1949-04-02 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
なおまたもう一つの点といたしましては、終戰後現在までの人口増加の中におきまして、海外からの六百十四万人を越えるところの引揚げが非常に大きな地位を占めておるのでございまするから、この点にかんがみましても、もしも実現の可能性があれば移民が効果的であることは十分に認めるものでございます。
なおまたもう一つの点といたしましては、終戰後現在までの人口増加の中におきまして、海外からの六百十四万人を越えるところの引揚げが非常に大きな地位を占めておるのでございまするから、この点にかんがみましても、もしも実現の可能性があれば移民が効果的であることは十分に認めるものでございます。
また將來はたして、海外に発展できるか。それにさしつかえないだけの準備を今日においてすでにすることが必要かと思いますが、この点に関しましても將來において悔いのないところの人口政策をつくつていただきたいと思うのであります。幸い林厚生大臣は内閣の副総理という重要な地位に立つておるのであります。
軍に関連した軍需産業の工場がなくなり、それに海外から引揚げて來る人を入れて、どうしても敗戰による殖える人口は八百万になる。この八百万人が賄い得られるかということになるので、本当に昭和五—九年程度の日本の経済状態に戻されても、どこから勘定しても六百万以上の失業者が出る。それは一方産業が興つて行くが、私は最低三百万に抑えて行くことは非常に危險があるということはどうしても考えて行かなければならんと思う。
而もいわゆる海外の情勢というようなものも何ら研究もしてないで作つたために、現在海外で需要されてないような品物が沢山あるのだという話があるのですが、先程の御説明とこの点は大分喰違つているようですが、ランニング・ストツクが僅か六十億かそこらなら、残つた二百七、八十億は実際直ぐにも輸出される見込があるのですか。
尚今後こういうものが増加するのが困るというお話でありますが、その点は私達は非常に実は困つておりまして、現在のやり方はこれも政務次官からもお話がありましたように、殆んど商賣のやり方になつておりませんので、海外の経済市況とかその他とかいうようなものは殆んど我々の方で知ることができませんので、全部関係方面或いはバイヤーの捌口を通して情報を得ましていろいろ交渉しております。
○説明員(前島敏夫君) それにつきましては、今の民間の商社の大きな不便というものは、海外の買入資材の生産状況とか、その他の使用状況というものが分つておりませんので、今後も仮に今のCIF契約のやり方ならば、そのために進出いたして行くといたしましても、相当困難が外商と比較して競爭する場合にはあると思いますが、その点からも海外への貿易使節團の派遣とか海外事務所の設置問題はできるだけ早く実現したい、こういうふうに
海上保安廳監哨網の拡充強化は、まあいわば対外的な方策とも称すべきものでありまして、海外からの刺戟によつて朝鮮人関係の治安問題の惡化を予防するのでありますが、前に述べました通り、現在各地に多数の朝鮮人がおりまして、姫路、宇部、益田の各事件が示しますように、幾多治安上注意すべき問題を起しております。これに対して直接の関係、直接責任の地位にありますものは、言うまでもなく警察であります。
本暫定予算は、当面國務の運営に必要欠くべからざる最小限度の経費、すなわち一般会計におきましては、四月上旬において支出を必要とする一般政府職員及び連合軍関係労働者に対する給與を主とし、四月一日拂いの國債利子その他海外同胞引揚費、生活保護費、年金及び恩給支拂いに要する経費等四月半ばまでにおいてさしあたり必要とする経費を計上し、特別会計におきましては、一般会計に準じて職員給與費その他事業運営に要する最小限度
それからそのほかに現在住宅に居住はいたしておりますが、家主より立退き要求を受けまして、どうしてもやむを得ざる立退きをしなければいけないという世帶、あるいは海外引揚げで一時寮には入つておりますけれども、だんだん一般市民に溶け込まして行かなければならぬという世帶、そういう世帶の推定が約二十万戸ございます。
こういうことがありまして、その次のずつと下になりまして、海外調査相談所工業調査團來着、一昨年の夏から約半年にわたつて詳細に日本の産業施設を実地に視察檢討したのであります。その後ずつとまた下になりまして、米陸軍省ストライク報告発表、昨年の三月であります。その次に四段くらい飛ばしましてジヨンストン報告発表、昨年の五月であります。
――――――――――――― 三月二十八日 引揚促進並びに更生対策に関する陳情書 (第二二 号) 海外残留同胞引揚促進に関する陳情書外三件 (第三六号) を本委員会に送付された。 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 賠償問題の経緯並びに特殊財産等に関する説明 聽取 ―――――――――――――
その他のものにつきましては、只今多くの不足物資をアメリカの援助を受けて海外より仰いでおります関係上、俄かにこの輸入品を関連のあります物をはづすということは、関係方面との折衝がなかなか容易でないという点を、一つ御了察願いたいと存ずるのであります。
次に、食糧問題の重要なる課題として開拓並びに農地の改良整備の問題でありますが、日本の現状は、すみやかに最低百五十万町歩の開拓を実現して多くの海外引揚者を收容し、足らざる食糧を増産して民生の安定を期するということは、また重要なる問題であります。それと同時に、特に排水あるいは灌漑、客土、酸土矯正というような大規模な事業につきましては、國費をもつて、政府みずからその責任をもつてやらなければなりません。
しかし御承知の通り、いずれもが海外より輸入を仰いでおる物資が配給統制され、公團組織になつておる関係上、一方的にこれを決定することはどうかというようなことを考えさせられるのであります。しかしその構想いかんということをお尋ねくだされば、あえて私はこれを秘密にするわけではございません。
輸出品につきましては、一應契約を成立いたしますときにGHQ並びに貿易廳の承認をとりまして、契約をいたすのでありますが、その後における市場の状況の変化が絶えずありますし、同時に海外の市場の安定性が現在のところありませんので、そういう点から一度買上げましても出ないものが相当出て参りまして、例を挙げますと、さつきお話いたしましたような竹製品の問題だとか、或いはクリスマス・デコレーシヨンの問題とかその他多少出
大多数の海外同胞が、このような結果といたしまして、今や路頭に迷う者、あるいは生活に困窮をきわめておる者が数限りなくあるにかかわらず、これらに対しましては、何ら政府が一銭の補償もいたしておらないにかかわらず、この新しき法律の中には、朝鮮銀行が所有いたしておりまするところの、いわゆる海外資産に対する補償を含めておるという事実があるのであります。
で、今海外にいる沢山の兄弟たちは、殆んどこのソ連地区関係におるのが多いのであつて、中央地区には五、六万、或いは六、七万ともいわれておるのであります。
この農地改革を実行いたします法律、即ち自動農創設特別措置法におきましては、召集によりまして海外におられる方が止むを得ず帰られないというものの、その農地につきましては買收しないということになつております。從つてそういう方々は地主でありますれば保育面積の中に計算されます。又その人だ出る前に自作地でありましたものにつきましては自作地として取扱う、一時小作として取扱うということになつております。
それはこの問題に対しては特に海外にあるところの状況なり、或いは引揚げたその後の状況なり、これを特に調べるための委員会であると思うのであります。
そうすると三十人という数字に私は一つの疑問を持つて参りますが、その前に海外引揚に関する特別委員会の構成委員が三十人であつた。その場合に、私ども七名の労働者農民党は除外されておる。この場合越党派的という言葉を、前の不当財産と同じように解択するならば、われわれ七名の労働素農民党もこれに委員を送り得ると解釈いたしますが、いかがですか。
今度特別委員会として海外同胞引場、災害地と二つできて、その各特別委員会の委員の候補者は全部そろつております、從つて委員を指名いたしますれば、その指名いたしました当日、もしくは翌日には委員長並びに理事の互選が行われますので、理事の数を御一同決定願いたいと思います。
○大村委員長 いかがでしようか、三十人の委員会は二十五人の委員会の例によつて理事を七人、四十五人の海外同胞は、予算委員会の五十一人の例に準じて九人にしたらどうかということで、今事務総長から御説明がありましたが、この辺でいかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
國内でその食糧生産が満たし得るという状況のもとにおかれておるか、しからずんば海外から日本が食糧を自由に選択して、輸入することのできるような時期が到來いたした場合においては、このことが確かにできるだろう。しかもそれがやれるならば、きわめて國民心理をうまくつかんでやつて行けるという方策として適当なものであろう。しかしながら今日のように絶対量が足りない。
併し原料であるとか、資材であるところの油を、或いは漁網などを海外から輸入して、連合軍のお世話になつている関係から、考えなければならん事情もあります。
昭和二十四年三月二十五日(金曜日) 議事日程 第三号 午後一時開議 第一 皇室会議の予備議員の選挙 第二 皇室経済会議の予備議員の選挙 第三 自由討議 ————————————— ●本日の会議に付した事件 海外同胞引揚に関する特別委員会及び災害地対策特別委員会設置の件 両院法規委員辞任の件 両院法規委員の補欠選挙 弾劾裁判所の裁判員辞任の件 弾劾裁判所の裁判員の補欠選挙
すなわち、海外同胞引揚げに関する調査をなすため委員三十名よりなる特別委員会、災害地対策樹立のため委員四十五名よりなる特別委員会の両特別委員会を設置せられんことを望みます。
内容的に見ますと、やはり輸入原料加工生産の増加が顯著でありまして、これはわが國の工業が非常に基礎原料を海外に依存しておるということの反映でありまして、部門別の生産回復の現状は、四ページの表にありますように、主として金属工業、機械工業、化学工業等において回復の度合が一昨年より顯著でありまして、纎維工業は比較的停滯しておるような状況であります。
○説明員(城田實君) 海外引揚者收容施設の建設状況を申上げますと、昭和二十一年度分といたしましては二千八百五十五施設、昭和二十二度年分といたしましては三百二十施設、昭和二十三年度分につきましては六千百九十二施設合計九千三百六十七施設に対しまして建設の予算を配付いたしております。
それは日本國内だけの傳染系統と、特殊の疾病とありますが、特殊の疾病は、海外からの密入國その他による傳染病だけでありまして、密入國者によつて起される傳染病以外には、在來のような形をとるようになつて、それが非常に少くなつて來ております。
次に高野川寮、市内の左京区にありますが、高野川寮は海外引揚者の收容施設二十三ケ所の中の最も大なる施設であります。これは昭和二十一年八月に元陸軍病院高野川分院を改造いたしたのでありますが、その完了を待たず十月末にはすでに定員二百四十一世帶、九百四十八名を收容した次第であります。