1949-03-26 第5回国会 衆議院 水産委員会 第2号
もう一つは復金関係で、最近漁業手形問題が取上げられて、これが解決を見ましたことに、たいへん喜ぶべきことであります。ごく最近これが締切りになるそうでありますが、未だ手続等のために、関東北で二億八千余万円のわくが使い切れない面がある。これは手続上の遅延のために少し残るのでありますが、せつかくできたこのわくでありますので、何とか少々延期してもこのわくを一ぱいに活用さしてもらいたい。
もう一つは復金関係で、最近漁業手形問題が取上げられて、これが解決を見ましたことに、たいへん喜ぶべきことであります。ごく最近これが締切りになるそうでありますが、未だ手続等のために、関東北で二億八千余万円のわくが使い切れない面がある。これは手続上の遅延のために少し残るのでありますが、せつかくできたこのわくでありますので、何とか少々延期してもこのわくを一ぱいに活用さしてもらいたい。
なお、今後の対策といたしましては、漁業手形がさいわい本年の一月の十九日に実施されまして、大体復金の一億四千二百万円の五〇%補償による二億八千四百万円、これは本年度内において完全に償還される状態になつておるのであります。
○愛知説明員 漁業手形について今の御質問に対してお答えいたします。漁業手形につきましては議会の方の強い要望がありまして、早速漁業手形実施要綱をつくりましてこれを復興金融委員会の承認を得ましたのが一月二十日でございます。ただちに銀行協会を通じまして各銀行に通知いたしまして、その結果地方銀行その他におきましても十分その趣旨を御了解いただきまして、かなり順調に進むことになつております。
先般辛うじて「いわし」網の漁業手形が一応テスト・ケースという形においてなされただけであつて、その後定置或いは「かつを」、「まぐろ」、最も困つておるのは根付磯付の零細漁民、これが明日の生活に困つてどうしたらいいかという誠にその方途に迷つておるわけであります。毎日のように水産廳及び我々國会に対して不漁の土地から陳情が参つておるのでありますが、地方の当局としてはどうにも手をいたしようがない。
情勢でありましては、この点まで漁区の拡張を許してやつてもいいかと向うが考えられましても、更にそれ以上にこちらが侵して行くというようなことを向うから想像された場合において、甚だ不利な立場に陷るのではないか、こう思いますので、農林省といたしましては、許されたる区域を嚴守いたしまして、そうして一歩も区域外には出ない、眞面目に許されたる範囲において稼ぐ、稼働するということを認められて、そうして成る程日本の漁業者
その点はここにおられる大臣も十分にお考えになつておると思いますが、例えば二月十五日から先に施行されましたこの協同組合法が実施されるわけでありますし、又漁業法の改正法も本國会に上程を見ようとしておるような状態であります。
二日が浅虫視察、青森税務署、大鰐泊り、三日が弘前税務署を視察いたしまして、秋田泊り四日秋田税務署を視察いたしまして、湯沢泊り、五日が湯沢視察という順序でありまして、大体の調査の目的の概要は、郡山、福島におきましては、寒冷地と関東との接壤地帶という意味におきまして、そういう点に重点を置き、仙台財務局は東北全体を見るためであり、常竃は特に漁業関係を調査したわけであります。
再開後初めての委員会でありまして、いろいろな委員各位の御意見もありましようし、又漁業法の改正法案、それから漁業災害補償法案、漁業信用保証法案というように、この前の議会で決議になりました問題の経緯とか、又この前の決議で水産金融問題が決議されまして、その後の経過並びに次の年における金融状態その他について当局の説明を承わり、又議員各位の御質問なり御意見なりを遺憾なく拜聽いたしたいと思いまして、委員会を開いた
○政府委員(飯山太平君) それは今度は加配米には……ちよつとさつき述べましたけれども、漁業用米制度というものは漸く今度できたわけです。これは四月一日から実施するということになつておりますが、定置に対しては一部は先渡しするというようなことになつておりますが、その他の漁業には入つておりません。要するに我々の方としてはやらないのではなくて、一定の枠の現物がないのです。
○淺岡信夫君 昨年からこの漁業用米の問題は、沿岸漁業の巾着網或いは定量とかいう問題につきまして、非常に大きく取上げられて來た問題でありますが、同時にこの「かき」養殖というような面に対しましても、これは私甚だ迂闊でそうした面を強く要望申上げなかつたのでございますが、その点に対しまして、沿岸漁業のこの漁業用加配米の問題、そうした点に対しまして、この「かき」業者、こうした面に対しましては、どういうふうなお
その次は農林委員会からの御要求でありまして、調査事項は食糧、蚕絲、畜産、林業、開拓、土地改良、農業課税、農林金融及びその他農政一般に関する事項、それから建設委員会からは、國土計画、地方計画、都市計画、治山治水事業、災害復旧、道路、住宅復興、連行國関係の建設事業等に関する事項、最後は水産委員会からでありまして、漁業権及び漁業災害に関する事項、次は水産物の生産増強、漁業権法及び漁業災害補償法の立案、水産金融対策
三重縣の水産振興委員会の副会長里中政吉君より、来るべき漁業権の問題につきまして、簡單なる陳情がいたしたいとの趣旨で、ここにお見えになつておりまするが、会議を閉じて、簡單に五分間ほど陳情をお聞き取りを願いたいと思いますが、いかがでありますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
しかるに水産問題は、漁業法案の提出を予想せられ、その他漁村の現実の状態、金融の問題、資材その他、まつたく多事多難であると思うのであります。この際委員諸君の絶大なる御協力を得まして、わが國水産業の発展の基礎を確立したいというのが念願であります。どうか何分よろしくお願いいたします。(拍手) —————————————
先日の懇談会におきまして、種々御協議申しました漁業権、漁業災害及び水産の生直増強等に関しまして、本委員会として積極的に調査いたしたいと存じます。これには議長の國政調査承認を要しまするが、調査事項、目的、方法及びその手続等は委員長においてとりはからうことに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
又漁業の根拠地としての使命も大きいのでありますが、漁港の方は未だ明確な計画が立つておらないようでございます。 高等商船学校は校内を一巡いたしました後に、学校側との懇談会を開きまして、当面の問題である高等商船学校の商船大学昇格を中心に話が進みまして、学校当局より極力援助方を懇願がございました。
これは天草の牛深の漁業でありますから巾着網であります。然るに今度のこういうような復金のいわゆる枠が非常に窮屈になつて参りましたので、そういうような準備をさせました借入問題をば水産廳におきましては、その責任が水産廳と縣当局にあるということを十分知つておりながら、復金等の意図をばよく酌み得ずして未だにこれに対する解決を與えていないのであります。
それが手続きが分らんといつて、一々縣に行けば、今度は町村の漁業会の入会証明書をとつて來いとか、あらゆる証明書をつけて出した資料です。この資料をあなたはこういうことは取扱わん。調整事務所でやるということで突つぱなす。併しあれは参考に見ておいて呉れということを、あなたに要求したのに、そういう要求があるのに、而も削られた上に又あなたにまで削られた。
それは第四で出すべきものを漁業の事情で以て繰上げたやつが入つておるわけですから、純粹の第三四半期の二次分というのはそれを引いた残りですね。
○説明員(石川東吾君) 私具体的にこの水産廳の方から資材調整事務所に、どういう方法で調査を命じたか、ちよつと聞漏しましたが、私が資材調整事務所におつたときの経驗から申しますと、若し水産廳の方から資料を提出して呉れという要求があれば、恐らくその場合には、從來すでに一應の調査ができておる一般的な漁業について、既存の漁業の資料によると、それから從來手許に若し資料がない場合には、それぞれその縣に引揚者團体等
竹中七郎、塚本重藏 関西班 中平常太郎、姫井伊介、中山壽彦 一、派遣期間 二月十五日より三月十日までの内十日間 一、派遣地 東北班 山形縣、福島縣、栃木縣 関西班 京都府、奈良縣、和歌山縣 一、費用 概算 七二、〇〇〇円 内 訳 議員派遣旅費(一名一日一二、〇〇〇円、六名十日分) 次は水産委員会議員派遣要求書 一、派遣の目的 水産金融の実情、不漁対策、水産物協同組合法及び漁業法
小野光洋君、河野正夫君及び中野重治君を、本月十五日より三月三十日までのうち十日間、 厚生委員長より社会福祉及び公衆衞生に関する厚生諸法規の実施状況実地調査のため、山形縣、福島縣、栃木縣に山下義信君、竹中七郎君及び塚本重藏君を、京都府、奈良縣、和歌山縣に中平常太郎君、姫井伊介君及び中山壽彦君を、本月十五日より三月十日までのうち十日間、 水産委員長より、水産金融の実情、不漁対策、水産業協同組合法及び漁業法
○今野證人 小名浜の漁業会は起訴しておりません。機船底曳網漁業組合、鰯あぐり網漁業組合の三つの出荷連合会の出荷部長の馬上というのを起訴しておりますが、漁業会は全然事件に関係ありませんから起訴しておりません。
○江熊哲翁君 漁業法の改正が本國会に或いは出せないのではないかというような話をちよつと耳に挾んでおるのでありますが、そういうような事実が果してあるのかどうかということをお尋ねしたいと思います。
○委員長(木下辰雄君) それでは金融対策、不漁対策、それから協同組合法の改正問題、漁業権の問題というような緊急の問題について、この休会中に議員派遣をすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○千田正君 その頃までは、丁度次長も見えておられますが、農林省としての今後の漁業権の問題、或いは漁業協同組合法の実施に関するところのいろいろな実際問題も、或る程度進んでおると思いますし、それから金融の問題も「イエス」か「ノー」かの大体踏み切りは恐らくつかないとは思うけれども予定だけくらいのところは見通しがつくと思うから、再開されてから行かれるのもこれは一つの方法と思いますが、ただ今の矢野議員の言うように
中小漁業等の金融の問題について、従來通り一般金融機関は、復興金融金庫などから或いは一般の金融の問題として、或いは中小企業金融の、環として、或いは農林漁業復興資金として金融措置が講ぜられておることは勿論でありますが、國会における御要望の次第もあり、今般特に一つの試みとして、漁業手形とでも申すべきものを創設して、この中小漁業金融難の打開の一助とした次第であります。
本件に関しましては水産委員会におきまして、その外に定置漁業、「かつを」「まぐろ」漁業、関東北の揚繰網漁業の応急金融対策に関しまして、数回に亘り審議をいたし、すでに本院において水産金融に関する決議案として上程され、満場一致を以て決定されたのであります。
○参事(近藤英明君) 水産專門委員会の希望する用務は、水産業協同組合法並びに漁業法改正に関する調査、それから出張の目的は、水産業協同組合法実施に関する一般情勢並びに近く提案を予想される漁業法改正案の実情調査のため、縣水産課並びに縣水産業会との打合会に出席、すでに地元に連絡済み、これは十二月二十三日から二十六日まで四日間、旅費は六千百三十六円かかる。
それで御承知のように、先般の國会におきまして、農業漁業復興資金につきまして、私の方から四十億の金を農林中金に出しまして、それで來年の三月まで、本年度は世話して行くという建前になつております。 それから中小金融につきましては、四半期に私の方で八億の金を出しまして、もつともこの八億と申しますのは、二百万円以下でありますが、これを各代理店に選考をさす。
漁業の前途はまつたく危機に瀕しつつあります。そこで、これらの対策として、漁業に高度の科学性を取入れ、魚族の増殖保護等に関する調査研究機関を設けて、合理的、永続的漁業の発展を期せなければならないのであります。よつてこの際、國立水産研究所と、わが國水産業の実情に即した、内容の充実した水産大学の設置を必要と認めて、これを強く主張するものであります。
御質問の内容にありました戰後における漁業の復興に関して、まず第一に、漁業その他海流等の調査研究機関を拡充し、水産大学を設置するの意思はないかというお尋ねであります。
さしづめの手段といたしまして、いわゆる漁業資材配給規則に規定いたしておりまするところの漁網その他の漁業資材並びに漁業用の油の購入資金に限りまして、とり急ぎの措置といたしまして漁業手形の方式を考えておるのであります。
○尾形六郎兵衞君 もう一つ、尚この機会に大屋大藏大臣にお願いして置きたいのですが、先般農林大臣がお越しになりましたときにお願いしたのですが、水産に関する問題でありますが、周東農林大臣に、水産にもつまり災害のごとき事変があつて、非常にお魚が取れ得ない場合、例えば今年のごとく関東の水温が非常に低くて「いわし」が全然沿岸に來ないために、海岸の「いわし」業者が全滅の状態にある、こういうこともありますので、漁業災害補償制度