1949-05-12 第5回国会 参議院 本会議 第25号
第二に、満年齢によつております諸外國の慣行や國際的統計とも合致いたしませず、國際的文化交流その他國際生活に支障を來すことになるのであります。かような不都合を省きまして、本法律案は数え年年齢計算を廃止して、將來は原則として明治三十五年の法律によりまして、即ち満計算、換言すれば年数又は月数によつて年齢を言い現わすようにしようとするのでございます。
第二に、満年齢によつております諸外國の慣行や國際的統計とも合致いたしませず、國際的文化交流その他國際生活に支障を來すことになるのであります。かような不都合を省きまして、本法律案は数え年年齢計算を廃止して、將來は原則として明治三十五年の法律によりまして、即ち満計算、換言すれば年数又は月数によつて年齢を言い現わすようにしようとするのでございます。
さらに労働基準法において規定しておりますところの、労働者が人たるに値する生活を保障するためには、現在の給料に対する先取特権の規定ではまだまだ不十分なのでありまして、抵当権や税金に対してもこれを優先するというような規定に改めない限りは、憲法にいうところの健康で文化的な最低限度の生活を保障するというこの規定が空文に帰することになるのでありまして、從いまして、近い將來においてこの先取特権の規定を改正する場合
私どもは、今後日本の封建性を拂拭いたしまして、民主的な文化的な生産力を増強して、國民に十分な食糧を供給するところの理想的な農村建設のためには、地主を反感憎惡の念をもつて徹底的に撲滅して、これを泣かして胸がすいたというような消極的な考え方では、絶対に協同農村の建設はできないと思います。
このために國民の生活水準の向上は容易に望まれないばかりでなく、他面、わが國の経済復興計画の樹立と実施に著しい困難を與えており、更に婦人解放、母性文化の向上に対しても大きな障碍をなしていることが認められる。よつて政府は、本問題に関して次の如き対策の必要なことを國民に徹底せしめるとともに、近く政府が設置しようとする人口問題審議会においても速かに積極的具体策を決定すべきである。
現在無駄に放流されておるエネルギーを生産財にかえて、アルミニユーム、肥料その他の科学製品の生産を増強するとともに、農村電化の普及発達をはかり、食糧の増産と農村生活の文化的向上を促進することは、目下の急務であると存じます。
○参事(寺光忠君) 廣島平和念都市建設法と、それから長崎國際文化都市建設法の二件は、両院を通過いたしましたのでございますが、憲法上の疑義が出まして、衆議院におきまして、本日議院運営委員会で、本件は憲法第九十五條の特別法であるということを決定いたされたのであります。
昭和二十四年五月十二日(木曜日) 午後一時十九分開会 本日の会議に付した事件 ————————————— ○理事の辞任及び補欠の件 ○議案の付託に関する件 ○廣島平和記念都市建設法及び長崎國 際文化都市建設法に関する件 ○公安條例に関する緊急質問の件 ○会期延長の件
そこで廣島の平和記念都市建設法、長崎の文化都市建設法、この二つの法案は國会において議決した、よつて國会法第六十五條によつて送付する。これにつけ加えてこの法律は憲法第九十五條の特別法であるから地方自治法第二百六十一條によつてこれを内閣総理大臣に通知する。こういうことで二つの義務を果したいと思いますので、そういう取扱いを議長がすることにいたしてさしつかえないか。
○説明員(横大路俊一君) これも或いは文部当局の方がお答えすべき問題かと思うのでありますが、私が法案を準備しますときに、文部判の人と連絡して知つている限りを申上げますと、昭和二十三年の十月に教育刷新委員会の総会がございまして、そのときにいわゆる低俗文化、低級な風俗の文化という意味でありますが、低俗文化を排除するという問題について決議をいたしておりますが、それの前書によりますと、こういう問題は國民大衆
從來から外務省の官制におきましては、「外國ニ関スル政務ノ施行」というような言葉が使つてありまして、この政務という言葉は政治、経済、文化その他各般にわたる事務を含んでいたのであります。
○梨木委員 もう一点第四條の第二項に「人権擁護委員の定数は、その土地の人口、経済、文化その他の事情を考慮し、法務総裁が定める。」となつておりますが、これはやはり法律できめた方がよいと思うのであります。総裁が專断的にきめるというようなやり方はきわめて非民主的だと思うのでありますが、これはいかがでしようか。
それはまああなたの見解通りでよろしいけれども、しかしこれは單に信條の問題でなくて、労働組合というものは文化サークルなんかと違つて、労働する場所における組織であり、生活を守るための組織であるということになれば、そこの何万人の労働者の中で、自分の信條が合わぬからここの工場に働けないということになれば、就職の機会均等という問題で憲法の條文にやはり違反して來る。
一つの任意の文化サークルに、同じ趣旨を伴うものでなければ入れぬと言うならいいけれども、労働組合はそういう性質のものでないと思う。その点で法務総裁は、労働組合を何かそういうサークルみたいなものと混同しておられるように思うけれども、その点はつきりさしていただきたいと思います。
そういう意味から行きまして、私は社会的にも、経済的にも、あるいは文化的にも、労働組合の役割というものはかくあるべしということを明確にうたうべきが、本法の第一條であろうと考えますが、この点についてもう一度大臣の見解を承つておきたいと考えます。
高層なるビルディングを建築し、文化のさきがけである電氣の発電設備をいたし、海底トンネルを掘るという工事のごとく近代科学の精粹を採用し、又この事業といたしましても近代の有力な事業の一つであることは疑いないにも拘わらず、何故にかかる古い思想に支配されなければならないか、特定の情実によつて優ばれるところに、内には親分、子分を云々する声を聞き、外には忌わしい請託或いは特殊の恩惠による仕事庇護というようなものが
たとえば新聞雑誌その他のことによつて徹底させると言いましても、現在の文化の程度でそれは不徹底に終り、またそれらを十分に利用することは資金が許さない。こういう観点からビラ戦術というものが常識的に使われておるのであります。しかもそのビラにつきましては、このごろの紙の不足、あるいは紙の價格の高いこと、こういう点から勢い古新聞等を利用しなければならぬのは、当然なる帰結なのであります。
その次にお尋ねいたしたいのは、大体廣告物法によるところの廣告者の問題でございますが、廣告者を本案によつていろいろ制限し、美観を阻害し、あるいは公共の危険をおかすという條件によつて制限をされようとしておりますが、これらのことは民主的な日本の文化國家を建設しようとする國民に対しては、みずからの責任において、こういうことをやらせるように法律をつくるべきものじやないかと私は思うのであります。
しかしながらその点につきましては、ただいま坪内ハ郎委員からきわめて熱心なる御請願もありまして、郵便物が二日も三日もかかつて到着するということでありましては、まことに御趣旨の通り、文化にも遠いと申さなければなりませんので、十分私どもとしては再度調査をいたしてもらうつもりであります。ただ熊本通信局からは、定員一名の増員になることは、現在のような情勢において困難である。こう申して來ておるのであります。
この壱岐もやはり非常に離島であるがために、文化の恩恵に恵まれることを非常に少く、最近では壱岐、対馬の両島が文化の恩恵に浴してないという一つの理由のもとに、他縣に轉縣運動をまき起しておるというような実情にあるわけであります。私は昨年八月この轉縣運動を調査して参つたのでありますが、これも一つの原因になつておるのでございます。
かくのごとく中津町においては、電話の機能低下のため支障を来すことが多く、官民ともに苦情を訴えているのでありますが、中津町は恵那郡下第一の戸口を有し、また政治、産業、経済、教育、文化の中心地として、逐年発達膨張し、現在官公署、学校、病院、重要会社工場、文化施設等が所在し、電話の必要度は日々高まりつつあるのであります。すみやかにこの目的の達成せられんことを当局に切望いたします。
昨年十月の二十日に再びナホトカの第一分所に入りました際、第一分所の文化部という民主グループによつて組織されたグループが参りまして、紙芝居をやるから外へ出て呉れという話であつたのであります。
それから山岡さんが文化部長をやつておりました。はつきり記憶にありませんが。
午後三時二十六分散会 —————・————— ○本日の会議に付した事件 一、常任委員長辞任の件 一、常任委員長の補欠選挙 一、廣島平和記念都市建設法案 一、長崎國際文化都市建設法案 一、極東委員会よりの農地改革の指 令に関する緊急質問 一、法案の提出見込に関する緊急質 問 一、中國との貿易関係に関する緊急 質問 一、日程第一 観光事業の振興に関 する決議案
○國務大臣(林讓治君) 現下観光事業の振興は、國際文化の交流、國際親善の増進と、貿易外收入の増大に寄與すること多大なものでありまして、我が國の現状から見て、極めて意義深いものがありますので、観光施設の整備、接遇の改善を図り、外客誘致の促進に遺憾なきを期したいと存ずる次第であります。
○議長(松平恒雄君) この際、日程に追加して、廣島平和記念都市建設法案及び長崎國際文化都市建設法案(いずれも衆議院提出)以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
————————————— 本日の会議に付した事件 ○廣島平和記念都市建設法案及び長崎 國際文化都市建設法案の委員会審査 省略要求の件 ○法案の提出見込に関する緊急質問の 件 ○請願及び陳情の取扱いに関する件 ○委員長の補欠に関する件 ○職員任用の件 ○会期の件 ○議案の付託に関する件 ○炭坑ストライキに関する緊急質問及 び税金問題に関する緊急質問の件 ○ウイリアムス國会対策課長との会談
○参事(寺光忠君) 昨日廣島平和記念都市建設法案及び長崎國際文化都市建設法案の二件を衆議院で可決いたしまして、そうして衆議院の院議を以て、参議院における委員会審査を省略せられたいということを附けて参りました。
それで私の考えとしましては、そういうふうな委員はやはり民主的に選挙せねばならん、併しこれを一般フリーな普通選挙のように選挙するということは困難なので、教育團体とか、学術團体とか、文化、産業、労農、宗教、社会事業、青年、婦人或いはPTA、そういう社会團体がありますから、そういうふうなものの中で協議して、そうして民主的に浮び上つた人の中で再び練つてこういう委員を選挙して行くようなやり方をすると私は非常に
例えば文化團体、或いは社会事業團体の中に婦人團体を含めたおつもりかも知れませんですけれども、これは私はどこに行きましても婦人團体というものは存在しておるのでございますし、そうしてその土地の代表的な人たちがそれを應援しておるという実情から、婦人團團体という項目は労働組合、その他公共團体、或いは社会事業團体という所に列べて婦人團体というものを條文の中に入れて頂きたい、そういうふうに考えるわけでございます
要するに今日の國家の課題であります平和な或いは文化的な再建途上にある立場から考えて見まして、老いも若きも、或いは男も女も思想、感情といつたものを同一方向に一致するような機会、いわば教養の場というようなものを明確に取上げまして、國家がこれを推進するといつたようなことによりまして、地区そのものがこの法案の趣旨に副うて方向付けられるというようなことが非常に意義あるものと、かように考えたわけなんであります。
○柏原政府委員 戰爭を放棄いたしましてから日本が文化國家として立つて行くのであります。かつて世界から日本は好戰國民だ、戰爭が上手な國民で、ほかに能がない國民のように外國から誤解されたこともありますが、すでに一枚看板のように誤解されておつた戰爭がなくなつた今日、日本民族としては何で行くかといえば、文化國家として立つて行くのであります。
○小宮参考人 もちろんそれは一國の文化行政の問題だと思います。なまいきを言うようでございますけれども、私も單に洋樂がいいとか、邦樂が悪いとかいうふうな、そういう立場からでなくて、日本のこれから先の文化國家として進展して行く上に、こういうふうなことをする方が必要だというふうな意味で、実はそういうことを考えたのでありす。
————————————— 本日の会議に付した事件 裁判官彈劾法の改正に関する件 法案の付託委員会に関する件 廣島平和都市建設法案及び長崎國際文化都市建 設法案の取扱いに関する件 公聽会開会承認要求に関する件 政府提出予定法案に関する件 —————————————
○土井委員 この問題はさきに廣島の平和都市の問題と関連して、長崎の文化都市に対する内容と、それぞれこの委員会で議論されているわけであります。從つてあまり長く時間をかけないで、これを決定していただくことがいいと思いますので、私は法律案に対して賛成いたします。
○大村委員長 次は廣島平和記念都市建設法案に関する件、並びに長崎國際文化都市建設法案に関する件、両案を一括して御協議を願いたいと思います。
○石田(一)委員 理由はせんだつて聞いたのですが、少くとも労働組合のあり方、あるいは自主的な、民主的な責任性を持たせるためにという、実に文化的なこの規定、法律を改正なさろうとする政府が、その第一條の第二項の但書で、現行法においては何らこういうものがなかつたものを、突然、刑法においても使用していないところの暴力という言葉をここに用いて——しかも昨日の公聽会の意見では、暴力という言葉はまことに解釈のしにくい
輸入塩の品質につきましては、何樣現在非常に塩が足りませんことでありまして、関係方面の非常な好意によりまして輸入を仰いでおりますので、まあ文化國家として立派な塩をなめるというふうなことにつきましては、いろいろ機会あるごとに申述べてもおりますので、まあいい塩を選択して入れて頂くように今後とも懇請もいたしましようし、又入つて來た塩につきましては、できるだけ品質を向上させて供給をするということに是非ともやつて
簡單なものですから……そうして頂くと、こういうふうに日本は文化國家なんだから、いい塩を送ろうということになりますから、それをそのうちそのうちと言うと、百年先のこともそのうちに入つてしまうのですから、だから今國会にやるのか、この次の臨時國会にお出しになるのか、そこを一つ御答弁を願います。
それを私の國は文化國家で食塩にも規定がありまして、こういう灰色をした塩は、私共の方では困る。こういう光沢、結晶の状態、それから水分の含有量等を決定して置きまして、それで文化國家水準の國民に配給する塩は、こういう規定だから、こういうものをあなたの方で作つて送つて貰いたいということを、言つてやつた方が、國民が非常にこれは有難い。