1981-09-24 第95回国会 参議院 本会議 第1号
昭和五十六年九月二十四日(木曜日) 午前十時二分開議 ○議事日程 第一号 昭和五十六年九月二十四日 午前十時開議 第一 議席の指定 第二 会期の件 ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件 一、日程第一 一、新議員の紹介 一、故元衆議院議長衆議院議員前尾繁三郎君に 対し弔詞贈呈の件 一、故湯川秀樹君に対し弔詞贈呈の件 一、日程第二 —
昭和五十六年九月二十四日(木曜日) 午前十時二分開議 ○議事日程 第一号 昭和五十六年九月二十四日 午前十時開議 第一 議席の指定 第二 会期の件 ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件 一、日程第一 一、新議員の紹介 一、故元衆議院議長衆議院議員前尾繁三郎君に 対し弔詞贈呈の件 一、故湯川秀樹君に対し弔詞贈呈の件 一、日程第二 —
○議長(徳永正利君) さきにノーベル物理学賞を授与されました湯川秀樹君は、去る八日逝去されました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。 同君に対しましては、すでに弔詞を贈呈いたしました。 ここにその弔詞を朗読いたします。
ヨーロッパにおけるあの戦争への混乱の中に、ニーチェが神を信じられなくなったといって絶望し、ツァラトゥストラを読んで光を東方に求めたのや、シュペングラーが「西欧の没落」を第一次世界戦争の悲劇を見て訴えたのも、トインビーが本当に人々が心が触れ合っていくならばそこに世界の新しい秩序ができるという考え方を述べたのも、アインシュタインがあれだけの知性人でありながらユダヤとかショービニストとかを乗り越えて、湯川秀樹
つまり、第二十五回パグウォッシュ・シンポジウムに、われわれは湯川秀樹、朝永両先生を含めて、アメリカのリチャード・フォーク博士も参加されたわけですけれども、核抑止力理論というのは有害である、つまりパーニシャスであるということをはっきりと宣言の中で書いてある。有害であるということは、抑止論というのは、原理的に考えればチキンゲームと同じように、一回成功したからといって二回、三回と成功する保証はない。
そのことと同じことを大臣にお聞きするつもりはないから申し上げておくのでありますが、しかしそういう入試中心、受験中心の教育というものは、雪が解けたら水になるは理の世界、雪が解けたら春になるは情の世界、その理の世界が百点で情の世界が零点であるとするならば、ノーベル賞をもらった湯川秀樹は百点で川端康成は零点ということになってくる。
非常に適切な例ではないかもしれませんけれども、理解を助けるという意味であえて申さしていただきますと、たとえばノーベル賞をもらわれました湯川秀樹先生は、これは物理学者であると申し上げてよろしいと思うんです。しかし、この物理学者の中で湯川先生の御専門は何かという話になりますと、これは実験物理学ではなくて理論物理学である。
○柏原ヤス君 具体的な研究テーマの一つとして大臣にお伺いしたいんですが、先日、来日いたしました米国のローゼン博士、京都大学で特別講演をいたしましたが、そのときに湯川秀樹博士の発見したパイ中間子によってがんの治療実験を始めた。もし日本でがんの中間子療法を実用化する計画があれば全面的に協力する用意があると述べております。
朝永振一郎教授、湯川秀樹教授、江上不二夫教授、和光大学の生越教授、家永三郎、和歌森太郎、これらの先生方の集会を学術的集会として企画をしたのに対して、大学は、開学の理念と反する学者だからどんなに科学者としてすぐれていてもこういう学者を呼ぶことはできませんと言って、これらの学者は全部大学で拒否されました。朝永振一郎さんですよ。江上不二夫先生ですよ。よく考えてください。どうだ。
最後でありますが、この宇都秀樹君のおじいさんの宇都正雄さんは、孫を失って悲しみに暮れておるのでありますが、毎日ここに来てこうして線香を上げながら、塔をにらんでおるのです。この塔がなければ孫も死ぬことはなかったんだと思うと、本当に腹が立って眠れぬのですよ。一番いいのはあの基地に立ち退いてもらうことです。地元の人間にとっては、害はあっても何の益もありませんと言っておる。
○木下委員 もう私は時間がありませんので、一々かかわって議論しませんけれども、大体故意または無関心の非行以外の通常の不法行為の場合は、本件、宇都秀樹君の場合をも含めて日本国民は一体どのようにして救済されるのか、こういう問題があるわけです。救済の道が閉ざされるということですか。そんな不合理なことがどうして納得できますか。米軍の特定施設に限ってなぜ通常の不法行為責任が追及できないのか。
昨年の十二月三十一日からことしの一月一日にかけて、愛知県刈谷市の米海軍依佐美送信所の鉄塔で宇都秀樹君という小学校二年生が感電死するという痛ましい事故の起こったことは御承知だと思います。その責任、補償問題、安全対策面を中心に伺いたいと思います。きょうは宇都秀樹君の祖父や関係者も傍聴をいたしておりますので、誠意をもって答弁いただきたいとお願いします。
こんなお粗末な状況にしておいて、しかも湯川秀樹さんのようなああいうノーベル賞学者も出ているわけですが、非常に貧困な状況の中でいろいろ苦労しながらああいう業績を上げておられる。あるいは新聞報道にある、ある学者のような世界的な研究も、こういう貧困な条件の中からやはり出ているということですね。どれだけ学者の方々が苦労なすっているかという一例になるのじゃないかと思うのです。
○戸叶武君 最後に一点、きょうの新聞に、この夏パグウォッシュ会議が京都でシンポジウムを持つ、核廃絶への道を探るシンポジウムでありますが、これは朝永振一郎東京教育大の名誉教授及びノーベル賞を受けた湯川秀樹京大名誉教授というような人が中心で世界各国から、四十カ国から六十人の最高の知識人を招くということになっておりますが、まあ憲法問題の論議を通じて、三木総理大臣が前向きの姿勢でいまの平和憲法を守るということを
社長は酒井秀樹という人だそうでありますが、この会社は昭和二十三年ごろに創立されたもので、現在資本金は五億円、そして扱っている商品は電機器具の部品でございまして、電話器用のコネクターというものの製造販売、その市場専有率は日本第一位というものだそうでございます。現在東京証券取引所の二部に上場している、大体中堅の企業と言われております。従業員は、報道によりますと六百人前後。
しかもユネスコの総会には、湯川秀樹教授をはじめとして、日本学術会議の代表が参加されました。そしてまた、日本学術会議の勧告も国際舞台で採択されているんです。
その被害者及び母親の話によって、小学校の事務職員に乱暴され、けがさせられたということで、取り調べの結果、本人が間違いないということで、被害者の供述は信憑性があるものとして逮捕されたのが浦山秀樹さんでありました。
十月七日に湯川秀樹氏をはじめ百六十八名の学者、文化人が、両院議長に対し、沖繩の非軍事化を求める声明文を提出しております。この声明は返還協定の基礎となっている一昨年十一月の日米共同声明は、米中対決の冷戦の論理によって作成されているが、今日は、ニクソン大統領の訪中決定など、アメリカの対中国政策が大転換しているので、この事情変更に基づいて再交渉すべきだとしています。
わが国の著名な科学者である湯川秀樹博士も御承知のとおり世界連邦主義者でございます。その運動の先頭に立っているんでございます。どうしてもこの時点において核をなくさなければいけないという、核戦争はどうしても防止しなければいけないということを主張しておられる点は大臣も御承知でございましょう。
これは本になっておりますけれども、これは湯川秀樹、武谷三男、坂田昌一、なくなったわけですが、三名の原子物理学者によるところの現代の科学についての論議がなされているわけです。その中から見ましても、非常に傾聴すべき問題が含まれていると私は思うのです。現代科学をどう考えるかという問題から出されおるわけですね。
ここには陸上自衛隊陸上幕僚監部中野秀樹広報班長さんは、「小銃弾であれば、危険はまず考えられない。小銃弾は直接、雷管に衝撃を与えなければ爆発しないし、安全を十分考慮して包装されているからだ。」と言っている。こう簡単に言われてもこれまた困る。施設庁長官は少量ならばと、こういう言い方をしておられる。
たとえば少数派として、一、コペルニクスの地動説、二、湯川秀樹先生の中間子理論を発表された当時は少数派でした。 山名先生の実験内容が物理的に、はたまた論理的に正しく、事故調査の重要な資料になるにもかかわらず、その内容を見抜く識見を持たず、事故の調査の審議を打ち切ってしまい、原因を出せない状態にしてしまった調査団長と事務当局の責任は、重かつ大なるものがあると思います。
昭和四十年八月、茅誠司氏、湯川秀樹氏など世界平和七人委員会の人々や、東大、京大、早大の各総長など、日本の国際的有識者四十七人の連署による援護法のすみやかなる制定を要望した要望書が佐藤総理の手元にも届けられておるのであります。 総理、このようにして、地裁の判決、衆参両院の決議、国内の代表的な世論に顔をそむけて放置した政治責任は、一体だれに追及されるべきものでありましょうか。
湯川秀樹さんに言わせれば、逆にそれが正しい核感覚だと言っている。それを失うようでは困ると言っている。そこに焦点が一つある。あるけれども、しかし、そのことは、次にポラリスがそのうちに入ってくる。成田質問のときに、私も予算委員会におりましたけれども、どうしても総理はそこだけは答えない。小笠原は、核兵器があるとすればどけてもらう。じゃ一体沖縄はと言ったら、それは言えない、とうとう言えないと言う。