1978-03-10 第84回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
その際、業界内部の一つの感覚の問題でありますけれども、指示カルテルまでいって、結局自浄作用、そういう方向に本当にまとまるのかどうか、感覚だけでもいいですからちょっと聞かせてほしいと思います。
その際、業界内部の一つの感覚の問題でありますけれども、指示カルテルまでいって、結局自浄作用、そういう方向に本当にまとまるのかどうか、感覚だけでもいいですからちょっと聞かせてほしいと思います。
これでも自浄作用がまだそこに残っている、こう見るのは少し甘過ぎるのではないでしょうか。この議論は、やがて交付税法なり税法の課題のときにいま一遍御論議をしてみたいというように思います。 問題は、七%成長の消化です。経済成長がかかって公共事業にあるわけです。私は、これだけの公共事業が実際地方団体で可能だろうか、こういうことを各所に行って聞いているわけです。
しかしこの程度の起債、と言っては言い過ぎかもしれませんけれども、私はやむを得ざる量であろうと思うのでございまして、したがって自浄作用を失うような地方財政の今日の姿ではないと思うのでございます。
すなわち、地方自治体がみずから健全化への自浄作用をしていくそういう範疇を超えてしまっているのではないか。とするならば、地方団体が自浄化できる、みずから財政の健全化のために還流する力を持ち得るその基礎的条件をこの際やっぱり与える必要があるだろう、それにはいま背負っている地方団体の借金を身軽くしていく、このことが第一の条件ではないかというように実は思うのです。
総量規制の導入に関連して、関連してということよりも前提だと私は思うのですけれども、水質汚濁について、排水というか出てくる水と、いわゆる環境といいましょうか、それとの因果関係、これはたとえば拡散とか希釈とか自浄作用その他いろいろあるわけですが、そういう因果関係を明らかにして水質保全のメカニズムというものを解明しないと、汚染と環境というものがどうもすっきりかみ合ってこない、こんな感じがしてなりません。
○竹内(勝)委員 そこでもう一点、いまの自浄作用に関してお伺いしますが、いま消費者センターの消費生活モニターアンケートの中にもあるとおり、石けん使用の理由ということで、安全性に不安がないと思うから、この人たちが七〇%、大半でございます。環境に対する影響が少ないと思う、こう答えた人も二〇%おります。
このLAS等につきましては、特に自浄作用に云々という問題はないようでございますが、やはり富栄養化とかそういう角度からいたしますと、むしろビルダーとして使っておりますトリポリ燐酸、こういうものが大いに影響がありまして、こちらの面では影響がある、かように考えております。
○二瓶政府委員 合成洗剤と石けんとどちらが一体水質を汚濁するか、あるいは自浄作用をセーブするかというお尋ねでございますが、合成洗剤の方は、先ほど来申し上げておりますように、補助剤として使っておりますトリポリ燐酸、これが燐分がございますので、富栄養化、そういう面で影響がある、またこれも自浄作用の低下という問題には関連がある、こう思っております。
これは運輸省の役人のどなたかが会長をなさっておる研究機関であるようでございますが、「伊勢湾、三河湾海水自浄作用調査報告」、こういうものが出されておりましたが、それによりますと、現在海水汚染はその自浄作用の限界をすでに超えておる、これ以上汚濁すると海か死滅するという報告をしております。
もうすでに自然還元サイクルに乗って自浄作用を起こされないような状態になり、赤潮が発生して、水産業者はいつも苦しんだ。それで三年間の時限立法で瀬戸内海環境保全臨時措置法をつくったでしょう。ことしで三年目でしょう。そして、本年でこの法律が三年の時限立法ですから切れることになる。それに対しての基本計画も、それからそれの受け皿に当たる実体法も、そういうものをつくらないままにこれが消滅しようとしたのです。
しかしそこでは、それが出たにしましても、いずれにしても日本に民主主義というものが定着をしていくならば、そこでいわゆるバランスといいましょうか、あるいは自浄作用といいましょうか、そういったものが十分に働いていくことを私たちは信じていく、そうでなければ報道ということはあり得ないんじゃないのかというふうに考えます。
○久保説明員 御指摘のように、河川そのものは自浄能力、自浄作用というものを持っておるわけでございまして、一度河川に出たものが流水の時間の経過とともに河川敷の中で浄化される、こういう作用はございます。
もう瀬戸内海の自浄作用一つとってみても、埋め立ての害悪というのは私が申し上げるまでもないと思うわけです。ところが、この法律ができた後でも依然として積極的な姿勢にある府県がある、そういうふうに思うわけです。先に聞いておきたいのですが、埋め立てについての作業はどうなっていますか。
その結果、たとえば瀬戸内海では自浄作用を失って文字どおり公害のもとになる。それだけではありません。できた土地から排出をされます工場廃水等もありますけれども、いずれにいたしましても、もう埋め立てというのを従来の観念で認めていくわけにいかない。
環境容量と申しますのは、環境の仕組みに応じまして汚染物質の排出量を一定限度以下に押える、こういう考え方でございますが、その中核をなします、環境の有するみずから清める作用、すなわち自浄作用につきまして、若干の例に基づきましてお話し申し上げたいと思います。
つということが大事であろうかと思う次第でありますし、また環境庁もそういう方向で進むということが大体わかったわけでありまするが、私はこの富士保全法なるものが契機になって、これがりっぱな実を結ぶことによって、今後たとえば十和田湖とがあるいは阿寒湖とか、そういういわゆる屈指の景勝地、そうして比較的多数の観光客が参るというようなところのいわゆる内水面の整備ということ、水はどうしてもきたなくしてしまうとあとなかなか自浄作用
海洋は、従来の認識は、一般の国民の認識でございますが、自浄作用がありまして、したがいまして、ある程度の汚染源は、その自浄によりまして清くする作用がございますが、これによりまして相当いけるのだという感覚で、御案内のとおり屎尿などもしかるべきところへ捨てております。それからいろいろな工場の廃棄物も相当な量吐き出している、各種のものを吐き出している。
そしてどのように公害を出しても、自然の自浄作用によってきれいにしてもらえるというような甘えた感情で今日まできております。ところが今日の近代産業の規模というものは、自然の復元作用や自然の自浄作用をはるかに越したきわめて悪質なものでございます。たとえば東京湾にいたしましても、私どもは隅田川で船をこぎ、水を飲み、東京湾で泳いだわけでございますが、いまの若い人は、隅田川でも東京湾でも泳ぐことはできません。
公害さえなくなれば、自然の自浄作用は日本の自然環境の自浄につながるのでありますから、わりあいに早く昔の姿に取り戻せる、まだ間に合うと思います。そういう意味におきまして、やはりそろばんに出ませんけれども私どもはこの自然の問題を大事にしまして、瀬戸内海をぜひとも昔の姿のような白砂青松で美しい——あのまわりには二千万人の住民が住んでおります。
その計画に対して、海水の潮流のあれを調べて、自浄作用を持たしていくようにしなければだめだ。あなたはその条文にあるというのですから、あるならばそれだけのきちょっとした調査ができるような期間がなかったら許可できないじゃないですか。
○岡本委員 じゃ、この自浄作用を目的とした港湾計画を今後つくるのだと——いまやっていないのですよ。それをこの法案の中に織り込んだと、こういうようにあなたはおっしゃる。それならば申し上げますけれども、この計画を出して、そして運輸省に出てくるわけですね。その届け出を受けて六十日以内にその事業者に対して返事をしなければならぬということになっているのですよ。
○岡部政府委員 ただいま先生が御指摘になりましたように、いわゆる護岸施設、港湾施設に関係いたしますが、海洋の自浄作用を復元する問題、復元すると申しますか、そういうものをこわさないようにするという問題につきましては、全く技術的な御答弁で恐縮でありますけれども、いまの自然の海浜、いわゆるああいう海底の傾斜というものがありまして非常に自浄作用にプラスになっておるという問題がございます。
たとえば多摩川で、ある一定の区間に限って、それに淀川での研究をアプライすることはできるでしょうし、ほかの川におきましてもいろいろアプライできるという考え方で、これはどっちかといいますと、学問的、技術的、科学的な観点から、いわゆる川の一定量の流量と水質、その他物理的ないろいろな条件、そういったような条件がこうだとこの程度の自浄作用があって、それがどういうふうに利用できるかというような点が明確化されるわけでございまして
○阿部(未)委員 まだ少し認識が違うのですけれども、特に私が申し上げておるのは、そこに進出する企業から公害が出る、出ないという前に、瀬戸内海の環境を守るという観点からも、この自浄作用をこわすような埋め立ては——あなたはさっきことばじりをとらえたけれども、それは公害防止のための埋め立てもありましょうけれども、何もかもということにはならないかもしれませんが、私の言うのは、公害を出すような企業のための埋め
したがって、この二つの海域の海水というものが、今日わずかではありますが、瀬戸内海の海水の自浄作用をやっておる重要なパイプになっておるわけでありますが、最近、伊予灘海域、いわゆる瀬戸内海の入り口でありますが、この伊予灘海域に、たとえば愛媛県長浜臨海工業地帯の造成であるとかあるいは伊方町原子力発電所の建設の問題が本格化しておるわけであります。
ヨシなりアシはそういう意味では水を自浄する自浄作用能力の非常に強いものであった。ところが埋め立てによってそのヨシ原がつぶされてしまったために、汚濁は非常に進行しておるという状況があるわけです。それは滋賀県の開発のためだということで行なわれてきた。こういうことを考えますと、やはり私は自然環境保全に害を及ぼすようなそういう開発というのは、むしろしてはならないというようにしなければならない。