1947-07-07 第1回国会 衆議院 本会議 第13号
この点に関しましては、現在供出制度の根本改革の上において檢討を加えておるのでありまするからして、さよう御了承願いたいと思います。 次に、カリ肥料に関する御質問であつたと存じまするが、現在カリ肥料に関しましては、必要量を大体二十万トンと踏んでおります。
この点に関しましては、現在供出制度の根本改革の上において檢討を加えておるのでありまするからして、さよう御了承願いたいと思います。 次に、カリ肥料に関する御質問であつたと存じまするが、現在カリ肥料に関しましては、必要量を大体二十万トンと踏んでおります。
配給組織機構などを改革して、抜本的方途を講ずることをなさず、わずかにやみの密告や、賄賂次第で働く取締りでは、なんの役にも立たぬのであります。いわんや、その利潤の圧縮などを問題にするなどは、はなはだしく不可解なのであります。彼らは、警察に抑えられる、没收される、賄賂もいる。だから、もうけられるときには、うんともうけなければならぬというであろう。
依然、白書に見られる農村事情の項目は、農村を搾取の対象とする供出制度と、何ら食うに足りない、面積の保証のない、分配論上の末梢事であるとも考えられる第三次農地改革を示唆する程度のものであつて、依然農村の実情は、供米と必需物資の不均衡にしいたげられつつ、來らんとする農村恐慌におびえておる有樣でございます。
この構想を懷く私たちは深き内省を要するのであつて、農民の民主化が農地改革によつて達成されるように、漁村の封建制度を打破せられ、眞に働く漁民の幸福が約束されなければならないのであつて、漁民の民主化は、漁場の國有に類した所有權の否認では斷じてないと考えます。
食糧問題も根本的には増産の問題でありますが、この増産の問題のためには、どうしても今までに既に行われておるところの農地制度の改革というものを本当にまじめに行わなければならない。第三次農地改革制度というようなものは空景氣をあげることではない。現に今までの農地制度が忠実に行われているかといえば、これが忠実に行われていないことは世間周知の事実である。
社会党は今日の時期こそ大改革をやらなければならんと考えられておることは、我々は全く同感であります。 先ず、國際関係について御質問をいたします。平和條約の締結、賠償物資の取立て、こういうことを問題にして、今日の國民一般の心構えはどうであるか、又これを指導する政府の心構えはどうであるかについてであります。先程羽仁君がこの点について戰爭責任の追及は足りないと申しました。全くその通りであります。
五は、土地の取上げの禁止、第三次農地改革による全耕地並びに山林原野の農民への交付。生産費を償う適正農産物價格、すなわち工業生産品價格と均衡のとれた價格の設定、農民の民主的方法による自主的供出、農業必需品の完全配給であります。第六には、配給機構を人民管理に移し、そのもとに、各人に対し作業場並びに住居を単位として、生活必需品を現物で支給する。これが大体收入の七〇%ないし八〇%である。
この官僚制度の民主化につきましては、片山総理大臣は施政演説の中におきまして、行政機構の改革と官吏制度の刷新に著手したい。そういうことをお述べになつておりますが、この対策は官僚が作つたのでは駄目であつて、廣く民間、國会の意見を徴しまして、そうして立案実行に当られんことを切望するものでございますが、この点に対する御意見をお伺いいたしたいと思うのであります。
(拍手) それから官僚機構打破の問題について御意見がありましたが、これにつきましては、既にたびたび御答弁をいたしておりまするし、政府におきましては齋藤國務相を総裁といたしまして、行政機構の根本改革、各方面に亘りまするところの行政機構に手を入れまして、根本的に改革しようといたしておるのであります。近くこれに関しまして具体案が出ます。
次に農地調整法による農地改革を断行する途上の地主の問題がありましたが、これは土地革命の進行途上における地主の立場はもとより相当なる窮境でありますが。この点は我慢を願いたいと思います。
第三の條件として供出制度の問題、これの根本的改革をするということはすでに述べられておるのでありますが、現在までの供出の方法は、ややもするとでき上つたものを取り上げるというやり方に重点が置かれておるように思う。これは今少し個人の能率…月給ににおいてさえも各個人の能率給ということを考えておる今日であるが、食糧生産において個々人の能率を加味したような供出の方法を考える必要はないか。
次は、これと関連いたしまして農業技術員の問題でありまして、われわれは、現在の技術員制度が壞滅に瀕する状態にあることを憂えて、この制度を根本的に改革して、その俸給を全額國庫負担といたしまして、待遇を改善することによつて、技術員が單に生産についてばかりでなく、農村の生活一般について、いわば農民のよき伴侶となり得るようにいたしまして、農村の生活と文化を高めるとともに、生産を増強すべきものであるということを
そういう点について、産業民主主義が、発展上において、産業隆盛を來さしむる上において、これまた最も必要なる機構改革の途であるということを感じておるのであります。 またわれわれは文化を発展せしめなければならない。文化日本建設をしなければならないということも主張いたして、これまた國民の共鳴を博することと思うのであります。
從いまして、われわれといたしましては、その供出の部面におきましては、供出制度の根本改革を断行いたしまして、今年の出來秋の米からは、供出の任に当るところの農家が、欣然政府の政策に賛成するよう、きわめて綿密なる、きわめて周到なるところの供出制度の対策を、目下立案中であるので、御了承を願いたいのであります。
國民全体の力によつて婦人の地位がうんと上つて、男子と同等の能力或いは識見を持つて我が國の政治を改革するように、國民運動を展開して戴きたいと私は思うのであります。(「そうだ」と呼ぶ者あり)そういうふうにして初めてここに婦人の立場が一般に十分に認めて來るようになると思います。政府も勿論これに対して努力を拂つておるのであります。
よつて官僚的な独善的な天降り的なやり方を排斥したいと思いまして、今までの官吏道を刷新し、官僚機構にも大きな改革を加えて行かなければならないと考えておるのであります。
この意味において、官吏制度の根本的改革、行政機構の徹底的な官僚化打破にに向つて進みたいと考えております。(拍手)それとともに、力を合わせて國民大衆諸君もみずから起ち上つていただきたい、こういうことが、國民運動を提唱いたしておりまするゆえんであります。 ただ單に精神運動を高調いたしまして、その他の経済政策、その他の生活安定問題について策を施さないというのではないのであります。
外國の歴史を見ますならば、先ほど北村君が言われましたように、文藝復興やあるいは宗教改革、その後におきましても、モンテスキユーあるいはルソー等の幾多の意見が出ておるのでありますが、これと比較いたしまして、明治維新当時において、そういう面に関する意見が述べられていなかつたことを、遺憾に思うのであります。
○國務大臣(齋藤隆夫君) 行政機構の改革につきまして、大体お答えをいたします。 この問題は、前内閣以來の懸案でございまして、内閣に行政調査部を設けまして、各省の知能を集めて、及ばずながら私がその総裁となつて、爾來熱心に研究をいたしております。内外の制度にわたつて廣く研究いたして、希わくは、根本的に中央地方にわたつて、行政機構を改革いたしたいと思つております。
從いましてこの際いろいろと申し上げることによりまして、ただ時日を遷延するのが能でもありませず、かつまた、今後行政機構の改革その他適当の機会に、要すれば再檢討されることあるべしということを考え合わせまして、十分に了承する次第であります。