1947-07-07 第1回国会 衆議院 本会議 第13号
ところが、このカリ肥料は、最近におきましては、ドイツからの輸入の途が相当に開けておりまして、現在政府が手持といたしておりますところのカリ肥料としては、約十一万トンを所有いたしておるのでありまして、このカリ肥料に関する限りは、現在必要量の約半数をもつておりまするということは、もとより農家の必要量を滿たすわけにはまいりませんけれども、肥料不足の今日においては、相当なる好轉の状況であると御了承願いたいと思
ところが、このカリ肥料は、最近におきましては、ドイツからの輸入の途が相当に開けておりまして、現在政府が手持といたしておりますところのカリ肥料としては、約十一万トンを所有いたしておるのでありまして、このカリ肥料に関する限りは、現在必要量の約半数をもつておりまするということは、もとより農家の必要量を滿たすわけにはまいりませんけれども、肥料不足の今日においては、相当なる好轉の状況であると御了承願いたいと思
その他御指摘になりました現在の生産の状況、あるいは資材の問題、あるいは金融の問題、その他諸般の問題に關しましては、水産局長より説明をいたすことといたします。
その理由は戰後船はどんどん殖えてまいりましたので、現在の状況では戰前の状態まで復歸しておるものと認められる。從つてかつお、まぐろ漁船、底引網の漁船というような船というようなものは、これ以上増加する理由に乏しいということであります。現在この分は今申しました徴用滅失漁船の代船として出てきておるものが相當あるわけであります。從つてそういう人がやれなくなるということについては非常に憂慮をいたしております。
ただいままで警視總監の門叶宗雄君並びに内務、警保局長久山秀雄君から、最近の治安状況に關する状況報告を聽取いたしました。この前に配つておきました五大都市特別市制に關する小委員の指名は委員長に任せるとのことでありましたから、ここに指名いたします。但し本日は六名の指名で、あとの一名は兩三日後にいたします。
なつておるのでありまして、そのうち百八十六億八千七百万円は、財産税等收入金特別会計法第四條の規定に基き、財産税法及び戰時補償特別措置法に基く物納、延納等によつて國にはいつてまいつた財産を見合に公債を発行して、その收入金を繰入れる予定と相なつておるのでありまするが、財産税及び戰時補償特別税の物納等による納付が遅延いたしました関係上、同特別会計法に基く公債の発行可能額も予定額に対しまして相当減少を示すような状況
数学二の外は七種は目下発送中でありまするし、製造中のものが四種あるという状況でありまして、前期分は殆んど中学についても完了に近い状態にあるのであります。配給の問題につきましては、これも新しい所に配給するので、いろいろ困難もありましたけれども、不日克服いたしまして、一日も早く学童に必要な主食の教科書が配付できるように、期待いたしておるのであります。簡單ながらお答えといたします。
そのために今日二部授業、又は假教室を使用しておるのが、只今申上げたように全國において、小学校の学級数一万五千三百有余の多くになつておる状況であります。そのために二部どころか三部教授を行つておる所さえあるのであります。午後二時半に出校するというような状態の所もあるのであります。午前中は暇である、或いは午前早く終つて午後は遊んでおる。
(「経費をもつと必要とする」と呼ぶ者あり)更にこの六三制が中学においていろいろ困難を持つて來ておることは私が度々述べたところでありまして、教室につきましても、又教師の皆さんにおきましても、教科書の状況におきましても、誠に御同情に堪えないのであります。
こうした状況に加えまして、炭鉱労務者は、片山首班内閣成立を機会といたしまして、石炭復興会議を起こし、この石炭復興会議は、決議をして、七月一日より労資協調して一大增産運動を展開し、第二四半期六百五十四万トンを完遂し、さらに第一四半期の不足分を同期間内に取りもどす決意をもつて、增産に邁進しつつあるのでございまして、われわれといたしましても、その增産に非常な期待をもつているのであります。
かようにいたしまして、当局におきましては、これらの点を総合的に檢討いたしまして、目下関係方面とも打合わせて研究を進めている状況であります。簡單ながらご説明申し上げます。(拍手) 〔國務大臣水谷長三郎君登壇〕
その大部分は、軍服・作業服・綿布等の繊維品の架空取引契約でありますが、現在までに判明しただけでも拾六軒に及びまして、その被害は八十数件、六千余万円の巨額に達しておるところの状況であります。
更に中小商業の問題でございますが、中小商業の振興の点につきましては、率直に申上げますれば、現在の物資の生産状況から見まして極めて困雜なる問題であることは言ふまでもございません。
麦に関しましては、昨年においては二貫五百匁でありましたものが、今年においては三貫目位は確実に配給できる状況にあるのであります。
○木村禧八郎君(續) それでは最後に一言だけ、(「簡單」と呼ぶ者あり)この擬制資本の処理の状況について大藏大臣にお伺いしたいと思います。これを以て私の質問を終ることにいたします。(拍手) 〔國務大臣片山哲君登壇)
然るに不幸にいたしまして、組閣以来、全國的主食の遅配状況は、組閣当時北海道の四十数日が今日既に百日に達する悪化と同様、全國主要消費都道府縣の遅配状況も亦同様の進行状態を示しておりまして、いよいよ食糧をめぐる生活不安の様相は、ますます深刻さを加培いたして参るばかりでありまして、最早今日蓄えも余力もないうらぶれた敗残の民衆は、正に飢餓線上に暴されておると申しましても敢えて過言ではないのであります。
遅配の平均化の問題についてお問いがありましたが、これはもとより或る地方においては米ばかり、或地方においては粉ばかりと、こういうようなことはなるべくなくするようにいたしまして、仮に遅配が継続いたしておりまする間においても、でき得る限りこの平均化を図るということは当然でありまして、現にこの問題に関しましては、今月一日より今日に至るまで三日間全國の経済部長会議を招集いたしまして、その対策を現在練りつつある状況
寧ろ現在の世界の食糧事情から勘案いたしまして、この一年二年間というものは、仮に貿易が再開せられましても、日本の食糧事情というものは極めて困難なる状況を我々は漕ぎ抜けて行かなければならんと覚悟いたしておるということを、この際はつきり申上げて置きたいと思います。
外地からの復員の促進につきましては、從來とも政府において努力をしてまいつたばかりでなく、議会においても熱心なる御要望があり、また連合軍最高司令部の理解ある御措置によりまして、著々進捗してまいりまして、現在までは、約八割終了したという状況にあるのであります。なお引続きこのために努力をいたしておるのであります。
先きほどお話の出ましたように、二大政党が対立するような場面が來ればともかくも、現在の政治状況におきましての小党分立からいいますれば、やはり第一党が組閣のイニシアテイーブをとり、できるならばその第一党の長たる人が内閣の首班となるということが、最も望ましいことであると思います。
○國務大臣(一松定吉君) 船田君からの御質問のうち、海外に在留いたしておりました人々の引あげの状況について、私からお答えをいたします。引揚者の状態は、現在まで、東アジア、南方各地域におりました者が、総数五百四十三万人がすでに引あげを完了いたしました。しかして残存いたしておりまする者が九十六万人、これは五月末の調査であります。
衆議院でその後やはりこの金額等につきましては、いろいろ御議論もあつて、種々御研究になつておりましたけれども、過去からの関係或いはその他現在の状況を考慮されまして、歳費の額は法律で既に金額が確定しておりますので、この支給規程の場合においては歳費のことは一應触れずに行きたい。 それから滯在雜費の問題の一日四十円というのが第十條にございます。
我々の方では固く時間を守つたつもりで、佐藤君も時計を見ながらやつておられるという状況であります。自由党の板谷君の方では予め議長に申込まれました。議長もまあ多少ならばということで頗る曖昧に運ばれたと思う。
從つて本委員会といたしましては、直ぐこの問題を取上げまして小委員会を設けて、各方面の意見を聽取いたしましたり、或いは現地の炭鉱の状況を調査するなどのことをする必要があると存ずるのであります。
現内閣が成立いたしましたのは六月の一日でありまして、その前日の五月三十一日の調査によりますると、東京におきまする遅配は平均八日間、名古屋におきまして五日間、大阪におきまして五日間、北九州は十日より十八日、北海道は三十日より四十日に及んでおる状況であつたのであります。これを平均いたしまして全國八日間の遅配という数字を見まして、私共は非常に驚いたのであります。
言うまでもなく、石炭増産は、資金、資材、労働等、各般の生産要素を充足に存するのでございますが、わが國の実際の状況から見ますと、労働者の生産協力が最も必要であるということは、加藤君とまつたく同感でございます。
諸君、かようにいたしまして、私はただいま御質問に相なりましたるところの遅配の状況というものが、單に政府のでたらめなる需給推算にあるのではなくして、輸入食糧、あるいは供出問題、あるいは麦の不作というように、遅配のよつて來る原因というものには、相当の理由のあるということを御承知願いまするとともに、これに対するところの対策といたしましては、ただいま説明いたしましたるところの諸般の問題がうまくいくかどうかという
最初に申し上げたいと思うことは、現在の遅配の状況であります。現内閣が成立いたしましたのは、六月一日でありますが、その前日であります五月三十一日における全國の遅配の状況は、東京において平均八日間、名古屋において五日間、大阪において四日間、北九州は十日より十八日、北海道において三十日から四十日、この遅配の状況が、この内閣が成立いたしました前日の遅配の状況であります。
○國務大臣(和田博雄君) 只今総理大臣から現在の経済の状況と、これに対しまする政府の決意につきまして申述べられましたが、私は先般発表いたしました経済緊急対策の立案に当りました責任者といたしまして、この対策の底を流れております基本的な態度、考え方につきまして若干御説明を申上げたいと存じます。
○國務大臣(和田博雄君) ただいま総理大臣から、現在の経済の状況と、これに対しまする政府の決意につきまして申し述べられましたが、私は先般発表されました経済緊急対策の立案に当りました責任者といたしまして、この対策の底を流れておりまする基本的な考え方につきまして、若干の御説明をいたしたいと存じます。