1948-06-22 第2回国会 衆議院 本会議 第68号
労働大臣といたしましては、そうした組合の御用化に対しては、封建的な考えがなお一部の資本家階級に残存しておる事実を認め、いかにして労働者自身の自主的な意思による健全なる労働組合運動の発達を育成せしむべきかに努めると同時に、また資本家のそうした反動的、封建的な意図に対しては、大きな警告を発せざるを得ないと思います。
労働大臣といたしましては、そうした組合の御用化に対しては、封建的な考えがなお一部の資本家階級に残存しておる事実を認め、いかにして労働者自身の自主的な意思による健全なる労働組合運動の発達を育成せしむべきかに努めると同時に、また資本家のそうした反動的、封建的な意図に対しては、大きな警告を発せざるを得ないと思います。
その理由といたしましては、到着後一定の一場所で短期間伺われるものであることと、徒らに拘束することは延いては畜産の発達を阻害することを考慮したからであります。 第七は、罰則の金額を改正した点であります。第八は、從來勅令で定められることになつていた費用負担区分を、地方財政法制定の精神に副つて法律の中に組み入れた点であります。
こういう状態で、日本の産業の発達のはかりようはない。各地における労働問題の一番の根幹は何かと言えば、今の労働法規が行過ぎておる。労働者自体が民主主義を誤解しておる。労働組合というものは自活しなければならないのに、その労働組合が御承知の通り各官廳に労働組合の本部をもつておる。しかもその官廳において給料を得ながら労働組合運動をしておる。
わが民主政治の発達は、地方自治の完全な発達を基盤とすることはもちろん、この自治の発達は、一にかかつて地方財政の自主性の獲得にあると、私は考えるのであります。この意味におきまして、今日地方財政の逼迫が見逃し得ない。野溝國務大臣は地方財政に関しまする主管大臣であります。その御関係におきまして、いろいろ御苦心を重ねておられるということは、つとに私も承知をいたしておるのであります。
○淺岡信夫君 この付託につきましては、法律案の末尾の理由に「放送が情報及び教育の手段並びに國民文化の媒体として、國民生活に至大な影響のあるのにかんがみ、これを公共の利便、利益又は必要に合致させるとともに、その自由を保障し、その健全な発達を図る必要がある云々」とある点より見ても、文化委員会に付託されるのが適当と思いますので、文化委員会に付託されんことを望みます。
その目的というのは、ごく簡単でありますから、ここにちよつと読んでみますと、 第一条 この法律は、左に掲げる原則に従つて、放送を公共の利便、利益又は必要に合致するように規律するとともに、その自由を保障し、その健全な発達を図ることを目的とする。 一 放送が、情報及び教育の手段並びに國民文化の媒体として、國民に最大の効用と福利とをもたらすことを保障すること。
これは公益性というものを考えたればこそ國営となつておりまするし、又國営なればこそ山間僻地にもポストがありまするし、電信が通ぜられると私は思つておりますので、これを初めから私企業としておりまするならば、恐らく大都市はもつて今よりも発達をしておりましようけれども、その代り文化の全國的なレベルというものは著しく低いのではなかろうかと、私はこういうふうに考えておるのであります。
また一方資金の地方還元が、公共團体の簡保年金契約募集に関する協力を招きまして、わが國簡易保險事業の世界無比の普及発達を見たのであります。さきの大戰中強行されました財政金融緊急措置によつて一切の資金を大藏省預金部へ集中津川せしめた際においても、なお地方公共團体に対する貸付が逓信省の手へ残される理由であつたのであります。
しかるところ、最近通信会計の赤字その他の理由により、高等逓信講習所を廃止し、普通逓信講習所のみを存続せしめる議が起り、数十万の青年職員に前途の光明を失わしめるとともに、斯業の発達に暗影を投げしめるものとして、反対の声強きものがあつたのでありますが、いよいよ近く第二回國会に提出せられる逓信職員訓練法案の実施を契機として、これが廃止は具体化されんとしておるのであります。
この点におきまして私はまだ詳しい統計は目下調査中でありますが、総じて國有というものになりますと、比較するものがなくなる、そこに刺激力が衰えまして、能率が低下するという原因になるのでありまするという原因になるのでありまするが、わが國におきましては御承知の通り、國有鉄道に対して民間鉄道というものは、最初はより以上に発達しておつた歴史をもつておる。
併し山岳溪谷に富んでいるから、灌漑と発電の惠沢大きく、漁場にも惠まれているので、科学を発達利用すれば、八千万人口までは自給自足し得るも、それ以上は困難である」と言つております。現在我が國の人口は昨年十月一日調査では七千八百十四万人余、本年の人口自然増加は百二十万人、本年度の引揚者総數は七十万人となつておりますので、その総計は八千四万人となり、すでに飽和状態となつております。
五、國有鉄道、國有鉄道に関連する國営船舶及び國営自動車における族客及び貨物の輸送上の公安維持に関する経費につきましては、御承知のごとくこの会計がいわゆる企業会計でありますので、その事業の企業的は運営に資し、且つ、その健全な発達に資するためその財源は一般会計から、同特別会計に繰入れることといたそうとするものでございます。
また区域にいたしましても、この区域というふうに、非常に狭い区域で仕事をするようにしろといつたぐあいに、いわゆる大きな銀行の方でやつていかぬというのは、信用組合のような機関が発達されることを恐れるのではないかと考えまして、どうも法の上において、非常に組合の仕事がやりにくい、これもぜひ是正していただくようにお願いしたいと考えるのであります。
近代教育の発達は、特に学校教育を高度とし、複雑化いたしまして、人的物的施設の量質両面の充実を要求してまいつております。このことは、同時に教育行政の基礎單位として、一定の廣さと充実をもつた地域が必要であり、この観点から見て、わが國の町村中には、教育行政の基礎單位として狹少かつ新たな教育の使命に耐えないものがあると思われるのであります。
この会議は内閣総理大臣の所管でありまして、わが國の科学者の内外に対する最高の代表機関でありまして、科学の向上発達をはかり、行政産業及び國民生活に科学を反映浸透させることを目的としておるのであります。 第二章は、職務権限を規定いたしました。すなわち、日本学術会議は内閣に所属してはおりますが「独立して左の職務を行う」ということになつておりまして、自主的に活動ができるようになつております。
從來わが國の学界を顧みますと、個々の研究においては、すぐれた成果が必ずしも少いとは言えないにかかわらず、その有機的、統一的発達が十分でなく、全科学者が一致協力して現下の危機を救い、さらに科学永遠の進歩に寄與し得るような体制を欠いていたことは、科学者自らによつて指摘せられていたところであります。
産業の発達に資するという項目にあてはまるわけでございますが、同時にまた賃金その他ともよく調和のとれるということなどから考えまして、今回の物價と賃金の改訂によく調整がとれますような見地で、一應そろばんをはじきましたわけであります。
私の考えでは、少くとも運輸交通の発達、特に國有鉄道が健全な発達をし、回復をするということは、日本経済再建の基礎なりと確信いたしております。從つてこの國有鉄道の立場、國家に占める地位というものをどういうふうにお考えになるかということによつて、非常に國有鉄道の再建というものの角度が変つてまいります。
○芦田國務大臣 わが國の労働運動をできるだけ民主的に運係して、健全なる発達をはかりたいということは、政府がしばしば繰返して声明した通りであります。その方針に毫末も変化ありません。
全貌を一般國民の前に公開して、その公正な判断に資すること、第二に、選挙に伴う不正行爲の発生を未然に防止するために、政治資金の寄附に一定の制限を附すること、第三点は、右二つの措置に対する違反行爲の処罰及びそのけつかとしましての当選無効、選挙権被選挙権の喪失等に関する規定を置き、以て第一、第二の目的の嚴正な実現を期する点にありまして、全体としては政治活動の公明と選挙の公正を確保し、よつて民主政治に健全な発達
第二は、地方自治法は、制定以來しばしば改正せられてきたが、あまりその改正の度数が頻繁になると、國民が適從するところを知らず、地方自治発達の上からもおもしろくないと思うがいかんとの質疑に対し、政府の答弁は、地方自治法は内容が廣汎なので、制定の際急いだためてあることと、毎度の改正は、いずれも地方自治の民主化から見て適当であると思つたためだとのことであります。
近代教育の発達は、特に学校教育を高度化、複雜化いたしまして、人的、物的施設の量質の両面の充実を要求して参つております。このことは同時に教育行政の基礎單位として、一定の廣さと充実さを持つた地域が必要であり、この観点から見て、我が國の町村中には教育行政の基礎單位として狭小、且つ新たな教育の使命に耐えないものがあると存ぜられます。
ただ地方財政の関係から申しますと、その地方財政は飽くまでやはり健全に発達しますように、國家として十分考慮しなければならぬと考えるのでございまして、只今申し忘れましたが、國庫半額負担と申しましても、地方財政の確保の面から申しますと、これは全額やはり國において財源的には措置をいたしておるのでございまして、ただ國家が國の財政面から半額を負担しておるというだけに過ぎないと考えるのでございます。
今仰せのごとく森林組合につきましても、ある森林縣におきましては相当の発達をしておることも私承知いたしておるのでありますが、制度として取入れます限りは、発達しておるところの実力ある森林組合を一々指定いたしまして取扱わせることも、制度としてはいかがと存じますので、森林組合の所管廳たる農林省におきましても、これが育成に力を注いでいただきましようし、おのずから適当の時期があろうかと思いますので、この際といたしましては
えておりますが、私が申し上げました趣旨は、もとより便宜を拡大するために本法案が出たのではありますけれども、いやしくもいささかの齟齬があり、間違いがあつてはいかぬ、そうである限りにおいては、一種の金融機関的機能をこの際與えるのに適当でないという点に、むしろ重点を置いて考えることが適切であり、一方におきまして農業会もしくは協同組合は、相当普遍的に存在しておりまするので、便宜の点から申しましても、さらに健全に発達
○三浦政府委員 現在森林組合は全体で五千七百ばかりありまして、それがことごとく完全な発達をしておるというわけにはまいりませんが、ただいまお話のように、山林の非常に発達しておる方はきわめて活発な活動を今日やつておるのであります。原局たる林野局といたしましては、そういう旨を述べて財政金融金係の主管廳たる大藏省方面に対していろいろと申し上げていたのであります。
この間接消費税というものを中心にするということは、これは資本主義の発達から言いますと、実はフアシズムの財政におきまして、最も特徴的な税金のとり方であります。今これがますます殖えつつあるということは、これははなはだ特徴的であります。今度所得税の免税点を引上げ、また所得税の税率の方も若干緩和した。こういうようなことが一應理由になりまして、その穴埋めを間接消費税でもつて賄う。
それは國民生活を低くして置いて、國民生活に関係なく基礎産業が発達されるとすれば、これは一体誰が使うのか。何のために使うのかという疑いを國民は持ち、又世界各國が眺めるということは当然のことだろうと思います。若しこの考えを以て進むならば、ポツダム宣言の趣旨に背き、平和と民主主義が損われるという虞れがあるという点であります。
それで明治二十二年東海道本線の國鉄ができました時に、國有鉄道の総延長マイル数は五百五十一マイルでありましたが、十二年も遅れて発達いたしました民営の鉄道は、これを超過いたしまして、六百七十一マイルに上つておるのであります。これを見ましても、民営の方が國営よりも、官営よりも普及において、発達において効果がいいということを知ることができるのであります。