1949-05-14 第5回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
厚生省の持つておりまする任務というものは、文化國家建設におきましての明るい部面を担当しなければならないという重要な部面を持つていることは、私が申し上げるまでもないと思います。
厚生省の持つておりまする任務というものは、文化國家建設におきましての明るい部面を担当しなければならないという重要な部面を持つていることは、私が申し上げるまでもないと思います。
次に戰後における観光事業の現状につきまして申し上げますと、戰爭終熄後幾ばくもなくして日本の経済的、文化的再建のために、観光事業の振興をいち早く取上げまして、官民の鬱蒼たる声に答えて戰後わずかに半歳にして、戰時中休止の状態にありました地方観光機関が自治的にかつ民主的な形体をとりまして、復活または新設されまた地方観光事業会社も各地に出現して参りました。
もしわれわれが設けるかどうかということについて委員会としての重大な意思表示をするならば、その前にさらにもつと廣汎な專門家や、また現にそこで学んでおる学生諸君の意見を聞くなり、文化人の意見を聞くなりして、もつと委員会として権威ある方法によつてその態度を決すべきだと思う。
○稻葉委員 大学と國会、いわば文部委員会との関係について、もし大学本來の機能であるところの研究と教育ということの問題に実質的に触れて來るような場合には、国権といえどもそういうことに関與することは、眞実なる文化の所産を阻害するおそれがあるというふうに考えます。
邦樂はわが國の文化において重要な地位を占めておりますし、從つてその維持発展のための研究教授が大切であることは申すまでもありません。また家元制度というものが、多くの弊害欠陥がありまして、この要求を満たすことができないことも明らかであると思います。
○政府委員(小島徳雄君) 兒童局の分課の問題につきましては、分課規程を後程資料として提出いたそうと思いますが、分課規程といたしまして、企画課と、兒童課と母子衞生課があり、それぞれ仕事の内容が違うのでありますが、御承知のように兒童福祉法の改正に伴いまして、或いは兒童文化の問題でありますとか、青少年の不良化の問題でありますとか、そういうような問題につきまして相当大きな改正を加える関係におきまして、機構を
戰爭犠牲のでこぼこを是正することなく、いたずらに文化國家と永遠の平和をうたいましても無謀でありましよう。遺族年金も與えず、遺兒の育英も考えず、生活保護法に特例も設けられず、職も與えず、むしろ男子世帶同樣の税金を取上げ、供出をしいて來たことは、はなはだしく差別的であり、不平等であると言わねばなりません。遺族年金による一律の救済策を講じ、人たるに値する生活をこの哀れな遺族に施さるべきであります。
しかして本路線の開通は、現行線志佐駅より吉井駅に達する距離に比して十一キロ弱、所要時間において四十分を短縮するものであり、さらに現行線の傾斜勾配千分の三十三に比して千分の九に緩和し、燃料の節約、輸送力の増強と相まつて、沿線の炭鉱開発、物資輸送、観光上等、地方産業発達、文化の交流に寄與するところ甚大でありますから、すみやかに本鉄道を敷設されたいというのであります。
從いまして、そういう事情の違いから來る違いはやむを得ないのでありますけれども、これがために日本の学術なり、文化なり、教育の水準が落ちはしないかという点についての御心配があるように思いますが、むろん新しい制度が実施されます場合には、その轉換、切りかえの時期におきましては、多少の摩擦混乱は免れないものでありまして、おちつくまでには相当の時間がかかります。
大体において、学校を建てるのには人口との割合を考える必要がありますので、人口のことは十分考えまして、地方の産業や文化のことも、しろうとでありますけれども、若干は考えて立てたわけであります。旧制の中等学校の数等は、およその見当はついておりますが、それを嚴格には取上げなかつたことを昨日申し上げたわけです。
○受田委員 参議院側からこうしたきわめて文化的な議案が提出されたことを深く敬意を表するものであります。われわれがこうして非常に多忙をきわめて各種の法案に没頭しておるとき、こうした文化的潤い深き御研究を積まれて、文化國家に寄與されつつあることに重ねて感謝をささげる次第であります。
あくまでも労働者の地位は、官憲なり、反動政府なり、あるいは反動政党なり、資本家なり、かようなものが加えて來るであろうところに対して、社会的な、経済的な、政治的な、文化的な地位を高めるということが、基本でなければならぬと思うのであります。
根本的の立場として、かような医学上の技術を單なる科学の進歩の結果だとして、文化國家だから、そういうものを採用しなければならんとかいうようなことで簡單に考えられては困る。科学技術というものは利用もされれば濫用もせられるのであります。我我はその利用を考えることが本当の文化國家の一員であるというふうに考えるのであります。
憲法第二十五條におきましても、われわれは文化的な、そうして健康なる最低生活を保障されておるし、またかくのごとき生活をなし得る権利を持つておる。
しかしながら、水力資源は太陽のある限り無盡藏の水力資源を合理的に開発いたしまして、現在むだに放流されておりますところのエネルギーを生産財として、アルミニウム、肥料その他の化学製品の生産を増強するとともに農村電化の普及発達をはかり、食糧の増産と農村生活の文化的向上を促進する、こういうことは目下の急務であると固く信ずるものであります。
そうして、その生活はきわめて健康的であり、かつ文化的であるのであります。わが國の憲法におきましても、その二十五條に「すべて國民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と規定されているのでありますが、現在のわが國の國民生活、特に労働者の現実の生活から見るとき、この憲法第二十五條はまつたく空文にひとしく、むしろ重苦しい夢でしかないのであります。
大阪工業試驗所四國支所の設置につきましては、四國に於ける工業は全國生産量に対しまして、塩化バリウムは第一位、硫化曹達は六割、苦汁工業は五割、石灰工業は三割、製紙は三割を占め其の他化学工業及び窯業等夫々全國屈指の地位にあり乍ら、四國は政治経済、産業、交通及び文化等の点からみまして從來稍々もすれば近畿、中國の從属的地位に置かれ、資源は相当豊富であり産業振興の余地多大であるにも拘はらず、未だ開発されないものが
大阪工業試験所四國支所の設置につきましては、四國における工業は全國生産量に対しまして、塩化バリウムは第一位、硫化ソーダは六割、苦汁工業は五割、石炭工業は三割、製紙は三割を占め、その他化学工業及び罷業等それぞれ全國屈指の地位にありながら、四國は、政治経済、産業、交通及び文化等の点からみまして、從來ややもすれば近畿、中國の從属的地位に價かれ、資源は相当豊富であり、産業振興の余地多大であるにもかかわらず、
御承知のごとく、長崎は文化発祥の地でありまして、戦時中あるいはその前におきましては急行冨士も通つたところでございまして、その後いろいろな客観的な諸情勢から、準急に切りかえておられる。私が個人的に先般小西運轉局長とお会いしましたときに、これは八月からやる。また坂田政務次官その他にも非常に協力していただきまして、やるという話があつたのでありますけれども、まだその実現を見ないわけであります。
私が賛成いたしかねるという理由の第一は、この法案の趣旨の根柢に医療保健に対する國庫の負担を減少するという意図が含まれておると考えるからであるということ、そうしてこの考え方は、いうところの社会福祉の増進の根柢をなすところの健康、或いは文化國家の基盤をなすところの社会全般の健康というものの増進に有害であると信ずるからであります。
國立病院の性格そのものは今更申上げるまでもないのでありますが、性格的に戰後においてこそ、初めて新らしい憲法の下において、健康にして文化的な國民生活のためとして國立病院が設けられたものと我々は固く信じております。
これが非常に文化的な組合せのし方だというふうに言われまして、私達は遺憾ながらこれを忠実に守つておるものの一人であります。
それらのことはあまり影響がないということでありまするが、今日日本は平和國家、文化國家として世界に立とうとする際でありまするから、よろしくこれらの法案を全廃するというところへ持つて行かれるのが正当であります。この辺に対する政府の御見解を承りたいと存じます。
しかしながらいわゆる藝術品というものは、今日の文化日本建設の上において、特に大きな問題でなければならぬ。ことに観光日本として諸外國の往來がはげしくなるというようなことを考えらるる場合におきまして、この美術品の問題をいかに取扱うかということは、非常な重大な問題であります。
こうした村に公共企業の恩典を、しかも文化の発展に非常に影響のある逓信事業を供與しないことは私どもとしては忍び得ない。そういう趣旨からこの千八百の村を大体目標といたしまして、簡易郵便局法という法律案を御審議願うことになつております。この簡易郵便局法案の精神は、決して昔の特定局の精神ではないのであります。
勿論交通も盛んになりますし文化の交流が非常に旺盛になると思いますから、それでこういう規定についても相当愼重な考慮を必要とすると思うのでありますが、第一に、この弁護士会の自立といいながら、この件に関しますることはすべて最高裁判所でこれを扱うことになつておるのであります。
○日高政府委員 学問や、文化の向上のためには、それに携わる者の自主的な自律的な活動及び創意くふうが必要であることは、文部省も十分認めておりますので、現在の法制において許される範囲においては、できるだけ自治を重んじて行きたいという方針をとつておることは、明言してさしつかえないと存じております。
その当時私もお願いしたことがあるのですが、仙台は東北文化の中心であつて、隣接縣である福島縣も從來たくさんの学生がおせわになつておる。北海道を認めるならば東北七縣でも、たとい人口は少くても、だれが見ても仙台は東北文化の中心になつておる関係上、二つの大学を認めていただきたいという念願を持つておつたのですが、それがどうしてできなかつたのであるか、その辺の事情をお伺いしたい。
併し殊に法体系ということを考えて行きますと、これはあなたのお説では法律を條文化すということは非常に困難ではないか、こういうふうに考えるのであります。この点御見解を…… それから労働組合全体の趨勢から考えて行きますれば、労働組合法がこれは桂さんの言われるように、終戰直後一定の想定の下に作られたものであつたから、不備な点があつたということが三年間で分つたというのです。
それから組織部の下部機関といたしまして文化、調査、宣傳、講演、アジプロ等、こういうものがある。それから管理部の方では作業、営繕、宿舎、給與、糧秣、被服それから日直、こういうものがある。そこでこれらの管理部の方の最初の部長は鬼島という部長でありました。それが今度は次には駒場という中尉になつた。その後任が小山という軍曹になつて來た。こういうふうに私共は考えておるのであります。
ついては中に藝術、文化方面のことも必要だろうということで、結局今朝日新聞におられるとか聞く石川雅男氏、元中尉、それから松本少尉、田辺中尉そういうような方、それから薬剤の某中佐、これは文化方面を担当することになりました。そうして一應顔ぶれができたのでありまして、そうしますと新聞を出せ、結局いわゆる壁新聞なるものが初めて発行されたのであります。併しソ側の方は、そんなものは壁新聞ではない。