1947-08-19 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第7号
尚この前の委員會におきまして、石炭調査の御報告がありました際に、北海道の輸送の問題につきまして、本委員會で決議案を作りまして、運輸交通委員會にこれが調査方を依頼いたしたわけであります。
尚この前の委員會におきまして、石炭調査の御報告がありました際に、北海道の輸送の問題につきまして、本委員會で決議案を作りまして、運輸交通委員會にこれが調査方を依頼いたしたわけであります。
付託事件 ○石炭生産確保に關する陳情(第二十 一號) ○自轉川の價格改訂に關する陳情(第 三十四號) ○石炭増産運動に關する陳情(第四十 四號) ○炭鑛國家管理反對に關する陳情(第 百七號) ○家庭暖房用燃料に關する陳情(第百 十四號) ○特許法等の一部を改正する法律案 (内閣送付) ○亞炭採堀中止に關する請願(第六十 七號) ○炭鑛國家管理に關する陳情(第百四 十四號) ———
また石炭三千万トンの一月ぐらい少し突破したといつて感謝決議をするが、結論的に言えば、議長の感謝でいいではないか。仰々しい決議案の形をとることはどうであろうかと言つておられた。せつかくの議会の感謝決議の効果が減殺されるようなことはないかとの注意をしておられた。その点を申し上げておきます。要するにすべては議会の権威に帰する。率直に言えば、議論すれば議論の余地はある。
石炭の増産は、あらゆる生産増強のかぎであるといわれておりまするが、これとても食糧の確保が前提となり裏ずけとならなければ、断じて実現はできないのであります。今日、國民食糧の絶対不足量は連合軍の援助にまたなければなりませんが、これとても日本の全農民が生産に努力をし、供出の責任を完遂して後にのみ懇請されるものであり、また許可もなされるものであります。
○矢野酉雄君 高良君の意見はこれは根本的に考えが違つておるのであつて、教育内容を民主化するというようなことを國家が財政的にこれを負擔することがこれが恰かも國家主義であるというふうな考えが非常な間違いであつて、且又私立學校、私立教育というものを國家が財政的によしんは負擔するからといつて、これを否定するという思想でも何でもないのであつて、石炭さえも國管をしなければならんという思想はとこから生れたか、七十幾
いはその地方の自治委員會に任せて、そうして國家中心から更にこれを補助するというような形を段々少くして行く方がデモクラテイツクな行き方であるというように私は考えるのでありまして、その點で今囘に限り、これを義務教育に制定したのだから、これを必ず國家が全部負擔すべしという意向に對しては、先程お話の中にもう一つの行き方があつたかと思いますが、矢野委員が仰しやつたように、今後教育のやり方を全部國家的にやる、或いは石炭國營
いかに石炭増産を叫びましても、これの帰するところは住宅問題が先決問題となつております。又貿易復活の今日におきましても、中小工業の生産がなかつたならば見返り品の輸出はできないのであります。中小工業社に家屋を與えずして何によつて生産をいたしますか。又我々は民主主義憲法によつて教育の機会均等を叫ばれまして、既に六・三制の義務教育を実施しております。
本年度の建設計画は、以上の状況から特に現下最も緊急を要する部門の住宅建設に重点を置くことといたしまして、第一には石炭、肥料、食糧等の生産と直結する重要産業労務者住宅及び開拓者住宅の建設、第二に勤労階級を対象とする貸家等の供給を優先せしめ、その残りを一般個人の建築に充てた次第であります。その内訳は次の通りであります。
ただいまも政府支拂が相當延滯いたしておるのでありまして、この政府支拂いも相當促進させるつもりでありまして、貿易關係のごときは七月末にほとんど支拂いをして、なお石炭その他の政府の支拂い、土木關係につきましても一部は支拂いもし、なお今月中には相當の金額の支拂いもいたしたいと考えております。
○和田國務大臣 われわれの方としましては、加配米というものは非常にごもつともと考えまして、一應千五百五十カロリーという基礎で一般はやつておりまするが、勞務者に對する加配米というものは、石炭初め重點的な産業につきましては、殊に政府が加配してこれを確保していくという態勢をとつているのでありまして、これらにつきましても、今後われわれとしましては最善の努力を拂いまして、加配米は確保していきたいと考えている次第
○長尾達生君 ただいま議題となりました各派共同提案にかかる石炭増産感謝決議案の趣旨弁明を簡単にいたします。 昭和二十二年度最低絶対必要量といたしまして、三千万トンの石炭生産を確保することは、わが國経済再建の成否を決するかぎであつて、これが達成こそは全國民のひとしく熱望するところであります。
○林百郎君 私は本日上程の石炭増産決議案に対しまして、小会派を代表し、日本共産党の立場から賛意を表したいと思うのであります。 まず日本共産党としましては、この感謝が單に言葉の上のみの感謝であつてはならないということであります。
もちろんその間には石炭事情とか、輸送の事情によつて原料の工場にはいつてくるのも遲れるし、また製品に加工する上におきまして石炭事情などがありましたので、遲れ遲れてそういうふうになつておりました。それが昭和二十年八月に終戰となりましたときには、私の方の工場はすべてその年の配給すべき製品は全部完納しておつたのでありますが、割當てられた原料は繰越し繰越しで未入荷になつておつたのであります。
又石炭におきましても、石炭増産のために石炭労務に相當の人を入れなければなりません。こういうような重點産業につきましては積極的に廣告もし、或いは募集もして斡旋してもいいような状況でございます。今後もいわゆるただ消極的でなしに、積極的に開拓には勿論盡す積りでございます。
○田中利勝君 特に炭鑛が三千萬トンの石炭を出さなければ、日本の産業の復興にならないという時に、全くあの地下で働く炭鑛勞働者は恵まれない。今日東京を歩いて見ると、足にぶつかるほど靴磨きがおります。あの中には逞ましい體をもつた者が澤山おります。あの靴磨きが何故炭鑛に行かないか。
○川上嘉市君 勞働の能率という點に関することでございますが、將來石炭が國家管理になりましたときに、勤勞の能率というものが實は今非常に下つておりますが、石炭の増産ができないというやつをいろいろ問い詰めて見ると、最後は勤勞の能率が惡いということに著するのじやないかと考えております。實は昨日も石炭廳の方に來て頂いていろいろ説明を聴きましたが、最後の結論はそういうふうになりそうであります。
付託事件 ○石炭生産確保に關する陳情(第二十 一號) ○自轉車の價格改訂に關する陳情(第 三十四號) ○石炭増産運動に關する陳情(第四十 四號) ○炭鑛國家管理反對に關する陳情(第 百七號) ○家庭暖房用燃料に關する陳情(第百 十四號) ○專門調査員に關する件 ○鑛業、重工業、輕工業及び化學工業 の各小委員選定の件 ————————————— 昭和二十二年八月十二日(火曜日)
もう一つ例を挙げますけれども、船員というものばかりでなく、我々と大体同じ職業に関聯を持つて働いておる石炭の坑夫とか、こういう方もありますけれども、現在のような住宅難、そのために結局自分の家庭から職場へ通うことができないのであります。そのために非常に出稼ぎという問題が起りまして結局これらの方々も我々船員と同じ立場におかれているのであります。
その調査の中で北海道班に參りましたのはやはりこの鑛工業委員會の石炭小委員の中川以良君でありまするが、その中川以良君から北海道炭の問題につきまして、特に輸送の問題を取上げてお話があつたのであります。
○委員外議員(稻垣平太郎君) 私の方の調査委員が行つて調べましたのは、現在滯貨が大體に七月の初め、現在でも百四十萬トンの滯貨があるということで、これは石炭だけでありません。いろいろなもので百四十萬トンの滯貨があるという事實と、それから札鐵局で七月から三月までの間に石炭において二十四萬八千トンの滯貨ができる、數字の上で現状のままであつたらできるという報告であります。
我々もかねがね連絡を密にいたしまして、御説のような趣旨でやつてまいつたわけでございますが、只今ちよつと加賀山業務局長も述べました通り、北海道の石炭も大體殆ど全部が海送になつておりますので、調整の餘地は誠に少いようでございますが、尚今度ともに一層の緊密なる連絡については手落ちなくやつて行きたいと思つておるのであります。
昭和二十二年の石炭三千萬トン出炭の基礎とする物質需給計畫に對應して決定した本年度の汽船貨物輸送計畫は一千六十八萬九千トンであるが、これはあらゆる輸送能力の増強を考慮に入れたものであり、これを完遂するには實動率、運航率をともに現在より一割以上向上させ、さらに集荷の面にも積極的努力を必要とするが、現在の非能率的運營會組織ではこれを期待することが出來ない。
その前にお諮りいたしますが、提案の理由は大臣もしくは少くとも政務次官より承りたいと思つておつたのでございますが、大臣はただいま石炭の國管問題に對する臨時閣議に出席中のようでございます。政務次官もよんどころない用事でちよつと出られないふうでございますので、やや異例かも存じませんが、關係局長である葛西社會局長より提案理由を聽きたいと思いますが御異議ございませんか。
それから石炭等の特定の産業向けのものにつきましては、これは一應低い特別の石炭を、特殊の産業についてはやはり相當の低い價格でこれを供給していく。そして特定産業というような基礎的なものが、非常にその面からも影響を受けてくるというようなことから、一應そういう方針をとつたわけであります。
それで十分の働きができるかというお尋ねでございますが、いわゆる注文者側の立場に立つて、最後まで一貫してその行政をやらなくてはならぬということになりますれば、たとえば石炭の問題で、これは商工省石炭廳が監督をしておりますが、石炭が消費者の手にはいるまでずつと監督しなくてはならぬ。石炭を掘り、それが消費者の手にはいるまで監督しなければならぬと言うこともできる。
この地區におけるところの電化が今松戸まで行つておりまして、あと土浦までとか取手までとかいうように考えられるのでございますけれども、この區間が特に石炭の問題と非常に關連性をもつております。おそらく常磐炭の動きというものが、相當關東地區におけるところの石炭需給については大きな利益をもつものだと思います。
そうして石炭の節約部面を銅の電解等に利用する。あるいはまたセメントの方の生産にその石炭を使う。電力の節約によつて石炭を生み出し、その石炭をセメントの生産に向け、その電力の節約によつて起つたところのセメントの生産をプールして、電力開發のためのダムその他の工事に使うというような一つの施策が總合的に必要なんじやないかと思いますが、こういう點に對するお考えが鐵道當局には今まであつたかどうか。
○金子委員 現在石炭の國家管理案をめぐりまして、問題が非常に重大化しております。こういつたような石炭事情が非常に重大化しているときにあたりまして、石炭を最も使うものが國鐵であります。この國鐵の石炭を使う部面から見ましても、國鐵の電化を早急にいたしまして、石炭不足を補うばかりでなく、輸送その他の點についても、十二分に所期の効果をあげるようにするのが、現在の日本のとるべき途ではないかと考えております。
ただ札幌と仙臺と福岡の三局については、今申し上げました三部のほかに、もう一つ石炭部というのがくつついております。そういう機構になつておりまして、所掌事務といたしましては、大體商工本省で扱つております。
○副議長(松本治一郎君) これにて石炭増産感謝決議に対する討論を終結いたしました。これより本案の採決をいたします。本決議案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
それはこの内閣が成立以來問題になつておるところの、いわゆる石炭國管問題であります。端的に言つて國民は、現在の政府がいわゆる扱つておるところの國管問題に対して、現在までの取扱い方に関しては、むしろ疑惑を以て見ておるという感じがいたします、端的に‥‥。商工省の從來のような処置で、若し新聞に傳えられるところが本当であるとするならばともかくも、なんだか割切れない氣持でこれに接しておる。
○中川以良君 私は緑風会を代表いたしまして、只今上程せられました石炭増産感謝決議案に、滿腔の賛意を表して止まざるものでございます。石炭関係者の熱烈なる努力の結晶といたしまして、この度発表をせられましたるごとく、去る七月には、終戰以來初めて予定の生産量である七月分の二百二十一万トンを遂に突破をいたしまして、二百二十二万トンの生産を見るに至つたのでございます。
○中田政府委員 これは特に取消されたという意味でなく、安本で全體の石炭廳の御要求を勘案されまして御決定になるわけでございまして、全體の計畫の建前で、石炭廳の原案に若干の修正があつたことは、私も多少承知しておりますが、こまかくどういうわけでどれが取消されたかということについて、今具體的に御答辯申し上げます。
○庄委員 この際昨日の委員會において保留せられました七月分石炭生産目標突破に關する感謝決議案、これは假稱であります。起草の緊急動議を提出いたします。同決議案は石炭小委員が起草することとし、その提出は委員長及び理事で適宜に各派と御相談して提出していただくということにお願いいたしたいと思います。
○小坂政府委員 いろいろの書式によりまして山元から石炭廳に行つて、石炭廳から物價廳に行き、物價廳を通したものが大藏省にまいる。こういう經過をとつております。われわれが査定する場合というよりも、石炭廳、物價廳を通る間に、合理的な價格であり、大體平均してこの程度ならば妥當だろうという定めがおのずからくるだろうと思います。そういう價格によつて決定する。