1948-12-10 第4回国会 衆議院 本会議 第8号
○梅林時雄君 私は、民主党を代表いたしまして、吉田首相の施政方針並びに泉山安本長官の経済演説に関しまして、二、三重要なる点につきまして御質疑を申し上げたいと思うものであります。 まず第一点といたしまして、首相の演説を伺いまして、議会政治の否認的な態度を認めざるを得なかつたのであります。そこで、首相の政治的信念をただしてみたいと思うのであります。
○梅林時雄君 私は、民主党を代表いたしまして、吉田首相の施政方針並びに泉山安本長官の経済演説に関しまして、二、三重要なる点につきまして御質疑を申し上げたいと思うものであります。 まず第一点といたしまして、首相の演説を伺いまして、議会政治の否認的な態度を認めざるを得なかつたのであります。そこで、首相の政治的信念をただしてみたいと思うのであります。
本日又改めて尾形六郎兵衞君が民主党を代表して、首相のそれに対する意見を求めるということを申し出るということも、運営委員会に申し出て、その旨の措置をするようによく頼んで置きましたので、それはできるだろうと思います。
この点に関しまして、民主党では、いわゆる眞の自由主義ではいけない、さらにこの自由主義にある制限を加えて、國家社会のために中道を歩むところの考えをしなければならぬというふうな、いわゆる修正資本主義というものが唱えられるようになつたのでありますが、社会党は、さらにこれを一歩進めて、いわゆる社会全体の上に立つて社会全体の利益を確保しようという社会民主主義を唱えておるわけであります。
○國務大臣(小澤佐重喜君) 政府は、最初國家公務員法の一部を改正する法律案並びに関係五法案が、國会を通過すれば解散のつもりでおりましたところ、先般関係方面の斡旋により民主党、社会党及び國民協同党の野党三派と政府との間に、予算の審議期間をその提出の日から二週間とし、二週間を経過すれば、野党は政府不信任案を提出し、これが可決された後、政府は衆議院を解散するという協定が成立したのでありますが、この点につきまして
総理は演説中に、さきの芦田内閣当時に現われた白票問題を云々せられ、しかも、かつてはこれをもつて解散の理由とさえせられたかに見えるのでありまするが、白票の持つ意味については、すでに学者間にいろいろと論議されておりまするが、民主党の諸者が投ぜられた白票のことについてはいざ知らず、わが社会党は、当時の野党第一党であるところの民自党に政権をゆだねることに決してやぶさかなるものではなかつたのであります。
○苫米地義三君 私は、民主党を代表いたしまして、総理大臣の施政方針演説に対する若干の質問をいたしたいと存じます。質問の中には、原君の質問とやや重複する点があるかもしれませんが、この点は、國民全体が質問したいという意味のことだと思いますから、その点に対してもお答え願いたいと思います。
それからその次に、われわれのとつておる労働政策は、私が先般米窪君にもお答え申し上げました通り、社会党の諸君、あるいは民主党、國協党の諸君が労働政策と本質的には同じであろうと私は感じておる次第であります。
ところが終戰当時はわが國のストツクもある程度ありましたろうが、これを食いつぶしてしまつて、その後日本の現在において、いわゆる生産第一主義が民主党の政策にも掲げられておりますが、はたしてどういうふうにこの生産第一主義を持つて行かれるのであるか、これに対して商工大臣は現在のわが國の企業というものを、どういうふうに企業政策をとつて、そうしてわが國の生産増強を高められて行くのか。
○矢野酉雄君 引揚促進が着々とその効を現わして行くようにと祈り、又その実行のために全力を傾注しているのは、私は、各政党その党派の如何を問わず、或いは社会党にせよ、共産党にせよ、民自党にせよ、或いは民主党にせよ、國協にせよ、参議院においては一番大会派である緑風会においても、十二分に我々は努力しておるつもりである。
○生悦住委員 民主党を代表いたしまして賛成をいたしますが、この賛成はやむを得ざる賛成であります。われわれの方では賃金関係の権威者を、ぜひともこの際採用してもらいたいということを、政府に対して強く要望いたしたのであります。
論より証拠、内閣に列する直前までは行政整理の急先鋒として自他ともに許した民主党の北村徳太郎氏が、一たび大臣となるや、ために首切り大臣來るとばかり、そのおもむくところ鬼のごとく恐れられたが、一体どんな行政整理の実をあげたであろうか。逆に片山、芦田両内閣を通じ、行政機構は複雜化し、役人はその数を増したのが、現実の姿であります。
本件は、十二月二日、本委員会に付託されたのでありまして、本委員会におきましては、十二月四日以來、連日にわたつて委員会を開催し、人事官の地位の重要性にかんがみ、まず本件について政府委員より詳細なる説明を聽取し、さらに上述の三君の履歴書及びその他の資料について愼重審査を行い、本日、本件を討論に付しましたところ、民主自由党の根本龍太郎君及び民主党の生悦住貞太郎君より、三君を人官に任命することについて同意を
○長野(長)委員 過去において民主党においても質問したことがあると言われるのでありますが、それはまあ質問としておきまして、私は農林大臣が在野時代に民主自由党の中心幹部として、特に農政方面の権威として國民も認める農林大臣が、單独内閣が成立したならば自由販賣を行うという公約をした、その自由党の幹部であられたという点においてお尋ねをしているのであります。
むしろこの点はお尋ねいたしたいくらいでありますが、少くとも長野さんの属しておられます民主党におきましては、今年の一月二十四日には——そういうことを申し上げてははなはだ恐縮ですが、民主党といたしましても代表質問として、当時の片山総理に対して、米の供出後においては自由処分を認めることは生産力増強のためにもまたいいのではないか、その際に起るべき弊害というものに対しては、いろいろの制約をつけて考える必要があるが
(笑声)これは民主党の方々もさようかとかように存じ上げるのみならず、社会党においてすらこれを主張せられておるやに私は承知をいたしておるのであります。(「社会党はそうか、どうだ」、「そんなことは言つてないよ」と呼ぶ者あり)その料飲店の再開の問題ですが、併しながら高級料飲店につきましては、今日これを再開することは適当ではない、かように考えます。
油井さんのお尋ねは私多少どうも理解に苦しむのでありますが、前内閣は民主党が主体となり社会党、國協党との三党の連立内閣、かように解釈をいたしておるのでありますが、当時におきまして國民所得の計算に甚だ曖昧なるやの御発言があつたのでありますが、私は少くとも今回の二兆三十億円、この國民所得が曖昧なものだとは考えておりません。
終戦以後、労働階級を捉えで不逞の輩とし、或いは又昨日の民主党の稲平太郎君の、民主自由党こそ極右政党である、支配階級の勢力温存のために戰つている致党ではないかと指摘せられた、その言葉そのものにも通用する出与えであると思うのであります。
從つて賛成の方の第一順位といたしますと民自党、その次に社会党、國協党、民主党、社革、新自由、労農、第一、農民、共産、こういう順序になります。そこでお三人から、一身上の弁明等はございませんでしようか。求められれば委員長報告の次へ入ります。そうして討論へ入ります。もし求められる場合がありましたら、お届け願います。
○稻垣平太郎君 私はここに民主党を代表いたしまして、総理大臣並びに大藏大臣、安本、商工の諾大臣に対しまして、経済問題についてお尋ねをいたしたいと存ずるのであります。 吉田総理が老体を挺してこの難局に当られ、日夜孜々として御努力になつておることに対しては、私は深甚なる敬意を表するものであります。
民主党諸君の御同調に対しては、我が國政治の前進の上に誠に意義深きものと思うのであります。而して統制の撤廃につきましても、亦概ねその御意見は我々と全く一つでございます。ただ問題はその統制解除の段階と時期とにある。かようの点を稻垣さんも亦率直に御指摘に相成りましたのでありまするが、この点につきましては本内閣において或いは言うがごとく勇断に富むのかも知れません。
○安田幹太君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました芦田均君外二名に対する逮捕許諾請求に対する案件に対しましての委員長の報告に対して賛成の意見を申し述べます。 國会議員に対する逮捕許諾の請求は、旧憲法のもとにおける帝國議会の長年の歴史の間においても、まつたくその例を見なかつたところでございます。
しかし、これらの点は、法務廳、法制局、あるいは被疑者等の出席を求め、説明の結果、先ほど社会党の笹口君ないし民主党の安田君は、何ら逮捕の的確なる事実は認めぬと申されておりますが、私は、大体逮捕に関しましては納得了承できたものと信ずるのであります。
しかして、去る四日の委員会において、本件に対する討論に入り、社会党、民主党、新自由党及び第一議員倶楽部の各委員からはそれぞれ反対の討論が行われ、また民主自由党、國民協同党、社会革新党、労働者農民党及び農民党の各委員からはそれぞれ賛成の討論がなされました。ここで簡單に各派代表の討論の要旨を御紹介いたします。
○安田委員 私は民主党を代表いたしまして、本件に反対、すなわち芦田氏外二名の逮捕に対する許諾の請求を拒否すべしという意見を申し上げます。 國会議員に対する逮捕許諾の請求は、旧憲法のもとにおける帝國議会の長年の歴史の間においても、かつてその例を見なかつたところでございます。
○理事(高田寛君) 速記を始めて…… それでは発言時間は合計三百五十分といたしまして、各会派の割当は、緑風会百分、民自党六十分、民主党六十分、社会社六十分、無所属懇談会三十分、新政クラブ二十分、共産党二十分ということにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○参事(寺光忠君) 現在の所属議員数で、概略こういう見当だという時間を申上げますと、緑風会が百分、民自党が六十分、民主党が六十分、社会党が六十分、無所属懇談会が三十分、新政クラブが十五分、共産党が十五分、これで合計三百四十分になります。
この前は緑風会が五、自由党が二、民主党が二、社会党が二、共産党一、無所属一、こういうような工合でありましたが、今度パーセンテージを計算いたしますと、緑風会が四、民自党が三、民主党が二、社会党が二、無所属が一、新政クラブと共産党は零、こういうことになるらしいのです。それでこの十二人の外にこの二人を殖しますか、或いは沢山もつとおられるとこからお讓りするのでございますか。
その公務員法等通過のため、その後関係方面の斡旋によりまして、先月二十八日、政府と社会党、民主党、國協党など主要政党との間に協定が成立いたしたのであります。即ち政府は公務員の給與及びその他の緊急予算を第三國会に提出し、野党はその予算の提出後二週間を経て不信任案を通過せしめて、衆議院を解散することに協定ができたのであります。その予算は去る二十九日提出いたしました。
それゆえに、その通過のため、関係方面のあつせんによりまして、先月二十八日、政府と社会党、民主党、國協党等主要政党との間に協定が成立いたしたのであります。すなわち、政府は公務員給與及びその他緊急予算を第三回國会に提出し、野党はその予算の提出後二週間を経て不信任案を通過せしめて、衆議院を解散することになつておるのであります。
○増田國務大臣 アメリカの状況は私新聞等で拜承しておりますが、タフト・ハートレー・アクトが廃止されるかどうかは、まだいわゆる民主党の一つのプラツトホームに掲げられておりますけれども、まだ実施の運びになつておりません。早晩修正なり、廃止なりはあるかもしれませんが、しかし御承知の通り、タフト・ハートレー・アクトは非常に浩翰なものでありまして、一つの労働法典でもある。