1948-12-07 第4回国会 衆議院 本会議 第5号
なお、海外残留者引揚げの促進と引揚げ同胞及び留守家族の援護厚生については万全の措置を講じたいと、特に総理も施政方針演説で述べておりまするが、終戰後すでに四年目に入つているにかかわらず、引揚げは遅々として進まず、なおソ連地域を主として五十万人に近い同胞が残留しており、四度目の冬を朔北の地で送らねばならぬ悲境にあります。
なお、海外残留者引揚げの促進と引揚げ同胞及び留守家族の援護厚生については万全の措置を講じたいと、特に総理も施政方針演説で述べておりまするが、終戰後すでに四年目に入つているにかかわらず、引揚げは遅々として進まず、なおソ連地域を主として五十万人に近い同胞が残留しており、四度目の冬を朔北の地で送らねばならぬ悲境にあります。
御承知の通り、この民間外資の導入は、從來しばしば話がございましたが、民間の会社と海外のいわゆる投資家の間におきまして、いまだ確定的の外資の導入が締結されておらぬのであります。もつとも、目下一、二具体的に進捗中のものもございまするが、これもまだ進行中でございます。
あるいはまた被服、日用品などにつきましては、現在のところ、海外にある未帰還同胞が一時に帰還いたしましても何ら事欠かないように十分の準備をいたしているということを、御了承願いたいと考える次第であります。
しかしこれに海外より帰つた者、また復員せる者の所要住宅及び最近の都市、農村における復興状況よりいたまして、必要とする戸数、これらは相当の数に上るものと考えます。これに対して政府とせられましては、御調査になつて正確な御数字もあると思います。ついてはそれをもととして今後どの程度の急ぐところの建築計画があるかどうかを、まずお伺いしたいのであります。
(拍手)又最近の海外における各新聞記事についての論調について御覧になつたら分ると思いまするが、決して我が党、我が内閣に対して不評などということは私は認めないのであります。むしろ國内からいろいろ、放送をせられて現内閣を誹謗せられる声が、その御自身、言われる諸君においてお目に付くかも知れませんが、場私はこの際諸君にお願いいたしたいのでありまするが、日本國の再建復興は決して容易ならん仕事であります。
海外渡航者の問題ですが、これは私たち非常に喜んでおるのであります。しかしながら円をドルにかえることはまだできない。と申しますと、外國に外貨を持つておる者だけが今渡航を許される状態であるというふうに了解しておるのですが、さようでございましようか。
○馬場委員 別にわれわれが申し上げるのではありませんで、海外から傳わつて來ておるのがそのまま傳わつておるのであつて、それに対して心配しておるのは、われわれよりも、國民の心ある人が心配しておる。
それからまた外國の日本におる新聞記者——アメリカの新聞記者等と話合つてみても、また最近の海外に打たれた電報等をごらんになればわかりますが、あなた方がおつしやるほどわれわれは惡いつもりでおりません。眞相については今なお調べております。
それからその次に船舶運営会の補助費でありますが、船舶運営会の関係におきましては、いろいろ原因があるわけでありますが、大体運賃の関係におきまして内航と外航と、海外の方に参ります場合と、内國の港の間を動く場合があるわけでありますが、外航関係の運賃が、余程予定よりも減少して参りました。
故に我々は占領軍各國の動向を正確に把握することが必要である、又同時に十分に海外の情勢を熟知することが必要であると思うのであります。これまで日歩人は往々にして海外の情勢を無視し或いは海外の動向に不案内であつて、徒らに國内感情にのみ囚われて、その結果が彼の支那事変を惹起したのである。続いて大東亜戦争に突入して今日の不幸を招いたのだと私は存ずるのであります。
又講和條約についても、できますれば、そうして海外の渡航が緩やかになる、或いは自由になるというようなことになりますれば、別問題でありまするが、差当りのところは日本の工業によつて、産業によつて過剰人工を養うより外仕方がないと思います。
又海外の情勢を正確に把握して、占領政策と同じ方向に進むようにというお話のように伺いますが、占領政策と協力することが條約上の義務であるのみならず、すでに占領政策は日本の復興のために全力を挙げてこれを援助しようというのでありまするから、條約の義務以外にも、積極的に現内閣としては占領政策に協力する考えでおります。
上野陽一氏は、当年六十六才になられるのでありますが、明治四十一年東京帝國大学文科大学本科を卒業し、大正十年欧米における労働者の労働状況調査のため海外に出張し、帰朝後日本大学講師となり、能率増進に関する講習、能率調査研究等の仕事に当つておりましたが、昭和四年パリにおける第四回國際管理法会議に日本代表として出席し、さらにアメリカ産業視察團團長となり、アメリカ産業の事務能率を研究視察して帰朝いたしました。
雲母につきましてもこれは國内生産が全然ありませんで、もつぱら海外の輸入に依存をしなければならないという状況のものでございまして、商工省の方といたしましては、たとえば昨年度の例を見ましても、大体ほしい希望の量といたしましては二百九十トン、約三百トンを希望し、これを輸入懇請をいたしたのであります。実績は六十トン程度しか入らない。
問題はその質でありまして、なかなか良質のものが海外から参りません関係からでありましようか、手に入らないわけであります。從つて先ほど陸運監理局の方からお話になりましたように、絶縁塗料と同様に、電氣機関車関係の絶縁が非常に惡くなつておりまして、この問題につきましても、絶縁塗料と同様、何とか質のいいものをわれわれが入手できるように、安定本部、商工省は御努力を願いたいと思います。
これは先ほどもお話がありましたように、その供給の原材料を主として海外に仰いでいるような次第でございまして、これができない限り、つまり輸入がもつとふえない限り、國内ではどうにもこうにもいたしかねる部門が相当多いわけでありまして、これらの輸入懇請につきましては、從來とも安本あるいは運輸省から直接関係方面になさつておられるにもかかわらず、現状のような状態でございまするが、なお今後とも一層の努力をもつて関係方面
次に現在尚海外残留者が四十余万に上つておりまして、酷寒の折柄、四度海外において越冬を余儀なくせられる状態は誠に憂慮に堪えないのであります。今後一段と引揚の促進のためにあらゆる努力をいたしますると共に、引揚同胞及び留守家族の援護厚生につきましては、万全の処置を講じたい考えております。
(拍手) 次に、現在なお海外在留者は四十余万に上つておりまして、四たび酷寒の寒い異境において越冬を余儀なくされておる状況は、まことに憂慮にたえないところであります。今後一段と引揚促進にあらゆる努力をいたしますとともに、引揚げ同胞及び留守家族の援護厚生につきましては万全の処置をいたしたいと考えておるものであります。
中國の最近の状況について説明をしろということでありまするが、まずお断りを申し上げなければなりませんのは、終戰後われわれ外務省では、特別の海外の情報というものは持ち合しておらぬのであります。そこでわれわれが調査をいたしております資料は、結局一般の方々のごらんになつておりますような新聞、通信等に限られておりまするので、実際現地の実情について、正確な情報というものを持ち合しておらないのであります。
工業化を実現するためには、結局海外からいろいろな技術なり資本なりを取入れなければいけない。現状においてソ連がさような余力がないというならば、結局米國その他から技術なり資本なりを輸入する必要が出て來るというようなことも考えられるのでありまして、どうも当分の間は現在のようなきわめて幅の廣い政策をやつて行く。またやつて行かざるを得ないのではないか。これを急激な共産主義政策を実行しようとしてもできない。
ただ政府側のように、海外からさような物資等の供給は受けておらぬということが言えるのでないか。実はこれのわれわれは全然現地の事情を知らないのでありますが、今年の二月に米國の議会で対華援助法案を出しました際にも、ギリシヤにおける叛乱軍と中國における共産党軍の大きな違いは、ギリシヤの叛乱軍は國外から武器その他の援助を受けておる。
次に上野陽一氏は当年六十六歳になるのでありまするが、明治四十一年東京帝國大学文科大学本科を卒業し、大正十年欧米における労働者の労働状況調査のため、海外に出張し、帰朝後日本大学講師となり、能率増進に関する講習、能率調査研究等の仕事に当つておりましたが、昭和四年パリーにおける第四回國際管理法会議に日本代表として出席し、更にアメリカ産業視察團々長となり、アメリカ産業の事務能率を研究視察して帰朝いたしました
しかしながらともかく今日の状態におきまして、食糧のごとき、主食のごときものでさえも、なおかつこれを海外に求めざるを得ない現状におきまして、何ほどかの統制が必要であることは、これまた申し上げるまでもないのであります。
これは何にいたしましても、このわが國のいわゆるお得意さんでありますところの東亞方面におきまするポンド資金あるいはドル資金の決済方面におきまして、政情の不安その他の原因によりまして、初期に反しました結果が現われたというようなことが主たる原因になつておるわけでありまして、今年の下期におきましては、また來年の上期におきましては、この実情にかんがみまして、政府といたしましても、関係方面に対しましても、あるいは海外
輸出滯貨処分でありますが、これは輸出用と予定いたしておりました貿易公團手持の物資の中、海外市場が不振であり、あるいは輸出不適格品であるというので、輸出の見込みが立たない物につきまして、これを内需用に轉用するということで、旧マル公と新マル公との差額を貿易公團から價格差益金として徴收する予定であります。これも資料を差上げてあると存じます。
○受田委員 投票を用いないで、第三回國会において海外同胞引揚に関する特別委員長をせられた河野金昇君を推薦いたしたいと思います。御賛成を願います。
昭和二十三年十二月一日(水曜日) 議事日程 第一号 午前十時開議 第一 議席の指定 ————————————— ○本日の会議に付した事件 日程第一 議席の指定 不当財産取引調査特別委員会、海外同胞引揚に関する特別委員会及び災害地対策特別委員会設置の件 午前十一時十五分開議
海外同胞引揚に関する調査をなすため委員三十名とりなる特別委員会、災害地対策樹立のため委員四十五名よりなる特別委員会の両特別委員会を設置されんこを望みます。
この二十五億円の節約をして、海外同胞の引揚、戰災者に廻すという意見も出したのであります。(「ゆつくり」「もう五分が來た」と呼ぶ者あり)本案は委員長の報告通り少数意見として葬り去られたのでありますが、八千万に近い同胞は必ずやこの案に賛成して下さることと思つております。
第二の陳情は、海外在留同胞今尚五十万の多きを数えており、その悲痛、困窮を忍びつつ一日千秋の思いで帰還の日を待つておる留守家族の人達のことを思うと、うたた同情の念に堪えない、見るに忍びないものがあるから、近畿地方八府縣の縣民は心を合せてその引揚促進の一日も速かならぬことを陳情するという願意であります。
御当局がどうせ三億も四億も輸入超過なんだから、だからここで少しくらい輸出があつても大したことはないのだというこの解釈は、堤防に蟻を飼つて置くようなものでありまして、蟻だから構うものかといつておると大洪水ができるのでありまして、本当の小さい貿易でも、眞面目に政府御当局が指導して行くということが、極めて現在の日本では必要であると同時に、日本人の信用を海外に高める点において、又頗る重大なことであると私は思
これはどうしても海外渡航を早く許して貰いたい、海外に支店を出すことを許して貰いたいということを頻りに言うておるのでありますけれども、今尚対敵通商の法律が日本に対して適用されておる点が多い、それから日本人の出て行くことをなかなか歓迎して呉れない、フィリツピンや濠洲辺りは、到底暫くの間は日本人は行けないというようなことになつております。
かつまたそれがために海外にも日本の業者としての信用の低いことを、みずから是認するようなものであるというような御趣旨の御意見がございましたが、私もむろん檢査なしに、フリーに業者みずから良心的な製品をつくつて、それに指定の等級を付したレツテルをつけて、堂々と自分の製品が海外にはけるというのを理想としておるのでありますが、何分にもいまだわが國の経済が安定の域に達しておりませんところへ持つて來て、ただいま日本
○大屋國務大臣 ただいまの点はまことにごもつともな点でありまして、大体業者が製品をつくつてそれを輸出いたしますからには、十分海外の顧客に対して満足の與えられる自信のある製品をつくらねばならぬのでございます。
いわゆるこれについてのクレームと申しますか、海外からの苦情の数は必ずしも多くありませんけれども、その内容は多くは品質の不良であります。そのほか納期その他の例もありますが、おおむね品質不良あるいは織りその他の欠点、あるいは長さ幅等の不足、そういう品質の不良に基くものが多いようであります。
米國を初め、その他の海外諸國に供給を求めております関係上、日本の財政関係から、十分な配給ができるような数量を得ることができないのでありますが、しかしこれも関係方面の理解ある御努力によりまして、よほど好轉しつつあるのでありますので、近い將來においてはこの御要望にも沿い得るようになると思います。