1948-06-29 第2回国会 衆議院 本会議 第73号
よつて、ここに水産行政機構を強化する必要上、農林省の外局として水産庁を設置し、農林省の行政のうちに徳に水産行政に重きをおくの意思を明らかにしにものであります。 本法案につきましては、六月二十六日、本委員会に付託せられましたが、以上の事情につき政府当局の説明を聴取したる上、二、三簡単なる質疑応答を重ねまして後、本二十九日午前、討論を省略して採決に入り、全会一致をもつて原案通り可決いたしました。
よつて、ここに水産行政機構を強化する必要上、農林省の外局として水産庁を設置し、農林省の行政のうちに徳に水産行政に重きをおくの意思を明らかにしにものであります。 本法案につきましては、六月二十六日、本委員会に付託せられましたが、以上の事情につき政府当局の説明を聴取したる上、二、三簡単なる質疑応答を重ねまして後、本二十九日午前、討論を省略して採決に入り、全会一致をもつて原案通り可決いたしました。
まず水産庁につきましては、先年やかましい問題になりました運輸省の造船の問題、あるいは商工省の漁網の問題、これは今回は取上げられておりません。従つて現在のままの水産行政機構の膨大強化、かようなことであります。ただ先ほど私が申し上げました点は、これに伴いまして農林省といたしまして、かように新らしい部局をつくりますときに、ほかで若干の部局を整理するということが考えられている次第であります。
従つて最近の事例をあげて申しますると、たとえば水産庁を設置する。かようなことで大体閣議もまとまりましたが、この場合におきましても、他の農林省の部局を整理するという了解のもとにやつておるのであります。そのほか各省の組織法が出ますと、だんだん明らかになりますが、二、三新しい部局が考慮されておるものがございます。その場合にも必ずすでに古くなつて必要性の少くなつた部局を整理する。
○片島委員 今田中委員から、各省間でなかなか今までもつておつた権限を譲るらないというような話もあつたようですが、たとえば水産庁、建設省といつたようなものは新聞紙上で私たちは伺つているのです。