1948-12-21 第4回国会 衆議院 人事委員会 第12号
労働基準法はそれ以上であつてはならないというのではないのでありまして、少くとも公務員制度が布かれて、労働基準法によつてやり得る分がありましたならば、政府は最大の熱意をもつて、それ以上に努力すべきものはすべきでありますが、こういう点は引下げる、つまり予算をなるべく使いたくないという理由のもとに、そうして今日の改正案をより政府の意図に近づけたいという、それだけの問題のめたに、惡くした部分が多少あります。
労働基準法はそれ以上であつてはならないというのではないのでありまして、少くとも公務員制度が布かれて、労働基準法によつてやり得る分がありましたならば、政府は最大の熱意をもつて、それ以上に努力すべきものはすべきでありますが、こういう点は引下げる、つまり予算をなるべく使いたくないという理由のもとに、そうして今日の改正案をより政府の意図に近づけたいという、それだけの問題のめたに、惡くした部分が多少あります。
現在の官僚制度の腐敗の最大の原因は、やはり食えないというところにある。マツカーサー司令官の手紙によつても生活を保障すると書いてある。これが第一前提になり、この給與法案が出ている。この給與法案で食えるということを保障するために、諸君は努力しなければならないはずだ。そこでこの現物給與に関しても、実際上この現物給與で助かつている。やつとどうにかこうにか補いをつけている。実際あなた方はこれで食えますか。
今や最大の問題は勤労所得税の撤廃にある。この勤労所得税の撤廃なしには、断じてこの給與問題は解決せられないのだ。(「わかつてるよ」と呼ぶ者あり)わかつているなら、やればいいじやないか。やらなくて何を言うのだ。かくのごとくして、わが党はあくまでも労働者の要求を支持し、われわれは、すぐきようからでも、この給與法案を突破して、われわれが食えるようにする方向に向うであろう。
そういう見地から見ますと單に公務員の賃金のみならず、一般産業労働賃金はすでに低いということに相成るのでございまするが、併し日本の今置かれたこの客観情勢下における状況といたしましては、これは止むを得ない、又生産力の見地から見ましても、この辺がまずまず最大限度であるというふうに我々は考えております。
現実に國家管理になつた金融機関と、その最大の融資先であるところの産業というものが、相應じたところの形態を持たなければ、そこに非常に矛盾が起つて來る。現実に矛盾が起つている。復金自身はなるほど復金債を募集しまして、市中銀行なりその他から應募せしめ、足りないところは日銀が引受けてやる。
從つて先般來いろいろ本委員会の審議でも申し上げましたように、この際改むべき点は最大限度に改めて、そういう点の懸念をなくして、なおこの復興金融金庫による融資制度を続けて行くことはやむを得ないのではないか。こういうふうに考えておるのであります。
議場の神聖を守るは國民の信託を受けたるわれらの最大の義務なりと信ず。 よつて今後議員は酒氣を帶びて議場並びに委員会に入ることを嚴禁す。 右決議する。
振りかえつて思うに、復興を妨げた最大の原因は、さきの吉田内閣時代における石橋大藏大臣の放漫なる財政支出に某くインフレの高進にあることは、すでに諸君のよく御承知のことと思うのであります。(拍手)しかして、今また吉田茂氏は、内閣総理大臣の地位にあつて、祖國再建の最大責任者であるにもかかわらず、去る十一月半ば組閣以來何らの施策も持たず、在野時代の公約については知らぬ顔で済ましておるのであります。
この点に対しまして、三原則を忠実に眞に実行いたしますならば、私はこれが最も生産を増強いたしまするところの最大の方式であると考えておるのでございまして、この三原則の実施が生産の減少を來すとは考えないのであります。
内容は國会は國権の最高の機関であるから、議場の神聖を守るのは國民の信託を受けたるわれらの最大の義務であると信ずる。よつて今後酒氣を帶びて議場並びに委員会に入ることを嚴禁するという決議案であります。 重要産業労働爭議解決に関する決議案、これは片山、苫米地、三木の三君提案でございます。
併し子供が生きようという、生物が生きようという氣持、これはキーナン檢事が市ヶ谷の裁判でも生ける生命というものに対する貴重さを論じていたんですが、人間が生きようとする、而も自分の力で生きられない子供、こういうものの生きようとする芽を刈ろうということは、これはもう実に最大の人権侵害だと思います。
これらの問題は、前に私の述べましたことく、いずれも國際収支の赤字を緩和する方策であつて、日本経済の自立をすみやかならしむるとともに、一面米國の納税者にかけております対日経済援助の負担を軽減するものでありまして、現在わが國に課せられております最大の責務であると信ずるものであります。
現下最大の急務と考える災害復旧工事促進のために、特に本件を取上げてお伺いするものであります。 〔國務大臣周東英雄君登壇〕
しからざれば、議員は年中選挙運動に沒頭いたしまして、議会政治の最大欠陥であるところの、いたずらに國民の歓心を買う煽動政治に陷るでありましよう。いよいよ政治を困難にいたしまして、國のために、まことに悲しむべきことであります。そうして、正しい、りつぱな人物は漸次減少し、今後二、三回も毎年解散を行いますならば、おそらく議会からその影をひそめるでありましよう。
政治のみならず、ポツダム宣言の趣旨に從つて、経済文化の民主化を積極的に遂行し、平和的な責任政治を確立することが、ポツダム宣言最大の前提であります。しかるに、政府の與党たる民主自由党は、不幸にして、この点において著しく國際的に不信用であることは、おおうべくもありません。
しかしながらそういう災害対策を実施するにいたしましても、第一は、財源の問題が最大の隘路になるわけでございまして、財源的にはただいまの公共事業費のわく内においては当年度の災害費をまかなう財源がございません。本年度においてわずかに十三億程度の予備費が残されてある程度でございまして、本年度の厖大なる災害復旧費に充つべき財源としてはきわめて乏しいのでございます。
○深川タマヱ君 刑事補償法を改正する法律案についてお尋ね申上げますが、よく委員長が衝突いたしますので、或いは他の委員の方々によつてすでに質問済みかとも存じますが、この改正の第三点についてでありますが、この國民の生命を守ることは國家の最大の目的でなければならないと存じますのに、裁判の誤まりのために死刑の判決を下しまして、國民一人を死に至らしめましたときの補遺の方法でございますが、これが一万円以内で遺族
只今の給與の改訂ということは、非常に沢山の人間の最も切実な差迫つた問題でございますから、そこで人事院といたしましては、どうか國会の最大限度の御考慮をお願いすると、この点は非常に私共熱心に考えておる次第でございます。
この最大の原因は、漁業において災害ともいうべき海流の異変によるものもありますが、その他当面した問題についても、漁業は確実なところ三年から五年を一期として収支を見なければならないものなのにも拘わらず、一年限りの収支について課税がなされておることや、インフレーションの上昇によりまする経営費等に常に追い立てられておること、又資材、漁業許可の面から、直ちに他の漁業を行うことができ得ないこと等奉原因を成して、
そこで政府の支拂能力がどう位あるかということを、それを先ずお調べになつて、そこから支拂い得るところの最大の給與ベースを、こういうふうにお決めになつたのではないか。
その次は日本の最大の問題は何であろうかと申しますと、長い目で見ますと人口問題でございます。人口問題を解決する道は、私の見るところでは日本としては三つあると思うのであります。その第一は輸出貿易の促進でございます。第二は、できるならば移民という問題、第三が産兒制限の問題であります。この三つの中で特に産兒制限について総理がどういう御見解を持つておられますか、この点をお伺いいたしたいのであります。
ここで具体的に申し上げますというと、この運用の次第によりましては、わが國憲政始まつて以來の——國民の最大行事でありますところの年末、年始をまたにかけて、総選挙を行わなければならないことになるのであります。
しかもその民主主義日本建設の最初にして、しかも最大なる要件といたしましては、労働階級の民主的成長、從つてまた労働組合の民主的確立強化が養成されている次第であります。しかるに今回さきの第三回國会におきましては、その民主制を阻害するはなはだしき内容を織り込みました國家公務員法を、さらに改正いたしまして、いわば國家公務員の独自性をはなはだしく圧迫いたすの結果となつたのであります。
次に保險に関しましては、本邦保險会社のために司令部貿易資金の利用を懇請し、これにより外貨建て海上保險を再開させることができれば、外貨獲得に資することができるわけでありまして、かくして國際收支の赤字を克服して、経済自立のための基礎を確立し、以て一日も早く米國の納税者の負担を軽減することが我が國に課せられた最大の責務であると信じます。
從つて我が國現下の政治の最大の問題は、この失業群に対する完全雇傭の政策でありまして、この政策を放擲しておりながら如何なる施政を行なつて見ましても、それは結局砂上の楼閣にひとしい結果に陷るのではないか、こう思うのでありまするが、これに対する労働大臣の御意見をお尋ね申上げます。