1949-04-16 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
しかもその自治体で仕事をするのは、全然法令でやり方がきめられておつて、実際に自治体のやり方を全然無視して、一方的に押しつけた形で仕事をやらせておる。そうしてその財源を全然保障しない状況であります。こういうことになつて参りますと、いきおい地方財政が金詰りになつて來るのは当然であります。いよいよ苦しくなればいきおい借金、つまり地方債なり、町村債というものを起さざるを得ない。
しかもその自治体で仕事をするのは、全然法令でやり方がきめられておつて、実際に自治体のやり方を全然無視して、一方的に押しつけた形で仕事をやらせておる。そうしてその財源を全然保障しない状況であります。こういうことになつて参りますと、いきおい地方財政が金詰りになつて來るのは当然であります。いよいよ苦しくなればいきおい借金、つまり地方債なり、町村債というものを起さざるを得ない。
それでこういう場合には私の考えといたしましては、一遍法令にありまするようなことに準拠いたしまして、配付税の本質の上から考えまして、とにかくそういう数字が税收の予想のおもてに現われました以上は、それを法定の通りに一遍地財の配付税特別会計へ受入れさせて貰つて、そうして國の都合によつて本年五百七十七億円もこれに充てることができない國全体の財政の都合であるならば、それだけ控除してあとのものを地財から國の方へ
次にまた本年度から新たに公團等の政府関係機関の予算について、今次國会に提出せられた公園等の予算及び決算の暫定措置に関する法律に基く法令による公團、復興金融金庫、庶民金庫、船舶運営会、持株会社整理委員会閉鎖機関整理委員会及び証券処理調整協議会に関する収入支出の予算が提出されていたのでありますが、これらの公園等は政府関係機関として国務を代行いたしておる関係上、その経理の明確を期するため、各機関の收入支出予算
と申しますのは、第二條によれば、「大藏大臣が、法令の定めるところに從い、管理する。」
たとえばくぎであるとか、ガラスであるとか、一般の國民が消費者である場合がありますが、これらの場合に、各主務官廳が資材の申請をとつて割当をするというのは適しませんので、ごく微量のものについてはその法令の適用を排除いたしまして、一應消費者の段階は自由の取引ができるということにいたしております。
しかるに、青少年犯罪に関しましては、さきに二、三の法令につきまして一應これが立法的整備を見たのでありますが、その運営、特に予算的措置に至りましては、これらの目的を陷成すべくまことに日暮れて道遠しの感を深くいたす次第であります。一例をあげますならば、法に要求するところのいわゆる特殊少年院の施設にいたしましても、わずかに東北少年院一箇所を有するに過ぎない現状であります。
もう一つの例外は、昭和十六年十二月八日から二十一年八月八日までの期間において、米國の交戰國またはその占領地におり、または営業に從事した者でも、政治的、人種的または宗教的手段をもつて差別待遇したような法令によつて、昭和十六年十二月八日から前記法令廃止のときまで公民としての権利を十分に、享有できなかつた者、またはその相続人には財産を返す。
普通の刑法犯、いわゆる経済違反をいたしますとか、特別法令による違反は別にいたしまして、刑法犯は、昨昭和二十三年度におきましては、昭和年代における最高の犯罪件数を示しておりまして、約百六十万件でございます。これは終戰の年であります昭和二十年、これはまた一番犯罪の少かつた年でもありますが、約七十一万件でございます。これに比べて二倍をずつと上まわつているという数字になつているのであります。
これは累を進駐軍に及ぼす結果になり、進駐軍に恨みを起させる危險性もあるので、その点日本政府はよほどよくお考えになつて、この際新たに法令をつくる意思がないという條約局長の御意見でありましたが、政府としてはよほどよくお考えにならなければならぬ問題ではないかと思う。
從つてただいま農林大臣がお話になりましたように、農業資産に関する限りは特別法令をもつてその零細化を防止するという考え方は私は正しいと思います。
憲法第二十八條の保障する團体権、國体交渉権その他の國体行動をする権利は、憲法及び法令に違反しないように行動しなければならないのであつて、もし公共の福祉に反すれば権利の濫用となり、取締りの対策となるものと考えるのであります。
從つて予算と申しますものは余つたからといつてそれを予算に計上しましたなら、全部職員に支拂うべき金というわけではないのでありまして、いかなるものをどれだけ支拂うかということは、それぞれ予算以外の他の法令によつてきまる問題でございまして、從つてただいまの御質問のように、予算が余りましても支拂うべきものを支拂わないで、予算を余したということではないように私どもは序ずるのであります。
決算は以上の通りでありまして、これにつきましては会計檢査院におきましても檢査の結果、法令若しくは予算に違反し、又は不当と認めた事項として特に報告するものはないとのことでございます。 決算委員会の審議におきまして、いろいろ質疑應答がありましたが、その主なるものについて申上げますれば、第一には、この特別会計の予算額は歳入は八億百余万円で歳出は八千百余万円である。
その覚書の要点は、この七箇町村の民衆に対してはでき得るだけ診療料金、藥價代その他を軽減して、格安な医療を與えること、それから國民健康保險組合の法令によるところの診療費、あるいは藥價代等々で、この病院が診療並びに投藥をしてくださること、そのかわり鶏卵あるいは蔬菜、野菜等、そういうものは一切マル公をもつて七箇町村が、この病院の入院患者並びにこの病院関係の鉄道の職員——海軍の将校、下士官がいなくなりまして
なお実際に保護を受けなければならぬ者が保護を受けずにおる、あるいはその保護の額が非常に少いといつたようなものに対しましては、本人からこれに対します審査の要求をいたします機会を與えたい、かように考えまして、目下法令の改正の手続をいたしております。
もう一つは終戰処理費等におきまして、向うのレシートの遅れる場合がありますので、例えば土建業者の工事につきましては、法令によりまして再審査して金を拂うという制度を一昨年以來置いておりましたが、これは競爭入札の場合につきましては、再審査を要しないというような制度に改めまして促進を図つております。尚それにしても足りませんので、実は日本銀行の貸出しを緩和いたしております。
千七百五十億円のこの問題については特別な法令が必要でありますが、それが出ておらないという先ほどの問題は、一應留保した上でのことでありますが、それにいたしましても、こういうような欠陷がある。でありますから、どうしてもこれは予算を審議いたします前に、この打出の小づちともいうべき千七百五十億の計算の基礎は何であるか、これを明らかにしていただきたい。これが第一であります。
こういう法令が全然出ておらない場合において、この予算案の審議はできないのじやないか。その点に氣がついたので、私はここで緊急動議として、この予算案の審議は法令が出るまで、少くも並行審議になるまで停止していただきたい。この点を委員長にお諮り願います。
本予算案の基礎になりました千七百五十億円の見返り勘定でありますがこれに対して特別な法令が必要ではないかと思うのであります。これは法令を出されるつもりであるかどうか。まだわれわれそれを開いていないのであります。大藏委員会にもまだ提出されることを聞いていないのでありますが、この点についてあらかじめ質問いたしまして、これに應じて緊急動議を提出いたしたいと思います。
本法律案は、地方財政法の規定により整備することを必要とされておりまする國費、地方費の負担区分に関する法令の規定を整備する期限を本年六月三十日まで三箇月間延長しようとすることを内容とするものであります。
しかしながら御趣旨はよくわかりますので、決してあいないなる命令をあいまいに受取りまして、そうしてそれを命令と称して、こういう法令等に具現化する意思は毛頭ございませんし、またそれはできないのであります。必ず最後は文書になりまして、最高司令部と日本政府との間に完全な了解ができまして、初めてそれが命令として完結するのであります。まず御心配のようなところは実際上にはないかと思うのであります。
ただ関係方面との交渉その他の関係で、初めは法令的措置以外は認められなかつたのを、ようやく半月分の予算を提出してよいということになつたので、これ以上第二次暫定予算を組むことは不可能であります。そこで政府といたしましては、十五日までに御審議を願えれば幸甚であるという考えをもつておることは、この前運営委員会において皆様にお願い申し上げたことと同じであります。
次に、本年度より新たに、公團等の政府関係機関の予算につきまして、今次國会に提出いたしました「公團等の予算及び決算の暫定措置に関する法律」に基きまして、法令による公團、復興金融金庫、庶民金庫、船舶運営会、持株金融整理委員会、閉鎖機関整理委員会及び証券処理調整協議会に関する収入、支出の予算を提出いたしました。