1948-01-31 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第2号
そこで総理大臣に対して私から特に御意見を求めたいと思いますことは、この前の隠退藏物資等特別委員会におきまして、委員会発足にあたつて総理大臣は、この委員会の調査については全幅の協力を惜しまないものであるという御意見が述べられたのであります。ところが実際にあたつてみますと、下部官僚は協力していない事実が非常にたくさんあります。
そこで総理大臣に対して私から特に御意見を求めたいと思いますことは、この前の隠退藏物資等特別委員会におきまして、委員会発足にあたつて総理大臣は、この委員会の調査については全幅の協力を惜しまないものであるという御意見が述べられたのであります。ところが実際にあたつてみますと、下部官僚は協力していない事実が非常にたくさんあります。
調査報告書として、一月十六日附をもつて隠退藏物資等に関する委員会の加藤委員長あてに提出してある書類を、詳細にごらんくださればわかる次第であります。説明してよろしければ詳細に説明いたします。
第二点は、先ほど申し上げた、昨年の隠退藏物資等に関する委員会の第二回目の委員会の席上において、非常に熱意ある期待すべき総理大臣の御答弁をいただいたにもかかわらず、その結果ははなはだ御答弁とは逆な結果を生んだと思うのであります。
○石田(一)委員 この前の隱退藏物資等に関する特別委員会の理事は、もちろん六名であつたと思いますが、それが七名になつたというわけは、六名を各党の比率によつて割り当てるときには、社会党、自由党、民主党に割り当つて、國民協同党以下には割り当らない。これを七名にしても八名にしても、比率でいくならばこの三つの党に割り当つて小会派には割り当らないのであります。
○石田(一)委員 從來三十名以内の委員会の理事は七名であつたと記憶いたしますが、今までの、昨日解消いたしました隱退藏物資等に関する委員会では、社会党、自由党、民主党おのおの二名ずつ、小会派に対して一名という理事割当でありましたが、今回は小会派といたしまして全農議員クラブ、もう一つ同志クラブと二つ殖えているのであります。
○鍛冶委員 さきの隱退藏物資等に関する委員会で、未だ処置のできておらぬものは、そのままお引継ぎになるものと心得ますが、もしそうだとすれば、まずそれから片づけていただくことおお願いしたいと思います。
○議長(松岡駒吉君) つきましては、さきに設けました隠退藏物資等に関する特別委員会は、これを廃止するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〔参事朗読〕 隠退藏物資等に関する特別委員 加藤 勘十君 足立 梅市君 清澤 俊英君 田中 健吉君 武藤運十郎君 池谷 信一君 梶川 靜雄君 佐竹 新市君 北浦圭太郎君 本多 市郎君 水田三喜男君 辻 寛一君 鍛冶 良作君 村上 勇君 明禮輝三郎君 角田 幸吉君 小松 勇次君 大森 玉木君 荊木 一久君 宇都宮則綱君
隠退藏物資等に関する調査をなすため委員三十名よりなる特別委員会、政党法及び選挙法に関する調査をなすため委員四十五名よりなる特別委員会、海外同胞引揚に関する調査をなすため委員三十名よりなる特別委員会、水害地対策樹立のため委員四十五名よりなる特別委員会の四特別委員会を設置し、ただちに議長において委員を指名せられんことを望みます。
また特別委員会を新たにつくらなくとも、隠退藏物資等に関する特別委員会が継続されることになつておりまするから、その委員会にこれを委嘱する意思なきや否や。私どもは、これをつくつて疑惑の的を芟除しなければならないということを考えて、これをつくりますることが政府の責任ではないかと考える次第であります。 第四にお伺いいたしますることは、遊休物資活用に関する当局の具体策いかん。
この間加藤隱退藏物資等に關する委員長から、繼續して次の議會においても委員會のやれるようにという話があつたのでありますが、ただいま事務當局から、今議會で一應切れて、すぐ次の議會が始まるのだから、繼續委員會ということにもならぬという話がありましたので、取扱いをどういうふうにするか、御協議願いたいと思います。
○淺沼委員長 いま事務總長からお話がありまして、私もさよう考えるのですが、今會期中に設けられた特別委員會の委員長報告を求めて、總締括りをしていただくということを決定して、隱退藏物資等に關する委員會、海外同胞引揚に關する委員會、水害地對策に關する委員會、政黨及び選擧法に關する委員會の委員長に通達することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
森 三樹二君 工藤 鐵男君 小島 徹三君 後藤 悦治君 小澤佐重喜君 山口喜久一郎君 石田 一松君 田中 久雄君 委員外の出席者 議長 松岡 駒吉君 副議長 田中 萬逸君 事務總長 大池 眞君 ————————————— 本日の會議に付した事件 隱退藏物資等
○大池事務總長 隱退藏物資等に關する特別委員會の加藤委員長から、委員派遣承認の要求が參りました。その目的は島根縣及び鹿島縣内における隱退藏物資摘發状況現地調査のためで、派遣されます方は佐竹新吉君、明禮輝三郎君のお二人でありまして、十二月の三日から九日まで六日間、兩縣下へ行きたい、こういうことであります。
きようは二つの諮問事項がございまして、第一は、隱退藏物資等に關する特別委員會の委員派遣承認に關する件であります。事務總長から御説明を願います。
小澤佐重喜君 山口喜久一郎君 石田 一松君 川野 芳滿君 田中 久雄君 中野 四郎君 委員外の出席者 議 長 松岡 駒吉君 副 議 長 田中 萬逸君 議 員 中村元治郎君 事 務 總 長 大池 眞君 ————————————— 本日の會議に付した事件 隱退藏物資等
最初に隱退藏物資等に關する特別委員會の委員派遣承認に關する件を議題に供します。議長諮問の事項であります。本日加藤委員長が出席をして説明されるはずでしたが、委員會開會中だからというて書類を私に預けられましたから、それを御報告申し上げます。 この間は九州地方に三名ということになつておつたわけでありますが、行先は九州の福岡、佐賀兩縣であります。内容はこれを囘覽していただきます。
○淺沼委員長 それでは隱退藏物資等に關する特別委員會の委員派遣承認に關する件は、中野さんの説明せられたように、緊急やむをえざるものとして今囘はこれを承認する。但し委員派遣に關する原則の問題は、もう一遍論議して、委員會に徹底するようにする、そういうことできめることに異議ありませんか。
――――――――――――― 本日の會議に付した事件 運輸及び交通委員會の委員派遣承認要求の件 隱退藏物資等の特別の委員會の委員派遣承認要求の件 議院における證人の宣誓及び證言に關する法律案起草の件 ―――――――――――――
○淺沼委員長 次に隱退藏物資等に關する特別委員會の委員派遣承認に關する件を議題に供します。事務總長から御説明を願います。
この問題につきましては、当國会におきまして隠退藏物資等の摘発につきましても特別調査会が設けられたのでありまするが、私は考え方によりましては、あの隠退藏物資の調査以上にこれを重大なる問題だと考えておる。議会の権威、政党の名誉、議員の品位保持のために、これは徹底的に調査いたしたい。さような事実があるかどうか。あるといたしましたならば、これは容易ならざることである。
第四に、議院に出頭する証人については、今日までの隠退藏物資等に関する特別委員会の例に徹しまして、 一、証人に宣誓をさせること。 ニ、宣誓に違反したときは、刑法の偽証罪の例によつて処分すること。 三、証人が出頭しない場合及び宣誓又は証言を拒んだ場合には過料を課すること。
すなわち隱退藏物資特別委員會において、いわゆる摘發に直接手を下すというような場面が起つてくるならば、この中央物資活用委員會に對して不信の聲が高くなるおそれが多分にあるという點について、いろいろ議論がありましたから、その節も私は佐竹君に對してこの見解について聽き、あなたの方では受けつけた順によつてこれを取上げるか、あるいは國會の隱退藏物資等に關する特別委員會に提供された結果によつて摘發したものに對して
從つて近來國會で大きく隱退藏物資等を取扱つておるので、國會に頼めば即刻やつてもらえるというような考え方に基いて、大分この委員會竝びに委員のもとへも情報がまいつております。私のお伺いしたいと思いまする點は、かりに安定本部に一應情報が提供されて、しかも三たび、四たび請求しても何らそれを摘發せず、そのうちに國會の方にその情報が別な人から提供されて、この調査の結果實際その品物があつた。
大 藏 大 臣 栗栖 赳夫君 司 法 大 臣 鈴木 義男君 出席政府委員 總理廳事務官 國鹽耕一郎君 委員外の出席者 大藏事務官 藤本 哲君 ————————————— 本日の會議に付した事件 岩手縣下における摘發状況現地視察派遣委員報 告 立川市外元日立航空機株式會社立川工場摘發状 況現地視察派遣委員報告隱退藏物資等
もしあれが具體化されておりますれば、本日長い間議論をしたような、これが隱退藏物資等に關する法律の別表に該當するかしないかというような議論も全然なくなると思うのです。そういうわけでありますから、私は至急今の徳田君の提議に從いまして、これを具體化して本會議に報告をすると同時に、政府にこれを實現をするようにさせる方法をとるべきだと思うのです。
品吉君 中野 四郎君 徳田 球一君 出席國務大臣 司 法 大 臣 鈴木 義男君 出席政府委員 總理廳事務官 國鹽耕一郎君 貿易廳次長 新井 茂君 委員外の出席者 總理廳事務官 堀 立身君 大藏事務官 藤本 哲君 ————————————— 本日の會議に付した事件 隱退藏物資等
第三には、これがいわゆる法律上の用語で言う隱退藏物資に該當するかどうかという點につきまして、會社側は一應安定本部の生産局次長の石原氏に相談をしたところが、石原氏は金屬課長に相談してくれというので、金屬課長を呼出して相談した結果、隱退藏物資等緊急措置令、あるいはその後の在庫品調整規則の別表に載つていないから、申告義務がないというふうに言つて、これをつつぱねております。
良作君 北浦圭太郎君 明禮輝三郎君 村上 勇君 木下 榮君 中野 四郎君 徳田 球一君 出席國務大臣 内 務 大 臣 木村小左衞門君 出席政府委員 總理廳事務官 國鹽耕一郎君 委員外の出席者 内務事務官 植田 俊雄君 ————————————— 本日の會議に付した事件 隱退藏物資等
○中野(四)委員 民間側の事業家から取上げられた委員の件について、特に隱退藏物資等に相當關心をもつておる者をば取上げたというお言葉であります。この裏面に相當大きな疑惑を投げかけております。すなわち隱退藏物資に關心をもつというのは聞くところによれば自分みずからが隱退藏物資を相當もつておる、そうしてこれが摘發活用の面においては相當大きな利害關係があるというので、安本に猛運動をやつた。
小西 寅松君 中野 四郎君 徳田 球一君 出席國務大臣 司 法 大 臣 鈴木 義男君 商 工 大 臣 水谷長三郎君 國 務 大 臣 和田 博雄君 出席政府委員 總理廳事務官 國鹽耕一郎君 ————————————— 本日の會議に付した事件 小委員會設置に關する件 現地視察に關する件 隱退藏物資等
○松岡議長 隱退藏物資等の特別委員會においては、委員會として、そういう問題については、中野君からもこの運營委員會で御發言がありまして、氣のついたことがあるならば、隱退藏物資の特別委員會に申し出ていただけば、それによつて活動できるわけであるから、特に水産委員會が隱退藏物資の問題を調査することはやめてもらいたい。そういうことになると、その他の委員會でもそういうことをやることになるであろう。
○淺沼委員長 なお先般來たびたび協議して保留になつております水産委員會の摘發漁業資材の活用に關する國政調査の件については、隱退藏物資等に關する特別委員長より議長に對して、委員會を代表して申入れがありましたので、あらためてこれを議題として御協議願いたいと思います。議長から御説明を願うことにいたします。
そのために、特に隠退藏物資等の調査に當りましては、相手方の方からこれらの調査を理由なく拒絶されるようなこともございまするが、かような場合には、どうにも手の著けようがない、又一面におきまして査察官に何らの權限がございませんがために、警察官署の立會を求めましても、これを無權限の故を以て断られるというようなことがございまして、みすみす手を空しうして歸るというような例もあるのでございます。
○政府委員(田中己代治君) 只今のお尋ねにありまする行政協議會の官吏が、地方安定局にも一部入つておることは事実でございまするが、この地方安定局と申しまするものが、行政協議會の變身であるというわけでは決してないのでございまして、これは只今全國に八つございまするが、これの組織は、調整部と監査部と二つございまして、監査部の方はいわゆる經濟行政の監督及び在庫品、只今の隱退藏物資等の調査供出促進というような事務