非常にこの行政改革の上においては、能率化ということに重点を置くという総理の本会議におきまする御答弁でありまするが、これはこの能率化ということにつきまして、何もこの上にはあなたのお考えも現われておらん、こう考えてよろしうございまするか。
○山下義信君 先般行政改革審議會の中間の御答申を、私共議員も拝見いたしたのでありますが、大変御苦心、御努力の御結晶でありまして、その中には非常に我々の首肯する點もありまして、一應敬意も表しておるのでありますが、あの審議會の審議はまだ御續行になりまするか、もう大部分御終了になりましたか、具體的に申しますと、あれは六月末まで御審議なさつて、最終の御答申案は多分六月末までではなかつたかと思いますが、すでにもう
○國務大臣(船田享二君) 臨時行政改革審議會の審議につきましては、お言葉通り六月末までに最終の審議を終るという豫定で進んでおりまして、目下審議を進めつつある次第でありまして、從つてまだ最終の審議までには至つておりません。毎週定例の審議會も開きまして、鋭意努力をいたしておるところでございます。
そこで今いろいろお話がありまするが、とにかく日本で今やかましく叫ばれております行政整理、あるいは企業面における企業整備、この点から見ましても、行政整理を徹底的にやる場合には、結局府縣の廃置分合ということにいかなければ、ほんとうに日本の行政整理、行政改革はできないと考えております。
根本の問題は前に申したように、審議会を開いて根本的に一切新しく立直していきたいと考えておるのでありまして、その場合においてはまたいろいろの問題が派生的にも出てまいりまするが、当面二十三年度の予算の計上いたしまする人員整理、行政改革の一端として現われてまいる問題は、能率本位、生産増強の面から來りまする人員整理でありまして、どこまでも本旨は能率向上というところに論点をおいて無駄をやめる、こういう建前であります
農林省という……この機会においては根本的に行政改革をしなければならないときであるから、農林大臣は世界の食糧事情、食糧事情とおつしやるならば、是非水産省を独立官廳として設置するところの具体的意思ありや否や。 それができなかつた場合には農林省という名前を改善するところの意思ありや否や。農業と林業だけでなくて、水産は日本の第一義的生産業であらねばならない。