1948-12-14 第4回国会 衆議院 外務委員会 第3号
政府といたしましては占領下にあります関係から、一時海外との通信も禁止せられておりましたし、その後開かれたのを利用しまして、いろいろ手を打つて來たわけであります。たとえばその最初の通信が開かれなかつた当時におきましては、これはスエーデンが利益代表國をしておりましたので、そのスエーデンの利益代表國を通じまして、現地の方へ敗戰の状況を明らかにするような関係文書を傳えてもらう。
政府といたしましては占領下にあります関係から、一時海外との通信も禁止せられておりましたし、その後開かれたのを利用しまして、いろいろ手を打つて來たわけであります。たとえばその最初の通信が開かれなかつた当時におきましては、これはスエーデンが利益代表國をしておりましたので、そのスエーデンの利益代表國を通じまして、現地の方へ敗戰の状況を明らかにするような関係文書を傳えてもらう。
永井松三さんなどが会長になつて、委員会的なものがあると承知いたしておりますが、万國委員会において承認されるかどうか、もしもそれが承認されるようになると、おそらく万國オリンピツク委員会の方から日本のオリンピツク委員会の方へ、公式か非公式にか連絡があるものと考えるのでありまして、その場合においてマツカーサー元帥の方に連絡があるか、あるいは日本側で連絡を受けたのをマツカーサー元帥の方へお傳えして、さらに海外
もちろん講和條約が締結されない以前において、いわゆる移民という言葉が適切かどうかは別でありますが、私の申し上げますることは、よその國の再建復興に寄與し得られるような日本人の海外進出を前提といたしましての海外への進出ならば、日本の前途には相当のわくが與えられると見なければならぬと思います。
海外発展の可能性もあつた。第二には、アメリカ國内に厖大な、豊富な資源があつた。この二つの條件があつたがために、アメリカが植民地の境遇でありながら、今日のような独立した。繁栄した資本主義國になつて來ている。ところが、今日の日本には、今言つた二つの條件は全然ありません。
その後主として林君はインドあるいはアメリカ等、海外におつたのでありますが、ちようどこの戰爭前に公易営團が創設せられまして、主として三井物産の陣容、経驗を活用するというようなことから、総裁であつた石田禮助君が三井物産の社員であつた林君を連れて公易営團に入つた。
○鈴木證人 新興業者と申しましてもいろいろあると思いますが、むろんその新興業者がなぜ新興になつたかということを考えれば、今お話のように、中には必ずしも正常な経営ばかりではなしに、あるいは中に不正なる今のようなことから資金を得て、大きくなられた方もないとは断言はできないと思いますが、ただ問題は旧來の業者はいろいろと制限会社の制約を受けたり、ことに海外との関係もありまして、いわゆる日本の纖維工業に対する
その理由書は、 「陸海軍に属していない者で終戰後引き続き海外に在つて帰國せず、且つソビエト社会主義共和國連邦の地域内で未復員者と同樣の実情に在る者にも未復員者給與法に準じ、手当その他の給與を支給するの途を拓く必要がある。」 こういうことで各党一名ずつでこの発議が出ております。これを同じく委員会審査省略で、発議者からの趣旨説明で直ちに採決に移つてよろしいだろうかということであります。
その理由は、ただいま議題となつておりますところの未復員者の給與法の問題につきましては、まだ海外にある四十六万の未復員者並びにその留守宅の方々に対しましては、まことに同情ある法案だと考えますので、少くとも大藏大臣、所管大臣は本会議場を通じて、この給與法案等を審議されるときは、ただの一言でもいいから、これらの留守家族なり、あるいは未復員者の方々に同情ある御言葉をもつて、この給與法を通したいと考えております
特別未帰還者とは、元の陸海軍に属していない者で、昭和二十年九月二日から引続き海外に在留し、まだ帰國せず、かつソビエト連邦社会主義共和國の地域内において未復員者と同様の実情にある者に対する給與法であると私は見ます。われらは、本法案の審議はまことに緊要にして適切なるものと信ずるのであります。
第二の御質問の一部雜誌の海外版の問題でございますが、これはいわゆる貿易の輸出品の部に入るわけであります。私共の方の用紙割当委員会ではこれは扱つておらないのであります。確実なことは実は存じませんけれども、貿易廳から輸出品の資材として紙を貰うものと聞いております。
第三の問題は、新聞用紙等のどういう点において関係があるか私は分らないのですが、日本で出ておる雜誌の中で名前は正確でありませんが、「キング」とか「主婦之友」とか、ああいうような、先ず時代が違うから昔とは違いますけれども、非常に保守的な雜誌が海外版を出して、そうして非常に厖大な紙を使つて出した事実があるわけであります。
○中野重治君 これはちよつと問題があなたの範囲外ならばあと廻しでもいいのですが、さつきの特殊雜誌の海外版の問題、あれは貿易廳の関係だというお話でしたが、そうしますと、仮に日本の乏しい紙というものを全体として掴んで見ると、そうすると貿易廳は自己の所管内の仕事で内閣直属の用紙関係要求を出して、そうして或る程度持つて行くという、こういう形になつているわけですか。
御承知だと思いますが、開拓部におきましては、もとより計画的に開拓を進めておるのでございまして、たとえば二十三年度は内地に何戸の新規の海外引揚者あるいは戰災者等の入植者を入れるかということを決定いたしまして、二十三年度で申しますと、内地は九千五百戸の新規の入植者を入れるということにいたしておりますが、その九千五百戸をそれぞれ内地の各府縣に割当をいたしまして、それぞれの縣に百戸、二百戸というふうに新規に
この関係各廳の官吏はそれでよろしいが、第三の「学識経驗のある者」というところになりますというと、どうしてもこれは社会保障に関する学識経驗というのでありますが、ただ学者のみを寄せて、机上のイデオロギーだけを集めて、そうして海外のさまざまな著者をあさつて、そうしてこんなものだというような程度では、社会保障というような、実際において國民の民生安定の根底の最高の理念を表現すべき社会保障としては、極めてそういうようなやり
なおそれに加えまして、もしできますならば、現在では非常に困難でございますけれども、將來学校の教師が海外に留学いたしまして、その研修を完成するということがぜひ必要であると考えまして、それに対しても実は内心から熱望しておるわけでございます。
○圓谷委員長 私から一つお聞きしたいのでございますが、教育者の研修費、これを奬励するところの方途、それから研修に関する計画という中に、予算措置その他のことをお考えになつて、今後実施されるということですが、この中に教育者として最も必要な講習に行くことも必要でしよう、長期の研修、海外に派遣することも必要でしようが、教育者はその特殊性にかんがみて、不断に読書しなければならぬと思う。
次の点に移りますが、最近新聞の傳えるところによりますると、アメリカの來年度の海外援助費用が五十億ドル以上に上つております。中國に渡される予定のものも三億ドル以上ということが明らかになつております。日本側に対する援助の額が明確でないようでありますが、大体においてどのくらいのものが予定され得るものでありますか、お伺いいたしたいと思うのであります。
それから海外引揚者が十万人、それからいわゆる僭在失業者が顯在へ移行した者が約五十万、今まで顯在しておつた手入業者が六十七万人、合計二百四十二万人という数字を出しておりますが、今労働大臣は百五十万と言われますけれども、大体そうなると百万近く還つて來ると思いますが、これには引揚者という過去の者も含まれておりますか。
今私が言ひ落したのは、海外引揚同胞のうち完全失業者が十万くらいは出るであろうということは見込んでおりますが、これは御承知の五十万内外の海外同胞が引揚げたその後のことでございまして、來年三月までのごく近い將來という期限を切つての野坂さんの御質問でありますから、その点は私加算しなかつた次第でございますが、僭在失業者が顯在化するという点は、そう私といたしましては五十万も顯在化するということはあり得ないというふうに
或いは一部民間の貿易業者が海外渡航を許されておりますし、又外囲のバイヤーなども相当参つており、又日本に投資したいという資本家も絶えず日本の実情を視察に参つております。これらの貿易業者、或いは観察、投資を希望する人たちに対しては、外務省として相当の便宜を與え、又説明に相当の努力をいたしておりまして、成績も多少見るべきものがあると私は考えて喜んでおるようなわけであります。
海外残留者の引揚の促進の問題につきましては、今日のように嚴寒になりましたにつきましては、政府といたしましても非常に頭を悩ましておるところであります。すでに引揚げて來られました人々の内地に帰還のお世話につきましては、あらゆる点についてできるだけ行届いたような方法を講じたいと非常に努めておるわけであります。
第二点は、補正予算の内容がいかに空疎、無責任なものであるか、公務員給與費、災害復旧費、海外引揚費、終戰処理費、價格調整費増額を含む補正予算案を通読して、まことに意外に思われたことは、内容が不確実で、何ら財政上の見通しと計画性がなく、全体の構成についても一貫した思想と政策が盛られていないことであります。
そこで先ほど申し上げましたように、アメリカがキユーバ糖のダンピングのマーケツトとして、日本に砂糖を輸出したというようなことさえも言われているのでありますが、われわれは現在糖分が不足しておりますから、極力海外の砂糖を輸入されることは好ましいことには違いないけれども、ダンピングのマーケツトとして日本が扱われるようなことがあつては、いかがかと思うのであります。
しかもこの値段などとはあまり無とんちやくに與えられるということになつておりまするが、これが貿易がもう少し正常な状態に入つて参りますと、日本は今でこそ変態的為替の状態にありまするから、日本の農業生産品が、ややもすれば高くなつておりまするが、今までの長い世界の経済の歴史から言つて、日本の農業生産品は海外よりも安いのがあたりまえであります。
こういう点を伺いますとともに、そういうことを考えますれば、ますますもつて現在の日本の米價と、將來の海外からの食糧とのバランスをとつて配給しなければならないという面で、ますます統制を強化しなければならない、自由販賣どころではないということを私は確信するのであります。それらの点についての御所見を承りたいと思います。
ここで私はこの食糧問題、労働問題、ともにこれを解決するには――現在の立場においては、少くとも海外の同胞を、たとい受入れ態勢があろうと、なかろうと、ソ連にある五十万、こういつたような者を引返せなければならぬ。しかし今日政府の要路の方々や、あるいは労働対策を檢討しておるというような方々も、日本の勤労力を無血のうちに海外へ受入れてもらうことに対てしの努力というものは、全然行われていない。
○小林委員 まず第一に、一昨年政府は蚕糸業復興五箇年計画を実施いたしまして、その線に沿いまして現在も着着進行中であると考えておりますが、最近海外の事情等によりまして、その当時立てました蚕糸業の復興計画が、その通り進むかどうかということでありますが、これらについて農林省はもちろん、貿易廳あるいは物價廳、大藏省におきまして、その後の蚕糸業計画に変化があつたら一應御説明を願いたいのであります。
只今御質問のうちに、吉田内閣の性格が保守反動でありますか、又海外の評判甚だよろしくない、この話は方々でしばしば承わるのでありまするが、元來私は余り宣傳等は好まないために、從來外國の通信員等には、求められざる限りは、私から進んで会うて民自党の政策等については説明をいたしたことはありません。
(拍手)むしろ、日本の右翼化を警戒し、民主化の前途に危惧の批判さえ行われたのでありますが、組閣以來の政治運行が、ややともすれば、これを裏書きするごとき印章を與えることは、海外援助を仰ぐべき立場にあるわが國としては、まことに悲しむべきことであると存じます。私は吉田総理に対しまして、切にその反省を求むるとともに、民主政治実行に対する首相の信念を伺いたいと存じます。
また外交について、海外の評判についていろいろお話がありましたが、これは私といたしましても、外國の日本に対する了解は大事であると考えて、種々外國の動靜、消息については研究いたしております。これも先ほど申した通り、私に関する限り、私の承知した範囲においては、吉田内閣に対する外國新聞の認識は日々新たになりつつあることを確信いたします。
私の感ずるところ、私の接触した範囲においては、吉田内閣は断じて海外において不評でないということを諸君に断言いたします。(拍手) 〔國務大臣増田甲子七君登壇〕
その理由は主として海外のドルの不足が原因しておるものと考えられるのでありますけれども、その後スターリング地域を初めといたしまして、各國との間に支拂い協定、ないし貿易協定が成立いたしまして、下半期に入りまして、下半期に入りましてからは契約も相当に増加しております関係から、本年一ぱいには昨年よりもある程度増加する見込みを持つております。これが大体の数字と簡單な見通しであります。
海外同胞の引揚げ促進の対策につきましては、わが党といわず、われわれ非常な関心を持つて從來努力して参つたのでありますが、聞くところによりますと、ただいま就職しております三十二はいの引揚船、これがソ連の現地の方に参りまして、帰還者を乘せて來る場合において、一方では五千人を引揚げさせようとする場合に、日本の方の準備の食糧は二千五百人分くらいをかないために、二千五百人を残留せしめたというような事実のあることを