1952-04-17 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第36号
○梨木委員 野田大臣の車中談並びに過般の本会議における答弁を聞いておりますと、これは明らかに憲法で保障しておる議員の立法権というものを制限し、あるいは否認するような考え方に通じておると思うのであります。そうなりますと、憲法九十九條では、「国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」
○梨木委員 野田大臣の車中談並びに過般の本会議における答弁を聞いておりますと、これは明らかに憲法で保障しておる議員の立法権というものを制限し、あるいは否認するような考え方に通じておると思うのであります。そうなりますと、憲法九十九條では、「国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」
○梨木委員 同断です。
○梨木委員 そうです。
○梨木委員 反対です。
○梨木委員 今椎熊さんの方から、そういう提議があつたのでありますが、しかし社会党の土井さんの方からは、共産党と一緒に話合いをするという問題について、何ら意見はなかつたのであります。社会党といたしましては、労働組合を基盤として立つておられる党であり、やはり改進党とはおのずから質問の角度も違うだろうと思うのであります。
○梨木委員 反対です。
○梨木委員 反対です。
○梨木委員 前回の、月曜日の議院運営委員会で、私の方からお尋ねして、さよう問題にすると承知しておつたのでありますが、この前委員長から、常在委員長会議で、四月四日から約一週間自然休会にするという申合せをしたという報告があつたわけであります。きようは年度最終日でもありますし、その後どうなつておりますか、御報告願います。
○梨木委員 昨日、全国千八百箇所にわたりまして、平和運動活動家に対して押収、捜索をするという暴挙が行われ、中には相当多数の人が逮捕されております。犯罪の捜査ならば、一日に千八百箇所を一齊に投網を打つような、そういうばかげた捜査というものは行われるはずはありません。少くとも犯罪の嫌疑ありとして捜査されるならば、それ相当の理由がなければならぬはずです。
○梨木委員 各委員会の委員諸君の報告によりますと、もうすでに四日から十日までは委員会は開かないというようなことを予想しておるところもあると聞いておるのですが、そういう事情ならば、各委員それぞれ行動の計画を立てる都合もあるので、なるべく早く聞いておきたいと思うのです。
○梨木委員 どの程度の人を呼ぶのですか。
○梨木委員 労働委員会にかかつておる三つの夏時刻法を廃止する法律案、これについて、委員会の報告を私の方で聞いたところによりますと、三つ併合するということについては、まだ議がまとまつておらないで、議院運営委員会でこの扱いを決定しなければならないような経過になつておると聞いておるのであります。
○梨木委員 大体わかりましたが、もう少しこの点をはつきり聞いておきたいと思います。一月二十六日の、無断で演壇に登つたということだけが懲罰の対象になつておるのであつて、その後における予算委員会その他院内における川崎君の言動は、全然この懲罰の提案を維持するについてその内容になつておらない、こういうように御主張なさるのでありますか。
○梨木委員 それではさらに進んで伺います。あなたはその後の予算委員会における川崎君の言動が、あなたから見ますならば、反省の色がなかつたという認定でありますが、しかし、あなたから見て反省の色があつたということになりまするならば、この懲罰の動議を維持されないおつもりなんですか、それを伺います。
○梨木委員 判断の能力がないのですか。
○梨木委員 討論がありますから…。
○梨木委員 二案についてです。
○梨木委員 今週中に出せるというのならば、すでに件名ぐらいはわかつておるだろうと思いますが、その十二、三件の件名だけでもここで説明していただきたいと思います。
○梨木委員 そうすると、今週中に全部出せるかどうかわからないということになると、全部出せるのがいつごろになるかを伺いたい。
○梨木委員 反対です。
○梨木委員 いや私用事もありますし、簡単に終りますから……。
○梨木委員 なる。
○梨木委員 この行政協定も、われわれが検討いたしますと、これは、明らかにアメリカ軍司令官の指揮下に、日本の国土と国民をあげて戰争にかり立てるような仕組みになつております。これは明らかに憲法第九條に違反しておりまして、こういう協定を政府自身が結ぶ権限はないとわれわれは考える。
○梨木委員 これは調べれば調べるほど、非常に立法事項が多くなるわけだし、大体政府の答弁でも、多くなることをやはり認めておられるようであります。ですから、ぜひこれは早く出してもらいたいと思います。
○梨木委員 私の方では、外資導入とマーカット声明に関する緊急質問というのを出しておりますが、これは非常に重大な問題でありまして、国民が関心を持つておる問題でありますから、ぜひきようやらしていただきたいと思います。
○梨木委員 私の方は、花井君その人に対する態度がどうというのではなくて、公安委員会そのものに対して反対でありますから、反対いたします。
○梨木委員 そうすると、議場内へ入つてから、議長さんからは非公式にでも議事進行の発言についての扱い方について、何か連絡がありましたか。
○梨木委員 もういいです。
○梨木委員 私の方は撤回いたします。
○梨木委員 違います。
○梨木委員 大体今古島委員から、議事進行に関しての重要な発言があつたわけです。そこでこの古島委員の発言は、本懲罰事犯の審理の進行に関してきわめて重大であります。これは古島委員が指摘されておるように、もしもこの懲罰事犯が時効にかかつておるということになりますならば、これはいくら審議してもむだになるわけであります。
少くとも提出者は、規則の命ずる通り三日以内、すなわち当日出しているのであつて、これが事務当局に提出され、それがまた議院運営委員会にかけられ、議院運営委員会は、さる日、同僚石田委員、梨木委員とも御列席の上で、多数決をもつてこれを懲罰委員会に付すべしという採決をいたしまして、本会議の採決を経、適法にまわつているということをこの際明瞭にしておいていただきたい。これに何ら一点の疑義はございません。
○梨木委員 法務委員会の委員長が、出過ぎたことをやつたということについては、もちろん当該委員会で問題にいたしますが、しかしながら、たとえば委員長の肩書きで委員長名をもつて、あたかも委員会で決定したかのごとき談話を発表する、こういう運営の仕方、これはやはり国会運営の重大な問題として基準をきめておくということを、この問題を契機としてやつておくことが必要だと思います。
○梨木委員 私の方は、できるだけ国会の各派が参加できるような最低限度の人数をきめるという観点から、五名なら、自由党の方でできるだけ数を少くなさつて、小会派に譲歩くださるということならば、われわれは賛成できますが、五名では従来の例から申しますと、自由党の御譲歩がない限り、その要望が達成できないように思われますので、数が少な過ぎると思いますから反対いたします。
○梨木委員 私の方も、先ほご人数を決定するときに申し上げましたように、やはり、できるだけこの見舞団には超党派的に参加できるような方法を講ずるのが妥当であると思いますから、そういう点に自由党が御譲歩願つて、われわれが参加できるように願いたいと思います。
○梨木委員 名前はどうなるか知りませんが、いわゆる団体等規正法あるいは特別保安法というような法案は、閣議決定を経たものの中に含まれておるかどうか、あるいは含まれておらないとすれば、いつごろ提出の予定であるかを伺つておきます。