1948-06-24 第2回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 第26号
併しながら地方自治発達の裏付となるべき財政の面におきましては、その與えられた財源の量は、未だ十分ではありませんし、その與えられた財源を入手する方途には未だ十分には自主性を確立しておりません。昨昭和二十二年度を顧みますとき、地方財政を最も悩ました大きな問題は、第一には六・三制の新教育制度の実施に要する経費と、頻発した災害復旧対策に要する経費とでありました。
併しながら地方自治発達の裏付となるべき財政の面におきましては、その與えられた財源の量は、未だ十分ではありませんし、その與えられた財源を入手する方途には未だ十分には自主性を確立しておりません。昨昭和二十二年度を顧みますとき、地方財政を最も悩ました大きな問題は、第一には六・三制の新教育制度の実施に要する経費と、頻発した災害復旧対策に要する経費とでありました。
それに関連するものでありますが、私もこの荒廃した國土を急速に建設する、それからまた從來日本の資本主義経済におきまして無政府状態で発達をして、むちやくちやな状態にあるこの日本産業の分布、経済発達の状況というようなものを、この際是正をして、そうして狭い國土ではあるが、まだ未開発の資源等を十分に活用し得る余地がある。
しかも、政党援助を発起したる土建業者の代表者たちもこれを実行した代表者も、その証言は符節を合わすがごとく、政党の健全なる発達のために寄與せんとして三大政党に寄附したるものであつて、社会党に対しても、党書記長たる西尾氏に渡したものであることは、他の二大政党の幹事長に対すると同様であると述べておる。 論より証拠である。
われわれは日本自由党の健全なる発達を期する意味において献金いたしたい、但しわれわれ同業者の有志から集めるのであつて、いくら集まるかわかりませんが、できるだけ心配いたしますと言うて、たしか三回か四回にわたつて百五十万円の献金を受けたと記憶しております。
尤もこの配給公團そのものもこれは永久施設ではありませんので、協同組合が非常に発達をして、同時にこの末端における配給までずつとやはり系統的に、系統組織で行くのだというようなシステムができ上りますれば、これは仮定の議論でございまして、勿論そちらの方に移す方が首尾一貫してよろしいということは考えられるが、これは將來のことでありますので、今何とも申すわけには参りません。
しなければ特にいけないという考え方は、われわれももつておりますと同時に、その現われの一つとしては、農業改良局をつくりまして、その中の一つの部としては、もつぱら経済的の観点から農業経営等を取扱つていく、経済研究課というようなものも設けるのでありまして、また今はございませんが、將來は地区ごとに一つの地区的な取扱いをするような、試驗場と学校というものが結びついて、地区的に取りまとめをするような組織もだんだん発達
にうまくいかないために、経済的には非常に行詰まるような結果を來しますので、この点をどういうふうにして、総合的な農業経営の指導を行われるつもりなのか、これは畑作地帯とか、水田地帯とか、あるいは畑作並びに水田の半々とか、寒地農業とか、暖地農業とか、單作地農業とかいつたようなふうに、いろいろな形態において行われている農業経営を、その地方々々で適当に研究指導しなければ、ただ一々の事項を研究し、指導するだけでは、日本の農業の発達
これらは御承知の通り産業組合法に基きまして発達をいたしましたわが國の信用組合が、その後特別の單行法をもつて市街地信用組合法によつて、今日律せられております。これが大きく庶民金融に貢献をしてきた事実、あるいは零細貯金あるいは零細金融をやつておる事実は、私どもは今日といえども否定することはできないのであります。
とする金融機関ではないという点が特殊の問題でありますけれども、しかしながらこれは利益が出たときには利益を配分することもできるし、あるいは出資に振替えることもできるというようなことに相なつておりますので、單なるその他の慈善的な團体とは性質を異にしておる、営利團体ではないが、事業團体であるというような観点と、それから信用組合がお話のごとく、当初産業組合の一部として行われていた時代から比べますと、非常に発達
もう一遍繰返しますが、地方財政の本來の性格から申しますならば、独立の財源を與えまして、まつたく中央と切り離しまして、地方自治團体をして独自の発達の方向をとらせることが理想的であるというふうに考えるのか、あるいはまたそうでなしに、ある程度地方自治團体の間には財政力並びに税負担力に相違がありますから、その相違を調整するために、この配付税制度というものをとらなければならないことになつたのか、こういうことは
そういつたような経営者の下にある事業が、健全な発達をしないことは当然であります。そこに先ほど私がお答えした、経営者も労働者も共に、その職場にあつて責任を自覚することが根本だと申した理由が潜んでおるのでありまして、むろん必要な場合には、政府は、賃金の釘附とか或いは統制とかいう方法を採つておる國もあります。
○姫井伊介君 第一の点についてでありますが、國民の自覚に俟ち、組合の健全なる発達によらなければならないというお言葉ではございましたが、私はそれは政治常識であつて、政治哲学というものではないのではないか、その自覚を促し、健全な発達を促すためにこそ、そこに教育試作というものがあるわけなんであります。
私らが考えますと、農業協同組合というもののもつておるところの自由の原則を無視してしまつて、これを分裂せしめるというような今度の一つの改惡に近い法案というものは、農業協同組合の健全なる発達を阻害せしめて、組合の経営を不可能ならしめ、農民をして再び金融資本の隸属下に帰せしめてしまうというようなことになると思うのであります。
われわれの念じておることは、組織労働者が労働組合法及び憲法の精神に則つて健全なる発達を遂げることであり、これがまた対外的の信頼を博するゆえんであり、ひいてわが國を援助せんとする人々の意欲をそそるゆえんでもある、かように考えております。
○鈴木(明)委員 わが國のスポーツ界、こういうものは終戰後非常に進歩発達をしております。先の問題に関連いたしまして世界市場に私は比較しても遜色のない事柄は、各種の最近の競技における新記録が物語つておると思うのであります。先日の水泳界における古橋選手の世界的新記録を出したというようなことまでも、世界的に公認されない。これはスポーツ愛好者にとつても、ものさびしさを感ずると、私は存ずるのであります。
從いまして木船業者は以前のごとくに、ほとんど保險をつけないでやつていくという状態になるのではないかと思いますが、そういうことは木船事業の健全なる発達上好ましくないのでありますなら、ただいま申し上げましたように、漁船保險に類する保險制度を設けまして、各地区の任意組合は國家に再保險する、その各地区の任意組合のこうむるべき損害を國家がさらに引受けるという制度にもつていきたい、かように考えるのであります。
審議の結果、願意は大体妥当なものと思われるから、これを内閣に送付を要するものと議決した次第であります 次に、請願第七百七十五号、黒磯駅を急行列車停車駅とすることに関する請願でありまして、願意は黒磯町は栃木縣枢要の都市で、商工業も発達し、人の往來も多いから、急行列車を停車せしめて欲しいという趣旨でありまして、政府はこれに対し、黒磯駅は夏季において特に旅客が増加するから考慮する旨の答弁があり、審議の結果
第二には、地方自治の円滑なる発達を阻害し、民主主義の進展を遅延せしめておるということ。第三には、これらの機関はみずからの手足を持つておらないため地方の実情に全く暗く、單に机上事務に陷り、徒らに手続の煩瑣と行政の二重化を來し、正常を欠く場合が多いこと。第四には、独立した権限を殆んど持たんため、結局最後には中央の決定に待たねばならないという。
道路に関しましては、地方産業の発達のために、或いは國道として、交通上重要なる幹線道路が、今以て不完全な状態にあるがために、これを速かに改修されたい。こういう熱望であります。
かような現状を打開し、國民のすべてが健康な歯をもち、かつ口腔疾患から免れるためには、歯科医学の発達による治療面からする措置が必要であることはもちろんでありますが、疾患の治療と予防とは常に並行して行われなければその効果は十分でないのでありまして、歯科疾患の予防については、今日までのところ十分積極的な措置が講ぜられていなかつたのであります。
その時期としては、組合発達れ市況に鑑みて行うが、政府としては、七百人以上にわたる所は、七月迄に整理、編成替する方針である。
それで最小限二名にするか、あるいは四名にするか、あるいは六名にするか、あるいは八名にするかということを、いろいろ研究したのでございますが、この教育委員会制度の最も発達しておりまする外國の制度等も研究し、その実績等も調べてみますると、五人から九人までありまして、大体平均七人が一番多いのであります。
ただ將來謄写術でも非常に発達した場合には、またおのずから別になつて、もつと便宜な方法もあるかと思いますけれども、今のところは今まで裁判所で証拠を閲覽したように、檢察廳でその証拠を閲覽する。そういうことにして、さしあたつてこの規定を運用していつたらどうかと存じております。
のもつ創意とかくふうとか、あるいは活発な活動というものも必要なのでありまして、現在私企業活動も相当旺盛であるし、またきわめて重要なものについては、國家の管理権がだんだん強調されておるものもあるというような組合せになつておりますので、この全部を——日本が將來國家資本主義にいくとか、あるいは社会主義的な國営論で一貫するということは決してないと思うのでありますので、現在行われておる私企業は私企業として漸次発達
結局民主主義の政治においては、その民族の運命を決するものは、その國民の政治的意識の発達と、その良識いかんにかかつておる。從つて各民族はその民族相應の政府をもち、昔から言つておる、その民族にして眞に民主的に開明的の民族でない限りりつぱな政治ができない、民族相應の政治しかできない。
○芦田國務大臣 日本の極東に占めておる地位から考えて、また今後のわが國産業の発達の上から考えてみても、必要とあれば外國会社、もしくは外國の工場が、日本國内に必要な事業を始めることは、ある場合においては、むしろ歓迎すべきである。そういう意味において、今日までまだ外資導入に対する受入態勢が十分に整つておりません。
しかしながら、地方自治発達の裏づけとなるべき財政の面におきましては、その與えられた財源の量は、未だ微力であり、その與えられた財源を入手する方途には未だ十分には自主性を確立しておりません。昨昭和二十二年度を顧みますとき、地方財政を最も悩ました大きな問題は、第一には六・三制の新教育制度の実施に要する経費と、瀕発した災害復旧対策に要する経費とでありました。
個人で言えば社会事業的な、ほんとうの幼小老若のような、貧弱なものに対してこれをある程度救済の手を伸ばしてやるというような程度にしてやらなければ、將來自治体というものは発達して行かぬと思います。その点に対して大臣はどういううお考えを持つておられますか、そのお考えと、この地方財政法に現われた第二條の條文は多少訓示的であるという意味におきまして、もう少しこれをお考えになる意思はないかどうか。
わが國の労働組合というものは、欧米に比較をいたしますと、その組合の発達の歴史においても、あるいは教養の点においても、あるいは経驗の点から考えましても、欧米とはそういう点においてよほど落ちておるのにもかかわらず、欧米並の労働諸法規ができ上つた。
○岡田國務大臣 行政の方におきましては、企業を切り離しましたあと、日本の國全体の運輸交通の仕事を監督をいたし、助成発達せしめる、こういう見地からいたしますので、まず今予想できますことは、鉄道あるいはバス、その他の陸運企業、小運送企業、道路運送等を監督するもの、それから別に海運を監督いたしますもの、これらを一つにいたしまして監督行政だけをやる。