1949-04-07 第5回国会 両院 両院法規委員会 第2号
五は「日本國と諸外國との間の自由な文化及び学術の交流に対して反対すること。」六は「日本國内において、軍事的若しくは準軍事的訓練を実施し、陸海軍軍人であつた者に対して民間人に與えられる以上の恩典を供與し、若しくは特殊の発言権を附與し、又は軍國主義若しくは軍人的精神を存続すること。」
五は「日本國と諸外國との間の自由な文化及び学術の交流に対して反対すること。」六は「日本國内において、軍事的若しくは準軍事的訓練を実施し、陸海軍軍人であつた者に対して民間人に與えられる以上の恩典を供與し、若しくは特殊の発言権を附與し、又は軍國主義若しくは軍人的精神を存続すること。」
その上さらにここに非常に抽象的な反民主主義的な團体というものを持つて來て、この反民主主義的だということの解釈が時の政治権力、あるいは時の権力者によつて自由に解釈されるということになれば、これが再び反動的な政府が政権を取つた場合、反動的に解釈される危險があるので、われわれとしては解釈上どうにもなるような非常に抽象的なものをむりにここに入れる必要はないと思います。
○説明員(長世吉君) お話のように選挙運動費用を決定するということは、選挙運動を自由にいたします半面におきまして、極めて大事な問題となつて來るのであります。從つてその算定方法が適当でないということは非常に因るわけでございます。又これを算定することが相当困難であるというお考えも御尤もなのであります。
これは憲法の第二十一條の國民の基本的人権としても表現の自由を保障するという点から考えましても、本來民主主義國家の選挙というものは自由であるべきであると私共は考えるのであります。
その内容の要領について先きに鈴木さんからも御質疑がありましたが、基本的には費用の最高額については制限するけれども、運動の方法については從來に比して非常に自由にするということが骨子であると思います。
そういたしまして大体今までの特價酒の自由販賣酒の値段を、從來の配給酒の價格と從來の特價酒の價格との中間程度のところに持つて行くということで、法律案の定めて御審議を煩わすことになつておるのでありますが、ただ高級の酒類については、比較的高く決め、燒酎等については比較的低目に決めるという方針で定めて、その課税見込潔率で算定しました。
○小峯委員 國際貿易についてのお考えはわかつたのでありますが、それに照應して、國内の産業に関しても、自由経済に沿つた線が拡大して來なければならぬと思います。そういう線で今お考えになつておる方向をお聞きいたしたいと思います。
またこれは結局海外に出て行くよりほかしかたがないのでありますが、これは講和條約締結後において、あるいは講和條約締結前において、日本人の海外渡航が、一層自由になるというような暫定條約もできるようにしたいという希望もあります。幸いにして、この間の施政方針演説で申した通りに、海外渡航はだんだん許されるような傾向になつております。
○小峯委員 一本レートの設定は、國際的な自由貿易への、一歩も、二歩も前進だろうと思います。それに照應して、國内の商工行政も自由主義的な面をもつと拡大して行つてしかるべきだと思いますが、その線に沿つて商工大臣はどういう方向を、またどういう範囲のことをお考えになつておるか。大分最近そういう線に沿つて行政が改善されておることは承知いたしておるのでありますが、なお今後の大臣のお考えを伺いたいと思います。
併しながらお説のごとく、宗教上、倫理上に極めて関係の深い問題と考えまして、政府が國民各自の意思に拘わらず一方的に國の方針として指導するということは、今日においてはまだ如何かと存じまするので、この種の運動等につきましては、國民各自の自由意思に任して置いて然るべきところの問題ではなかろうか。
これに対する主張は諸君の御自由である。森恪傳云々ということがありますが、これはこの著書については私は責任を負わないのみならず、私は東方会議には奉天の総領事として招集を受けて出席しただけであります。その他については私の一身上の弁明に属しますから、これを御信用になるとならぬとは諸君の自由である。(拍手) 〔國務大臣池田勇人君登壇、拍手〕
御質問は、今後の貿易をバーター・システムによるべきか、或いは自由貿易主義によるべきかというお尋ねであつたのであります。現在バーター・システムを中心といたしましての、いわゆる貿易協定による輸出計画の総額が約二億ドルに計上されております。大体本年度の輸出計画の五億五千万ドルから申しますると、ほぼ半数に達しておるのであります。
われわれの忘れてならないことは、今日自由に漁業のでき得る領分を持つておらない、これで制約されておる今日の日本の現状であるということを、われわれは忘れてはならないと思うのであります。
第二にお尋ねいたしたい問題は、内政の可及的自由獲保の問題でございます。今次総選挙の結果、内外人の一致した見解は、日本民族の自立に対する意思の表現であるという点においては一致しているのであります。この点に関しまして片山、芦田両内閣の失策の最も大きい一つは、日本國民がみずから政治の自主性を抛棄したような政治を行つたという印象を與えたところに、大きい失政があつたのであります。
なお供出後の自由販賣ということを取上げてお話になりました。これは先ほど浦口さんにお答えいたしました通り、今日の供出制度は決して完全なものであるとはわれわれは認めないのであります。ことに天くだり式な割当をいたさなければならないような組織になつておりますが、今の段階においてただちにこれを変更いたしますことは、米穀年度の途中でこれはよろしくない。
きまつても自由にできないというのが現在の実情であるが、しからば家を建てる場合、前の所へ建てれば税金が無税で済んだ場合もある。その時期を逸して、しかも区画整理のために家が建たないで、税金の問題は五分から今二割くらいになつた。これらに対するあなた方のお考えはどうか。
尚この案件は非常に機微な関係がございまして、先程法制長官から御説明がありましたように、どういう形で交渉が妥結するかということは、ここで申上げる自由を持たないわけでありますが、又日本の置かれておりまする特殊な事態に鑑みまして、こういう問題についてゴールに到達するという場合におきましても、或いは理論的に申しますと、デイレクテイヴで來ることもあり得るし、或いは日本側の一方的な損害賠償請求權の放棄という、宣言
○理事(梅原眞隆君) それではこの本会議に上程することを議長に一任をして、そうして先程から出ておるいろいろ御研究になるのは、その間の時間に、一つ自由に御懇談を願うということにして御異議ありませんか。 〔「意義なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
また労働者側に対しましては健全なる、自由なる労働組合の育成を助長する。そうして労資の理解ある態度を助長した上におきまして、健全なる産業平和の基礎ともいうべき労働協約を締結するように促進する。大体そういつた方向で進んでいるようなわけでございます。
○飯山政府委員 それは地方の自由であつて、私から取上げるわけにいかぬと存じます。從つて先ほど縣知事に指導せいとか、こういうことはもちろん私どもといたしましては現在としてできないのでありまして、ただいい組合が漁民みずからの発意によつてつくることを私どもとしては、できるだけ啓発、啓蒙と申しましては非常に漁民たちに済まぬかもしれませんが、つまり、宣傳普及をやる。
拒否品となりましたものについては、その地方におきまして知事が希望配給と言いますか、自由配給と言いますか、そういうかつこうで普通の計画的な指図をしないで配給することができることになつておりますので、現在各地でそういう方法をとつております。
この設立について具体的に私どもがそれに協力する、設立そのものについて協力するということは、現在許されておらぬのでありまして、今度の組合の加入、脱退も御承知の通り自由意思でやられるのでありまして、それを拒むとか、あるいは拒むとかあるいは拒まれて入れないというようなことは、これは法的にはないのであります。
それから從來の考え方を一変いたしまして、完全なる養護施設として立直つて行くというふうにいたしまして、現在では出入は自由であります。從いまして、逃亡が非常にふえまして、近所が非常に迷惑をこうむつておるというような非難がむしろ出るくらいでございます。
この厚生舘の問題にいたしましても、たとえば出るにしても入るにしても自由だというようにすると、また街の中を荒らして困るということになるかもしれませんが、これはこれから打つ手があるのでございますから、もう一度考えを根本的に公営の施設に対してやり直す必要かあるのじやないかという考えを持つております。
殊に酒類につきましては原則として自由販賣ということを考えておりますので、その関係上現在の特價酒を多少上げるというようなことが行われる予定でございます。それから取引高税につきましては、印紙納付の制度を現金納付にいたしまするし、それから一ケ月の賣上金額が非常に少ないといつたようなものにつきましては課税しない。
更に供出完了後の自由販賣を主張して來た民自党の手によつて、皮肉にも追加供出の法制化を行う予定と聞くが、その眞否と根拠を承わりたいのであります。 第三に災害対策について伺います。
(「二億円の内訳はどうした」「聽け」と呼ぶ者あり) 阿波丸事件に基く日本國の請求権の放棄に関する決議案 わが國は、連合國の同情ある理解により、今や戰爭の荒廃から脱却して、平和と自由及び民主主義の高遠な原則の具現を目指す新らしい生活に乘り出している。
(「自由販賣はどうした」と呼ぶ者あり)こういうふうなことは現在の供出方式が不完全であるとも考えられるのでありまして、これはその方式を根本的に変えまして、そうして、こういうふうなことなくして食糧の供出に心から協力して貰えるような政策をとつて行きたいと、かように考えているわけであります。
阿波丸事件に基く日本國の請求権の放棄に関する決議 わが國は、連合國の同情ある理解により、今や戰爭の荒廃から脱却して平和と自由及び民主主義の高遠な原則の具現とを目指して再建の歩を進めつつある。
自由主義を標榜せられる現政府は、あえてふしぎには思わないかもしれませんが、一体輸入食糧にどれだけ依存をし、國内食糧の確保をどれだけやるか、その國内食糧の確保をいいかげんにしておる政府の態度に対しては、農村を今後いかなる方向に持つて行こうとするのか。終戰以來今日までとられて來たところの農村人口の厖大なる過剰包容は、この農村対策を通じて一挙に崩壊をするおそれが多分にあるのであります。
○今村忠助君 私は民主自由党を代表いたしまして、ただいま提案されております阿波丸事件に基く日本國の請求権の放棄に関する決議案に対して賛成の意を表明せんとするものであります。(拍手) 大体阿波丸事件というものは、昭和二十年の四月一日、霧の深い夜起きた事件であります。
民主自由党は野党時代に、統制経済の大幅の整理撤廃、行政整理の断行、公共事業費の大増額、地方財政の確立、米供出後の自由販賣、所得税の軽減、取引高税の廃止、鉄道運賃の値上げ反対、料飲店の即時再開等の政策を声明していたのであります。政府党となつては経済九原則の下にその政策を多少修正しましたが、過般の総選挙においても依然としてほぼ同樣の主張で戰つたのであります。
殊に民有林等の造林に対しましては、その所有者の自由意思によりまして、伐採後、栽植が遅れており、或いは怠つておるというようなものがありまして、これは個人の自由ではありますけれども、國家保安の上から申しましても捨てて置けない問題でありますので、こういうふうな栽植をすべき森林地帶をそのまま放任して置くことは、何とか法の力によつてこれを是正して行きたいというようなことを考えて、近く皆様に御審議をお願いしたいと
その他まだ五つの項目を掲げておりまするが、これらの行爲を禁止しよう、徹底的に禁止をしようと、こういうことになつておるのでございまして、只今申上げました項目は可なり廣汎に亘つておるのでありまするが、苟くもこの覚書に基きまする政令に違反をいたしまして、國民の自由と安全を脅かし、社会に破壤を混乱をもたらそうとするものに対しましては、これが指導原理の如何に拘わらず断乎取締をいたさなければならんのでございます
去る一月総選挙の結果は、民主自由党を二百六十九名の院内絶対過半数たらしめたのであります。從つて反対党たる私どもも國民も、また民主自由党の方々も、当然民主自由党の單独政権ができるものと期待しておつたと思います。
またそうすることが、実は民主自由党を救い、國民に眞に協力を求め得る正しい態度であると思うのであります。この点もまた全國民、特に民主自由党に投票した一千三百三十余万の有権者が、今や耳をそばだてて聞かんとしておるところであり、私はこの機会に、あつさりと首相からその弁明を承りたいと思うのであります。 次に質問の第三点は、財政政策の基本理念に関してであります。
これに対しまして今年度、貿易その他自由産業方面において、雇用量が増加するであらうと推定されるものは、大体四十万前後ではないかと思うのであります。そういたしますと、そこに百万前後のものが残つて來る。れがただいま申しました段階的に措置して、そうして來年度以後の雇用量の増加をもつて、最終的に吸收して行くべき対象であるということにすると思うのであります。
政府委員より現行の行策運賃と機帆船の採算運賃との間には著しい開きのあることは事実であるが、國鉄としては独立採算制の立場より運賃の檢討を必要とし、海運としては海上輸送力の確保のために適切なる方途な考研せねばならんと考えているとの説明がありましたが、審議の結果海陸運賃を調整し、公正なり自由競爭が行われるごとくすることが望ましいから、根本問題は別途審議することとし、本陳情趣旨は適当なるものと認め内閣に送付
戰後経済事情の非常な変化によりまして、自由に郵便爲替送金ができますれば、東洋内部における爲替送金の額というものは相当大きなものがありはせんか、かように考えておる次第であります。御参考までに、最近日本に送金せられる金額は貿易外で一月約四億円あるそうでございます。これは特許された外國銀行の本、支店間の送金の方法によつて日本で佛渡しされておるのでございます。送金はできません。
現在今日の状況の下におきまして、万國郵便條約等、現在日本がそれに加入している條約によりまして、又外國の新聞社の定期刊行物の條約の規定の方から言えば、占領下の特殊事情は別に考えまして、條約の規定は自由にできるとは思つておりますので、こういつたようなものは、特にこの約定に加入する実益というものが先ずないように大体考えられますので、今日のところでは、この約定に加入することは、只今のところ考えておらない次第
緑風会は各人各党であつて個人の自由で大臣になつたのだというのは理窟が通らない。從つて大臣を出した会派は質問演説に関する限りはこれは與重と認むべきと思う。從つて大臣を出しておらない会派からの大会派から順次やつて行く。こういう方針を決めなければ各会派の與党か、野党かのことは決らないと思う。
大体今週中で行こうじやないかと、これらは一つの草案……決定案でないけれども、草案から見て今週中で行けそうですから、そして又板野委員の御要望も或る程度満たされる可能性も十分推定できますので、少数意見とか、その他緊急質問とか共産党はなかなかおやり方がお上手で、我々も同調しておりますが、むしろ大会派横暴どころか共産党横暴の声なきにしもあらずでありますので、これは直接の時間をどういうように振合いをするか、まあ自由党
○石田(博)委員長代理 そこでお諮りいたしますが、その御申出の人数をそれぞれそのまま承認するかしないかということを御相談申し上げる前に、全体の時間のわくを決定して、それに從つて各派に時間を割当てて、その割当てた時間のうち、何人出しても自由ということにするか、あるいはそれぞれの人数について平均した一定時間を割当てるか、いずれかの方法をとらなければならぬと思いますが、その取扱いについて御協議を願いたいと