1948-12-07 第4回国会 参議院 大蔵・人事・労働連合委員会 第2号
一般に從來の給與は最初に水準を何々水準、例えば二千九百二十円水準、或いは三千七百九十一円水準、かように水準を定める方式によつて参つたのでありまするが、この方式にはよらず、從來理想案と言われながらも今日まで実現し得なかつたところの各種の給與を一つ一つ信頼し得られる資料から、科学的に檢討分析し得られましたその結論を一つ一つ重ねて行くという方式を採用したことと、今一つは主観を交えずに、推定値を用いず、科学的
一般に從來の給與は最初に水準を何々水準、例えば二千九百二十円水準、或いは三千七百九十一円水準、かように水準を定める方式によつて参つたのでありまするが、この方式にはよらず、從來理想案と言われながらも今日まで実現し得なかつたところの各種の給與を一つ一つ信頼し得られる資料から、科学的に檢討分析し得られましたその結論を一つ一つ重ねて行くという方式を採用したことと、今一つは主観を交えずに、推定値を用いず、科学的
こうした地域につきましては、科学的調査に基きまして調整しようということをやはり勧告案の中にも謳つておられるのでございます。特に方針が変つたというふうに私は考えておりません。 尚二番目の御質問でございますが、六四・七%或いは五〇%の数字についてでございますが、これは逆算をいたしまして、乙地と丙地を一〇〇にいたしますと、凡そ一五〇という数字が出て來るのではないかと私は思います。
○小串清一君 ちよつと私先刻田村委員から人事院の発表されました調査についていろいろ御質問があり、尚又資料の一部の請求があつたようですが、私共、先刻からの御説明が科学的というて大変廣告なさつておりますが、この根拠が甚だ曖昧で、その資料をお蒐めになつたものも、どうもこれだけの表を算出する基礎が甚だ私共は不可解に思うのですが、それでこの調査をなさつた資料、例えば二千九百七十円の率とか、或いは三千七百五十一円
この千二百五十円が必要であるということは、人事委員会が科学的に算定せられたのでございますから、われわれはこれが必要であるということを否定して、七百五十円あるいは九百円に減額しようとするものではありません。千二百五十円を基本賃金の中に入れていただきたいということが本心であるということを、まずお考えを願いたいのでございます。
今日能率を上げる上においては、それは全く科学的見地に立つて、そうして綜合的な面から能率を上げるという方向でなければ、私は能率が上らないものであると考えております。
これを科学的に捕捉できるようになれば、無論これは政治の問題になると思うのですが、努力すれば財源は相当出て來る。この点についてどういうふうにお考えになつておるか。 それから、取引高税を止めて、その代りに小切手印紙税を一%くらいの税率で設けられる御意思があるかどうか。
日本におけるところの科学或いは機械その他の技術におきましては、戰時中殆んど足踏み状態であつて、この間、他の國におきましては、アメリカあたりにおきましては長足の進歩をなしておる。從つてその間の技術上の開きというものは十年或いは二十年以上の開きを生じたのではないかと、かように推測させられるのであります。
私はかくのごときは檢察当局が時代に目ざめることができず、旧態依然として封建時代そのままの、岡つ引のやつたような搜査方法のみを固執して、新しい近代的な科学的搜査方法にくふうをこらすことができない結果、さようなことになつておるものだと考えるのであります。新刑事訴訟法の施行を眼前に控えておるこの際であります。本件の逮捕の要求をこの点において拒絶して、当局の反省に資すべきであると考えるのであります。
なお一製造過程ででき上りましたものについては、一つの製造番号を付し、その中から檢査員が八本の試驗品を拔き取ることになつておりますが、この拔取り檢査による檢査方法は、科学的に正しい方法と認められております。
從つてこういう線からいたしますと、労資双方面にどういう方法で臨むか、どういう政策で臨むか、これが御質問の要点でございますが、資本家、経営者に対しては産業合理化とか、あるいは能率の増進その他むだの排除というようなことについて、科学的の経営をするように極力進むつもりでございます。たとえば生産工程の分析というようなことを科学的にやることは最も必要ではないか。
尚科学技術行政協議会法案、これは審議未了になりましたので、これも改めて第四國会に提案をいたすつもりであります。次に大藏省関係を申上げます。
○原田説明員 文部省科学教育局長の代理といたしまして私が御説明申し上げます。御承知のように東北大学の農学研究所は、その設立にあたりまして、農学部を設置することがその当時予算の関係でできなかつたため、一応農学研究所をつくり、後日農学部が設立した場合には吸収さるべきものであろうという建前から発足したものであります。爾後約七、八箇年を経過しておりますが、次第に行績が上つて参つております。
○西山委員 本請願の要旨は、山形縣の産業に高度の科学技術を応用し、新しい産業を開くとともに從來の産業各分野の質的量的向上を計り、新しい学術の新分野を起すため、大石田町に疎開していた東北大学電氣通信研究所の一部を山形市に誘致したが、本研究所の予算並びに本縣及び本市の貧困せる予算では十分に目的の達成は望めない。ついては該所の科学研究費を補助されたいというのであります。
御請願の趣旨は、研究費が不足しておるから、科学研究費その他によつて補助されたいという趣旨だと思いますが、本年度のこういつた文部省関係の補助金といたしましては、科学研究費、科学試験研究費、民間研究機関補助金、計約二億五千万円ほどに当るのでございますが、その全額につきましては、すでに補助交付を決定いたし、それぞれ交付しておる状態でございます。
○中川幸平君 科学者の方々が科学技術を行政の面に反映させるという使命の下に、今回政府において科学技術協議会を設置されるべく、本法案が提案されたのでありまして、予算は十ヶ月百二十万円、大した金ではありませんが、私共は國家の現状からいたしまして、これらの機構乃至は委員会とか協議会の設置に対しては、慎重に考えるべく努めて参つておるのでありまして、成るべく予算は、配置転換なり、いろいろの方法を以て、國民に負担
○政府委員(茅誠司君) 科学技術行政協議会というものを作ります目的は、第一條に示してありますように、「科学技術行政協議会は、日本学術会議と緊密に協力し、科学技術を行政に反映させるための諸方策及び各行政機関相互の間の科学技術に関する行政の連絡調整に必要な措置を審議する」というのでありまして、日本学術会議というものはこの一月二十日に設立されます。
私就任いたしましてから日がなお浅うございますが、特にこの問題に関しましては私自身も深い関心を持つておりますし、個人的にもいろいろな関係がありまして、学者の側の方方とも十分懇談をいたしまして、この科学技術行政協議会に関しましては、日本学術会議と同じに、学術刷新委員会の答申案でできましたので、それは政府側のお手盛りというよりは、むしろ科学者側が主となつて、関係方面と政府がそこにひつぱり込まれて研究をしたいというわけであります
この際政府に一言強く希望を申し述べておきたいと思うのでありますが、わが國では歴代の内閣は、科学研究機関に対する経費の支出にはきわめて不熱心でありまして、また科学者に対する物質的な及び精神的待遇におきましてはなはだ冷淡であつたと思うのであります。
(「同じなんだよ、それは分かつたよ」「その通り」「小学校の科学の時間だよ、大人の前でそんなことを言つては駄目だ、皆が頭が進んでおるよ、現在の日本の置かれておる状況をはつきりと把握して行け」と呼ぶ者あり)労働階級は一つであり、その一部分にひびを入れる者はその全体にひびを入れる者であるということを、日本の労働階級ははつきり知つております。
○小川原政信君 ただいま議題となりました科学技術行政協議会法案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。 本協議会は、明年一月二十日から発足することになつておりまする日本学術会議と政府との間に立つて両者の意思の疏通をはかり、科学と國策とが互に遊離することのないようにするための審議機関であります。
————◇————— 科学技術行政協議会法案
○大池事務總長 お手元に法律案その他と書いてあります分のうちの、一番最初の科学技術行政協議会法案というものがまだ上つて参らぬ予定であります。それから國家行政組織法中一部改正法律案は上つております。次の選挙運動等の禁止の法律案はただいま山口好一さんから説明がありました法案であります。それから刑事訴訟法施行法案以下二案、これは法務委員長高橋英吉さんの報告があります。
関東北いわし、あぐり網漁業大不漁に対する根本策として左の方途を講ぜられるよう陳情申し上げます、内容はわが國においても最近科学の進歩に伴い寒暑台風による災害はある程度予測さるるにいたりしも、まだ潮流の異変による災害に対しては現在の調査研究にては予測すること不可能にして、われわれのごとく回遊魚たるいわしを目的とするあぐり網漁業者が、現行漁業法により許可せられたる漁場仙台湾沖において、例年九月初めより十二月
こういうことがマ書簡の中に言われておりますし、又マ書簡の最初の部分におきましても「給與、健康、安全、厚生、休養並びに退職に関し科学的に管理することを定めた。」
科学的調査の結果、人事院としては、現在は六千三百円を出しております。これは相当信頼すべく、我々がある程度まで考えられる。それにも拘わらず現在は三千七百円で黙々と働いておる。もうすでにストライキが起つていいのだとかように考えておる。これはすでに政府の施策が悪いのだと私は断定したい。
いわんや全官公の科学的な根拠に基く要求は、人事院のそれよりは上まわらなければならない状態になつておる。こういう現実から考えますと、わが日本の労働階級はどのような処置を受けるにいたしましても、眞に人たるに値する最低線の給與にせよ、いまだ、なおかつ獲得し、確保することのできない弱い状態に追い込まれておるということだけは、何人もこれを肯定しなければならない悲劇なのであります。
次に掃海の問題でございますが、先ほど申し上げましたように、掃海隊員は非常に挺身仕事に当つておりますが、その掃海方法につきましては、非常に機雷の性能が科学的にデリケートでございまして、しかも普通の機雷のように繋留されておりませんので、海底になまこのようにくつついておる。そうして世界各國に他にいい方法がないのであります。やはり編隊の船が電流のコイルをはつぱつて行き、その電流の方で誘爆をさせる。