1947-11-15 第1回国会 参議院 本会議 第52号
かかる万人の忌避するような職場に対して十分に労働力を確保するために、政府はよろしくこの種の職業に就く者に対して、或いは施設の面において、或いは給與の面において、又その他の点において、特別の優遇措置を採用するか、又は事業主に対してこれをなさしむるようにという希望があつたのであります。
かかる万人の忌避するような職場に対して十分に労働力を確保するために、政府はよろしくこの種の職業に就く者に対して、或いは施設の面において、或いは給與の面において、又その他の点において、特別の優遇措置を採用するか、又は事業主に対してこれをなさしむるようにという希望があつたのであります。
これは給與が足らなくて、生活費との間に非常な開きがあつて、そうして十分なカロリーを取ることができないので、肉体的に非常に困難を感じて、自然発生的に職場を離脱したのである。或いは欠勤が多くなつたのである。こういう説明をしているようでございますが、我々もその点については決してこれを頭から否定するものではないのであります。
小樽では職場大會を開催いたしまして、一時通信を中止したのでございますが、その後の状況は、前日十三日の午前十時から當日の午後十時まで通信を實施しておりましたが、午後十時からけさの九時までがまつたく停止されておるのであります。午前九時以降は通信が再び開始されておるような状況でございます。
分けても今後國民の完全雇傭の立場からいたしますならば、産業の合理化と結び付きまして、勞働者の職場轉換というようなことも恐らく考えられなければならないと思います。そういうときに職業補導所の持つところの使命は極めて重大でありますので、その内容の充實につきましては特に關心を拂われたいということなんであります。
食料品の配給は、普通には五段階にわかれておりまして、重勞働者、輕勞働者、それからその他の勤務員、それから扶養家族の大人と子供というふうになつておるのでありますが、そのほかに軍人だとか、高級官吏、あるいは企業長、工場長、職場長、こういうふうな特別な役付のものに對しましては、特別の追加配給があるわけであります。
北海道における石炭増産会議において、連合軍の石炭顧問が言つたように、北海道の炭坑においては拘束時間八時間に対して僅か五時間か七時間くらいで職場を離れろ炭鉱夫が沢山にある。労働意欲の減退が生産減退の大きなる原因であると指摘している。私は先日衆議院での説明を聽いたのでありますが、北海道におけるところの労働時間は拘束藤間八時間であるにも拘わらず、平均驚くなかれ五時間と十三分しか働いていないという。
夜間學校の生徒の九五%までは、御承知のごとく晝間においてそれぞれの職場において勤勞されており、いわゆる苦學力行の學生諸君でございまして、せめては夜間なりとも學校に學んで、將來のために學問を徹底的に勉強したいという向學の青少年でございますので、さような向學心に燃えて夜間學校にせつかく勉強しておる青少年にとつては、ただいまの段階におけるごとく、ほとんど連日のように彼らの勉學の時間でございまする六時ないし
御承知の通り、あらゆる面の施設は、ほとんど使うに足りない、價値がないというところにもきておりますが、從業員が現在の千八百圓ベースにおいては食えないと同樣に、家がないのでありまして、全遞におきましては、東京管内によつてみましても、職場からほとんど平均二時間を通勤所要時間としておるのであります。
全遞從業員が職場において完全に機能を發揮しておるかどうかという點については、私は完全に機能を發揮しておるとはつきり申し上げたいと思うのであります。
折角採用決定いたしでも辞令を取つた途端にやめる者が多く、尚優秀な熟練者が職場を去つている現状をどう見ているのであるか。 第四番目に、今年度の所得税の更正決定に対しての政府の実質的な方法につきまして大藏大臣の答弁を願います。即ち政府及びこれを取り巻いている官僚連中の机上の計画、及び公式的理論はもう結構だから、第一線の実情に即したところの実質的な方法の発表をして貰いたい。
私企業においても、この職場の離脱ということは、方々において起つておりまして、これは責める方が無理である。どうしてもそうならざるを得ないのであります。この根本原因を解決することなくして、これを權力をもつて威しつけ、あるいは戰前と變らないような絶對命令をもつて威しつけるということでは、決してこれは復興することはできないことは明白であります。
これは今までの説明で職場々々の代表を出すというような意味で同率にしたいということでありましたが、私は坑内を重點的に見るという意味から、石炭鑛業につきましては、どうしても坑内關係の方を坑外より重く見るという考えの方が、うまくいくものであるというふうに考えておるものであります。比率問題につきましての御意見を聽かしてもらいたい。
それから同數の點は、これを同數といたしましたのは、各職場における聲が出るようにという意味で、少くとも同數で出せというように決定いたしました次第であります。 それから事業主の利益を代表するもの、これは勞働關係法規におきまして、こういう言葉を使つて、現在それで運用しておるのでありまして、生産協議會がやはり勞働條件について討議をいたします關係上、勞働法規と同じ立場をとつた次第であります。
これがややもいたしますると、直ちに現在職に就いておるところの勞働者の整理に直結せられた考え方を持たれておりまするが、私は現在の勞働者を現在の職に安定させる、このことがやはり一つの大きな職業安定でございまして、現在勞働階級は生活の不安によりまして、相當大きな動搖をいたしておりますが、政府においては、特に勞働者の生活の安定という問題については、十二分の措置をとられまして、そうしてとにかく現役の勞働者を先ず完全に職場
この場合の實業教育も、單なる實業知識教育ではないのでありまして、直接生徒が從事しつつある職場と結び付いた指導が必要である。從つてこれが指導に當る教員は、そうした條件にふさわしい教育關係において養成されることが必要であると考えられるわけであります。實業教育大學は大體そうした趣旨の下に、關係者においてその實現に努力をいたしておるようでありまして、請願の趣旨もここにあるように考えるのであります。
從いまして、今申し上げましたような意味から同數を出しまして、坑内坑外のそれぞれの各職場における聲が生産協議會に反映するということを、期待いたしました次第でございます。
もちろん、これは生産條件の惡化にもその原因はありましようが、一方官公署たると民間企業たるとを問わず、生産技能の低下、職場規律の頽廃、擬制雇用の累加等の事実があることを否定できないのであります。また諸般の事情によるとはいえ、賃金形態も度を超えたる生活給本位となつて、技術と能力の差による能率給がほとんど顧みられないために、生産意欲が極度に低下していることも顕著なる現象であります。
七百五十円の收入の中で三百円も交通費をみずから負担して、そうして職場に挺身するということは到底考えられないことだと思います。運賃の値上げをしたものは政府みずからである。いろいろな各般の状況を考えて見まして、この際國情の許す限りと言われた大臣のお言葉は、少くとも現在の官吏諸君が民間の労働者諸君とほぼ同樣の生活態勢を維持し得るところまでは是非とも引上げる。
勧告案でも調停案でもなしに、極めて非公式なお話であつたのでありますが、それは勧告案ととつてもよいのでありますが、とにかくそれは誠意がないというようなことで、その二十日から東京中央地協に大量な職場の離脱が始まつた。大体一番ひどいときには二〇%を少し下廻るというような状態になつて、多いときには普通の郵便物が三百万通、小包が大きな袋が七千個、こういう停滞が起つたわけであります。
併しながら、だからといつてこういう公共的な事業の職場が麻痺状態になり、事態が苦しいのだから、これは当然だというふうには考えるわけには行かない。それは関聯性は持つておりますけれども、一應やはり職場の規律は守つて行かなければ公共の福祉は守り得ない。
○説明員(佐藤榮作君) 從業員が安心して、又何ら不安を感ぜずして職場において働くそういうことが仕事がうまく行く所以であるということにつきましては、私共もその考え方でおるのでございまするが、今日問題となつておりまする待遇改善の問題は、実は一事務当局がとやかく申上げる問題では今日ではもうすでにないのであります。勿論私共といたしましては、冒頭のその基本的問題についてはあらゆる努力を注いでおります。
あるいはその職場において職場大會の名において會合をいたしますし、また會合しませんでも、仕事をせずにそのままおる。あるいはまた自分たちは千五百五十カロリーしか與えられてないから、千五百五十カロリーだけの仕事をするというふうな口吻を漏らしまして、仕事の方は出勤率に比較しましてはかどつてない、こういう情勢になつておるのであります。
○平井(富)政府委員 職場規律の確立につきましては、現在就業規則等を制定いたしまして、職場規律の振肅をはかつていくというように考えておるわけであります。これは一つの經營をやります上において、經營自體において就業規則ができて、それによつて指揮を受けていくことは必要であろう。これは絶對に必要であると考えます。
○前田(正)委員 今のお話の職場規律の確立については、まことにその通りかもわかりませんが、私の今考えておる職場規律は、本法案に關係しておる職場の話をしておる。炭鑛の管理者、すなわち部長とか課長とかいう人は、管理に對する職責をもつておるわけであります。その職責と、こここに書いてあります生産協議會のいろいろの決定權と相矛盾するようなことになつてくると思うのですが、どうでしようか。
職場規律というものは、戰爭時分のように、上から憲兵政治のバツクで一本に專制的に通していかなければ職場規律は保てぬというものではないのでありまして、現在のような時勢には、どういうふうにして職場規律を保つていくか。
職場そのものが減るわけではない。そのままの状態であればこの法案によつてただちに失職者を増すということにはなり得ないのじやないかと思います。
そういう點について正確な數字を握つて、殊に健康状態、あるいは離職率が他の職場と比べて高いということを認識なさつたら、このたびの事態について官側としてももう少し温かい處置ができたと思う。官側の握つている資料によると、少しも他と變らないと言うならやむを得ないが、これは正確に調査してもらいたいと思う。
非常に重大な影響を國民に與えるのですから、自發的という形で、しかも自發的であるかもしらぬが、いろいろ職場で申合せをしたりして大量な職場離脱が行われる。こういう形で日本の勞働組合運動が推進されることは、非常な禍根を將來の勞働組合運動の上に残す。從つて勞働組合の健全なる發達を願うためには、組合が秩序ある行動をとる。
しかしこれからはひとつ職場に歸つて、この重要な國家機關を守つてほしいという意圖があの中にあることがわかるわけであります。この警告が出てもなおかつ集團缺勤の事態が續く、そういう事態を混亂に陥れようという意圖をもつて、そうして煽動するような人たちに對しては、政府は斷固たる處置をする決意であります。