1947-08-18 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
それからまた今までのように軍人の將官であり、佐官であり、尉官であり、兵卒であるということによつて、階級的に待遇を異にするということは、舊制度ならばいざ知らず、今日國民が平等に權利を擁護せられておる立場から、これは絶對に禁じなければならぬ。またそういうことをすべきものでない。こういうようなことを考えておりまして、それらのことは結局政令できめる。
それからまた今までのように軍人の將官であり、佐官であり、尉官であり、兵卒であるということによつて、階級的に待遇を異にするということは、舊制度ならばいざ知らず、今日國民が平等に權利を擁護せられておる立場から、これは絶對に禁じなければならぬ。またそういうことをすべきものでない。こういうようなことを考えておりまして、それらのことは結局政令できめる。
もし國家民衆のためにこれは大切な藥である、これはぜひ厚生省の許可を受けて製藥したいというようなお立場にある方は、ひとつどしどし來ていただきたい。喜んでそれを調査研究の上、これは民生安定のために最も必要な藥であるというものは即時に許可する。こういう方針を私はもつております。
そういう點につきましては、物價高の今日増額しなければならぬというような必要もあろうと思いますが、それは厚生大臣として私の所管外でありまして答えられないけれども、國家の立場からみれば、戰爭ではなくして、軍人軍屬が終戰後において公務を命ぜられて、それがために病氣を起したというようなことであれば、適當な處置によつて救護してやらなければならぬことは當然だと思うのであります。
この自由主義の立場から、黨員は精鋭主義で、ほんとうに黨費も負擔し努力もするという者をもつて黨を構成するというのが原則であつて、一般の大衆は、その黨の行動に從つてそれを批判しつつ自由に投票をするというのでなければならないのであつて、政黨が黨員にのみ頼つたのでは腐敗すると思うのであります。
主義主張はもちろんその立場立場において變りもしますし、利害ももちろん相反する場合もありまするが、しかしながらその主張は常に大多數、すべての國民のためを思うという趣旨のもとにやられるのであつて、政黨の活動というものは一つの國民活動である。この國民活動の費用を國家が負擔するという考え方は、これに決して原則として少しも遠慮すべきものでもなし、むしろさようにやつていかなければならないと思つております。
○石原(登)委員 私は法制部の方に技術的な問題についてちよつとお尋ねしたいと思いますが、私は例をとつて實際問題についてお尋ねしたいのですが、黨員というものに對する考え方、たとえば地方の町村長などの立場になりますと、一つの黨に屬していわゆる旗織を鮮明にするということは、町村行政の上に非常なる支障を來す面が多々あると思います。
○鈴木憲一君 文教委員會でも簡單に説明をしたのですが、まあ端的に言いますれば、定時制の高等學校を早急にここに日本に國内に實現をして頂いて、それに對してその定時制高等學校に就學する者は勤勞青年であるという立場をとる高等學校でありまするから、定時制高等學校を早急に實現をさして頂いて、それに幾分早く今就學の方途を見付け得ないところの勤勞青年に、年に、教學の明るい面を開いてやりたいということが、この定時制學校高等學校設置請願
とにかく私はこれを義務と、まあ拘束するという意味でなしに、我が國民に與えられたる輝ける義務だというふうな立場で、國家は青年に教育の機會の均等を與えてやるべきだと思う。そういう立場から逆に義務を履行して貰いたいというふうに考えるのであります。
よく分るけれども是非我々文教委員が、教務制でなくつても宜しいのだというような立場で輕く通してしまいたくない。少しでも教務制を實施するように努力しようというような立場で、ここを送り出して、そうして立法されて來た場合は、それを詳しく審議してやりたい。こういうふうな途を採りたいと考えます。
○假委員長(岩間正男君) それではお諮りしたいと思いますが、結局これは綜合的な立場から取上げるということになるので、參議院規則の百七十條のに項によりますと、内閣に送付するものと、それから要しないものということがあるのでありますが、その第二項の方の要しないものに該當すると思うのですが、そのように決定してようございましようか。
○小委員外委員(河崎ナツ君) 森下さんの仰しやいましたような立場から立つて行つて、今松野さんが仰しやいま したような、大變見ていらした結果として宜いというならば、きつと基準ができたときに昇格するに違いないのですから、やはり松野さんもそこまで今仰しやつておられますから、これはこの問題一つとして取上げない方がいいんじやないか。
○北條秀一君 私は全國六百五十万の引揚者の代表として、その立場から住宅問題を取上げて行きたいと考えるのであります。最も住宅の問題で悩んでおるのは、誰よりも我々と同じ運命にある引揚者、復員者であります。私共は何はさて措いても、家が、住宅が欲しいのであります。住宅と行かずとも住む所が欲しいのであります。雨の降らない家が欲しいのであります。疊がなくても雨の降らない家を私共は欲するのであります。
○兼岩傳一君 全國の建築、土木、都市復興の技術者團体を代表する職能代表議員として、私は主として科学技術の開放という立場からこの問題をとり上げて見たいのであります。これを私は五つの角度から檢討いたします。そして各派議員諸君の科学的な御批判を仰ぎたいと考えるのであります。 第一の角度は、住宅問題は何年で解決するかという問題であります。
それから最後に、人は軽んじておりまするが、消極の面から考えまして最も我々の立場から重要と思われますることは、防火の点であります。先程も申されましたように、毎年五万戸が火災、風水害のためになくなるという、現に一月から六月までに二万六千戸が燒けたという、新築を急いでも、この火災のために非常なる損をしておるのであります。
できるだけ議論を好まない意味において、御答辯をする必要がないようなお言葉でありましたが、實際はこの法人の不法行爲能力というものは、學説の上では非常に議論の存するところでありまして、國家は殊に一つの法規範體系であるというような、新カント派の法律學者が主張するような立場を是認いたしますると、國家というものは不法行爲はできないのである、況んや犯罪をや。
次に疎開地と罹災地の場合でありますけれども、疎開地の借地權者は――借地權を失つているものは、先ほど申し上げましたように、借家人と同じ立場で優先して借地の申出を地主に對してすることができる。大撃こういう規定になつておるのであります。
この二點について修正案が自由黨から出ましたが、討論採決の結果、修正案が否決になりまして、原案通りになつておるのでありまして、政府といたしましては、もう既に衆議院ではそういうことになつておる以上は、原案を主張いたさなければならないような立場になつておるのでありまして、できればこの原案通りお願いいたしたいと考えておるのでありますが、三條というのは、そういう今までいろいろ問題があつたから、費用負擔者に、むしろ
誠に居住者や借家人は困るような立場になりますので、是非共この議会で通過成立をさせまして、引続いて、折角與えられましたところの借家人居住者、借他人等の権利を保護をし同時に借他、借家関係を適正に調整をいたしたいというわけであります。
しからばなぜああいう文書を出したかと申しますと、まず第一に宇都宮の指令をいただきますまでは、私は世耕先生が非常な御確信をもつて、相當の反對があつても押切つておやりになつておるのを、非常に頼もしく、かつ信頼をしておりましたけれども、宇都宮失敗の原因を、私ども拂下げを受けるものの立場からつらつら反省し檢討をしてみますのに、これは官吏と申しますか、官廳や縣廳ばかりが惡いのではない。
そのやさきにおきまして、内務省において世耕氏がどういう立場におられたか、アンチ世耕の風潮が漲つておることは、あなたもしばしばおいでになつて御存じだろうと思う。
○濱田證人 皆さんの前で檢事の立場で言う言葉は、結局ただいま眞子檢事の言われる事情報告のようになりますが、私はこの間申し上げましたことと寸分變りがないということを今日も申し上げます。
しかしながら保安という立場から見まして、各縣の警察關係が連絡がとれないということは非常に不安のもとになりますので、これを無線連絡でやろうということになりまして、終戰後いち早くこの計畫を立てまして、現在はこの三十ページにございまするように、東京の内務省あるいは警視廳から各縣廳それから各縣廳から各縣内の主要の警察署は全部無線によつて連絡できるようになつております。
第一議員倶樂部の中のたれでもそうでありますが、今日の政黨にあきたらない、いわゆる大多數の國民の支持を得てきた者がそれぞれの立場において多くの國民の意思を表示するために一生懸命努力をいたしております。
○委員外議員(若木勝藏君) それでは紹介者の立場から御説明申上げます。この義務教育費の全額國庫負擔ということにつきましては、これは何十年來實務者の要望した問題であります。その最初におけるところの主なる理由というふうなものは、これは一つにはその頃貧弱町村というふうなものがございまして、俸給の不拂いというふうな實状を呈しておつたのであります。
そして先ほど大臣から申し上げましたごとく、この委員會自體が外局の長官と同じ立場に立つ、こういうことに相なるわけでございます。第二條には、一から六まで所掌事項が掲げてございます。
で、この暫定措置と申しまするのは、そういう大構想を私どもはもつておりましたが、ただいまの状態、この内閣のできましたところの當面の大問題は、經濟危機の突破ということで、これがこの三派連立の内閣の當面の一つの使命の内容でありまするので、かたわら國家財政の立場から、そういう理想は抱いておりましても、ただちにこれを實現せしめるというわけには容易にできかねる。
その規模及び仕事に内容から申しましても、これはすべからく他の各省と對等の立場にある省として存置さるべきものと私は存じます。しかしながら何らかの理由によりまして御説明にありましたがごとく、暫定措置としてかような法案を提案したのだという御説明のようであります。かりに暫定措置といたしましても、ただ國土局と戰災復興院とをそつとくつつけて、おざなりの組織にされるということ、それ自身も適當でないと思います。
われわれは正義人道の立場からも、どうしても彼ら残留しておられる方々を苦痛から解放してやらなくてはならぬ義務があると存ずるのであります。なお、われわれが忠実に実行しておりますポツダム宣言の第九項には、「日本國軍隊は、完全に武裝を解除されたる後各自の家庭に復帰し、平和かつ生産的の生活を営むの機会を得せしめらるべし」という規定が明記してあるのであります。
ポツダム宣言の受諾と共に、今日私ども女を主といたしまして、人民の生活が明るい新らしい立場を示されましたので、曽てのそういう相談内容が今日は殆んど少くなりましたが、新たな相談内容、それが今日國民の新たな歎きといたしまして、在外同胞の方への限りない心遣いの数々の相談が、又新たに私が到る処で受取つておることでございます。
私たちは引揚げる立場から得てして不平に陥り易いものでありますが、一歩送還する責任者の立場に立つてその送還の計画並びに実践ということを考えるときにおきましては、実に苦心の存するところであります。その一切の苦心を超えて、困難を乗り超えて、恙なく五百五十余万の日本人を日本に送還せられるに至りましたる連合國各位に対しては、私たちは心から感謝を捧げなければらんと信ずるものであります。
道徳的また人道的な立場に立ちますと、同居の親族のみならず、その家に長くばあやとして、女中として、あるいはその他の關係においてその家のために盡くしてくれた人々に對しても、お互いに助け合わなければならないというようなことはあたりまえだと思うので、そういうような意味合から、むしろこれはない方がよろしいのじやないかと思いますが、いかがでございましようか。
これは憲法と原則である個人の尊厳と平等の立場からどうであろうかと考えるのでありますが、御意見を承りたいと思います。
○榊原(千)委員 そういう場合にもう少しここに具體的なるものが表されませんと、離婚の場合におきましても、いつも女が損をするというような立場に立ちはしないかと思うのでございます。婚姻中における財産の分割方法、持分というものが規定されておりました方が、離婚などの場合においても、妻の立場が守られることになりはしないかと考えるのでございますが、いかがでございましようか。
現に公安廳は、戰前の軍隊に代るべき國家警察權等を掌握する立場におきましても、ぜひとも今後は、やはり國務大臣をしてこれを遂行させるということが妥當と考えております。今内務大臣の御答辯で大體了解いたしましたが、今後はなるべくそういうような方針でお進み願いたいことを、さらにお願い申し上げておきます。
であるから、どういうものをとつてはいかぬとか、とつていいとかいうことは、これは警察はまつたく關係のないことでありまして、農林省の立場からこれが決定され、その決定されたものを警察が取締りをすることになるだろうと思いまするので、私の方から積極的にこれをどうかえるということはありませんので、農林省自體に必要があつて獵期の變更をするということがありますれば、あるいは取締りの關係上、警察の方が共管をいたしておるようなことになつておるかもしれませんが
おそらく警察的な勸點から獵期がきまるというふうなことはありませんで、鳥に限りませんが、鳥獸の繁殖の状況、あるいはそれを保護するいろいろな立場から、從つて農林省の方の立場から、主として獵期というものがきまり、きまつたものを警察が取締る。
こういう考え方を一應は捨てて、いま一度高度の立場に立つて、はたして醤油として使うことが蛋白給源としてその利用價値が増大するか、あるいはそのまま飼料としてこれを動物化して、その化されたるものによつて蛋白資源がどれだけ殖えるかという對化が、まず考えられなければならぬと思うのでありまして、そういうことを一切拔きにして、たまたま戰争中困つたからというので、何も考えないで、あるいはふすまをもつてき、あるいは豆
そういう現實に苦しい立場にある。この公團法ができて、今まで小家畜は惡く言えばやみあるいは自給でつくつておつたものが、この公團に吸い上げられて、かえつて農家に行く分が減つてしまうのじやないかということをおそれる。
政府は食糧需給關係における十分な手を打つて、そうして當然家畜の飼料としてまわすべきものは、これをその方において確保するという立場を堅持して進みたいと考えます。
非常に協力が得られないという場合、あるいはまた差迫つた場合等におきましては、公共の福祉と申しますか、そういうふうな立場から、あるいは今御指摘になりましたように、他人の物資あるいは家屋等についても若干の制限をして、これを公の目的のために、公共の福祉のめに活用するということは、これはまた必要ではないかと思います。