○渡辺喜美君 とにかく、社会保障の財源として消費税使うという国は日本しかないですよ。社会保障の財源、言わば目的税化している、そんな国は。まあドイツでたかだか四%ぐらい基礎年金に充当している例はありますけれども、それしかない。日本のパラダイムがいかにおかしなパラダイムになっているかと。いかがですか、大臣。
○渡辺喜美君 いろいろ理屈は付けられるんですが、要は厚労省が使っている資料だと、それを今回の市場ワーキングチームのレポートに反映をさせたということなんですかね。
○渡辺喜美君 今の藤原氏は誰か。財務省ですよ。ですから、このことを肝に銘じて、財政金融一体政策、やっていただきたいと思います。 以上、終わります。
○渡辺喜美君 難しいから放っておくと、この問題、相当こじれますよ。もう既に九州と同じぐらいの面積、あと何十年かで北海道と同じになるというわけですね。土地というものは残念ながら魅力ある資産でなくなってしまっているというわけでありますから、これは本腰を入れて令和の大検地は進めていく必要があろうかと思います。
○渡辺喜美君 金貸しはリスク取って何ぼの世界ですから、リスクを取る金貸し業が行われていないというのがこれで分かるわけであります。 引き続き、この問題は議論させていただきます。ありがとうございました。
○渡辺喜美君 質問通告はGDP速報値についての質問通告でありますが、大臣のアドリブで何をお話しになられても結構でございます。
○渡辺喜美君 今、日本のピーク時の民間債務GDP比、これを超えているのが中国であります。日本のピーク時は、民間債務がGDP比で二百兆円を超えておりました。中国では民間企業の債務が約二十二・一兆ドル、円に直すと二千四百兆円ぐらいですかね。それから、家計の債務も結構ありまして六・六兆ドル、約、日本円で七百三十兆円ぐらい。合計、合わせますと、円ベースで三千百六十兆円ぐらいの債務があります。
○渡辺喜美君 日本も、一九七二年、変動相場制に移行をしていったわけですね。その後の歴史は御案内のとおりであります。 自由な資本移動を認めようとすれば、これはもう変動相場制に移行するしかない。そういうことになると、これは中国の共産党独裁体制が維持できないという大変なジレンマを抱えておって、恐らくトランプ政権は……
○渡辺喜美君 目先の短期的な利益と長期的な利益を一致させながら交渉はやるものと思われます。是非その辺りは念頭に置いて、マクロ政策の運営をやっていただきたいと思います。 以上、終わります。
○渡辺喜美君 とにかく、今の段階でまだ正直にお話しできないのかもしれませんけれども、相当日本経済はやばい状況に差しかかっているということだけははっきりしてきております。 過去二回、消費増税延期が行われましたけれども、この増税延期は金融政策に何か影響があったでしょうか。
○渡辺喜美君 この前、超長期の金利が下がっても余り経済活動に影響は出てこないという御答弁をされておられます。生保とか年金から見るとリターンが減ってしまう、消費者マインドに影響が出るんじゃないか、こういう悪影響のことを言っておられますけれども……
○渡辺喜美君 要は長期の経済成長を確実にすることが大事なのであって、目先のリターンを優先するというのは角を矯めて牛を殺すということであることを申し上げて、質問を終わります。
○渡辺喜美君 追加緩和はないんだという誤ったメッセージは絶対に出してはいけない、そう思います。 先ほども議論があったかとは思いますが、金融市場がリスクオフになりますと、どうしても安全資産、円への逃避ということが起きますので、これはもう円高になる。
○渡辺喜美君 渡辺喜美であります。 五月十日に米中貿易交渉、決着が付くのか付かないのか、トランプ大統領お得意技の豹変があり得るのかないのか、瀬戸際に迫っております。
○渡辺喜美君 とにかく、金融政策に限界があるというイメージを払拭することが大事であることを申し上げて、質問を終わります。
○渡辺喜美君 とにかく、これは、日本が不良債権が破裂をして金融パニックを起こして、十年間債務削減に苦労したんですね。そうしたらリーマン・ショックが起こっちゃったというわけでありまして、とにかく中国がはじけるともうリーマン・ショックの比じゃないですよ。こういうときに増税をやろうという無謀なことは撤回をしていただきたいと思います。 以上、終わります。
○渡辺喜美君 とにかく、足下を見透かされないことが大事なんですよ。アドリブとはいえ、大臣が国会で発言しておられるんですから、このことは非常に重いですよ。これは事務方としても心して掛かっていただきたい。 それから、直接投資、今、事後の届出制になっておりますが、これを事前規制に変更して、内容の変更、中止を求めるということは可能ですか。
○渡辺喜美君 現行ルールでは非常に難しい、ハードルがあるということなんですね。 そうすると、先ほども議論があったように、関税法改正というのはかなりハードルが高い。どうですか、大臣、こうした議論を踏まえて、大臣の口から出た話でありますから、もう一度御答弁をお願いします。
○渡辺喜美君 この問題は引き続きやらせていただきます。
○渡辺喜美君 終わります。 ─────────────
○渡辺喜美君 非課税にするという場合もあるでしょうし、また、何がしかの軽減措置をとるという場合もあるでしょうし、私は端的に非課税にするのが一番いいと思います。
○渡辺喜美君 それであれば、相続税を掛けないという選択肢をお取りになってはいかがでしょうか。
○渡辺喜美君 この議論は引き続きやらさせていただきます。 ありがとうございました。
○渡辺喜美君 e—Taxの利用件数が三千六百万ですか、一人頭二百七十三円と聞いておりますが、これからAIの能力次第でこうしたことはもっと進められていくべきだろうと思います。 前回の質問の積み残しでありますけれども、国民負担率、毎年二月に発表されますけれども、大体国会の議論を聞いていても、日本は国民負担率が非常に低いという議論が大半でありますが、大臣もそうお思いになりますか。
○渡辺喜美君 まあ全部やめろとは言いませんけれども、やはり還付申告のなさる人が七百十三万人ぐらいですか、もっとこういう方々が増えていけば、やはり自分がどれぐらい税金を国に納めているか、税金の使われ方がどういう具合になっているかという意識をお持ちになるのではないでしょうか。 今大臣が電子申告についても言及されましたが、紙の申告と電子申告のコスト、相当違うと思いますが、どれくらい違うんですか。
○渡辺喜美君 とにかく、実績重視で発表をしてください。マスコミブリーフも実績重視でやっていただきたいと思います。 以上、終わります。
○渡辺喜美君 私に言わせれば単純な話でありまして、増税やっちゃいけないときに増税をやった、金融引締めをやっちゃいけないときに金融引締めをやった、これに尽きますよ。早い話が、国家経営のイノベーションができない体質になっちまったと、それがこの一・三倍という数字に露骨に表れている。アベノミクス、私は評価をしますが、はっきり言って中途半端です。 二枚目のグラフを御覧ください。
○渡辺喜美君 税収弾性値を考えればいいだけの話なんですよね。要するに成長できる国家になればきちんと税収も増えると、それだけのことです。 時間がありませんけれども、雨宮さん、ちょっとアドリブ質問になって恐縮ですが、このグラフ見て、大体、金融引締めをやって、タイムラグを持ってピークが来て動向指数が下がっていると、長いときで一年から一年三か月ぐらいがピークで、その後下がっていると。
○渡辺喜美君 とにかく、イールドカーブを立てるといってマイナス〇・二%をゼロにしたら、それは金融引締めというんですよ。だから、これはもう八十兆円の買取りに戻すということが大事なことであります。 続きは次回やらせていただきます。
○渡辺喜美君 今日は大変寒い日になりましたね。小春日和が続いて、この間のG20も、ああ、インディアンサマーだな、休戦になってよかったなと一瞬思ったんですけど、突然、史上第四番目のダウ大暴落。やっぱり米中の溝は相当深いなということが分かりました。
○渡辺喜美君 中国が日本の経済敗戦の教訓に学んでいるというんですね。習近平が今、金融リスクの遮断、これを指示をしておるということですよ。日本の失敗の教訓をもう簡単に言ってしまえば、金融緩和をやらなかったということ、結果として円高を招いた。人民元がちょっと暴走ぎみに切り下げられた一五年、一六年、お手元のグラフで円高になっているときですね。
○渡辺喜美君 とにかく、テーパリングがFRB、続いております。日本がいかなる事態に遭遇をしても、きちんと二%の物価目標は達成をする、この強い決意でやっていただきたいと思います。 以上、質問を終わります。
○渡辺喜美君 公式見解をお述べになられたんだと思いますけれどもね。 景気が良くなって金利が上がるというのは、これはこれで結構なことじゃないですか。そこまで行かないから、日本銀行が異次元金融緩和から始まって、やろうとしているわけですよ。でも、何と目標は放棄をしてしまった、目標というかその期限はですね、二%達成の期限は放棄をしてしまった。
○渡辺喜美君 そう言い訳をされておられるんだと思いますが。 今月、満期まで一年から五年の国債購入の回数を五回から四回に減らしておられますね。このままのペースでいくと十一月は六兆円台半ばで、三か月連続七兆円割れということになります。追加金融緩和前の二〇一四年十月の購入額が六兆七千三百億円でありますから、その頃の水準以下に戻るということになります。
○渡辺喜美君 来年三月に予算が上がりますね。五月一日に改元が行われます。来年の四月中に消費税を凍結ないし再々々延期されることを御提案をいたします。 以上、終わります。
若松 謙維君 大塚 耕平君 古賀 之士君 小池 晃君 大門実紀史君 藤巻 健史君 中山 恭子君 長浜 博行君 渡辺 喜美
○渡辺喜美君 はい。 今の話のように、一つはデフレがやっぱり延々と続いているということが原因。そして、今話に出なかったもう一つの要因は政府系金融機関の存在です。つまり、低金利で貸し付ける機関があるものですから、民間がそれにさや寄せされちゃっているということを指摘をして、終わります。 ありがとうございました。
○渡辺喜美君 渡世の仁義とは何かとお聞きをいたしました。
○渡辺喜美君 概念だけを聞いております。