1949-04-12 第5回国会 衆議院 本会議 第16号
われわれは、今連合軍、ことにアメリカから多数の食糧を贈與されておりますけれども、民族の独立ということを考えますると、何といたしましても一番重要なる資源、食糧はあくまでわれわれが確保しなければなりません。われわれ民族の手で確保しなければなりません。
われわれは、今連合軍、ことにアメリカから多数の食糧を贈與されておりますけれども、民族の独立ということを考えますると、何といたしましても一番重要なる資源、食糧はあくまでわれわれが確保しなければなりません。われわれ民族の手で確保しなければなりません。
第二は、今日日本の現状といたしまして、この敗戰の中に日本民族の独立を確保するという問題は、國民が熱心に要望している問題であります。その根本の問題といたしまして、食糧問題の解決は焦眉の急でございます。この見地に立ちまして、われわれは、日本におけるところの土地改良あるいは災害復旧がこの食糧問題解決の大きな問題であるという見地から、本案に対して賛成せんとするものであります。
○高田政府委員 ただいまのところ國立病院特別会計は独立採算制を建前にはいたしておりません。一般会計からの繰入れが相当額あるということを前提にしての考え方であります。
これはまず國立病院の独立採算制を目途とした特別会計制をとつておるのでありますが、その中で、総予算の二〇%を一般会計から出し、それから看護婦養成費、あるいは本省関係人件費も病院の支出の中に含め、また施設の修理、診療資材の補給等を一切自己收入によつてまかなわしむる。
ここに國鉄の独立採算制、もしくは自立経済というような観点からこれを評する場合に、輸送原價を、とにかくまかない得ておるところの旅客運賃をなお六割ふやして、輸送原價の半分にも足らないこころの貨物運賃をそのまますえ置いて、はなはだ脱法的な運賃を通用させて行こうとするところに重大な誤りがある。
それで今度の地方予算を見てみますと、地方の独立税は地方收入全体の四三%という割合を占めることになります。国家予算の租税收入の割合は今年度に非常に多いのですが、七三%、それと比べましても、いかに地方團体が独立の財源に欠けておるかということが明らかであります。しかもこの與えられた独立財源の内容も、きわめて弾力性に乏しい零細な租税が多いのであります。從つて地方独立税をどういうふうにして強化すればよいか。
昭和二十三年におきましては警察制度の改正に伴う経費、教育制度の改正に伴う経費、地方財政法施行に伴う赤字債抑制に要する経費、その他新規の財政需要の増加額三百三十四億二千万円を充足する方法といたしまして、各種の新税その他により地方の独立財源を強化いたしますと共に、配付税におきましても四十五億六千七百万円を増加いたしまして、この財政需要を充足することといたしましたために、昭和二十二年の繰入率を若干増加いたされております
その他種種の経費が初年度でありますために比較的少かつたのでありまして、從いまして新規の財政需要の増加額から地方の独立財源の強化拡充によりまして、この純増收額を差引きました額を所得税、法人税に対する率をとりますと、二十三・二四で足りたわけでございます。二十四年度におきましてはこれを平年化しまして四月から警察は市町村の負担にするようにいたしました。
なんかによらずして、地方独自の財源單位に帰るのが本筋と思いますが、例えば昨年度におきまして、議会の修正によりまして、消費税が変つたように思いますが、例えば酒、煙草というようなものを地方に移讓いたしますれば、非常に財源と相成りますが、御承知の通り煙草は、何か公社というようなものになるようでありますが、そういうようなものになりますと、地方に移讓するというようなことも從來の通りではいかんように思いますが、新たには独立財源
このことは政策の実行に取つても、日本経済に取つても誠に有難いことに相違ありませんが、併しこのことは飽くまでもアメリカの政策にかかつておるものであること、故にいつでもこの支柱は、この柱は外される危険があるものであるということ、又そうでなくとも、この援助を受けておる限り日本経済の独立、従つて日本の独立、従つてポツダム宣言に基く国際社会に入るということはできないということをはつきり意識したいのであります。
○小川友三君 ちよつと大内先生にお伺いしますが、経済独立プランを国民の多くは要求しているんだというような……最後に大内先生は、それは今の日本に当嵌つているんだというような感じを與えるような言い方を言われましたが、経済の独立プランを立てて、その食糧問題の解決の付く途が大内さんにはあるのかないのかということを先ず第一にお伺いします。
○公述人(大内兵衞君) 最初の問題ですが、日本経済独立と申しましたけれども、外国から物を入れないと言つたんじやありません。そうじやなくて、沢山外国から入れる、即ち三十何億入れなければならん。それに対して四十億輸出しなければならんと言つたんですから、物を余計売つたり買つたりするということですから、あなたの意味においては独立という問題はないわけです。
四百円の赤字が出れば、結局今年度は独立採算制で一般会計からの借入れ、繰入れということはないと思いますが、これだけ赤字が出ますと、私は、ひいては貨物運賃の値上げ、あるいは旅客運賃の値上げをして赤字補填策を講ぜられることを憂うるのであります。
こういうような懸念もあるかとも考えるのでありますが、私は運輸委員として、國有鉄道の独立採算制、経営合理化、こういうような面から考えますと、相当私は早急に解決すべき重要な問題であると思います。しかもこの方式の変更によつては、数十億の金が節約できる。
國鉄が赤字で独立採算制をとつて、運賃を値上げし、從業員の首切りというようなことまで俎上に上つております今日、こうした國営でないところの特定の産業に対して、相当の石炭の價格の割引がなされている現状を考慮されまして、石炭廳——商工当局と運輸省との間に、國営の事業に対しての石炭の價格を、これと同樣に、あるいはそれ以上に考慮しなければならないというような努力とか、あるいは交渉とか、そういう御意見が今までかわされたか
それを数を比較するのではなしに、両院おのおの独立して五・五になつておる。これは七対三という話も出ておつた。六対四という話も出ておつた。併し両院ある以上は五・五にしよう。この根本を尊重して、先程堀さんなり、藤田さんが言われたように数が多いからおれの方が取る。パーセンテージから先程からお話がありますが、この間の話は二百五十だから五十人に一人、こういうことで出した筈であります。
このときばかり少数派の四つか五つばかり集まつて一つの單一の独立して会派という前提に立つならば、各階層の代表を入れるというならば、無所属墾談会がその中から実質的に出たら、外の共産党であるとか、新政クラブとかいう方は出られないのでありますから、決して小会派の代表にならない。これは大変な誤謬であります。
今度はそういう分場というのではなくして、各地のものが独立した海区の研究所になるのであります。從つてそれが地方のブロックの中心になつて、研究すべき事項、あるいは試驗すべき事項を、海区々々の実情に即したものを選んでやることになれば、從來よりはよほど実績を上げ得るのではないか、かように考えております。
ですからこういう点は、これは文部省ともよく話合つていることでございますけれども、本当に女が自活する能力を持つような教育、それから精神的に独立するような教育、それがあれば未亡人問題も大変に樂になるのでございます。 もう一つはこれは第一次大戰の後に、イギリスあたりで未亡人問題が大変やかましくなりました時に、女の中から出た声でございます。未亡人は一旦結婚して、そしてその場合は大変同情される。
國立公園部と運輸省のトランス・ポーテイシヨンの方面と、この二つが一緒になりまして、そうして全般的の――ホテルのことからそうした設備を全部取上げまして、全般のことについて力を入れて行くという形から、独立した厚生省の國立公園部と、運輸省の、今案になつておりまする観光局という問題がありますが、これらを一緒にいたしまして、そうしてほんとうに日本政府の観光事業の一つになることが理想ではないかと思うのであります
それを止めて独立採算制にしたのでございます、何ら我が民主自由党の政策が今度の予算で変つたということは言えないと思います。
いつまでも外國の援助によつて食糧問題を続けて行こうというようなことは、とうてい考えられぬことでありまして、私といたしましては、日本は食糧だけでも一日も早く独立いたしたい。この氣持をもつて政策を推進して行きたいと考えているのであります。
そういうものによつて、日本の今まで國営でありましたところの鉄道なり通信事業——これはただだてに國営になつたのではないのでありまして、こういうものがいかに日本の政治、経済万般の独立性にとつて重要なものであるか。
○森國務大臣 当初農林金融金庫というものを独立してつくりたいというふうな構想を持つたのでありますが、今日各農業者が出資をいたすということの不可能な状態と、また政府資金の関係上、独立の金庫を設けることは実現する運びに至らなかつたのであります。御承知の通り、昨年九月から三月まで金融をいたしましたのは、中央金庫を通じまして三十億のわくを定められてあつたのであります。
共産党の河田委員より、通信事業特別会計の一部を改正する法律案については、その企図する独立採算性が大衆負担において行わんとする意味において反対である旨、また公團等の予算、決算の暫定措置については、さきの財政法改正におけると同じく、大藏大臣に権限を集中し、官僚機構を強化するがゆえに反対である旨、及び二十四年度予算の特例については、同じく独立採算制のもとに、從業員の苛酷な労働をしいるものなるがゆえに反対であるとの
そのことも現地に行つて聞き、もう一つは現在の教育委員が独立した機関でありながら、予算を行政官廳の方に握られておる関係から、たとえば知事あたりに教育長がほとんど頭が上がらぬというような具体的な事実もありますので、そういう面も教育委員会と、行政廳と両方行つて調査したいということが、現地派遣の理由でございます。何とぞお承認願いたいと思います。
○河野(一)政府委員 逓信事業は御承知の通り、從來郵便関係と電信電話関係と二つあつたのでありますが、今回これを両方に分離することになりまして、おのおのの勘定が独立いたしまして、特別会計になるわけでございますが、現在施設は両方で共用しておる。
○河田委員 通信事業特別会計法については、わが共産党はこれの独立採算制ということに反対する見地から、また將來外資導入、こういう氣運のある点から反対して來たのでありますが、この事務手続上においては大して問題ではないと思いますが、そういう根本的の立場から、また現在今日の通信あるいは電氣事業、こういうものが大衆の負担においてこれが行われ、そうして結局非常に一般勤労者の生活費を膨脹させ、しかも賃金はくぎづけにする
われわれといたしましては、法務委員会はある程度司法の独立の意味からいたしまして、超党派的な立場から臨まなければならぬ、こういうように認識しております。そこで質問を許していただきたいのでありますが、とかく私たちが敗戰日本の今日を振り返つてみて、過失を犯しておりましたのは、右翼思想の擡頭であり、軍部の横暴であり、それはフアシヨ思想の擡頭である。
○梨木委員 総裁の意のあるところはわかりますが、しかし法制を調査意見部とを一つにするという機構の改革の中に、総裁が口では調査意見の重要性を認められるようにおつしやいますが、しかしやられるところを見ると、これを一つ併合されるようなことをやられるのでは、やはりどうも調査意見部というものに対する認識が非常に不十分じやないかというように思うのでありまして、ぜひとも調査意見部というものは独立した部として残していただいて
六、鉄道、郵便等の特別会計にありては、この際独立採算性の確立に強力な処置を講ずること。 七、料飲店再開をすみやかに実施して、地方財源を補強すること。 八、タバコ專賣その他國営事業の民営移管を計画すること。 九、住宅問題解決のため、住宅金融交社を設立すること。 十、中小企業復興のため、中小企業金融金庫を設立すること。 十一、農山漁村振興のため、農業金融金庫を設立すること。
特別会計の独立採算制も強く実行いたしました。料飲店の再開も近きにありと承知いたしております。タバコの民営その他につきましては、これはよほど重要な問題でありますので、今ただちに行うわけには参りません。住宅につきましても、十分ではございませんが、公共事業費に二万九千戸の住宅を建つべく計画いたしております。また対日援助資金をこの方面にも使い得るのであります。
寺を使いましたり、小使部屋を使いましたり、そういう仮教室でやつている授業、あるいは午前と午後にわけましたりする二部授業、こういうものを解消いたしまして、独立教室を與えたい、こういう計画で行つておるわけであります。
尚この独立採算制を施行して行きます上におきましては、今後の國立病院の経営上に非常に変化があるだろうと思いますが、それらに関しまして適切な國立病院の運営関係の何か立法上の用意がありますかどうか。この点を伺いたいと思います。以上。
大体独立採算をそこまで可能ならしめるような経営に持つて行こうというので、特別会計に変更替する、そういうことであるとするならば、入院費とか、そういうものは相当上つて來て、こういうところの施設によつて、これまでいろいろ便宜を得て來た人は多く貧困者であるとか、又或いは傷痍軍人とか、戰爭の犠牲者、そういう人だと思うのです。
人事院が現在のごとき高度の独立性を持つことは、政府の現状からして適当ではありません。これは人事行政の甚だしい変則であります。変則を許すから今の人事院ビルデイングのようなものになるのであります。庇を貸して母屋を取られる、安本と建設省が店子となつて、あのビルデイングを人事院ビルと改称したなどは誠に子供騙しであつて、噴飯ものであります。変則は常則ではありません。
全國二百六十余耐の地方鉄道軌道を監督なさるにつきましても、独立した地方鉄道監督局が必要なのではないか。またわが國の自動車はようやく三十万台にすぎませんけれども、これはわが國が外國に比べまして、最も遅れている面であづて、僭越ではありますけれども、今後最もこの点に運輸大臣としての多くの力が注がれなければならない面であると私は思う。それに対して一局しかお充てにならないということは、お間違いじやないか。