1947-08-11 第1回国会 参議院 司法委員会 第11号
これはインドの実際の社会情勢から見て、妻の姦通は罰すべからざるものであるという決議になりましたが、人妻であることを知り若しくは知り得べき相当の理由ある場合において、人妻と姦淫を行う男は処罰するのであります。我が現行刑法でも有夫の婦、他人の妻が姦通すれば処罰をされる。これと相姦する者は男でありましようが、相姦する者は又処罰される。
これはインドの実際の社会情勢から見て、妻の姦通は罰すべからざるものであるという決議になりましたが、人妻であることを知り若しくは知り得べき相当の理由ある場合において、人妻と姦淫を行う男は処罰するのであります。我が現行刑法でも有夫の婦、他人の妻が姦通すれば処罰をされる。これと相姦する者は男でありましようが、相姦する者は又処罰される。
かようにして附帶決議を明らかにして私は退去いたしましたが、誠にこの立法の形式というものには余程の注意をいたしませんと、現に日比谷の公会堂で、これからは親なんぞはどうなつても養老院へ送ればいい、夫婦だけの世の中になつたとこう演説をした人があつたそうであります。
すなわちいわゆるそれまでも否定するがごとき誤解を招いて、風教上おもしろくはないというので、附帶決議といたしまして、「直系血族及び同居の親族は、互に協力扶助すべきものとす」というような條項を入れてはどうかという希望決議があつたわけであります。
○委員長(中平常太郎君) これから在外同胞引揚に関する感謝とその引揚促進に関する決議案の付託されました案文の起草につきまして小委員會を開きます。それでは私から案文を朗讀いたします。 在外同胞引揚に関する感謝とその引揚促進に関する決議案 連合國が五百五十餘萬同胞の歸還を實施され、更に未歸還者に對し許す限りの待遇を與えられていることは、感謝に堪えないところである。
○中平常太郎君 只今委員長よりお話がありました通り、昨日委員會におきまして付託されました小委員會の草案を提案いたしたのでありましたが、尚これが眞に引揚者に對する國民の切實なる輿望の現はれといたしまして参議院の全會一致の強い表現といたしまして、これを國民全體に及ぼし、尚更に聯合國全體に、この氣分が明かに現はれるように、又在外在留百萬の同胞がこの決議案を讀んで如何に心を慰めるか、又自分達のために、どんなに
○委員長(矢野酉雄君) 決議案としてはGHQの公式囘答を得るまでは、ここに確定することはできないのでありますから、實質的のよしんば決議を得ましたといたしましても、一應こういう程度にして置いたらいかがかと考えております。その點……。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
昨日委員會におきまして引揚促進に關する決議と感謝の決議問題について、熱心なる御檢討を願つたのでありますが、本決議案は今までの引揚問題の一つの歴史の中に、大きなる記録として殘すべき内容を持つた、完璧の決議案としたいという各位の熱烈なる御希望もありましたので、前例をむしろ破つて、更にその案文を小委員會に再び付託いたしまして、再度の檢討を願つたわけであります。
あるいはその點につきまして、皇室會議の決議というものが、はたして、それがなければ效力が發生しないという要件であるか、原則として婚姻については兩性の合意で成立しているけれども、特別なそういう關係の部面についてそういう要件と言いますか、婚姻自體ではない、そういう人々の間における特殊の關係から、そういう制度を設けるというのであるか、なおそういう所管の人々とお話合も別にいたしておりませんから、ここでそれらの
○松永委員長 休憩前に決議いたしました公聽會開會期日の件でございますが、公述人の申出期限等を考慮いたしますと、あまりにも開會までの期間が切迫いたしておりまして、事務的にも不可能でございますので、先ほどの決定は取消して、あらためて期日につきお諮りいたさなければならぬのでございますが、いかがでしようか、本月二十日、二十一日の兩日ならば、まず最小限度可能の期間と考えておりますが、御異議ございませんか。
するということが、最も明白に現われた憲法の要請でありまして、一般財産法についても、その點について檢討を加えなければならないのでありますが、それは後日の問題として、ただはやり憲法の精神である大原則は、經濟あるいはこの財産法規の上においても適用があるのだという程度のことは、どうしてもやはり憲法の要請として財産法規のどこかに、その原則は表わしておく必要があるのではないかということで、法制審議會におきまして、第四十の決議
殊に勞働省という非常に重要なるものをこしらえる際においても、官廳機構がますます増大するから困るというわけで、附帶決議としてその點を添えておるという状態におきまして、この水産廳を新しくこしらえるということに對しては十分なる注意をしなくてはならないと思つております。
先日の委員會で新たに決議しました日白の水あめ問題についての證人出頭の手續は、議長からすでにとられました。なお本日は、栃木縣内における隱退藏物資の摘發に關して、船岡壽信君、辯護士の濱田三平君、當時の宇都宮檢事局の檢事であつた花岡學君、現在の栃木県經濟防犯課長である森敬君の四名が出頭されております。順次これらの證人の對して御質疑がありましたならば、質疑を行うことにいたします。鍛冶君。
○中平常太郎君 ちよつと申落しましたが、この決議案につきましては、委員長におきまして總論的に本議場におきまして十分感謝し、そうして引揚促進に對する希望等につきましては、十分口頭を以て委員長がやられることになつておりますので、その點を申上げて置きまして、文意は甚だ簡單でございますけれどもが、その意味におきましてこの決議案は、割合簡素にでき上つたのであります。右申上げます。
○北條秀一君 只今の委員長の御意見には全く贊成でありますが、それは決議するまでの國民の輿論を昂揚させると同時に、我々が國民の代表として善處しようという問題でありまするが、正式に決議した後に、その決議が正しく國民の輿論の中に持込まれ、同時に聯合軍側には我々の熱意のあるところを十分酌み取つて頂くように、而して決議の趣旨が早急に貫徹するような措置を講じなければならんわけでありますが、その點について我々はここで
○北條秀一君 參議院が重大なる決議をする前に、我々は常に国民の代表としての地位を自覺しておりますし、その自覺の下に我々は決議するわけでありますが、併しながら同時に我々が何を決議するかということを國民全體によく徹底さして、國民の本當に湧き上る輿論の支持を得て決議する必要がある。
○山下義信君 小野君大變勞働省に贊成でありまして、大臣も只今お喜びになりましたが、私も一つ喜んで貰いたいと思いますが、これは先程衆議院の附帯決議があつたというのですが、私よくはつきり分りませんが、餘り増員をしないようにという決議があつたということであります。
最初の御質問については、この附帶決議の衆議院の希望は、私も山下さんの御説の通り、不必要な地度の非常な過剰な官吏を使うな、こういう工合に考えております。止むを得ざるものは勿論若干の増員になることは、これは仕方ないと思います。併し私としては、先程申しました通り、或るべく能率省の模範を示して行きたい。
○國務大臣(米窪滿亮君) 衆議院では、こういう附帯決議をつけて、勞働省設置法については全面的に賛成しておられるのです。その附帯決議として、「一、勞働省の新設に伴い中央竝びに地方勞働行政機構を可及的速かに一元的に整備するように務めること。特に地方における勞働行政は窓口を一元化し、事務の簡素化をはかること。」「二、勞働の生産性、勞働能率の向上及び勞働教育の徹底に關し政府は速やかに善處すること。」
○佐々木良作君 私は無所属懇談会を代表いたしまして、当決議案に衷心から賛成する者であります。(「よし」と呼ぶ者あり)ただこの決議案を本当の感謝たらしめるために、この感謝は決して過去の済んだものに対する感謝でなくて、先程各委員がおのおの言われましたように、尚前進させるために、この決議案に本当の内容を更に將來盛られることを心からお願いするわけであります。
○副議長(松本治一郎君) これにて石炭増産感謝決議に対する討論を終結いたしました。これより本案の採決をいたします。本決議案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
淺岡 信夫君 木内キヤウ君 北條 秀一君 星野 芳樹君 中平常太郎君 ━━━━━━━━━━━━━ 付託事件 ○在外同胞引揚に関する感謝とその引 揚促進に關する決議に關する件 ———————————————— 昭和二十二年八月七日(木曜日) 午後一時等分開會 ————————————— 本日
○北條秀一君 只今御指名がありましたので、決議案文を朗讀いたします。尚決議案文につきましては、指名されました委員が今日まで十分審議をした結果であります。以下讀上けますのでお諮り願いたいと思います。 在外同胞引揚に閲する感謝とその引揚促進に關する決議(案) 聯合國が數百萬同胞の歸還を實施され、更に未歸還者に對し、許す限りの待遇を與えられていることは、感謝に堪えないところである。
吉田悌二郎君 委員外の出席者 内務事務官 武藤 文雄君 農林事務官 山根 東明君 商工事務官 中川 哲郎君 商工事務官 川上 為治君 商工事務官 石坂善五郎君 運 輸 技 官 平山 肇君 ————————————— 本日の會議に付した事件 七月分石炭生産目標突破感謝決議案
○庄委員 この際昨日の委員會において保留せられました七月分石炭生産目標突破に關する感謝決議案、これは假稱であります。起草の緊急動議を提出いたします。同決議案は石炭小委員が起草することとし、その提出は委員長及び理事で適宜に各派と御相談して提出していただくということにお願いいたしたいと思います。
議會は政府に對し、地方制度のさらに第二次的な全面的改正を要望し、特にその制度の中に特別市制の實現を力説し、かつそのために地方制度調査會を設け、次期議會に提案すべきことを決議しました。これに基いて二十一年十月地方制度調査會が設けられ、警察制度と相竝んで地方行政の根本的刷新が議せられることになり、特別市制もその一部門として朝野の知能を集めて審議調査せられました。
いろいろ研究する必要もあると思いますけれども、すでにこの問題は相當古いのでありまして、またこれが通過いたしましたときにも、おそらく次期の國會においてこれを提出するというような附帶決議があつたかと聞いております。
各派交渉會の根本からすつかりやり直して、決議をし直すならば變更はできると思いますけれども、ここの決定としますれば、ほかの委員會の進行にも大きな支障が起つてくるだろうと思います。かような意味で、私はここだけで今決定することは不可能でもあり、またよつて起る影響が大きいと思いますので、豫定通りに進行せられることを希望いたします。
○一松國務大臣 西尾國務大臣が全官公職員の決議案に對してそういう意見を述べた。それはどういう意味か。その意味は私はわからない。それは西尾國務大臣が答えたのでありますから、それに聽いていただかなければ、私はわかりません。
○辻井委員 私は日本社會黨を代表いたしまして、勞働省設置法案に對しましては、ただいま三浦君から提案せられました附帶決議を付してこれを可決することに贊成をいたしたいと存じます。今日のわが國が當面しております破局的な經濟危機を打開し、産業の復興をはかりまして、新日本を建設いたしまするには、なんとしても勞働階級の全面的な協力を求めることが絶對條件であります。
次に三浦寅之君より提出せられました各派共同一致の附帶決議に對して採決いたします。この附帶決議に贊成の諸君の御起立を願います。 〔總員起立〕
○山名委員 この委員會の運營について委員長に希望したいのですが、實はこうして何囘もこの事業の點について説明があり、あるいは御答辯を願つたのですが、この程度で大體諸君の御意向もわかりましたから、委員會の意向を一本におまとめになつた何か法案なり決議案を、早急にこの邊で御説明願うようにしていただきたいと思います。
なおお諮りいたしますが、本決議案が通過いたしました後におきまして、關係各方面にそれぞれ陳情をいたしたいと考えておりますが、その順序、人選等につきましても委員長において取計らうことに御異議はありませんでしようか。
かくいたしまして、本法案に対する質疑は八月五日終了をいたしまして、本日午前討論に入りましたところ、自由党の三浦寅之助君より意見を述べられ、各派一致の附帶決議を附して原案に対する賛成の意見が述べられました、その附帶決議は、 一、労働省の新設に伴い、中央並に地方労働行政機構を可及的速かに一元的に整備するように努めること。特に地方における労働行政の窓口も一元化し、事務の簡素化を図ること。
次に、本法案によつてできます労働省は、その氣持の上からも、また條文の点からも、労働者に対する教育の徹底ということに欠けておる点が多々あるのでありまして、この点につきましては、委員会においても各委員より強調されまして、附帶決議といたしまして強く要望されました。佛をつくつて魂のはいらないものであつては何にもならない。
○松田委員 救國貯蓄に關しまする共同決議案の提案の理由を申し述べます。 昨年の秋御承知の戰時補償の打切に伴いまして、政府は一連の諸施策を實施されました。由來わが國の經濟はその再建へ力強く新發足をいたしたのであります。
○北村委員長 ただいまの救國貯蓄運動に關する決議案について質疑はございませんか。 それでは暫時休憩いたします。 午前十一時五分休憩 ————◇————— 午前十一時十五分開議
それは先日の委員会で決議いたしました證人出頭に件についてでありますが、世耕君が隱退藏物資等處理委員會の副委員長を退職するに至つた經緯についての證言のために、石橋湛山君、いわゆる目白における水あめ事件の證言のために當時の警視廳生活課長、現群馬縣警察部長小杉平一及び前目白警察署長有田一貞の兩君、栃木縣における隱退藏物資摘發に關する事件の證言のため、世耕君の指示を受けて摘發に當つた船岡壽信、辯護士の濱田三平